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ピーカーブー【トリック・アンド・トリート!】


◆キャラクターメイク◆
めかぶ:こんにちはーっ!
めかぶ:雑談をお借りしてゴロゴロダイスを振ってました
ひたち@GM:こんにちはー! 今日はよろしくお願い致します!
めかぶ:よろしくお願いします~!
めかぶ:いや本当に、ずっと遊びたかったんですよ!だから今すごくうれしい!
ひたち@GM:わたしもピーカーブー遊べてとても嬉しいです! やったぜ!
ひたち@GM:そういえば、めかぶさん何度かピーカーブーしてらっしゃいましたっけ?
めかぶ:いやー初めてです!
めかぶ:同じ冒険企画局のシノビガミは遊んだことがあるので、なんとなくシステムになじみはあるかな~…というくらい
ひたち@GM:なるほど! じゃあ今日はプレイヤーさんお二方とも初ピーカーブーなのですね! がんばらねば
めかぶ:ひたちさんは今まで遊ばれたことはあるんですか?
ひたち@GM:システム出てすぐ買ったのにこれで4度目ですねー。もっとあそびたいです
ひたち@GM:最後に遊んだのも何年か前なので、久しぶりにルールブック読み返していました
めかぶ:経験者というだけで十分ですよ…!うらやましい!
めかぶ:あ、そうだ、勝手にダイスをコロコロ振ってしまいまして、
めかぶ:楽しくなって特技まで振ってしまったんですが、決めすぎちゃったような気もしており
めかぶ:セッション開始してから改めて特技は振りなおしてもいいかな…!と思っております
めかぶhttps://character-sheets.appspot.com/pkboo/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY0cjiPAw
ひたち@GM:いえいえ、ここまで振っていただけるとスムーズかなと思います。ありがとうございます
めかぶ:よ、よかった…!
どどんとふ:「高井戸庵」がログインしました。
ひたち@GM:今データ拝見しておりまして、あとは持ち物を決めれば良い感じでしょうか
さささ:おそくなりました!
ひたち@GM:いえいえ、こんにちは!
めかぶ:あっ、こんにちは~!
めかぶ:私のキャラはそうですね、あとは持ち物を決めれば完成です!
さささ:PC再起動しておりました……。こんにちは!
さささ:そしてデータの方はちょっといろいろわからず、ぼんやりとリングとか考えているくらいになってしまっていて
さささ:これ、自分で決めてもダイスでもいいんでしょうか? 基本ダイスです?
ひたち@GM:自分で決めてOKですよー! 迷ったらサイコロ振ってみて決めちゃいましょう。
さささ:おお、では決めたところをちょっと記入してきます!
ひたち@GM:ありがとうございます!
めかぶ:じゃあ、私は持ち物を決めちゃいますね!
ひたち@GM:よろしくおねがいします!
めかぶ:1d6 ダイス!
Peekaboo : (1D6) → 4

めかぶ:【借り】!
めかぶ:! ちがう!
めかぶ:ちがう表を見ていました。持ち物は【オバケタロット】です。
ひたち@GM:オバケタロットがあると「オバケ占い」ができます。《占い》の判定に成功すると、知りたい情報がわかるようになる不思議アイテムですね
めかぶ:すごい便利そう!
めかぶ:キャラシートを更新しました~。年齢はここで打ち合わせたほうがいいかな?と思って未記入です
めかぶhttps://character-sheets.appspot.com/pkboo/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY1sjiPAw 
ひたち@GM:マコトくんは、舞台となるすずなり町の、すずなり南小学校に通っています。学年は5年生か6年生ぐらいでお願いできますか?
米野井マコト:じゃあ小学5年生で!
ひたち@GM:ありがとうございます!
さささ:なんかすごいいつも通りであれなんですけど、ちびっこお狐様を考えてて
さささ:男の子寄りか女の子寄りかは相談して決めようかと思ってます
めかぶ:狐!狐!(好き)
ひたち@GM:きつね! やったぜ!
めかぶ:私は照れ屋さんな男子小学生を想定していました
さささ:かわいい!
ひたち@GM:花千代さんは外見も決めてくださっているので、その体と衣装の効果で「攻撃力+3」「お邪魔+1」のステータスがつきますね
さささ:あ、そうか。了解です。更新します。
さささ:更新しましたー
さささ:そういえばなんか流れで外見まで決めてしまっていた
ひたち@GM:そのうえで、好きなステータスにボーナスポイントを1振っていただくのですが、現在攻撃に振って頂いているボーナスを、今回「お助け」に振った方がいいかなと思います。
さささ:相談して決めた方がいいところありましたら直しますので!
さささ:はい、了解です。ありがとうございます。
さささ:初めてのシステムはあわあわしますね……なんかあったら言ってくださいな!
ひたち@GM:わたしも久しぶりなので、ちょっとやらかしていたら言って貰えると嬉しいです
さささ:おたがいさま!
ひたち@GM:あ、そうだ! さっそくですが、花千代さんは魔力を15点、デフォルトで所持しています
ひたち@GM:これが、何か判定をするとか、「お邪魔」「お助け」などのちからを使うと、どんどん減ります。
さささ:ふむふむ
ひたち@GM:人間の世界でオバケのちからを使うと、魔力を消費してしまうのだなあ。魔力がゼロになると、「バタンキュー状態」となってしまい行動不能となります。260Pのバタンキュー表を振ることになるのでお気をつけ下さい。
めかぶ:たいへんんだ
さささ:GM! 大きなシッポ分で+2になっているので、魔力の最大値は17ということで合ってますか?
ひたち@GM:はい! 衣装修正がはいりますので17です! 失礼致しました!
さささ:どうもです!
ひたち@GM:花千代さんはこれでOKです。ありがとうございました!
さささ:わーい、ありがとうございます!
ひたち@GM:なお、キャラクターシートの【運動】に入っているチェックはダメージ管理用のものなので、申し訳ないのですがGMの方でチェックを外しました。ご確認ください
めかぶ:あ!申し訳ないです。確認しました!
ひたち@GM:あとはマコトくんと花千代さんの出会いを決めたらキャラクターメイクは終了になるかな
さささ:出会い!

◆イノセントとスプーキーの出会い◆
めかぶ:花千代さんがお狐様ですからなー
ひたち@GM:照れ屋でいい子のマコトくんと、花千代さんはどこで出会ったのか……ダイスで決めてもいいし、お二人でご相談してもOKです
さささ:別に社とかにいなくても、野良狐でもいいですよー
めかぶ:表見ても迷っちゃいますね、これw
めかぶ:ダイスを振ってみてもいいですか?
さささ:どうぞどうぞ
ひたち@GM:どうぞどうぞ
めかぶ:2d6 ていっ
Peekaboo : (2D6) → 10[4,6] → 10

ひたち@GM:【継承】!
さささ:おおー
めかぶ:おー
ひたち@GM:もともと誰か別のイノセントと花千代さんが契約していたのですが、何かがあって、マコトくんに花千代さんが受け継がれたのだ
めかぶ:お社が壊されちゃったのかなあ
さささ:なんかちっちゃいお社があって、お世話係みたいなのがあるのかも
めかぶ:あー、なるほど!それで
ひたち@GM:お兄ちゃんやお姉ちゃんから継いだのかもしれないですねえ
さささ:こいつわがままだし……
さささ:お家の関係か、それとも学校の上級生から継いだか
めかぶ:子供なら誰でも見えるってことじゃないんですもんね。
さささ:卒業したら交代、みたいな
めかぶ:家族間より、学校の上級生から引き継いだことにしたいなー!
さささ:ロマン!
ひたち@GM:卒業したら交代して……って代々続いてたんでしょうね。ということは花千代ちゃんは沢山の子ども達を見てきた感じになる……
ひたち@GM:いいぞ……
さささ:男の子寄りか女の子寄りかって考えてたけど、それだと中性がいいかもしれないですね
さささ:はかどってきた……
めかぶ:本人的には性格的にあまり乗り気じゃなかったんだけど、うっかり見えるもんだから引き継ぐことに…みたいな
ひたち@GM:お友達というよりは、神様とお世話係みたいな感じかな。子ども達の間でのみ、ひっそりと受け継がれてきた影の伝統なのだろうか……
めかぶ:子供達だけに伝わる秘密の伝統!
めかぶ:ヒャ~~~~(喜)
さささ:うおお(もりあがる)
さささ:戦前からある小学校ですよ絶対これ
ひたち@GM:いいですね!!!
めかぶ:あれですかね、学校の裏山に小さなお社が建てられてるの
さささ:それーー
めかぶ:たまらないですねー!
ひたち@GM:今回舞台になるのが「すずなり町」という関東某市の山が名所っていうところなのでちょうどいいな
さささ:ばっちり!
めかぶ:すばらしいー!
ひたち@GM:こう……GMはお二人の設定がすごく美味しくて嬉しいぞ……
さささ:はい、大丈夫かと思います。偉そうななのじゃ系かなー
めかぶ:花千代さまのワガママに振り回されたり振り回されなかったり…な感じかと!
ひたち@GM:では、キャラメイクは以上で終了です! ご協力ありがとうございました!
さささ:ありがとうございましたー
めかぶ:ありがとうございましたー!

◆キャラクター紹介◆
米野井マコト:へい!米野井(こめのい)マコトくんです。
米野井マコト:性格は【いいこ】、才能は【スポーツ万能】、弱点は【ドジ】。家族は【書斎】があって、【兄か姉】がいるみたいです。
米野井マコト:ちょっと大人しめで照れ屋の男の子です。特にクラスと女子と話すのは恥ずかしくなってきました。
米野井マコト:家に大きな書斎があって、そこで旅行記とかめくるのが好きです。【兄か姉】は、中学生のお姉ちゃんだと思います。
米野井マコト:学校に伝わるお狐様の伝説や、オバケは正直ちょっと怖かったのですが、見えるもんだから神様のお世話係に任命されてしまった…
米野井マコト:最近はどうにかこうにか慣れてきました。
米野井マコト:こんな感じかなあ
ひたち@GM:ありがとうございます! では、そんなシャイボーイがお世話するスプーキーさんの紹介を、続けてどうぞ!
花千代:こちらは花千代(はなちよ)といいます。
花千代:シッポ族で【爪をとぐ】【しっぽふりふり】が使えます。多分攻撃系に強いはずだ。
花千代:見た目は狐耳と尻尾の生えた性別不詳の和服の子供で、あと顔にお化粧があったり耳にお花を付けてたりする。
花千代:あ、【山や森の獣の体】【大きなシッポ】【するどい牙や爪】を持ってます。
花千代:弱点は【わがまま】。元々裏山の小さな社に祀られていて、子供にお世話されるのに慣れているので!
花千代:まあ見た目通り子供っぽくわがままを言うと思います。そんなに怖くはないよ。
花千代:マコトくんのことは、今回の奴はそこそこ有能なお世話係じゃのうと思ってると思います。
花千代:以上で大丈夫かな?
ひたち@GM:大丈夫です。ありがとうございます!

◆10月28日(金) 学校フェイズ◆
ひたち@GM:ピーカーブーは、1日のながれが以下のように簡略化されており、それに従って進めてゆきます
ひたち@GMhttp://www.bouken.jp/pd/pkb/data/pkb_summary.pdf
ひたち@GM:関東某市、すずなり町。天狗伝説を持つすずなり山が、紅葉でにぎわう季節になりました。
ひたち@GM:すずなり駅から歩いて5分、ちはや商店街では、日曜日のハロウィンイベントに向けて飾り付けの最終チェックが始まっています。
ひたち@GM:あなたもそのハロウィンイベントに、お友達と仮装して繰り出す予定になっています。(もちろん、友達のお家の人も一緒です。夜ですから!)
米野井マコト:ハロウィンの飾りつけをぼんやり見ながら商店街を抜けて、あくびを噛み殺したりします。
ひたち@GM:マコトくん、朝って学校行く前に花千代さまの所にうかがったりしますか?
米野井マコト:はい!ご挨拶するのが日課です。
ひたち@GM:それじゃあ、商店街を抜けて、学校へ行く道をちょっと脇に逸れ、細い参道を登ると、小さなお社があります。
米野井マコト:「花千代さま、花千代さまー、ふああ」お社に向かって歩く。
ひたち@GM:すずなり南小学校が、もっとむつかしい名前だった頃から、そこにそのお社はありました。誰が祀った物かは、もう誰も知らなくなってしまったような。
花千代:では、マコトくんがお社に近づいていくと、屋根の上にちょこんと座って足をぶらぶらさせている子供の姿が見えてきます。
花千代:「む、うむ。マコトか! なんじゃ、我の前でずいぶんと眠たげじゃのう」マコトくんに気付いて飛び降ります。
米野井マコト:「昨日、本読み終わるまで起きてたから…。おはよう」
花千代:「うむ! 今日も一日我のためにはたらくがよいのだ!」わりと今日は上機嫌ですね。
米野井マコト:「はいはい」隅っこに置かれている箒でお社を掃除しはじめます。お世話係に受け継がれし掃除セットだ。
米野井マコト:「花千代さま、聞いてよ。俺、やっぱり仮装しなくちゃいけなくなっちゃって」
花千代:「お? 街の方の祭か?」
ひたち@GM:ちなみに、ここらを束ねる長老オバケの大天狗さまもハロウィンパーティーを企画しており、花千代さんは今晩準備に呼ばれております
花千代:ほうほう
米野井マコト:「そう、商店街のハロウィンのやつ。お母さんがさー、もう衣装用意しちゃったって言うんだもん」
花千代:「よいではないか、人がオバケの格好をするなぞ、実に楽しい祭じゃぞ」
米野井マコト:「花千代さまもくるの?」
花千代:あ、そしたら商店街の方には行けない感じですかね
ひたち@GM:行けると思います。詳しくは夜の花千代さんシーンで!
花千代:はーい!
花千代:「行く行く! 祭に我が行かなくてどうする。ふふふ、楽しみじゃのうー」上機嫌の理由はその辺のようです。
花千代:「おまけにマコトの仮装も見られるのじゃ! おっと、何の格好をするかは内緒ぞ。後のお楽しみにするぞ!」
ひたち@GM:そんなお話をしていると、ザクザク枯れ葉を踏む音が聞こえてきます。
米野井マコト:「えー、見られたくない……」恥ずかしそうにしたところで、音に気づきます。「…ん?」
大村 まりん:「米野井くーん! やっぱりここにいた!」
花千代:「む」
米野井マコト:「うあ」
ひたち@GM:クラス委員長をやっている、大村まりんです。
大村 まりん:「毎日おそうじしてるのはエライけど、遅刻しちゃうよ!」
米野井マコト:「えっ、うあ、えっ!もう、そんな時間?」
ひたち@GM:彼女はオバケを見ることができないので、マコトくんが毎朝遅く登校してくるのがちょっと心配だったみたいです。
米野井マコト:「で、でも…これは朝の仕事だから…」それまでと一転して、もじもじと小さな声になります。
花千代:「ぬー、神聖なるおそうじよりもほーむるーむの方が大事と申すか! わからぬやつじゃ!」ぷんすか
大村 まりん:「じゃあ、私も手伝うから、早く終わらせて学校行こう」
ひたち@GM:しょうがないなあ、と腕まくりをして、まりんは一緒にお掃除を手伝ってくれました。
米野井マコト:「う、うん」目をぱちぱちとして、彼女のペースに乗せられるがままになっています。
花千代:「あっ、こら、きちんと隅々まで! こら! これだから我の声が聞こえぬ者は!」後ろでぴょんぴょこ文句を言っています。別に罰は当てない。
大村 まりん:「もう、米野井くんってたまにボンヤリしてるから心配だよ。宿題やってきた? 大丈夫?」
ひたち@GM:というわけで、ここでチュートリアル判定だ!
米野井マコト:おお!
ひたち@GM:昨日算数の宿題を出されているのだ。宿題をやってこられたかどうか《計画性》で判定してみましょう。
ひたち@GM:判定の仕方は、どどんとふと連動することで簡単におこなえるぞ!
米野井マコト:おー!
ひたち@GM:キャラクターシートをごらんください!太字の「特技」の下に、ラジオボタンがいくつかあるのが見えると思います
ひたち@GM:まずは、そのラジオボタンを「判定」に設定してみましょう!
米野井マコト:ポチッとな!しました!
ひたち@GM:ありがとうございます!
ひたち@GM:次に、今回判定に使う「計画性」をクリックだ!
米野井マコト:! なんか連動しました!
ひたち@GM:すると、右側のテキストボックスに難易度を自動的に計算したものが出てきたとおもいます!
米野井マコト:すごい!ハイテック!
ひたち@GM:その中から一番難易度の低いものを選んで判定するので、今回は《読書》を使って難易度10で判定することになりますね
ひたち@GM:「DR」ボタンをポチッとなするのだ! パスワードを要求されますが無視してOKです!
米野井マコト:ふんふん。このDRというやつですね
米野井マコト:うす!
米野井マコト(こめのい・まこと):2D6>=10 (判定:読書)
Peekaboo : (2D6>=10) → 7[3,4] → 7 → 失敗

米野井マコト:………!
ひたち@GM:残念! 宿題をやれなかった!
米野井マコト:すっかり忘れてた!ドジ!
花千代:代わりに本を読んでたんですね
ひたち@GM:昨日夜遅くまで本を読んでいたって言ってましたもんね
米野井マコト:そっちに夢中だったんでしょうね
ひたち@GM:と、イノセントの判定はこのような手順で行います。テックのちからだ。
米野井マコト:チュートリアルありがとうございます!かがくのちからってすげー!
大村 まりん:「米野井くん、もしかして宿題忘れてたの?」
米野井マコト:「あ、あ」すっかり顔が青ざめています。「わすれてた…」
大村 まりん:「もう!」
米野井マコト:「借りた本読んでて…」
ひたち@GM:ホウキをお社に立てかけて、まりんは置いていたランドセルを背負います。
大村 まりん:「米野井くん早く学校で宿題やらなきゃ!」
米野井マコト:「うん……あ、ま。待って!これだけやらせて!」
大村 まりん:「?」
米野井マコト:こちらも慌ててランドセルを背負いながら、社に向かって立ちます。
米野井マコト:ぱん、ぱん、と二拍手。
米野井マコト:「いってきます!」
花千代:「おう。勉学にはげめよ!」手を振ります。
米野井マコト:コクコクとうなずいて、そのまま大村さんと急いで学校に向かいます!
ひたち@GM:なんとか間に合い、宿題もどうにか自分でやっつけられました! 写すのはまりんが許さなかったのだ……
米野井マコト:チャイムの音を聞きながら、涙目で最後の問題を解いたよ!
ひたち@GM:学校フェイズではマコトくんは必ず学校で過ごしますが、花千代さまはその限りではありません。自由行動ができますが、もちろんこの後こっそり様子を見に行く態で学校にいることもできます
ひたち@GM:花千代さんどうなさいますか? マコトくんの様子をうかがいに、学校へ顔出してみますか?
花千代:そうですねー。こっそり行ってみましょう!
ひたち@GM:それでは、マコトくんが頑張ってたあたりで、花千代さんがクラスにひょこっと顔を出す感じかな
米野井マコト:は、はずかしい
花千代:廊下のドアの隙間からちょこんと覗いているのだ。
花千代:「おー、やっておるやっておる。子供は用事が多くてたいへんじゃのう」みたいな感じで
米野井マコト:慌てて計算ドリルに向かっています。
米野井マコト:ギリギリの時間にようやく最後の一問を解き終わる。
米野井マコト:「よかった、間に合っ………あれ」
花千代:「じーっ」
米野井マコト:「あ。え」
花千代:ちなみにクラスに他にオバケが見える子っていますか?
ひたち@GM:このクラスにはマコトくん以外にいませんね。
花千代:じゃあひょっこりと入ってきます。「おお、終わったか。良かったのう」
米野井マコト:ちなみに、イノセントとスプーキーって念話的なやつはできないですよねw
ひたち@GM:ですねー
花千代:「む、これは知っておるぞ。この文字はたしか三じゃ!」こちらは狐の手でドリルを指差したりしてフリーダムです。
ひたち@GM:イノセントは頑張って変わり者にならないようにするか、開き直って変わり者になるしかないのだ
米野井マコト:じゃあしばらく口をパクパクさせたりしたあと、すっごい小声で呼びかけます。
米野井マコト:「が、学校には来ないんじゃなかったの…!」
花千代:「ぬ? 言ったかのうそんなこと」すっかり忘れています。
花千代:「まあ、我が来たくなったのだからしかたあるまい」
米野井マコト:「そ、そんな…、へ、変なことしないでよ!」
ひたち@GM:まりんちゃんが何だか不思議そうに見ているぞ
花千代:「変なこととはなんぞ! 我は……そう、じゅぎょうさんかんじゃ。マコトの様子をおとなしく見るために参ったのだぞ」しっぽを振り振り言います。
米野井マコト:「んむ……」大村さんの視線に気づいて両手でバッと口を隠す。すごい挙動不審だ。
花千代:「というわけで、がんばるのだぞ、マコトよ!」教室の後ろの方にとことこと走っていき、じっと様子をみております。
米野井マコト:「あ、ちょ、う、ううううう………」視線が痛い!「(これだから花千代さまって…!)」
花千代:「ふれーふれーじゃ」何も気にしていない!
ひたち@GM:じゃあ、このあたりで学校イベント表をふってみましょう!
米野井マコト:はーい!
花千代:おお
ひたち@GM:イノセントは、学校であった印象的な出来事を学校イベント表でピックアップして判定するのだ!
ひたち@GM:どどんとふでは「set」の3文字を入力することで判定できるぞ!
米野井マコト:やってみます!
米野井マコト:set
Peekaboo : 学校イベント表(7) → 特に変わったこともなく、おだやかな一日だった。イノセント全員は、【眠気】が1点増える。

米野井マコト:ふつう!
ひたち@GM:今日もいつもと変わらない1日……宿題はなんとか間に合ったし、せいぜい給食にカボチャプリンが出たぐらいだ
花千代:ひとくちおくれ!
米野井マコト:勝手にたべないで!
ひたち@GM:花千代さまに翻弄されながら、なんとか放課後を迎えまます。
ひたち@GM:ちなみに、眠気は30まで溜まると行動不能になってしまいます。夜寝たりすると回復するのでご安心下さい。
米野井マコト:ハーイ!
米野井マコト:ねむいのはつらい!
米野井マコト:そう、何もない一日…多少クラスメイトに小声でしゃべってるのを目撃されたりしたくらい…
花千代:あやしいのう
米野井マコト:誰のせいだ!
ひたち@GM:今日の放課後は、友達と一緒にハロウィンイベントの衣装探しに連れ回されることになっていました。
米野井マコト:序盤にけっこう適当なこと言っちゃいましたが大丈夫でしょうか…!?
ひたち@GM:大丈夫大丈夫! 誘ってきた当の本人、隣のクラスの悠星(ゆうせい)くんがマコトくんのクラスに、行けなくなったと言いに来たのです。
米野井マコト:ほほう!
亀谷 悠星:「米野井ー、ほんとゴメンなぁ。家手伝わないといけなくなってさー」
悠星:「かーちゃんからメール来てよ。お菓子が盗まれちゃったって言うんだよ」
米野井マコト:「お菓子がぬすまれた?」
ひたち@GM:悠星のお家は、ちはや商店街で「かめや」という和菓子屋さんをやっています。
悠星:「あ、狐さまこんちわ」
ひたち@GM:悠星は花千代さまに頭を下げてから続けます。
悠星:「俺もさっきメール見たばっかりなんだけど、商店街でハロウィンの支度してたじゃん?」
花千代:「うむ。苦しゅうないぞ」にこにこ。
悠星:「その時に配るお菓子が、店にあった品物事ぜーんぶ無くなったって」
花千代:「なんと!」
米野井マコト:「えっ、泥棒じゃん!け、ケーサツ呼ばないと…」
悠星:「だからさー、親はそっちに行くから、俺妹の面倒みなきゃで」
悠星:「このままじゃハロウィンできねーよ。困ったなぁ。狐さま、なんとかなんない?」
米野井マコト:「花千代さま…」
花千代:「なんともふらちな者がおるものよのう! まったく!!」ぷんすかぷん。
花千代:「祭の邪魔をする者は我がゆるさぬぞ!」
悠星:「あっ待ってまたメール来た」
ひたち@GM:こどもスマホを見て、悠星くんは大きな声を出します。
悠星:「ええええーっ?!」
米野井マコト:「うあ!」
悠星:「商店街のお菓子、ゼンメツだって!」
花千代:「なんじゃとー!」
ひたち@GM:ちはや商店街には和菓子屋さん、洋菓子屋さんがあり、ハロウィンはその二店舗が中心になって行っているのですが、商店街の他のお店でも、子ども達に沢山のお菓子を用意していました。
米野井マコト:「え、ええ…?大事件じゃん…!て、テレビきちゃうかな」
花千代:「あれが歩くのか?」教室の隅のテレビを見ながら勘違いをしています。
大村 まりん:「ユーセイいま何の話してたの? 商店街がどうしたの?」
悠星:「商店街のお菓子がなくなったんだって。おまえんちもヤバイかもだ」
米野井マコト:「そーいうことじゃなくて……うあう」大村さんが来たのでまた口を押さえる。
ひたち@GM:まりんちゃんが悠星くんの大声を聞きつけやってきました。まりんちゃんの家は、「パティスリーオオムラ」。商店街の洋菓子屋さんです。
米野井マコト:「大村さん、大丈夫?」
大村 まりん:「……なにそれ、ドロボウ?! ゆるせない!」
大村 まりん:「母さんと父さん、沢山クッキー焼いてたのに! わたしお店見てくる! じゃあね!」
花千代:「まったくじゃ! ゆるせぬぞ!」
ひたち@GM:まりんちゃんはとても憤慨していますが、マコトくんたちには手を振って、走って帰っていきました。
悠星:「そういうワケだから、俺も帰るよ。米野井、ほんとごめんな」
米野井マコト:「うう、うん。その、大丈夫。気にするなよ」
花千代:「マコト! このままでは祭があやういぞ! 何とかせねばならぬ!」しっぽが逆立っています。
花千代:「お菓子が! クッキーが! つまみ食いが!」
米野井マコト:「何とかって…なんとかなる?」
ひたち@GM:お菓子ドロボウについて調べるなら、商店街に出向くといいかもしれません。
花千代:「わからぬ! だがそこをなんとかするのがお前ぞ」
米野井マコト:「俺?!」
花千代:「もちろん我も少し手伝ってしんぜる。ほら、はよ動くぞ!」
花千代:ぺちぺちマコトの背中をたたく!
花千代:「まずはどこに行けば良いか知恵を出すのだ!」
米野井マコト:「えー…んんん、えと、待って」考える。「じゃあ、商店街に行ってみよっか」

◆放課後フェイズ1◆
ひたち@GM:放課後フェイズは2サイクルあります。イノセントとスプーキーがそれぞれ1回ずつ判定すると1サイクルが経過します。
米野井マコト:ふむふむ
ひたち@GM:自由行動で何をしたらいいか迷ったら、ここの表を参照してみよう
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1fxDf7KjJCHAzheqlLPJNFlfUZce25TzkFjwiVvU4EV0/edit#gid=0

米野井マコト:今回は「調査」ですかねえ
ひたち@GM:商店街は野次馬や不安げなお店の人達でちょっとざわついていますが、制服の警官がアーケードの出入り口を警戒している程度で通り抜けは普通にできます。
米野井マコト:キョロキョロしながら商店街を眺めています。朝とはずいぶん違う雰囲気だ。
ひたち@GM:マコトくんも、警察官に気をつけるんだよと声を掛けられながら、商店街に入ることができました。
花千代:その後ろをとことこ歩いています。
米野井マコト:「は!はい…」警察官にコクコクうなずく。
花千代:「どこじゃー、ふらちものー」きょろきょろ。
米野井マコト:「でも、花千代さま。犯人がすごい悪いやつだったら、危ないよ」
米野井マコト:「話聞いてー」
花千代:「それはそうじゃのう。マコトを盾にしてにげるか……」
米野井マコト:「なんで!やだよー!」
花千代:「まあ、安心せい。大抵の者には我は見えぬのだ」
ひたち@GM:学校側から商店街に入り、ちょっと歩くと、悠星の家「かめや」があります。さすがにお店の中までは伺えませんが、お店が荒らされている様子はなさそうでした。
花千代:「つまり、大抵の場合は盾にするまでもなくマコトが狙われる」
米野井マコト:「ダメじゃん!ダメだよ!」
ひたち@GM:では、ここで花千代さん、オバケ判定をしてみましょう。
花千代:おおっ
米野井マコト:新たな判定!
ひたち@GM:オバケは人間の世界にいるあいだ、魔力を消費してオバケ判定をすることができます。
ひたち@GM:イノセントと違って、判定の目標値は9で固定ですが、更に魔力を消費しお助け力を使う事で達成値の底上げができます。
ひたち@GM:オバケ判定に消費する魔力は1点です。
花千代:なるほど。振った後でお助け力を使うんですよね?
ひたち@GM:お助けは振る前ですねー
花千代:あ、前か!
ひたち@GM:ただし、今回は理由があって目標値やや低めの7から判定できます。
花千代:やった!
ひたち@GM:オバケ判定はキャラクターシートと連動する仕組みがないので、お手数ですが普通に2D6をロールしていただき、結果を見ます。
花千代:了解です
ひたち@GM:準備ができたら、判定してみてください。お助けを使うようでしたら、花千代さまのお助け力と同点数の魔力を消費します。
花千代:今回はお助けはなしでいきます。では!
花千代:2d6=>7
Peekaboo : (2D6>=7) → 4[1,3] → 4 → 失敗

花千代:なー!!
花千代:魔力1点消費しますーー
花千代:現在16
ひたち@GM:残念、失敗です! 商店街全体にオバケの残り香を感じましたが、詳しくはわからなかった!
花千代:「む!」耳がぴんと立つ。「何か……うむ! わからん!」
米野井マコト:「え!」
米野井マコト:「……何それ」どんよりした顔。
花千代:「ハハハ、何かありそうだが、何もわからんようになったわ!」わからない時も堂々とするのが流儀です。
花千代:「だが、何やら面妖よのう。オバケの気配がしたぞ」
米野井マコト:「えーー。…お店、ふつうにきれいみたいだけど…」お店の中を背伸びしてのぞいている。
米野井マコト:「え。オバケ、いるの?悪いやつ?」
花千代:「それもわからん」
米野井マコト:「全部わかんないんだね」
花千代:「なんじゃマコトは! ならばマコトには何かわかるのか! ほれ!」ぷんぷん。
米野井マコト:「俺、俺は、えっと…えっと……」困ったようにもう一度お店の中をのぞきます。
ひたち@GM:すると、店の中にいた悠星のお母さんがマコトくんに気づきました。
悠星ママ:「あらやだ、マコトくん!」
米野井マコト:「あ、おばさん」
悠星ママ:「ごめんねえ。今日ユーくんと約束してたのに」
米野井マコト:「ううん、大丈夫。その、それより、お店の方が…平気なの?」
ひたち@GM:悠星ママはちょっと丸いからだを揺すって、お店の外に出て来てくれました。
悠星ママ:「店は荒らされてないのよ。レジのお金も無事だしねえ。ほんとに、店にあったお菓子だけ、一切合切なくなってんの」
米野井マコト:「お菓子だけ泥棒…?」首をかしげる。
花千代:「全部ひとりで食べる気なのじゃ! そのふらちものは! ぴー!」うるさい。
米野井マコト:「あ、でも、お金無事でよかったね」
米野井マコト:「それで……」花千代さまにさえぎられる。「……うう」
悠星ママ:「ほんとそうなの! 心配してくれてありがとうねえ」
悠星ママ:「作り置いてたモナカの皮まで持ってかれちゃったんだけどね」
米野井マコト:「モナカの皮?」
悠星ママ:「明後日のハロウィンに配る用のね。餡だけあとで仕込みするつもりだったの」
悠星ママ:「アレまで持ってくとなると、ドロボウ店の奥まで入ってきた事になるのね。それなのに誰もきづかなくって」
花千代:「むっ」
米野井マコト:「へー……」相槌をうちながら花千代さまの方を向く。
花千代:「むむむ……おかしな話じゃ……」考え込んでいます。
花千代:「お菓子だけに……いや、今のはなし……」
米野井マコト:「オバケ、関係ある?俺、なんか聞いたほうがいいことある?」
米野井マコト:「いま何か言った?」
ひたち@GM:マコトくん、ここで《おしゃべり》で判定してもらっても良いですか?
花千代:「い、言ってはおらぬぞ!」首をぶんぶん振る。
ひたち@GM:成功するとあらたな手がかりが掴めそうです
米野井マコト:はーい!
米野井マコト(こめのい・まこと):2D6>=7 (判定:かけっこ)
Peekaboo : (2D6>=7) → 7[1,6] → 7 → 成功

米野井マコト:あ!やった!
ひたち@GM:やった! 成功だ!
花千代:わーい!
ひたち@GM:マコトくんのおしゃべり(聞き上手)によって悠星ママから新たな手がかりが得られるのだ
悠星ママ:「虹屋の防犯カメラに、もしかしたら何か映ってるかもしれないねえ」
花千代:「ぼうはんカメラ! でかしたぞマコト! やるではないかマコト!」ぺちぺち頭をたたきます。
米野井マコト:「防犯カメラ……」一生懸命おばさんとしゃべったのでどきどきしている。
花千代:「お主は意外とやる! わかっておったぞ!」
米野井マコト:「そうかな…?えへへ…俺、才能あるかなあ」
米野井マコト:「探偵とか…」
悠星ママ:「ん? 探偵?」
花千代:「うむ、探偵、よろしい! まあそんなマコトを見出した我ほどではないがな!」えへん。
米野井マコト:「あ、いや、なんでもない!なんでもないです!」首を横にぶんぶん振ります。
悠星ママ:「あんまり危ないことしちゃだめだからね。心配なのはわかるけど、大人に任せときな」
米野井マコト:「うん…でも、大丈夫!ありがとう、おばさん!」
悠星ママ:「どういたしまして。気をつけるんだよー」
米野井マコト:「うん、じゃあね!」手を振って別れます。
花千代:「ご苦労、ご婦人!」こちらも手を振ります。

◆放課後フェイズ2◆
米野井マコト:引き続き調査かな!
ひたち@GM:虹屋さんに向かうなら更にイベントなのだ
米野井マコト:向かおうよ花千代さま!
花千代:そうするか!
ひたち@GM:では、2サイクル目! 電化の虹屋前!
米野井マコト:「花千代さま、花千代さま、虹屋の防犯カメラだって」お店の前にやってきました。
花千代:「ここか! 文明開化のにおいがするぞ!」すんすん鼻をうごめかします。
米野井マコト:「ぶんめいかいか?」
ひたち@GM:「薄型入荷」「家電修理します」「イベント撮影お引き受けします」などのPOPが張り出されていて、外から中を確認できそうにありません。
花千代:「新しくて何やらすごいという意味だ!」若干ちがいます。
米野井マコト:「へー」違いがわからない年頃です。
花千代:「しかし、中は見えんな。これ、開けんか」ドアをぺたぺたと触って調べています。
米野井マコト:「自動ドアじゃないの?」普通に入れるんですかね。
ひたち@GM:自動ドアですね。普通に入って大丈夫です
花千代:では、ぺたぺたした瞬間にドアが反応して開き、中に向かってこけます。
花千代:「ほげ!」
ひたち@GM:花千代さんが触ったのがちょうどセンサーのところだったんだな……
米野井マコト:「あはは」
若い女:「あ、すんません、今ちょっと店長いないけど……なんだ子どもかぁ」
花千代:「不敬な戸めー!!」
若い女:「どした? ミニ四駆の電池でも買いに来たか?」
米野井マコト:「えあ、ちが…ちがいます」首をブンブン横に振る。「ぼ、防犯カメラ…」
ひたち@GM:この大学生ぐらいの、ゆるっとしたニットワンピースを着たお姉さんは虹屋の娘さんで、結婚式などの撮影をしている、わかばさんです。
米野井マコト:絶対美人だ!
米野井マコト:きれいなお姉さん!男子小学生はどうしていいかわかりません!
若い女:「カメラ? カメラつけるの?」
若い女:「ほら、ドア閉まらないから、とりあえず中入りな」
米野井マコト:「は、はい」もじもじしている。
花千代:「ほー……」中をきょろきょろと見回している。
米野井マコト:「花千代さま、防犯カメラ見せてもらうにはどうしたらいいの」
花千代:「事件の話をしたらどうじゃ?」
米野井マコト:「うん」目をぱちぱちさせる。
米野井マコト:「あの、わかばさん。商店街のお菓子が盗まれた事件のことなんですけど…」
米野井マコト:「ここの防犯カメラに、何か映ってるかもしれないって、その、聞いたんですけど」
わかばさん:「あー。ウチもやられたよ。量販店で買った、たいしたことないお菓子だけど」
ひたち@GM:お店の中はわりとオシャレな内装で、テレビが何台かと色々なカタログが置いてあります。わかばさんはお客さん用の椅子をすすめてくれます。
わかばさん:「父さんたち店長連中で、警察に事情話してるところだ」
米野井マコト:子供だけで入るのは初めてなので、ドキドキしながら椅子に座る。
花千代:「大人も頑張っているのじゃなあ」
わかばさん:「なるほどね。データは父さんが持っていっちゃったから、バックアップ取ってあったかな……」
米野井マコト:「見せてくれるんですか!」
ひたち@GM:マコトくん、《パソコン》で判定してみて貰っていいですか?
米野井マコト:はーい!
ひたち@GM:もし難しそうなら、花千代さまにお助けして貰ってもいいかもしれません
米野井マコト:難易度9だから、ちょっとこわいなー!
花千代:お助けするかー?
米野井マコト:おたすけください!
花千代:では魔力を1消費して達成値を1お助けします!というのでいいのかな!
ひたち@GM:OKです!
米野井マコト:では2d6>=9のところが、2d6+1>=9になりまして
米野井マコト(こめのい・まこと):2D6+1>=9 (判定:泳ぐ)
Peekaboo : (2D6+1>=9) → 8[2,6]+1 → 9 → 成功

花千代:やった!
米野井マコト:わーー!よかった!
ひたち@GM:おおおー!
米野井マコト:お助け力に助けられている!
ひたち@GM:わかばさんがレジ脇のパソコンに案内してくれるのですが、あまりにお父さんがファイルをごちゃごちゃにしているせいでバックアップファイルが見つからない!
ひたち@GM:マコトくんが《パソコン》判定に成功したおかげでファイルが見つかるのだ!
米野井マコト:しかも俺だけじゃ成功できなかったのだ!
花千代:なんかてきとうに指差したあたりにファイルがあったとか……
米野井マコト:それだ!
わかばさん:「あー! これか! ありがとね!」
米野井マコト:「すごいね花千代さま、今、どうやって見つけたの?」こそこそ聞きます。
花千代:「うむ? うむ! それはな、神通力のなせるわざなのじゃ」てきとうなことを抜かします。
米野井マコト:「じんつうりき、すごいなー」
花千代:「すごかろうー。マコトも三百年も生きれば身につくぞ」
わかばさん:「どれどれ」
ひたち@GM:わかばさんが防犯カメラのデータを再生します。
米野井マコト:それを後ろから覗き込みます。
ひたち@GM:虹屋さんの防犯カメラは、お店から商店街の通りを見渡せるように設置されています。
ひたち@GM:今朝から早回しでいつもの商店街の風景が流れますが、お昼過ぎぐらいでしょうか。
米野井マコト:「……」真剣なまなざし。
ひたち@GM:むかで薬局と文具カワムラから、風に舞う落ち葉めいて、お菓子達が飛び出して来ました。
米野井マコト:「……え!]
花千代:「おお?」
ひたち@GM:お菓子達は商店街を通り過ぎるつむじ風のような勢いで、駆け抜けていきます。途中で商店街のお店たちからも、お菓子が歩道に飛び出し、虹屋の前を通り過ぎていってしまいました。
わかばさん:「……なんだこれ」
ひたち@GM:わかばさんが、映像を止めて呟きました。
花千代:「お菓子の大脱走なのか!?」
米野井マコト:「ちがうよ!」
米野井マコト:「お菓子が突然逃げるなんて、おかしいし!」
わかばさん:「周り誰も気づかなかったのもおかしいな。お菓子だけにな」
米野井マコト:「…?」
わかばさん:「うん? おかしなこと言ったかな?」
米野井マコト:「はい!」
わかばさん:「ん゛ん゛っ」
ひたち@GM:わかばさんはあまりの空気に、わざとらしく咳払いをしました。
米野井マコト:「花千代さま、謝って!」
米野井マコト:マコトくんは理不尽に花千代さまのせいにしました。
花千代:「お、おう! この度は……なんで我が謝るのじゃ?」
米野井マコト:「なんとなく…。えと、ちがう」
わかばさん:「いいよいいよ謝らなくて。しかし、この映像持ってったとなると、大人連中は警察でどんな空気になってるんだ……」
わかばさん:「警察でマトモに取り合ってもらえるのかなこれ……」
米野井マコト:「あのさ、花千代さま。これ、オバケじゃないの?」こそこそ言う。
花千代:「先の気配といい、それらしくなってきたのう」腕を組む。
花千代:「と、なると、けいさつの方では解決できるものか、怪しいところじゃ」
わかばさん:「んんんん」
ひたち@GM:わかばさんは何やら難しそうな顔をしたあと、マコトくんに尋ねます。
わかばさん:「きみさ、今、『ともだち』と一緒じゃない?」
米野井マコト:「うえ!」
花千代:「なんと」
米野井マコト:「わかばさん、もしかして」目をパチパチする。
わかばさん:「わたしも昔ね、友達がいたんだよ。もう会えなくなっちゃったけど」
米野井マコト:「そう、なんだ…」
花千代:「この者……そうか」
米野井マコト:わかばさんと花千代さまを交互に見ている。
わかばさん:「きみに『ともだち』がいるなら、この件、オバケが関わってるって感じ、しない?」
米野井マコト:「…!」
米野井マコト:「す、する!花千代さ…俺のともだちも、そう言ってる!」
ひたち@GM:わかばさんは、眼鏡をしていない近視の人めいて眼を細め、花千代さんのいるあたりを見ます。
わかばさん:「あーダメだ。見るのは無理かあ」
わかばさん:「こっちはこのとおりだから、オバケのしわざでも、どうにもできないんだ」
花千代:「残念じゃのう」
米野井マコト:「…、……うん」
わかばさん:「でも、もしかしたら、ラルゴのばあさんなら、きみらの力になれるかも」
米野井マコト:「ラルゴのばあさん?」
わかばさん:「喫茶店のおばあちゃん。あのばあさん、私が子どもの頃からばあさんだったし、きみのともだちも見えるはず」
ひたち@GM:一般的に、オバケが見えるイノセントは、子どもとお年寄りに多いとされています。
米野井マコト:「じゃあ、その人に会いにいくよ、俺たち!」
花千代:「うむ。これはますます我々で解決せねばならぬ話になってきたからのう」
ひたち@GM:わかばさんは頷いて、席を立ちます。
わかばさん:「ちょっと待ってな」
米野井マコト:「うん」
ひたち@GM:パタパタと住居スペースに上がって、なんだか物の落ちる音などを立てていたわかばさんですが、しばらくしたら戻って来ました。
わかばさん:「これ持っていって」
米野井マコト:「これって…」
ひたち@GM:わかばさんが、アルファベットの「B」に似た文字が刻まれた石を渡します。アイテムの「オマモリ(P221)」です。
米野井マコト:石を受け取って、ふしぎそうにそれを眺めます。
花千代:「ほほう。なかなかに霊験あらたかなものではないか」
わかばさん:「わたしの『ともだち』がくれた。成長するって意味の、どっかの文字なんだって」
米野井マコト:「わかばさんの、ともだちが……」
わかばさん:「大人が役に立たないのは悪いから、せめてこれぐらいね」
米野井マコト:「ううん、あの、ありがとう」
花千代:「我からも礼を言うぞ!」
米野井マコト:「花千代さまも、ありがとうって言ってる」
花千代:「そなたの『ともだち』はもう見えぬようだが、その者もきっとそなたを覚えて、今でも思っておるじゃろう」
花千代:珍しくきゅっと真面目な顔をして。
花千代:「我らはそうした者じゃ。ずっと覚えておる」
米野井マコト:「あ……」花千代さまの表情に思わず見入ってしまいます。
花千代:にーっとマコトの方を見て笑います。「もちろん、マコトの先々々々々々々々代のその前もずっと覚えておるぞ」
米野井マコト:「ん、うん……」唇を噛んで、花千代さまにコクンとうなずく。
花千代:「ほほう、なかなかに感心な女子じゃ! 花丸をやろうぞ」
米野井マコト:「…あの、わかばさんの友達、ちゃんと、わかばさんのこと覚えてるって」
米野井マコト:「言ってる…言ってます」
ひたち@GM:わかばさんは、びっくりしたように目を開いて、マコトくんを見ます。次に、マコトくんが見ていた花千代さんのあたりを。
わかばさん:「ありがとう、ふたりとも」
米野井マコト:「うん」
花千代:「うむうむ!」
ひたち@GM:目元をちょっとだけこすると、わかばさんは照れくさそうに笑いました。
わかばさん:「さ、暗くなる前に、ラルゴに行っておいで」
米野井マコト:「うん、あの、俺たち、お菓子、返してもらうから!」
米野井マコト:「その、ありがと、わかばさん」
花千代:「さらばじゃ!」
ひたち@GM:わかばさんは手を振って、ふたりを見送ってくれました
ひたち@GM:まだサイクル続いてますので、ラルゴに向かっても良いし、他に調べたいことがあればそちらを当たっても良いのだ
花千代:どうしましょ。ラルゴ行きますか?
米野井マコト:行きますかー
花千代:では行きましょう!
ひたち@GM:では、喫茶店ラルゴへ!
ひたち@GM:お店の前にはレトロな電飾看板。古めかしい佇まいの喫茶店で、普段は大人やお年寄りの人達がよく出入りしています。
米野井マコト:おっかなびっくり店内をのぞきこんでいます。
ひたち@GM:子ども達にとっては、通ったことはあるけど中には入ったことがない未知の建物です。
ひたち@GM:ドアのガラスにはカーテンがかかっており、カウンターに座るお客さんの足が見えている程度です。
花千代:ほほー、と店構えを見ています。
米野井マコト:「花千代さま、ここ、子供だけで入っちゃいけないところだよね」
花千代:「きんきゅうじたいという言葉があるぞ!」
米野井マコト:「きんきゅうじたい?…だと、どうなるの?」
花千代:「普段はしてはならぬこともゆるされたり、されなかったりするのじゃ」
花千代:「今回は事件なのだから、入ってもゆるされるじゃろて。ほら、どーんと行け」
米野井マコト:「うえ、お、押さないで!ゆ、ゆっくり…」などと言いながらおそるおそるドアを開けましょう。
ひたち@GM:カランカラン。ベルが鳴り、少し重たい扉が開きます。
ひたち@GM:中はカウンターと、テーブル席がいくつか。薄暗い暖色系のあかりで、スロージャズがかかっています。
米野井マコト:悪い事をしているような気持ちになって、さっきからどきどきしている。
花千代:「ここはカフェーじゃな! 知っておるぞ。昔とそう変わらぬのう」
ひたち@GM:お客さんはカウンターにスーツの大人がひとりだけ。カウンターの内側には、小柄なおばあさんがいて、コーヒーカップを磨いていました。
おばあちゃん:「おや、いらっしゃい。かわいらしい子がきたねえ」
米野井マコト:キョロキョロと店内を見渡したあと、おばあさんがいることに気づきます。
ひたち@GM:おばあちゃんは、花千代さんの方を見てニコニコしています。
米野井マコト:「あ……」
おばあちゃん:「珍しいねえ、小さいお客さんだ。どれ、取って食やしないから、安心しな」
花千代:「うむ、我が来たぞ!」
ひたち@GM:よっこらしょとおばあちゃんはカウンターから出てきて、マコトくんと花千代ちゃんをテーブル席に案内してくれます。
米野井マコト:「は、はい。えと、花千代さまのこと、見えてるんですか?」
米野井マコト:自分には少し大きな椅子に腰掛けます。足がぷらぷら揺れる。
花千代:ぴょんこと席に着き、しっぽをわさわさと揺らします。
おばあちゃん:「うん。よーく見えとるよ」
花千代:「それはうれしいぞ、媼よ!」にこにこ。
おばあちゃん:「うんうん。私もねえ、久しぶりに可愛い子が店に来てくれて嬉しいよ」
おばあちゃん:「最近のは、携帯の形とかしとるからね、こういう格好の方が馴染みがあるってものさ」
花千代:「かわいい! マコト! ほめられたぞ!」わーいってしてます。
米野井マコト:「かわいいって、嬉しいんだ、花千代さま」
花千代:「うれしいぞ。我は自分のせーるすぽいんとはよく知っておる」
米野井マコト:「せーるす…」目をパチパチ。
おばあちゃん:「それで、用向きはなんだい? コーヒー飲みにきた風には見えないねえ」
花千代:「む。時に媼。最近このあたりでオバケを見かけたことがあったのか?」
花千代:「我らはお菓子行方不明事件について追っているのじゃ。どうやらオバケが関わっているらしいのじゃが……」
米野井マコト:「あ、そう。そうなんです」
おばあちゃん:「そうかい、そうかい。今日の昼過ぎぐらいのアレのことだね?」
おばあちゃん:「見たと言えば見たし、見てないと言えば見てないような……」
米野井マコト:「どういうこと?」首をかしげます。
おばあちゃん:「何か来たのは確かでねえ。「とりっこあとりー」って声が聞こえたのさ」
花千代:「とりっこあとりー」
米野井マコト:「とりこあとり?」
米野井マコト:「……どっかで聞いたことあるような」
花千代:「鳥の子がどうしたというのじゃ?」
おばあちゃん:「何度か聞き返したんだけど、分からなくってねえ。そしたら、「もういいニャ!」って声がして、うちの焼き菓子やら、今度のはろいんでお前さんたちに渡す菓子やら、全部持ってかれてしまってねえ」
花千代:「ふらちものじゃ!」
おばあちゃん:「そうそう、その後、お店にこれが落ちてたんだ」
米野井マコト:おばあちゃんの手元を覗き込みます。
ひたち@GM:カボチャの形をしたカードです。
ひたち@GM:ひっくり返すと、裏に英語と、何だかよく分からない文字がかきつけてあります。
ひたち@GM:オバケ文字みたいです。オバケ判定に成功すると何がかいてあるか読めそうです。
米野井マコト:「英語と…なんだろう、この文字。見たことないや」
米野井マコト:「花千代さま、わかる?」
花千代:えーと、オバケ判定どうしようかな
花千代:さっきの感じだとあれなので、お助け使います。魔力を2消費します。
花千代:今回は目標値9ですか?
ひたち@GM:今回も7でお願いします
花千代:あ、じゃあお助けどうしようかな……!
米野井マコト:事故防止という意味もありますから!
花千代:一応使っておきます。まだ魔力あるし。
花千代:2d6+1=>7
Peekaboo : (2D6+1>=7) → 10[5,5]+1 → 11 → 成功

花千代:わお
ひたち@GM:おー! おめでとうございます!
米野井マコト:おー!
花千代:やったのじゃ
ひたち@GM:花千代さんは、カードの文字を読むことに成功しました!
カードの文面:ハロウィンパーティーのお知らせ
今年は吾輩のオバケ屋敷でハデにやるニャ!必ず仮装して来るニャ!
お菓子沢山用意して待ってるニャ!

花千代:「待ってるニャ!だそうじゃぞ」
ひたち@GM:花千代さんと同じ、シッポ族の間で使われるオバケ文字ですが、ちょっと語尾が独特だったので分かりにくかったようです。
米野井マコト:かわいい
花千代:読み上げます。
米野井マコト:「……あの………」
花千代:「ふふん、この程度我に読めぬわけがないのじゃ」
米野井マコト:「そうじゃなくて! それ、犯人じゃん!」
花千代:「えっ」
米野井マコト:「そいつが、お菓子盗んでるじゃん!」
花千代:カードをもう一度読み直して。
花千代:「このお菓子沢山があのお菓子か!」
花千代:「ぬぬぬ、盗人たけだけしいとはこのことじゃぞ! 何がニャじゃ!」
米野井マコト:「オバケだよね、それ書いたの。えと、オバケが、ハロゥインパーティーをしようとしてるってこと?」
花千代:「そういうことになるのう」
米野井マコト:「だめだよ!盗んじゃ!」
花千代:「まったくじゃ。むう、お灸を据えてやる方法はないものか」
ひたち@GM:◆ここでちょっと説明◆
ひたち@GM:ハグレオバケという悪いオバケは、オバケと人間の間で結ばれた「大協約」という取り決めを無視して、
自分で作ったオバケ屋敷を根城に好き勝手暮らしています。
このカードを書いたのも、そうしたハグレオバケです。

米野井マコト:ほうほう!
花千代:なるほど
ひたち@GM:ハグレオバケを懲らしめるには、そのオバケ屋敷の場所をつきとめ、中へ入らなくてはなりません。
米野井マコト:そっか、確かにこのニャ太郎の居場所がわからないぞ
花千代:それをこれからやるのですな!
ひたち@GM:そのとおり! ですが、放課後フェイズは終了してしまう……よってオバケ屋敷の場所の調査は持ち越しとなります
米野井マコト:むむむ!しかたない!
花千代:そうであった
おばあちゃん:「いろいろ分かったみたいで良かったねえ」
おばあちゃん:「良かったらこれ、おやつに持って帰りなさい。さっき焼き上がったばっかりだよ」
ひたち@GM:おばあちゃんが、カボチャマフィンをマコトくんに渡してくれました。
米野井マコト:「え、あ、あの、ありがとうございます」あわあわします。
花千代:「ほおお、いい匂いがするぞ!」すんすん。
おばあちゃん:「また遊びにいらっしゃい。そっちの子は特に、ひなか退屈だろう?」
ひたち@GM:花千代さまに向かっておばあちゃんは言いました。
花千代:「来る! また来るぞ! ううむ、街にはなかなか良いところがあるものじゃな」
ひたち@GM:手渡されたマフィンは、アイテムとして使う事ができます。食べてもいいけど消耗品なので取っておいた方がいいかも!
米野井マコト:おいしそうだけど、これからの探検のためにとっておこう!
花千代:じゅるり
花千代:がまん!
米野井マコト:がまんだよ!
ひたち@GM:では、おふたりが喫茶店を出たところで、放課後フェイズは終了となります
米野井マコト:はーい!
花千代:はい!

◆真夜中フェイズ◆
ひたち@GM:真夜中フェイズは、イノセントとスプーキーで取れる行動が変わってきます。
ひたち@GM:イノセントは日中の眠気を回復するため就寝するか、《隠れる》で判定して家を抜け出すことで自由行動が取れます。
米野井マコト:隠れるは得意技だ!
ひたち@GM:なお、家を抜け出した場合は1サイクルごとに眠気が1D6増えます。
ひたち@GM:このイノセントの行動によって、スプーキーの取れる行動がちょっとだけ変わります。
ひたち@GM:イノセントがすややかしている時は、スプーキーはランダムで魔法を交換することが可能です。
ひたち@GM:イノセントが起きている時に魔法の交換はできません。自由行動となります。
ひたち@GM:以上をふまえて、マコトくん今夜はどうしますか? もうお休みするか、夜更かしするかをお選びくださいませ!
米野井マコト:自由行動でとれる行動は、放課後フェイズと同じですよね
米野井マコト:まだ眠気1点なので、自由行動に挑戦したいなという思い!
花千代:遊ぼうぞー
ひたち@GM:わかりました! では、マコトくんは《隠れる》で判定しましょう。失敗したらおうちの人に見つかって、外に出られない!
米野井マコト:むむ!がんばるぞ
米野井マコト(こめのい・まこと):2D6>=5 (判定:隠れる)
Peekaboo : (2D6>=5) → 8[4,4] → 8 → 成功

ひたち@GM:成功!
米野井マコト:やった!
花千代:ひゅー!
ひたち@GM:おやすみなさいをした後、こっそりお家を抜け出すことに成功しました!
花千代:ナイスじゃ! じゃあお家の近くで待っていましょうか。
米野井マコト:クローゼットに隠してる運動靴を履いて、窓からこっそり抜け出します。
ひたち@GM:花千代さんは今晩、大天狗さまのお手伝いのため、オバケ集会場まで出向かなくてはならないんですが、そこにマコトくんを連れて行くことができるぞ!
花千代:そういえばそれがあった!
花千代:「おお、来たかマコト!」抜け出したマコトくんを見て駆けてきます。
花千代:「さっそくじゃが、オバケ集会場に行くぞ。こちらにも用事があるからのう」
米野井マコト:「うん、うん」寒さで鼻の頭が赤くなっています。
花千代:「もしかすると、例のニャ太郎の件も何かわかることがあるかもしれん」こちらは元気だ!
米野井マコト:「俺もオバケのふりをした方がいいのかな?」
ひたち@GM:集会場は花千代さんのお社がある裏山を、さらに上までのぼった所にあるお寺です。
米野井マコト:すごい暗くて怖い!
ひたち@GM:マコトくんは花千代さんと契約しているって分かっているので、集会場では危害を加えられたりしないと思います
花千代:あ、それどうなんでしょう<オバケのふり
花千代:なるほど!
米野井マコト:よかったー
花千代:「なあに、どんと構えておるがよい。そなたは我のお世話係なのだからな」
ひたち@GM:ふたりで山道を行くと、家を抜け出したころは寒かったのですが、小さくても山は山。集会場に着く頃には、ちょっと汗をかくぐらいです。
花千代:「ほれほれ、早く来いマコト!」狐ですからぴょこぴょこ山を登っていきます。
米野井マコト:「ま、待ってよー!置いておかないで!」こちらは暗くて怖くて結構涙目です。
ひたち@GM:集会場のお寺から、かがり火の明かりが漏れてきます。
花千代:「おお、着いた着いた。あそこじゃ」
米野井マコト:花千代さまの背中にしがみつくようにしてこわごわついていきます。
花千代:「大天狗さま。花千代今参りましてございます!」元気にごあいさつ。
ひたち@GM:そして、ふたりがお寺の門をくぐり抜けると、大天狗さまがしょんぼりとしながら、自分の像をナデナデしている姿が目に入ります。
ひたち@GM:これでもこう見えて、えてすずなり町を擁する某市全てのオバケを束ねる大長老です。
花千代:「……?」
大天狗さま:「おお、花千代の君……と、そこな子どもは米野井マコトか」
米野井マコト:「はい、米野井マコトです!」
大天狗さま:「よく来てくれたなぁ」
ひたち@GM:やっぱりしょんぼりとした様子の大天狗さまです。
米野井マコト:「はい…えと、何かあったんですか?」
花千代:「なんだか元気のないご様子じゃが、一体何が?」
大天狗さま:「それがのう……聞いてくれるか……」
ひたち@GM:「別のオバケハロウィンパーティーがあるとかで、若いオバケたちはみんなそっちへ行ってしまった……」
大天狗さま:「支度を手伝うてくれるはずの者も、みんなじゃ……」
花千代:「なにー!?」
大天狗さま:「せっかく、人に紛れて騒いでも良い日だと言うのに……今年は洋装のスーツというものを用意したのに……」
花千代:「なんじゃそりゃ、薄情じゃのう! ……別のオバケハロウィンパーティー?」
米野井マコト:「それって、もしかして、お菓子泥棒のじゃ…!」
大天狗さま:「左様、左様。どうも、ここらの者が設けた席ではなさそうでな。ここらの者であれば儂の耳に入る」
大天狗さま:「菓子泥棒とな」
花千代:「大天狗さま。実はこのようなことがありましてな」今日わかったことについてかくかくしかじかします。
ひたち@GM:大天狗さまは、はっぱの団扇を顎に当てて話を聞きます。
大天狗さま:「そのカードとやら、今持っておるかの」
花千代:持ってることにしていいですか!
ひたち@GM:いいですよ!
大天狗さま:「もしあれば、ちと見せて貰えぬかな」
花千代:「はっ、こちらにございます」懐から取り出すよ。
大天狗さま:「どれ。ふむふむ」
花千代:「これを手に入れるにあたっては大変な大冒険がございました! なっ、マコト!」
花千代:※脚色
米野井マコト:「え?えと…、いや……?普通に…?」
花千代:「話を合わせんかー! せっかく大天狗さまにあぴーるするちゃんすぞ!」
花千代:とかなんとか後ろで騒いでおります。
大天狗さま:「謙遜するでない。花千代の君も気位が高いところがある故、供回りも大変だろうて」
ひたち@GM:大天狗様はカードを手にとって、ひっくり返したり文面を読んだりしています。
米野井マコト:「はい、えと、大変です!」
大天狗さま:「うん。正直なのは良いことであるな」
花千代:「ぬぬぬぬぬ」
ひたち@GM:そう言いながら、大天狗さまは掌にのせたカードを団扇で軽く叩きました。
大天狗さま:「破ァ!」
米野井マコト:「わあ!」
ひたち@GM:すると、カードから紫とオレンジの煙が立ち上ります。
花千代:「むっ」
米野井マコト:「花千代さま、花千代さま!あれ!」着物の裾をぐいぐい引っ張る。
ひたち@GM:二色の煙は絡まり合い、アーチをかたどりました。
花千代:「う、うむ。動ずるでないぞ。大天狗さまの、なんかこう、すごいあれじゃ」
大天狗さま:「フゥーム。魔力を注ぐと扉が現れる仕組みの様だな」
米野井マコト:「扉?」
大天狗さま:「このカードは、送り主の領域に行く旅券のような物。オバケが魔力を込めると、こうして扉が出てくるのだな」
花千代:「扉!」
花千代:「ほほー!」
大天狗さま:「つまり、菓子泥棒をはたらき、儂の楽しみを潰した輩はこの扉の先におるわけだ」
花千代:「悪のやからでございますね!」
米野井マコト:「い、行くの?今から?」
花千代:「行かぬのか?」
米野井マコト:「い」
米野井マコト:「……い、い、い、いく」
花千代:「うむうむうむよし! それでこそ我のお世話係じゃ」
米野井マコト:「だ、だって…どうせ行くのわかるし…」
米野井マコト:改めて、扉を見ます。
大天狗さま:「米野井マコトよ。頼まれてくれるのか」
米野井マコト:「は、はい!頼まれます。花千代さまと、行ってきます」
花千代:「行って参ります!」胸を張る。
大天狗さま:「儂は扉をこのままにしておく故、身の危険を感じたらすぐ戻って参れよ」
花千代:「かしこまりまして!」
米野井マコト:「はい!」
大天狗さま:「祭りは大切だが、あたら若い魂が朽ちぬ方が大事ぞ。オバケ屋敷はオバケの領域、花千代の君、米野井マコトしっかり助けてくれ」
米野井マコト:「大丈夫だよ、花千代さま、俺、ちゃんとお菓子とかも持ってきたから」
花千代:「どうです大天狗さま、我がお世話係の頼り甲斐ときたらー」
花千代:「とはいえ、しっかり守るからな。ゆめ油断するでないぞ、マコトよ」
米野井マコト:「うん、わかった」
ひたち@GM:扉の向こうへ踏み出すと、真夜中フェイズからオバケ屋敷フェイズに移行します。
花千代:では行きましょうか。どきどき。
ひたち@GM:お二人がオバケ屋敷の扉をくぐる描写などあればどうぞどうぞ
花千代:では一歩踏み出し、マコトの方を見て手を差し出します。
米野井マコト:「…あ」
花千代:「握っておれ」
米野井マコト:「だ、だいじょ……、うう」ちょっと恥ずかしそうにしてから、そっと手をのばします。
米野井マコト:花千代さまの獣の手をきゅっと握る。
花千代:狐の手できゅっと握り返します。
花千代:「では、参ろうぞ、マコト」
米野井マコト:「うん、花千代さま」
米野井マコト:そう言って、二人で一緒に足を踏み出しました。

◆オバケ屋敷フェイズ◆
ひたち@GM:いよいよ、お菓子泥棒のオバケ屋敷に踏みこんだおふたり。
ひたち@GM:オバケ屋敷はオバケの世界です。ここは、オバケにとって過ごしやすいけれど、人間にとってはちょっと大変なところです。
ひたち@GM:まず、スプーキーはオバケ判定に魔力が要らなくなります! ノーコスト!
米野井マコト:オー!
花千代:わーい!
ひたち@GM:魔法を使うときや、お助けお邪魔を使う時には魔力が必要ですが、判定は魔力の消費なしで大丈夫です。
ひたち@GM:いっぽうイノセントは、オバケ屋敷にいるとどんどん《眠気》が増えます。
花千代:なんと
ひたち@GM:1サイクル経過するごとに眠気が1D6増えてしまうのだ
米野井マコト:すごいいきおいでねむい!
ひたち@GM:しかも、オバケ屋敷で見知らぬオバケに出くわすと、恐怖判定をしなくてはなりません!
花千代:きゃー
米野井マコト:あらあら!
ひたち@GM:《勇気》で判定して成功すればビックリするだけで済むのですが、失敗すると行動済みになってしまう!
米野井マコト:勇気の難易度は8かー!微妙なところです!
花千代:お助けするぞい
米野井マコト:わーい!
ひたち@GM:今回、オバケ屋敷は全部で4部屋ございます。各部屋ごとに「hol」でダイスを振って、出目に対応したイベントをクリアしていただきます。
米野井マコト:ふんふん
花千代:ふむ
ひたち@GM:イベントの中には何も起こらなかったり、戦闘になったり、判定が必要になったりします。
米野井マコト:何も起こらないといいなー
ひたち@GM:最後の部屋に、この騒ぎを起こしたオバケがいます。そこまで頑張って辿り着こう!
花千代:ゴー!
ひたち@GM:それでは、扉をくぐり抜けた先に広がるのはどういう部屋なのか……まずはマコトくん、「hol」3文字で判定してみてください!
米野井マコト:はーい!
米野井マコト:hol
Peekaboo :ハロウィンオバケ屋敷表(7[3,4]) → コウモリが飛び交い、不気味な高笑いが響く通路。特に何も起こらない!誰かが望むなら自由行動を行える。

米野井マコト:ふつうー!!
花千代:よかった
米野井マコト:俺がふると何も起こらないことがおおい!
ひたち@GM:特になにも起こらなかったので、このまま次の部屋に進むか、自由行動を取ることができます
米野井マコト:お買い物とかもできるのかー
ひたち@GM:通路の雰囲気は、ちょうど今の背景画像みたいな感じですね。
ひたち@GM:お買い物はお小遣いがないと出来ませんので、今お小遣いを持っていないマコトくんたちには難しいかなあ
米野井マコト:むむ!じゃあ、とくにやることないかな?
花千代:お小遣い!
花千代:オバケ占いとかはやっても意味ないのかな
ひたち@GM:あ、やってみても大丈夫ですよ。挑戦なさるなら、難易度は7になります
米野井マコト:花千代さまのオバケ占い!
花千代:ノーコストだし試しにやってみましょう。お助けはなしで。
花千代:2d6=>7
Peekaboo : (2D6>=7) → 8[2,6] → 8 → 成功

花千代:やった
米野井マコト:さっすが!
ひたち@GM:おー!
ひたち@GM:ここのオバケ屋敷を作ったハグレオバケについて分かります。
花千代:わーい
米野井マコト:良い情報!
ひたち@GM:ハグレオバケの名前:フファル
【リング】シッポ族
【弱点】《やさしさ》

ひたち@GM:シッポ族のオバケ。見た目は黒い猫。
ひたち@GM:以上です
花千代:にゃーん
米野井マコト:やさしさが弱点…!ねこ!
米野井マコト:ねこ!
ひたち@GM:オバケの弱点が分かると、イノセントは弱点の特技で判定して攻撃することができます。
ひたち@GM:ただ、今回マコトくんは《けんか》で判定の方が難易度低そうかな
米野井マコト:うーん、そうですね
ひたち@GM:ともあれひと部屋目、クリア!
花千代:「むむ、この屋敷の様子、それにカード……ここのオバケはシッポ族、しかも猫じゃな!」看破!
米野井マコト:「へー…。とりあえず、ここには何もなさそうだね」キョロキョロ。
花千代:「しかも優しくされると弱いたいぷと見たぞ!」
花千代:「うむ、次の間に進むのがよかろうのう」
米野井マコト:「やさしくされると…?」首をかしげます。
米野井マコト:「う、うん。行こっか!」
ひたち@GM:では二部屋め! 花千代さん、「hol」と入力しオバケ屋敷表を振ってみて下さい!
花千代:hol
Peekaboo :ハロウィンオバケ屋敷表(7[4,3]) → コウモリが飛び交い、不気味な高笑いが響く通路。特に何も起こらない!誰かが望むなら自由行動を行える。

花千代:またww
ひたち@GM:なんたる僥倖! ただコウモリや笑うジャックランタンがいる通路が続いている!
米野井マコト:特に何も起こらない!
ひたち@GM:なんだこの手抜きオバケ屋敷! 何のサプライズも感じない! 設計者出てこい!
米野井マコト:ww
ひたち@GM:花千代さんは行動済みなので、マコトくんの方で特にやりたいことがなければ、この部屋もクリアです
米野井マコト:しいて言えば、眠気の回復かなあ
米野井マコト:とりあえず特になしで大丈夫です!
ひたち@GM:わかりました! 続いて3部屋目!
ひたち@GM:マコトくん、イベント表をお願いします!
米野井マコト:うす!
米野井マコト:hol
Peekaboo :ハロウィンオバケ屋敷表(4[1,3]) → トンガリ族の妖精がいる。通行料としてアイテムを要求してくる。何か所持しているアイテムを渡すか、〈お話作り〉で判定して成功すればイベントはクリアとなる。

米野井マコト:イベントだ!イベントだよ!
花千代:やったー!
ひたち@GM:やった! イベントだ!
花千代:この場合、マコトくんはもう判定はできないんでしょうか?
妖精:「ごきげんよう、みなさん」
米野井マコト:「わ」びっくり。花千代さまの手を握る力が強まる。
ひたち@GM:マコトくんは、まず「恐怖判定」に成功すればOKです。また、皆さんはラルゴのおばあちゃんからもらったマフィンを持っているので、それを渡せば通れます。
花千代:おお
ひたち@GM:よかった……マフィンに使い道がちゃんとあった..
米野井マコト:ww
米野井マコト:じゃあ、まずは恐怖判定に挑戦してみます!
花千代:「おお、ここの番か」
ひたち@GM:それではマコトくん、《勇気》で判定してみて下さい! お助けは要りそうですか?
米野井マコト:とりあえず解決策は見えてるので、お助けなしで挑戦してみましょう!
米野井マコト(こめのい・まこと):2D6>=8 (判定:読書)
Peekaboo : (2D6>=8) → 10[5,5] → 10 → 成功

花千代:わー
米野井マコト:うおーー!やったよ!
ひたち@GM:成功! 本で読んだことがあるような格好だったから、怖く無かったのかなあ
ひたち@GM:小さい妖精が、こういうコスプレをしています。 http://urx3.nu/zkBU
米野井マコト:うつくしい……!
妖精:[]
米野井マコト:こわい見た目じゃなかったので、びっくりしましたが怖くはありませんでした。
米野井マコト:すぐに平静さを取り戻します。
妖精:「貴方たちも、パーティーへ? 招待状はお持ち?」
妖精:「招待状がなくても、そこは、そうね……分かるでしょ?」
ひたち@GM:暗に袖の下を要求してくるぞ!
花千代:「マコト、マコト、何かないか」肘でちょいちょいとつつき、小声で。
米野井マコト:「何か…ここを通してくれるようなやつ?ええと……」
米野井マコト:困った顔をしながらごそごそとリュックの中をあさります。
米野井マコト:「ハイチューと、あ、おばあちゃんのマフィンがあるよ」
花千代:「でかしたぞ。あれはなかなか美味そうだったが、致し方あるまい」
花千代:「……ハイチューは、後で我にひとつおくれ」
米野井マコト:「もう、しかたないなあー」
妖精:「まあ、素敵なお菓子! 頂戴してよろしいの?」
米野井マコト:「うん、かぼちゃのマフィン。おいしいと思うよ」
妖精:「とっても嬉しいわ。真心と手作りの良い香り。あとでいただきましょう」
妖精:「どうぞ、通ってくださいな」
ひたち@GM:妖精はマフィンを抱えるとふわりと浮き上がり、扉の前からどいてくれます。
花千代:「ありがたや! 通らせていただくぞ」
妖精:「あなた、人間の仮装がお上手ねえ。何族の方?」
ひたち@GM:マコトくんに尋ねたりしている。
米野井マコト:「え?ええと……、ひ、ひともどき族!」
米野井マコト:顔を赤くさせながら適当なことを言っています。
花千代:「なかなか珍しい一族の者なのじゃ」フォロー!
米野井マコト:「そ、それじゃさようなら!ありがとう!」ぐいぐい花千代さまを引っ張って行きます。
妖精:「ええ。パーティー楽しんでらしてね」
花千代:そそくさと立ち去りましょう。
ひたち@GM:3部屋目クリア! しかも今回はアイテムを渡したため、サイクルはまだ途切れていないのだ!
米野井マコト:「俺、人間ってばれたらどうなっちゃうんだろ」ぶるりと震える。
ひたち@GM:1サイクルでパーティー会場へ到達されるとは……やるな……
米野井マコト:イエーイ!
米野井マコト:俺たちさいきょうだから!
花千代:「なあに、我が守って進ぜるぞ」
花千代:えへん!
ひたち@GM:そして開いた扉の向こうでは、思い思いの仮装をした沢山のオバケが宙を舞ったり、歓談したり、お菓子を食べているパーティー会場!
米野井マコト:「わ…、わわわ」たくさんのオバケに目を白黒させます。
米野井マコト:「花千代さま、守ってくれるんだよね」
花千代:「ほおー。さすがに豪華じゃのう」
花千代:「うむ、まあ、出来る範囲での」さすがに数の多さにびっくり。
ひたち@GM:パティスリーオオムラのホールケーキとか、かめやの季節の練り切りとか、おばあちゃんのマフィンとか、コインチョコなどが並べられているのも見つかります。
花千代:「あれが盗まれたものじゃな。美味そう……」じゅるり。
米野井マコト:「だ、だめだよ!あれ、学校のみんなのためのものなんだから」
花千代:「そ、そうじゃった。勝手な盗みはいかん」頭をぷるぷる振る。
ひたち@GM:おっかなびっくり辺りを見渡していると、突然照明が落ちます。
米野井マコト:「うん!みんなに返してあげないと…」
米野井マコト:「…うわ、何?!」
花千代:「おっ?」
???:「レディース! アーンド! ジェントルニャン!」
???:「パーティー楽しんでるかニャ?」
ひたち@GM:暗がりにピンスポが当たり、そこには帽子をかぶって杖を持った猫のすがた!
米野井マコト:「花千代さま、花千代さま!あれ!猫だよ!」指差します。
花千代:「あれがここの主か」
米野井マコト:「は、犯人!」
フファル:「今日から三日三晩、人間どもが子どものために作ったお菓子でどんちゃん騒ぎニャー!」
オバケたち:「「ワオワオ!」」
花千代:「勝手なことを言いおる! オバケどももオバケどもじゃ」
花千代:「まったく、皆誇りとか、そういうのがない……じゅるり……お菓子……」
米野井マコト:「そうだよね、ひどいよ!勝手に盗んでおいて……って、だからー!」
フファル:「んん?! 誰か今、吾輩のワルグチを言ったかニャ?!」
花千代:「はっ、いかんいかん。取り戻して、元の場所に返さねばな」頭ぷるぷる。
フファル:「誰だニャ! 吾輩の魔法でカブ頭にしてやるニャ!」
米野井マコト:「うひゃっ、目が合っちゃった」
花千代:「ぬぬぬぬ」
フファル:「ニャニャニャ……そこの人間の格好をしたやつ!」
米野井マコト:「ひゃ、ひゃあ」
フファル:「怪しいニャ……オバケの魔力が感じられニャいぞ」
花千代:「おっと、悪口を言ったのは我ぞ!」マコトくんの前に飛び出す。
米野井マコト:「花千代さまっ…」
花千代:「人の物を盗んでおいて、よくもまあ堂々としていられたものじゃのう!」
フファル:「人が丹精込めたものには人間の魂が宿るニャ。美味しく魔力が補給できるニャよ!」
フファル:(そうしてパーティー名目で集めたオバケからも入場料として魔力をちょこっとずつ頂くニャ! 吾輩賢いニャ!)
花千代:「美味しく……いやいやいや」ぷるぷる。
花千代:「それに大天狗さまのぱーてぃーも邪魔をしおって! あの方は意外とせんしてぃぶなのじゃぞ!」
米野井マコト:「そうだよ…そ、それに大体、これはお前らのために作られたお菓子じゃないんだからな!」
米野井マコト:「悠星とか、大村さんとか…、みんなのお菓子で…だ、だから、返せよ!」
フファル:「ふぬぬぬぬぬ……さては! お前、人間だニャ?!」
フファル:「いちど吾輩の手に渡ったお菓子ニャ! 取り返したければ吾輩と決闘ニャ!」
米野井マコト:「うあ!」
米野井マコト:「は、花千代さま、ご、ごめん!」
フファル:「吾輩が勝ったら、お前の魂も貰うニャよ~! 人間の子どもは美味しいのニャ!」
花千代:「謝る必要はないぞ。マコトが人間であることは何も悪くはないのじゃ」
花千代:「それに、守ると言ったろうに。我も戦うぞ」
米野井マコト:「うん……!一緒に、戦おう!」
花千代:「我がお世話係りの魂、むざむざくれてやるわけにはいかぬゆえな!」
花千代:「うむ!」
米野井マコト:「お、お、おう!」
ひたち@GM:フファルが、くるくる回転して、二人の目の前にシュバッと着地します。戦闘フェイズが始まる……!

◆戦闘フェイズ◆
ひたち@GM:戦闘フェイズは、プレイヤーが先、NPCが後から行動します。
ひたち@GM:この場にいる三人が行動し終わったら1サイクル経過となり、イノセントは眠気が1D6増えます。
米野井マコト:ふむふむ
ひたち@GM:戦闘時に行える行動は、行動リスト https://docs.google.com/spreadsheets/d/1fxDf7KjJCHAzheqlLPJNFlfUZce25TzkFjwiVvU4EV0/edit#gid=0 の通りです。
ひたち@GM:その中で、
ひたち@GM:《合体攻撃(ピーカーブー)!》についてご説明します
ひたち@GM:これは、マコトくんと花千代さんが未行動で、なおかつフファルの弱点が判明していると行えます。
米野井マコト:おお!弱点さっきわかりましたね!
ひたち@GM:合体攻撃を行うと二人とも行動終了となり、マコトくんは合体攻撃の代償として元気が1減ります。
米野井マコト:ほうほう
ひたち@GM:そう、弱点が判明している!
花千代:えへん
米野井マコト:えらい!
ひたち@GM:判定の目標値はマコトくんが《やさしさ》で判定するときの目標値です。お二人で2d6を振っていただき、好きな出目を2つピックアップしたものが達成値です
米野井マコト:俺が《やさしさ》で判定するときの目標値は9になるぜ!
ひたち@GM:ただし、1が2つ以上あった場合はファンブルとなり、合体攻撃は失敗です。
米野井マコト:なんと!
ひたち@GM:その代わり、1以外でふたりの出目に同じ数字があれば、心が通ったとみなし、ダメージ量が2倍!
花千代:つよい!
米野井マコト:おー!!
花千代:この場合お助けってどういう感じになるんでしょうか
ひたち@GM:お助けも使えますよー
米野井マコト:使ってもらったほうが安心かな…!
花千代:自分とマコトくんと両方に使いたい!とかってできますか?
ひたち@GM:片方だけですね
花千代:わかりましたー
米野井マコト:ふむふむ
ひたち@GM:あとは、ダメージ量は、花千代さんの攻撃力+2d6ダメージになります
花千代:おおー
米野井マコト:武闘派ー!
ひたち@GM:合体攻撃については以上です
米野井マコト:ありがとうございます!了解です
ひたち@GM:まずはマコトくんと花千代さんの手番ですが、先に動くのはどちらでしょう?
花千代:先に魔法を使ってもいいでしょうか。
米野井マコト:どうぞ!
花千代:では、魔法を使う、で【爪をとぐ】使用したいです。魔力を2消費します。
ひたち@GM:了解です
花千代:えーと、1d6サイクルの間自分の攻撃力を2上昇。
花千代:1d6
Peekaboo : (1D6) → 4

花千代:おっし
ひたち@GM:4サイクル継続! つよいぞ!
米野井マコト:すごそう!すごい!
花千代:4サイクル間攻撃力が5になりました。
ひたち@GM:つよい
米野井マコト:いえい!
ひたち@GM:花千代さんの狐の手から鋭い爪が
花千代:鋭い爪をそこらの机でぎぎっと研ぎます。
花千代:「待っておれよ、いずれこいつを見舞ってやろうからのう」
花千代:という感じで。
ひたち@GM:格好いい! では、マコトくんはどうしますか?
ひたち@GM:あっ
ひたち@GM:違う、先に《恐怖判定》してもらわないといけない
米野井マコト:あ!たしかにそうですね!
ひたち@GM:フファルはこうみえてオバケなので、《勇気》で判定をしてみてください
米野井マコト:はーい!
米野井マコト(こめのい・まこと):2D6>=8 (判定:読書)
Peekaboo : (2D6>=8) → 8[4,4] → 8 → 成功

米野井マコト:やったぜ!
ひたち@GM:成功! すごい!
花千代:やったー
米野井マコト:猫ですし、状況も状況なので冷静につとめることができました。
フファル:「ニャんと吾輩を見て怖じ気づかないとは……なかなかやるニャ」
米野井マコト:「こ、こわがってる場合じゃないから…」
米野井マコト:このサイクルの行動なんですけど、「罠をしかける」に挑戦してみたいなと思いまして
ひたち@GM:ほう!
花千代:おお!
米野井マコト:敵の弱点の変更!これで戦況を有利にしたいぜ!
ひたち@GM:弱点の変更はダイスによる完全ランダムになりますが、よろしいですか?
米野井マコト:花千代さまに止められたらやめます!
花千代:いや、いいと思います!
米野井マコト:じゃあ、やってみよう!
花千代:なんかやってみたい
米野井マコト:せっかくだし!
ひたち@GM:わかりました! ではまず、1D6を振って、特技のジャンルを決めましょう
米野井マコト:1d6 へい!
Peekaboo : (1D6) → 5

ひたち@GM:ジャンルは勉強!
ひたち@GM:では、次に2d6を振ってください!
米野井マコト:2d6 いい出目でろ~~~!
Peekaboo : (2D6) → 7[2,5] → 7

ひたち@GM:7! 宿題だ!
ひたち@GM:フファルの弱点が《やさしさ》から《宿題》へ変更されました
米野井マコト:宿題の難易度は…8!1だけ下がりましたw
花千代:やった!
花千代:!
米野井マコト:下がっただけよかったぜ!
ひたち@GM:なぜ宿題に……どんな罠を仕掛けられたんだろうか
ひたち@GM:出口のない人生の問いかけとかされたのかな
花千代:つらい
米野井マコト:ふかすぎる
フファル:「や、やめるニャ……吾輩難しいことを考えるのは苦手だニャ……」
ひたち@GM:みたいな感じに
花千代:「おお、効いておる」
米野井マコト:「や、やったあ!えへへ、自分でもよくわかんなかったけど」
フファル:「ぐぬぬぬぬ……手加減なしだニャ!」
米野井マコト:「お父さんの部屋の本に書いてあったんだ!人生の罠とか、出口のない問いかけって」
米野井マコト:「うわ、くる!」
ひたち@GM:フファルはグルグルとステッキを回します。《びりびり》の魔法をつかうぞ!
ひたち@GM:まずは標的を決めます。1d6で偶数ならマコトくん、奇数なら花千代さん!
ひたち@GM:1d6
Peekaboo : (1D6) → 6

米野井マコト:ぎゃ!
ひたち@GM:魔力を1消費して……攻撃当たるかどうか、オバケ判定だ!
花千代:お邪魔できますか!
ひたち@GM:2d6>=9
Peekaboo : (2D6>=9) → 5[1,4] → 5 → 失敗

花千代:あっ必要なかったw
フファル:「フニャーッ?!」
米野井マコト:よかったw
ひたち@GM:フファルは集中が乱れてうまく当てられない!
米野井マコト:「うあ……」両手で目の前をかばう。「……あれ」
米野井マコト:「やった!さっきのやつ、すごい効いてるみたい!」
フファル:「愛ってニャンだろう……」
ひたち@GM:以上、1サイクル終了!
花千代:「うむ、このまま一気にやってしまうぞ!」
ひたち@GM:サイクルが終了したので、マコトくんは眠気を1d6増やして下さい
米野井マコト:「うん!」
米野井マコト:はーい
米野井マコト:1d6
Peekaboo : (1D6) → 5

花千代:うお
米野井マコト:ぐいっと増えた!
ひたち@GM:眠気が6になりましたので、マコトくんは「だるだる」状態に突入です。判定に失敗するたび眠気が1増えるようになりました。
米野井マコト:で、でもまだやれるし!
花千代:ファイトじゃ!
米野井マコト:がんばる!
ひたち@GM:それでは2サイクル目!
ひたち@GM:おふたりは《合体攻撃!》の構えでしょうか
花千代:そのつもりです!
米野井マコト:ですです!
ひたち@GM:わかりました! 
ひたち@GM:成功失敗にかかわらず、マコトくんは元気を1点消費することになります。まずは、特技ジャンルのどこか一つチェックを入れて下さい。以降、そのジャンルの特技は判定に使用できなくなります。
米野井マコト:はい!
ひたち@GM:例えば、勉強にチェックを入れると、地理の特技から判定することができなくなってしまうので、特技持ってないスロットから潰していくのが良いと思われます
米野井マコト:では、【友達】のジャンルにチェックをいれます。
ひたち@GM:ありがとうございます。では、いよいよ判定です。目標値は現在8です。お助けを使いますか?
花千代:使います!
米野井マコト:お願いします!
花千代:魔力を1消費ー
花千代:あ、どっちに使いましょう。
花千代:どっちでも同じかな。そしたらマコトくんを助けておきましょう!
ひたち@GM:合体攻撃の場合は、全体の難易度が下がるので、難易度が7まで下がります
花千代:あ、そうか。失礼しましたー
米野井マコト:あ、よかった!
ひたち@GM:なので、花千代さんにもメリットがあるのだ!
米野井マコト:やったぜー!
花千代:これはつかわにゃだぜ
ひたち@GM:それでは、おふたりで2d6を振ってみて下さい!
米野井マコト:はい!
花千代:はーい
米野井マコト:2d6>=7
Peekaboo : (2D6>=7) → 7[1,6] → 7 → 成功

花千代:2d6=>7
Peekaboo : (2D6>=7) → 5[2,3] → 5 → 失敗

米野井マコト:花千代さまー!!
花千代:うああん
ひたち@GM:だいじょうぶ! ここから二人の出目を合算して7以上になればOKです!
米野井マコト:でもでもでも!
米野井マコト:あ、そっか!
花千代:そうか、じゃあ6と3de
花千代:で9になるのかな
ひたち@GM:そう! 9になるので合体攻撃は成功です!
米野井マコト:やったーー!!
花千代:やったーー
ひたち@GM:ダメージは魔法の効果も乗るので、5+2d6ですね。花千代さん、振って頂いて良いですか?
花千代:はい!
花千代:2d6+5
Peekaboo : (2D6+5) → 7[2,5]+5 → 12

ひたち@GM:ゲェーッ
米野井マコト:つよい!でかい!
花千代:まあまあかな……
花千代:あ、よかった
ひたち@GM:と、とりあえず、合体攻撃の演出をしよう。(相手は死ぬ)
米野井マコト:(嬉)
花千代:やったね
花千代:せっかく爪をといだので、なんか飛びかかるとかそういうのがしたいかもです
米野井マコト:ダブルキック的な!
花千代:いいですね! 一緒にやろう!
米野井マコト:神様の力をちょっとだけ分けてください!
花千代:じゃあ、背中をちょっと押してあげてから一緒に飛びかかるみたいな
花千代:では、「ゆくぞ、マコト!」軽く背中を押して、力を貸してやる。
米野井マコト:「……っ!」温かい感触と同時、心の奥底から、強い力が沸いてくるような。
米野井マコト:花千代さまが、そばにいてくれるような心地。
米野井マコト:「うん!」走り出します。
花千代:その様子を見て、頷きます。こちらも四足になって走る!
米野井マコト:「う、あ、あああ!」無我夢中で大地を蹴って、フファルに向かって飛び蹴り!
花千代:鋭く鳴き、フファルに飛びかかると爪でひと薙ぎ!
フファル:「フギャッ!」
ひたち@GM:マコトくんの飛び蹴りがフファルの胴体にヒット!
ひたち@GM:更に、爪の一閃がヒット!
フファル:「ウナーッ!」
花千代:とん、と床に着地する。
米野井マコト:受身をとれずにそのままの勢いでごろごろ転がる。
ひたち@GM:神通力の籠もったふたりの攻撃で、フファルの魔力が尽きてしまう!
フファル:「ニャ、ばたんきゅ~ニャ……」
米野井マコト:「うああ、あう」べしゃっと床に倒れて。
花千代:「大丈夫か、マコトよ!」
米野井マコト:「う、うん!俺は大丈夫!」
米野井マコト:「そ、それより…!」
ひたち@GM:魔力が尽きたフファルはコバケ状態になり、かぶっていたトンガリ帽子に埋まっています。
花千代:「こちらも大丈夫のようじゃの」
米野井マコト:「よかった……」
米野井マコト:ホッとため息をついた後、がばっと起き上がります。
米野井マコト:「花千代さま、えと…それで、どうしよう!お菓子…」
フファル:「フニャ……吾輩に二言はないニャ……」
フファル:「吾輩負けたからには、お前らのお願いを聞いてやるのもヤブサカではないニャ」
花千代:「その態度は天晴じゃな。では、このお菓子類を元の場所に戻すのじゃ」
フファル:「ぬぬぬ……さらばおいしいお菓子……」
ひたち@GM:フファルがからだより大きな杖をかついで振り下ろすと、盗まれたお菓子たちがパッと消えてなくなります。
米野井マコト:「うわあ」目をパチクリする。「元の場所に戻ったんだ!魔法みたい…」
花千代:「うむ、よしよし」
フファル:「吾輩魔法使い見習いニャ。修行して、もっともーっと魔力を高めるので次は覚悟するのニャ!」
米野井マコト:「よかったー!これで商店街のイベント、ちゃんとできるや」
米野井マコト:「こら、悪いことはだめだよ……ふああ」
花千代:「そなたも懲りんのう……」
ひたち@GM:お菓子が消えたことで、オバケ達もなんだかテンションが下がったらしくて三々五々と解散していきます。
花千代:「皆! 大天狗さまの方のパーティーもよろしゅうにな!」
オバケたち:「「行けたら行くー」」
花千代:「ああっ、やる気がない!」
ひたち@GM:お二人もオバケ屋敷から出て行くようなら、そこでシーンを切って、エンディングです
米野井マコト:ホッとしたら眠気が襲ってきて、まぶたをこすっています。
花千代:「さて、マコトもずいぶん眠たそうじゃし、我らも退散するか」
米野井マコト:「うん、急に眠くなってきちゃった…。今何時なんだろう」首をかしげたりします。
花千代:「送っていってやろうぞ。……今日はよく頑張ったな。マコト」
米野井マコト:「な、なんだよー急に……」照れくさそうにします。「……がんばったよー」
花千代:にっと笑って、あと何もなければオバケ屋敷を後にする感じで。
米野井マコト:はにかんで、花千代さまと一緒に帰っていきます。
ひたち@GM:では、オバケ屋敷フェイズは終了! 最後におふたりでエンディングだ!
米野井マコト:ハーイ!

◆10月30日(日) エンディング◆
ひたち@GM:こっそり帰ってきたらもう朝方で、マコトくんは土曜日昼過ぎまで眠っていました。それから、悠星くんの仮装衣装を一緒に買いに行ったりして、ついに今日ハロウィンのイベントの日です。
米野井マコト:あっというまに昨日が終わってしまいました!お母さんに寝坊をしかられたりしました。
米野井マコト:仮装をしたりする日だ!
ひたち@GM:大天狗さまのハロウィンパーティーは、大天狗さまが《実体化》の魔法でみんなを人間にも見えるようにして、このちはや商店街ハロウィンに参加するというものです。
米野井マコト:なんと!
ひたち@GM:今日はみんなが仮装しているから、人間の形してればまあ許されるのだ
花千代:そうだったのかー
ひたち@GM:オバケハロウィンは、その後夜通しお酒やお菓子でワイワイやりますが、花千代さまはマコトくんと一緒にいても、みんなに話しかけられたりできます
花千代:やった!
米野井マコト:よかったね!
ひたち@GM:マコトくんはどんな仮装なんだろうなあ。
米野井マコト:有名な小説の例の少年魔法使いです。
米野井マコト:丸めがねをかけて、黒いローブとしましまのマフラーをぶかっと着ています。手には魔法の杖。
ひたち@GM:ああ! なるほどなあ
花千代:ひゃー!
米野井マコト:恥ずかしそうにキョロキョロしたり、うつむいたりしている。
ひたち@GM:海賊っぽい格好の悠星くんが「似合ってるじゃん!」と誉めてくれています。
米野井マコト:「別に、俺はいいよー」と顔を赤くさせている。
ひたち@GM:悠星くんの家にもお菓子が帰ってきたので、ハロウィンできるようになりました。大村さんも魔女めいた格好で、ジャックランタンバスケットを片手に、女の子達で楽しそうです。
悠星:「なんだよー、米野井照れるなよー」
米野井マコト:「ううう。照れてない…
悠星:「あれ? なあ、あれどっかで見たことない?」
米野井マコト:「ん?」
ひたち@GM:悠星くんが裾を引っ張って指さした先には、やたら気合いの入ったコスプレ集団の姿が。
米野井マコト:「………ん?」
ひたち@GM:スーツを来た天狗の格好をした保護者が、色々な格好の子ども達とアーケードに入ってくるところです。
米野井マコト:「……!?」
米野井マコト:あんぐりと口を開けてそれを凝視しています。
米野井マコト:「な、な、な……!?なんで、あの…あれ!?皆見えてる!?」
ひたち@GM:大村さんたちの女子組やお家の人からも、すごいねって言いあっている声が聞こえていますね。
ひたち@GM:みんなに見えているぞ
花千代:じゃあその中で吸血鬼風の格好をしています。黒マント。
米野井マコト:顔が青ざめたり真っ赤になったりしています。
米野井マコト:「……って、こと………は……」
花千代:「おーっ、マコトではないか!」手をぶんぶん振る。
米野井マコト:「は、花千代さま………」
米野井マコト:とぼとぼとそちらに向かっていきます。
花千代:「いやあ、祭は良いのう!」はしゃいだ様子で目をキラキラさせています。
米野井マコト:「花千代さま、何してるの…?」
米野井マコト:「大天狗様のハロウィンパーティーは…」
花千代:「決まっておろう、我らもはろうぃんの祭に参加するのじゃ! これがそのぱーてぃーよ!」
米野井マコト:「………」両手で頭を抱えている。
花千代:「ヨル族風に仮装してみたが、どうじゃ? どうじゃ? 似合わぬか?」
米野井マコト:「え、えと」目をパチパチして、しばらく花千代さまを見つめたあと、
米野井マコト:そのきれいな顔立ちや見慣れない格好にざわざわした気持ちになって、なんとなく目を逸らします。
米野井マコト:「に、似合ってるんじゃないの…よ、よくわかんないけど…」
花千代:仮装をしているとますます性別不詳に見えているはず。
花千代:「そなたのその格好もなかなか良いのう!」そんな様子には気づかずににこにことしています。
米野井マコト:「め、メガネなら誰だかわかんなくなるかなって思って…」
花千代:「我にはすぐにマコトとわかったぞ?」
米野井マコト:「うええ…恥ずかしい……」
花千代:「ま、本日はお世話係とて無礼講じゃ。共に遊ぼうぞ!」人間の手できゅっとマコトくんの手を掴みます。
米野井マコト:「あ……」されるがままにつながれる。
米野井マコト:「いつもの手と違うの、なんか変な感じ」
花千代:「我もじゃ。人の手はなんだか弱っちいが、それはそれで良いものじゃの」
米野井マコト:「そうなんだ……」手をつないでるところをじっと見つめる。
花千代:「さて、どこから行く? 我はとにかくお菓子が食べたいぞ!」
米野井マコト:「えと、そうだなー。まずはかめやに行こうよ。そしたら……いや、えと」
米野井マコト:「ううん、今日は、花千代さまが考えてよ!」
花千代:「そうじゃのう……ああ、あの電気屋の女子のところを訪ねるのも面白そうじゃ」
米野井マコト:「うん!全部、見てまわろーね」
花千代:「我があの時の『ともだち』だとばれたら、きっとびっくりするじゃろうのう。いや、秘密じゃが!」
米野井マコト:「秘密なの?バレないようにできるかな」
花千代:「そこはどうにかするのじゃ!」
花千代:「それから、喫茶店の媼に、そうじゃ、最中も食べたいぞ! それからそれから」指折り数えます。
米野井マコト:それをにこにこと見ながら、ふと思い出す。
米野井マコト:「…あ、そだ、花千代さま、俺、ハイチュー持ってるよ!」
米野井マコト:「おととい、渡せなかったから」
花千代:「ハイチュー!」
花千代:「それはぜひ欲しいぞ。……ああ、そうだ」
米野井マコト:「うん」
花千代:「今日に限っては、そういう時は、こう言うのじゃったな」にっこりと笑う。
米野井マコト:いたずらっぽくにこっとする。
花千代:「『とりっこおあとりーと』!」
米野井マコト:「……ちょっとちがーう!」


ピーカーブー!【トリック・アンド・トリート!】 おしまい


◆たのしかった!◆
ひたち@GM:それでは、長らくのお付き合いありがとうございました! 気づけば始めてから13時間、すっかり真夜中フェイズになってしまいました
花千代:お疲れ様でした!
米野井マコト:いえいえ!たのしいセッションでした!
花千代:とても楽しかった!
ひたち@GM:お二人には、10-マコトくんが持つ特技の数点数の経験点をお渡し致します
ひたち@GM:5点ずつ!
米野井マコト:ワーイ!いただきます!
花千代:いただきます!
ひたち@GM:楽しんで貰えていればさいわいです
花千代:凄く良かったです
米野井マコト:幸せでした……各種サマリーなど、丁寧に用意してくださって本当にありがとうございました!
花千代:サマリーわかりやすかったですね!
米野井マコト:わかりやすかった!セッション中すごい助かりました
ひたち@GM:できることがいっぱいあるけどルルブに索引ないので、サマリーあるととても便利なんですよね
ひたち@GM:今回ハロウィンオバケ屋敷用に、既存のオバケ屋敷イベント表をちょっとだけ手を咥えたりしたのに全然役に立たなくて、こんなイベントあったよってことでtipsに今貼りました
米野井マコト:その節はもうしわけない
花千代:マミーラップ競争いいなあw
米野井マコト:楽しそうw
ひたち@GM:オバケ屋敷でもう少し消耗してもらうはずが、さすがに狐様とそのお世話係のちからには叶わなかったぜ
米野井マコト:神様パワーで安全ルートだったぜ~!!
花千代:あれはすごかった
ひたち@GM:学校でも平穏無事だったし、ご加護あるんだろうなあ
米野井マコト:たしかに……ありがとう花千代さま
花千代:えへん!
米野井マコト:へへー
ひたち@GM:こういうおふたりのやりとりがとても楽しいし層に届いてたいへん
花千代:なんかすごく良かったですよね!
米野井マコト:てれるぜ
米野井マコト:正直EDはいつまででも会話できましたね!
ひたち@GM:あれずっと見ていたい衝動にかられました
花千代:ねー
花千代:遅くなければガンガンやりましたがw
ひたち@GM:このまま一軒ずつ店を回るに任せるかと思ったのですが、さすがに夜が明けかねないので
ひたち@GM:泣く泣くいいところでカットさせていただきました
米野井マコト:そうですねw
米野井マコト:わかばさんやばあちゃんとの再開…!あとまりんちゃんとも絡みたかった!
米野井マコト:しかたないね!
花千代:でもこの余韻がまたいいですよね
ひたち@GM:きっと素敵だろうなあという場面が約束された余韻はあたたかくていいものだ……
米野井マコト:ほっこりしますなあ
花千代:ねー
花千代:というあたりでそろそろ落ちさせていただきます。
ひたち@GM:こちらも、ログを取得してこちらからは失礼させていただきます。
花千代:とても楽しかったです。ありがとうございました!
ひたち@GM:今日はほんとうに、長時間&遅くまでありがとうございました!
花千代:ログ自分でも取っておこう……宝物……
花千代:こちらこそです。素敵な卓をありがとうございました!
ひたち@GM:また何かの機会にあそびましょう!
米野井マコト:はい!ログしばらく読み直しちゃいますこれ