彼は正義感が強く、「悪い人が許せない」と語る純粋さを持ち、君から剣を習っていた。今回の標的は、そんな鬼殺しの少年だ。「鬼のような悪人が許せない」彼は河渡の事務所を襲撃し──行きすぎた正義と、暴力の象徴になった。
日本軍の極秘機密に関わる少女アルファ=オメガ。今でも日本軍の追撃がある中、当の本人はのんきなもので「運命の出会いかも!」。恋バナに花を咲かせ、最近のファッションホロデータに目を通すなど、急に色気づいてきた彼女だが、この初恋は実るのだろうか。
“ジジイ”の本名は定かではない。わかっているのは、レッドエリアで臓器を狩り、組に上納して生活している、人間のクズだと言うことだ。しかし君にとっては金づるだ。その日もショバ代を絞ろうとしたその時、「この鬼どもめ。天罰を喰らえ!」と言い放ち、謎の乱入者とともに上納金を奪い去ってしまった。
◆リサーチフェイズ◆シーンプレイヤー:スイレン
〈社会:N◎VA〉〈社会:ストリート〉目標値8
RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引きました。
【カゼ】正面切っての戦いの開始。敵対勢力同士が相互認知。
RL:現在スイレンちゃんが調べられるのはアルファ=オメガのみです。
RL:他に登場したい方がいれば適宜登場判定を行って下さい。
スイレン:じゃあ、とりあえず他からどうこうある前にアルファ=オメガの情報調べる。
どどんとふ:スイレンが「クラブの3」を捨てました。
どどんとふ:スイレンが「トランプ」の山札からカードを引きました。
三宅 小太郎:あ、すんません、出ます…!
どどんとふ:三宅 小太郎がカードを公開しました。「ハートの5」
スイレン:あ。ごめん、先走った。
三宅 小太郎:<社会:ストリート>生命7+H5=13
どどんとふ:三宅 小太郎が「ハートの5」を捨てました。
三宅 小太郎:いや、手札も金もデスペラードもあるのでなんとかなるなる。
どどんとふ:三宅 小太郎が「トランプ」の山札からカードを引きました。
阿南 トビオ:登場判定しますー
どどんとふ:阿南 トビオが「ハートの8」を捨てました。
どどんとふ:阿南 トビオが「トランプ」の山札からカードを引きました。
阿南 トビオ:<社会:ストリート>生命7+H8=15
RL:シーン登場はOKですが、まずはスイレンちゃんの判定の結果から処理してもよろしいですか?
三宅 小太郎:あいさー。
阿南 トビオ:OKですー
スイレン:はーい。ごめんねー
スイレン:<社会:ストリート>に<生体アンテナ>の効果で+3、感情7+3+3は13なので、アルファ=オメガの項目一番上(12)まで成功。
RL:では、情報開示します。
アルファ・オメガについて
8 ニューロエイジの電脳聖母で、ストリートの有名人。常に日本軍が捕獲のために動いている。
10 現在、日本軍は彼女の捕獲のため、【オーガキラー】と言う協力者との接触を図っている。【オーガキラーについてリサーチが可能になりました】
12 【オーガキラー】に連れられて、オーガキラーの家に向かった痕跡がある。「“オーガキラー”の家」のアドレスを入手しました。【イベントトリガーが引かれました】
スイレン:わあ大変だ。
三宅 小太郎:ワオ…
阿南 トビオ:えれぇことになっとる……
RL:イベントトリガー引かれたので、スイレンちゃんの所にアルファ=オメガから連絡が入ります。
アルファ=オメガ:『スイレンちゃん、大変、大変なの!』
スイレン:「あれアルファ、アルファどうしたの?」ガラパゴスをつまんで耳元にぶら下げてる。
アルファ=オメガ:『で、デートすることになったよー! この前言ってた男の子と!』
アルファ=オメガ:『やっぱりこれって運命かな? 初めてのデートってハグまではOKなんだよね?』
スイレン:「わあ、おめでとう! おめでとう! 最後までOKじゃないかな?」
アルファ=オメガ:『ほ、ほんとかな……どうしよう、ちゃんとした直結用のケーブル持ってきてないよお』
アルファ=オメガ:『わ、わわ、あの子だ!』
アルファ=オメガ:『競争は私の勝ちだったけど、緊張しちゃうよー』
アルファ=オメガ:『とりあえず、また連絡するね! またね!』
スイレン:「がんばってね、がんばってね! こっちはまだゲーム続行中だから!」
スイレン:電話を切る。
RL:通話を切るその直前に、アルファ=オメガの弾むような声が聞こえました。
アルファ=オメガ:「あー! オーガキラーくん! こっちこっち! 大丈夫、今きたばっかり――」
スイレン:「怪しい相手の居所わかったよ! わかったよ!」満面の笑顔で。
スイレン:「それでね、相手になんか兵隊ついてそうなの! 兵隊!」
三宅 小太郎:「コイバナってのは傍で聞いてても和むもんだなぁ、まったく。…いや、内容は全く笑えないんだが」
阿南 トビオ:「へ、兵隊って、親方日の丸の、あれか?」ヤクザ相手にひとあばれできた阿飛も、その単語にはゾッとする様子。
三宅 小太郎:事務所(跡地)での剣呑な雰囲気はどこへやら、能天気にも見えるやる気のなさでにへらーと笑う。
スイレン:「楽しそうだね! ところでオーガキラーで合ってる? 合ってる?」
阿南 トビオ:「ああ、そうだよ。オーガキラー。俺はキラって呼んでたけどな」こわばった表情で告げる。
三宅 小太郎:「鬼殺し、ねぇ。物騒なハンドルもあったもんだ。…で、俺らを襲ったのはそいつ…と言い切りたいトコだが」
スイレン:小走りでもう走り出している。振り向いて。
スイレン:「急いだほうがいいと思うよ! 捕まらなくなっちゃうよ!」
三宅 小太郎:「時代の最先端を走るのがニューロとは言え、何も物理的に突っ走らなくてもなぁ。そう思わねぇかい」
三宅 小太郎:力のない苦笑いを浮かべて、トビオに問いかける。
三宅 小太郎:あ、白夜から受け取ったプラチナム(10報酬点)を、キャスト3人で分けたいのですが。
阿南 トビオ:「走れる足があるなら、走ったほうが良いさ。人もヒルコも、自分の生身で体験するのが一番さ」小太郎にそう返す。
三宅 小太郎:トビオ3、スイレン3、自分4で。1点はほら、取りまとめの手当で。
RL:報酬点の分配了解しました。マージンは小太郎さんが持っていってください
スイレン:「え。だって高飛びでも墨田川でも、そんなに時間ないと思うよ? 思うよ?」
阿南 トビオ:自分の取り分は遠慮します。ヤクザの金を受け取ると後が怖いし。
スイレン:不思議そうなツラして振り返る。
三宅 小太郎:「俺ぁあんまり疲れたくねぇからなあ…ま、それもスタイルかね」
スイレン:じゃ、アタシはそのまま貰っちゃうね!
三宅 小太郎:あいあい。では3点は留保しておきましょう。
三宅 小太郎:というわけで、こっちもリサーチしたい!したい!
阿南 トビオ:リサーチしたいぞー!
RL:ではリサーチを! トビオくんからお願いします
阿南 トビオ:<社会:ストリート>でオーガキラーをリサーチします。
どどんとふ:阿南 トビオが「ダイアの7」を捨てました。
どどんとふ:阿南 トビオが「トランプ」の山札からカードを引きました。
阿南 トビオ:<社会:ストリート>外界7+D7にクィックイヤーの効果で+2、合計16。
RL:全部抜けましたね。開示します。
オーガキラーについて
8 墨田川で拾われて育ったAIの少年。流れ着いた際、日本製カプセルに入っていた。
10 阿南トビオと交流があり、彼の影響で強くなったが、もともと戦闘用AIだったらしく、素養があったと思われる。
12 高い技量と人間離れした身のこなしは、ドラッグを常用しているものであるようだ。
14 【アルファ=オメガ】と接触を図るため、ストリートを徘徊中。
RL:以上です
阿南 トビオ:「アイツ、マキナだったのか……道理で浮世離れしてると思ったぜ」弟弟子について初めて調べたので、明かされた情報に目を丸くしてる。
スイレン:「へえ。楽しそうだね!」
三宅 小太郎:さて、こちらですかね。ジジイについてだから…ストリートかコネ:ジジイあたり?
RL:〈社会:ストリート〉〈コネ:“ジジイ”〉:8,10,12ですね
どどんとふ:三宅 小太郎がカードを公開しました。「ダイアの8」
三宅 小太郎:ではコネ:ジジイで外界4+D8=12を提示。
どどんとふ:三宅 小太郎が「ダイアの8」を捨てました。
どどんとふ:三宅 小太郎が「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:了解です。情報を開示します
ジジイについて
8 臓器狩りで生計を立てるジジイ。筋骨隆々だが性根は生き汚く、強いものに弱く弱いものに強い。
10 自分に対して大きい顔をしていたレッガーに復讐するため、【“オーガキラー”】を利用している。
12 レッドエリアに家がある。「“オーガキラー”の家」のアドレスを入手。
RL:ジジイの情報は以上です
三宅 小太郎:「…よし、こっちも裏が取れた。んじゃあ、遅ればせながらひとっ走りしますかねぇ」
三宅 小太郎:あ、もしよければ3名でチームを組みたい…!
スイレン:OK
阿南 トビオ:組みましょう。
阿南 トビオ:「キラの家か、これも初めて行くんだな。本当に俺って、あいつのことなにも知らなかったんだな」苦い笑みを浮かべてつぶやきます。
三宅 小太郎:「表の顔(ペルソナ)以外なんぞ、知ろうとしなきゃそういうモンじゃねぇかと思うよ、俺は」
三宅 小太郎:「…そうだな、例えば。俺は元警察官、それもブラックハウンドだ、って言ったら信じるかい?」
スイレン:「ブラックハウンドなら信じる! SSSだったらウソだと思う!」
阿南 トビオ:小太郎を正面から見つめ、そしていう。「そうだな、本当か嘘か、そいつを調べる方法もないってのは確かだよな」
三宅 小太郎:「世間の縮図だねぇ…ま、ともかくだ」
阿南 トビオ:「本物の剣豪なら、こんなとき、相手の目を見れば全てを見通すことができるっていうが、俺みたいな“阿飛”じゃ、無理もねえよな」そういって軽く笑う。
三宅 小太郎:「方法も分からないから、まずは走ってみる、ってことか。…やれやれ、肉体労働は勘弁願いたいんだがなぁ…」
三宅 小太郎:ぼやきながら、先行するスイレンに置いて行かれないよう、走りだそう。
RL:全員登場につき舞台裏はなし
◆リサーチフェイズ◆シーンプレイヤー:阿南トビオ◆
チーム宣言中につき全員自動登場可能
RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「マネキン」
【マネキン】魅力的な異性との出会い。愛情が芽生える可能性有り。
RL:トビオくん以外のお二人は、登場判定に失敗して手札を回してもシーンに登場できます。回しますか?
スイレン:回さないー
三宅 小太郎:回し無しで。
RL:三人ともそのまま一緒に行動している感じで宜しいでしょうか
スイレン:うん。
阿南 トビオ:OKです > RL
三宅 小太郎:自分はそれでOKです。
RL:新たにpopしたリサーチ項目については、以下の通りです。
【“ババア”】:〈社会:ストリート、テクノロジ〉:8,10,12,14
【斯波顕家】:〈社会:ストリート、テクノロジ、軌道〉:10,12,15,??
RL:斯波については15以上で上位情報へのアクセス方法が分かります
三宅 小太郎:どちらも狙えそうです。
阿南 トビオ:じゃ、【斯波顕家】を抜いてみます。
どどんとふ:阿南 トビオが「スペードの10」を捨てました。
どどんとふ:阿南 トビオが「トランプ」の山札からカードを引きました。
三宅 小太郎:ではババアをこちらで。
阿南 トビオ:<社会:テクノロジー>+<クイックイヤー>、理性4+S10+スタイル技能2で16、これに報酬点を5点ばかり突っ込み21まで上げる!
どどんとふ:三宅 小太郎がカードを公開しました。「クラブの10」
三宅 小太郎:感情3+装備2=5+C10=15で全抜きに。
どどんとふ:三宅 小太郎が「クラブの10」を捨てました。
どどんとふ:三宅 小太郎が「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:では、まず斯波顕家について情報を開示します。
斯波顕家について
10 日本軍少尉。電脳班所属。対AIスペシャリスト。【“オーガキラー”】を捕獲する任務を負っている。
12 【“オーガキラー”】捕獲のために“ババア”に接触を図った。
15 “ババア”と取引するための場所は隠匿されている。
?? 取引先の隠匿は《完全偽装》の効果であり、《完全偽装》を解除するための神業を使用することで、取引先が分かる。
RL:斯波については以上です。
RL:続いて、ババアについて。
ババアについて
8 ドブさらいやコンバットドラッグ、電脳麻薬の生成・密売で生計を立てるババア。賢いが性根は生き汚く、強いものに弱く弱いものに強い。
10 “ジジイ”を切り捨て、集めた上納金を手にしてレッドエリアを脱出し、報酬などを独り占めするつもりだ。そのために“ジジイ”との連絡ルートを断ち切っている。
12 【“オーガキラー”】に関するデータ解析やカウンセリングを行っており、彼の動向や趣味嗜好は全て把握している。また、【きび団子】などを使ったメンテナンスも担当している。【きび団子】についてリサーチが可能になりました。
14 【“オーガキラー”】を巡って接触してきた日本軍の【斯波顕家(しば あきいえ)】に対し、「“オーガキラー”をうまく使えば、アルファ=オメガも連れてくることができる。もし連れてくることができれば、報酬として自分を軌道に連れて行ってほしい」と逆取引を持ちかけた。
RL:新たなリサーチ項目【きび団子】のポップアップです。
三宅 小太郎:ほんとに桃太郎だった!?
RL:【きび団子】:〈社会:ストリート、テクノロジ〉:8,10 でリサーチが可能です
スイレン:じゃあ、そっちはアタシが割ろっか。
どどんとふ:スイレンが「クラブの4」を捨てました。
スイレン:ストリートで7+3+1+C4は15。
どどんとふ:スイレンが「トランプ」の山札からカードを引きました。
きび団子について
8 “オーガキラー”が常用している、使用者の攻撃性と戦闘能力を高める論理ドラッグ。
10 極めて中毒性が高く、現在の“オーガキラー”はドラッグを供給する“ババア”に従っている。
RL:以上です
阿南 トビオ:「ジジイも大概だったけどよ、ババアの方は論外だな」吐き捨てる
スイレン:「論理ドラッグかあ。効くのかな?」
三宅 小太郎:「お腰につけたきび団子、ひとつ私にくださいな、ってな」
スイレン:「言うくらいならまるごと奪うよね。まるごと」
三宅 小太郎:のんびりした声で音の外れたフレーズを歌った後、声色をはっきりと変える。
三宅 小太郎:「…手を引くならここが潮目だぜ?先に突っ込めば、裏道に迷い込むだけじゃ済まなくなる」
三宅 小太郎:トビオに向けて、冷たい声で。
阿南 トビオ:「……正直、俺もそう考えないではなかったよ。はっきり言って、どいつもこいつも反吐がでそうだ」
阿南 トビオ:「でも、この件は最後まで付き合わせてもらう。どんなに反吐が出そうでもな、自分が関わった奴の話なんだ。その結末を他人任せになんてできねえんだよ」
スイレン:「そっかあ。じゃあ一番最初は譲ったげるね。最初は」
スイレン:てことで、RL。ここで《電脳神》って言えるかな?
阿南 トビオ:「もうキラのやつを助けるのは無理だ、ってぐらいのことは俺にもわかる。だったら、俺が引導を渡す。俺は、あいつの兄弟子なんだからな」
RL:《電脳神》大丈夫です!
三宅 小太郎:「ああ、そいつぁ正しい。正しい在り方だ。途中で折れない限り、いつかキレイなカタナに届く生き方だ」
スイレン:じゃ、アルファの居所を感知する。無理だよねえ。あんな目立つものを隠すの。
三宅 小太郎:何かまぶしいものを見るように目を細めて、頷く。
阿南 トビオ:「キレイなカタナね……そういや、昔の小説家が、こんな言葉を書いていたそうだよ」
阿南 トビオ:「『剣は無情! だが、人は?』ってね」
三宅 小太郎:「生憎、学は無くてなぁ。…ああ、それに返すなら、これか。剣の話じゃあねぇが…」
三宅 小太郎:「銃が人を殺すのではない、人が人を殺すのだ、ってな。いわんや、剣なら…」
三宅 小太郎:「…変な話をしちまったかな。悪い悪い」
三宅 小太郎:誤魔化すように笑って、立ち上がる。
スイレン:「ゲームの話?」
阿南 トビオ:小太郎の言葉を受けて、無言で自分の右手を見つめる。カタナを握る右手を。
RL:アルファ=オメガの位置情報は、オーガキラーたちの住み処からやや離れた場所、かつては工場地帯だったらしい一画でみつかります。
三宅 小太郎:「クソみてぇな現実の話さ」
スイレン:「現実でやるゲームの話だ」
スイレン:「居場所わかったよ? 急ごう? 急ごう?」
阿南 トビオ:「そうだな、ありがとよハッパ嬢ちゃん。小太郎サン、さっさと行こうぜ、足が動いてくれる間は走らねえと、生きてる気分がわかねえからな」そういって、あえて陽気に笑う。
スイレン:わかっているのかいないのか、笑っている。
スイレン:てことで、以上ー
RL:ありがとうございました! クライマックスに入るまえに、いっこルーラーシーンが挟まるので、そこの舞台裏でお買い物したい物があれば購入したりしよう
三宅 小太郎:はーい!
RL:で、クライマックスに入る前にあらためてキャストさんにPSもお渡しだ
RL:ハンドアウトにも書いてあるけど、あらためて
RL:トビオくんには【PS:オーガキラーを消す】
RL:スイレンちゃんは【PS:アルファ=オメガを助ける】
RL:小太郎さんは【上納金を取り返す】
阿南 トビオ:ウッス。覚悟は決まった。
RL:になります。
三宅 小太郎:カネ!カネ!
RL:では、クライマックス前のRLシーンだ