シェアハウスBBT第2話「フランケンシュタインの花嫁」


雑談窓のようす

◆今回予告◆
死んだ筈の存在、関係を絶った筈の存在が立ち現れた時、人は其れを「亡霊」と呼ぶ。
斯く言う私、ヤマモトも其の亡霊だ。
物語の為に未練を残し、常世にしがみつく為に墓から這い出した愚者である。
さて、ひごろも荘には、私の他にもう一人「亡霊」が居る。
彼は、知的好奇心と冒涜と懺悔の果てに幕を閉じた物語の残滓である。
そう、君のことだ――堂島丈二くん。
ひごろも荘のこもごも 第2話「フランケンシュタインの花嫁」
終わったはずの物語が立ち現れた時、君は其れを何と呼ぶ?


◆前回からの成長◆
GM:皆様お揃いいただいたかんじでしょうか?
木崎銀二:こんにちはー
堂島丈二:うっす。
霧尾九郎:居まーす
幡ヶ谷美潮:おります
木崎銀二:報告遅れましたがこちら[弱点分析]と[魔に挑む一撃]をそれぞれ1Lvずつ上昇させました
木崎銀二https://character-sheets.appspot.com/bbt/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY1dvyHgw
霧尾九郎:おお、弱点分析。(ありがてえ)
GM:了解です! みんなちょっとずつ強くなっている
堂島丈二:あ、こちらは《能力移植:繁栄の地》によるBS解除と回復、《イモータルボディ》による軽減を実装しました。
堂島丈二:相変わらずチートなアーツやで《繁栄の地》…。
GM:丈二さんどんどん堅くなってる
霧尾九郎:鉄壁になっていく…
霧尾九郎:僕の方は《気力充填》1→2、《種族の伝承》1取得です。
霧尾九郎:次は完全獣化を取ろう…
幡ヶ谷美潮:こちらは《ガードブレイク》取得しました
GM:九郎くんは情報収集が出来るようになって、美潮ちゃんはバステアタッカーっぽい動きができるように
霧尾九郎:成長方向散らすのはどうかな…とも思ったんですけど、どうしても「ばっちゃが言ってた!」をやりたかった…
堂島丈二:ばっちゃの知識と金の力で情報収集は完璧だ!
GM:すごいぜ……
霧尾九郎:和むんだか和まないんだか!
幡ヶ谷美潮:情報はまかせた!

◆ハンドアウト&PC紹介◆
堂島丈二
キャラクターシート:
シナリオ絆 〈堂島リサ:家族〉
ひごろも荘で、美しい妻のリサと暮らしてどれほど経ったろうか。
リサの暖かい微笑みは全てを満たし、住民たちも自分たちを暖かく見守ってくれる、ように見える。
けれど、こんなに満ち足りているはずが、何か忘れている、そんな気がするのだ。

GM:丈二さんは突然奥さんが生えたある意味ホットスタートですが、よろしくおねがいします。
堂島丈二:やりたいネタだったのでどんと来いなんだぜ…
GM:とっても見た目の可愛い奥さんなのでよろしくだ!

木崎 銀二
キャラクターシート:
シナリオ絆 〈巻野ときえ:恩人〉
大家のときえに頼まれ、買い出しの荷物持ちを勤めた貴方とときえ。
荷物を抱えて帰宅する途中、大きな犬のような生き物に出くわす。
追い払うことには成功したが、ときえは怪我をしてしまい……
木崎銀二:犬や
GM:犬やで
GM:たぶん犬
GM:大家さんの言う事をなんで聞いているのかは銀二さんにお任せしますが、こちらもそこそこホットな導入です。シマッテコーゼ!
木崎銀二:アイアイ。やってきます

幡ヶ谷 美潮
キャラクターシート:
シナリオ絆 〈竹久洋征:同居人〉
このところ無断外泊が続いているバクの半魔、洋征が「話したいことがある」と、あなたの通う音大に姿を現した。
そして、会うなり、洋征は「ひごろも荘から出て行く」と言い出した。何があったのだろうか?
幡ヶ谷美潮:何があったー!
GM:貴重なほのぼの枠があぶない! 美潮ちゃんがんばれるだろうか!
幡ヶ谷美潮:が、がんばる

霧尾 九郎
キャラクターシート:
シナリオ絆 〈雨宮勇五:家族〉
バイト先から帰る途中だった。貴方は懐かしい姿を見つける。故郷で兄のように慕っていた雨宮勇五だ。
しかし、貴方に見つかった勇五は、「ひごろも荘には戻るな」と言い残し、逃げるように姿を消してしまった。
霧尾九郎:にーちゃん! ユーゴにーちゃんじゃないか!
GM:あからさまにワケあり雰囲気の里の仲間だ……!
霧尾九郎:せっかく生き残りを見つけたわけだが様子がおかしいぜ…しらべなければ…

GM:また、今回はサプリメントに掲載されている【バインド】というルールが適用される場面があります。
GM:共有メモ左上に貼ってありますが、絆による拘束力が働く場面があるという感じです。
GM:使う際にはGMから【バインド】が宣言されるので、その時改めてお話します。
霧尾九郎:はーい
幡ヶ谷美潮:はーい
堂島丈二:面白いルールがあったんだな…
木崎銀二:了解です
GM:では、オープニングにうつります
GM:丈二さん、よろしいでしょうか?
堂島丈二:っと、はいなー。


◆オープニング◆シーンプレイヤー:堂島丈二
堂島丈二:51-1d6
BeastBindTrinity : (51-1D6) → 51-6[6] → 45

堂島丈二:うおおザックリ減った
GM:7月はじめの、天気の良い昼下がり。場所は、ひごろも荘の庭です。
リサ:「これでいいかしら、お兄様」
GM:丈二さんを振り返り、幸せそうな笑顔を浮かべるのは堂島リサ。あなたの「妻」です。
GM:折紙で作った輪飾りを、笹の葉にかけています。
リサ:「たなばたって初めて! お兄様はお願い事をしないの?」
GM:笹の葉には、「かぞく げんきでいろ」「××賞入賞」「みんなが健康でありますように」などなど、各々のお願い事が書かれた短冊が吊されています。
誰かの短冊:「ビッグになる」
堂島丈二:「ああ、上手く出来てるじゃないか。…願い、願いか」
堂島丈二:誰が何を書いたのか、分かりやす過ぎる願い事のラインナップを見て、苦笑い。
堂島丈二:「願いなら、もう叶っているからな。――これ以上を願えば、神様に怒られるだろう」
リサ:「ふふっ」
堂島丈二:伴侶とともに過ごす、穏やかな暮らし。それは、かつて願っても得られなかったもの。
GM:リサは貴方の両手を取って、微笑みます。
リサ:「きっと、同じことをお願いしてるのね。わたしたち」
GM:住民は各々仕事や学校で出払っているので、いまひごろも荘には貴方達しかいない。まるでここが二人の終の棲家のようだ
リサ:「わたしね、お兄様。お兄様とこうして穏やかに暮らしたかったの。ずっと」
リサ:「お兄様は? 今、わたしと同じでいてくれる?」
堂島丈二:「――まさか、故郷を遠く離れた極東で、願いが叶うとは思っていなかった」
堂島丈二:小さな手を、大切なものを包み込むように、そっと握り返す。
GM:ところで、丈二さんは、リサとどこで知り合って、どういう経緯で伴侶となったのか、全く覚えていません。
堂島丈二:「君が言ったとおり、願いは同じだ。俺も、ずっと――」
堂島丈二:――ずっと昔に、失くしたはずだ。
GM:リサはとろけるような笑顔で貴方を見つめ返します。
堂島丈二:「――ずっと、こうしていられるといいな」
堂島丈二:心から、そう願う。それと同時に、築き上げた理性が、小さな抗議を続けている。
堂島丈二:これは違う、と。
GM:まるで「彼女と居ると幸福である」以外が茫洋とした記憶の海に沈んでしまったようだ。
GM:その理性の声に従うべきかどうか――丈二さんには〈SA:違和感の正体を知る〉をお渡しします
堂島丈二:受領します。
GM:では、ここでドミネーターによる〈資産:隠蔽〉と〈資産:忘却〉が使用されます。
堂島丈二:隠蔽されて忘却しちまったなら仕方ないな…!
GM:ある事実をひとつ覆い隠し、かつ、長期不在の住民以外に「堂島リサへの違和感」を忘れさせます
GM:これらの効果を打ち消す方法は、セッションを進めると分かります
GM:丈二さんのオープニングは以上です
GM:エゴのロールプレイ申請は宜しいですか?
堂島丈二:と、そうですね。「平穏に過ごしたい」でエゴロール申請を。
GM:では、丈二さんに罪1をお渡しします

◆オープニング◆シーンプレイヤー:木崎 銀二
木崎銀二:55-1d6
BeastBindTrinity : (55-1D6) → 55-3[3] → 52

GM:半魔の共同生活でなにより面倒なのが食料の調達です。
GM:沢山食べる半魔も、人の食べるものが食べられない半魔もいます。具体的にはゴリラの娘と九郎くんが育ち盛りで沢山食べるし、森の乙女はナチュラルミネラルウォーターがないと困る。
GM:そういうわけで、買い出しは必然的に重たい物を運ぶ担い手が必要。その担い手として、本日大家さんから白羽の矢が立てられたのが、銀二くんでした。
木崎銀二:それじゃあ、両手に普通のスーパーとか普通じゃないスーパーの買い物袋を抱えてますね。暑い。
GM:灼けたアスファルトがどんどん体力を奪う……!
ときえ:「ありがとう銀二くん。今日はさすがに一人じゃお買い物が大変だったから、助かる」
木崎銀二:「いや、いいんスよ。ちょーど暇してたし」
ときえ:「とりあえず、これで裏庭の件は清算で……修繕費の立て替え分はまた今度お願いするね」
ときえ:「他の子からお金借りるぐらいなら、私に相談すること。いいね?」
木崎銀二:「ウーッス」渋々といった感じで。
木崎銀二:「……そういえば、堂島さんとこのご祝儀の話ってどうなってるんですかね?」
ときえ:「いくらあの人のお弟子さんでも……ああ、住民のみんなでってことで包んでお渡しするつもりだよ」
ときえ:「とりあえずこのぐらいかな」
GM:そう言いながら、荷物を持っていない右手を開いてみせる。
ときえ:「良かったよねえ。可愛い奥様が見つかって」
木崎銀二:「……それぐらいなら、来月のバイト代でなんとかなりそッス。いや、いいところ見つけたんですよ!」
木崎銀二:「ついでに披露宴用の魚もバイト先から仕入れててもらえるってんで、パーッとやれればいいスね!」俺は食わないけど。
ときえ:「そういえば、お式上げる話はまだ聞いてないから、確認しなくちゃね」
GM:そんな事を言いながら、家の側までやってきたところで、前を歩いていたときえの足が止まります。
木崎銀二:「しっかし、堂島さんが結婚かぁ……。わからんもんすね。……ときえさん?」
??:「GRRRRRR」
ときえ:「銀二くん、どうしよう……」
木崎銀二:「うっわ、でっけー犬!」思わずスマホを取り出しそうになる。両手が塞がってるのでダメだけど。
GM:ときえが小さく指さした先には、黒い毛並みの、スクーターぐらいの大きさをした犬がいます。
木崎銀二:マジででかいな!?
GM:マズルに皺を寄せ、牙をむき出しにしており、どう見ても友好的では無い様子です
ときえ:「に、逃げた方がいいのかな」
木崎銀二:「俺が見てるんで、その間にゆっくり回り道してってください」車のキーを渡して。
木崎銀二:それから、犬に負けじと睨みつけます。「オラッ、ガン垂れてねえであっち行け!」
GM:銀二くんの威嚇を見た黒い獣は、立ち去るどころか低い姿勢からうなり声と共に飛びかかる!
木崎銀二:「うわっ!」思わず買い物袋を盾に身構える。
GM:獣はその銀二くんが盾にした買い物袋に前足をかけ、更に飛ぶ! 狙いは車のキーを持って駆け出すときえの背中だ!
ときえ:「――!!」
木崎銀二:「大家さん!……こんにゃろ!」袋からこぼれ落ちたスチールの缶詰を犬めがけて投げつける!
GM:ときえに牙を向けていた獣の頭に缶詰がヒット!
GM:痛そうな鳴き声をあげて獣は去っていきますが、去り際ときえの腕にひっかき傷をつけていきました。
木崎銀二:「くっそ、この辺にあんなデカい犬でるなんて聞いたことねえぞ……大丈夫スか!?」
ときえ:「だいじょうぶ、そんなに大変じゃなさそう……あれ?」
GM:傷そのものは浅いようですが、ときえはふらついてその場に尻餅をついてしまいます。
ときえ:「なんだろう……? ごめんね、力が抜けちゃって」
木崎銀二:「とりあえず病院行きましょうか?さっきの犬、ヘンなビョーキ持ちとかだったら怖いし」
ときえ:「うーん。そうしようかな。お願いなんだけど、送っていってもらえないかな」
GM:ときえは銀二くんに助け起こされて立ち上がります。
木崎銀二:「全然大丈夫す。家にもこっちで連絡しときますんで」とかなんとか言いながら、車に乗せようか。
木崎銀二:それじゃあ、こっちはときえさんを病院まで送り届けた後一旦別れる感じですかね。バイトを掛け持ちしてるのでその時間だ。
GM:ここでドミネーターによる〈資産:告死〉が宣言されます。命のリミットはエンディングまで。解除条件はセッションを進めると分かります。
GM:対象はときえです。
GM:銀二くんには〈SA:ときえの命を救う〉をお渡しします。
木崎銀二:了解です。それでは、車内で以上事態に気づいて病院じゃなくてひごろも荘の方に引き返す、というところでこっちは行動終了したいです
GM:わかりました。エゴの申請はよろしいでしょうか?
木崎銀二:ここではナシで。
GM:はーい! それでは、銀二くんのOPは以上です

◆オープニング◆シーンプレイヤー:霧尾九郎
霧尾九郎:52-1d6
BeastBindTrinity : (52-1D6) → 52-1[1] → 51

GM:九郎くんのバイト先、中華料理屋さんでしたっけ
霧尾九郎:ですです。ご夫婦で経営されてる小さい店ってイメージの。
GM:じゃあ、そんな中華料理屋さんでの、今日のバイトが終わったところです。
おかみさん:「九郎ちゃん今日もありがとね!気をつけてかえるんだよ」
旦那さん:「暑いからな! コレ持っていきな!」
霧尾九郎:「はーい! おつかれさまでしたー!」元気に挨拶して帰るぞい。
GM:ペットボトルの水を貰ったりして、だいぶ可愛がって貰っている感じだ。
霧尾九郎:もらった飲み物にお礼を言って、足取り軽く帰路につく。
霧尾九郎:とてもいい人達なのだ…>可愛がってもらっている
GM:仕事中に、今日の夕飯は暑いからそうめんと天麩羅だよーというメールを大家さんからも貰っている。お腹もすいてきたところだ
霧尾九郎:「てんぷら~そうめん~」今日もしっかり働いたのでお腹ぺこぺこなのだ。
霧尾九郎:「暑いし、アイス買って帰ろうかなあ」今うちにいるのは何人だっけ…と指折り数えつつ。
GM:そのとき、九郎君の人狼嗅覚が、懐かしい匂いを嗅ぎ取ります。同時に、日も高いのに民家をパルクール跳躍で飛び渡る若い男の姿が見える。
霧尾九郎:「丈二にーちゃんと、リサさんと……」うん? と鼻をひくひくさせて、見上げる。
GM:見つけたのは、短く刈り込まれた黒い髪に、気むずかしそうな顔立ち。嗅ぎ取ったのはふるさとの匂い。
霧尾九郎:一瞬、眉を寄せて考えてから、跳躍する男の顔を認めて、あっ、と声を洩らした。
GM:相手も九郎くんに気づき、驚愕の表情を浮かべました。
霧尾九郎:「ユーゴにーちゃん!」言いざま、男の後を追って走りだす。
霧尾九郎:「にーちゃん、おれだよ! クロだよ!」ぶんぶん手を振って、近寄ろうとする。
勇五:「九郎! 生きていたのか!」
霧尾九郎:「にーちゃんこそ…よかった、みんな死んじゃったかと…」
GM:思わずといったふうに足を止めて、九郎の側に着地します。
勇五:「俺も、皆……いや、お前だけでも無事で良かった。今はどうしているんだ」
霧尾九郎:「こっちに来てから、誰かいないかずっと探してたんだ。今は、ひごろも荘ってところでお世話になってるよ」元気にやってる、と頷いてみせた。
GM:それまではやや険しさの取れた表情で九郎の様子に安心していますが、ひごろも荘の名前を出した瞬間、勇五の表情が険しくなります。
霧尾九郎:「にーちゃんは……」どうしてるの、とたずねようとして、相手の様子に言葉がとぎれる。
勇五:「……九郎。ひごろも荘は駄目だ。理由は……言えないが、今は駄目だ。戻るな」
霧尾九郎:「えっ? な、なんで?」
勇五:「今までどうだったかは知らないが、これからあそこは壊される」
霧尾九郎:「そんなこと急に言われても…。っていうか、にーちゃん、ひごろも荘のこと知ってるの?」頭の上にいっぱいハテナを浮かべて困惑した顔をする。
勇五:「……少なくとも、これからあそこで起こることに、お前は関わらないでくれ」
霧尾九郎:「これから何か起きるの? なあ、にーちゃん、何か知ってるんだったら、おれにも教えてよ…」
勇五:「……すまない」
GM:唇を強く噛むと、勇五は九郎くんの質問には答えず、逃げるようにそこから離れます。
霧尾九郎:「あっ、待って!」
霧尾九郎:叫んで追いかけるものの、勇五の跳躍力には敵わない。じきに突き放されて、姿を見失う。
GM:では、ここで九郎くんには〈SA:勇五を見つける〉をお渡しします
霧尾九郎:はーい。
霧尾九郎:「にーちゃん…」一体どうしたんだろう。不安な表情で呟く。
霧尾九郎:勇五は帰るな、と言ったけど、他に行くところなんてない。それに、あそこは自分の「家」だ。
霧尾九郎:「……戻らなきゃ」踵を返して、ひごろも荘への道を走った。
GM:エゴロールプレイはまだなさそうでしょうか
霧尾九郎:ありません!
GM:では、九郎くんのオープニングは以上となります。

◆オープニング◆シーンプレイヤー:幡ヶ谷美潮
幡ヶ谷美潮:56-1d6
BeastBindTrinity : (56-1D6) → 56-6[6] → 50

GM:時刻は夕方、だいたい九郎くんのOPと同じぐらいの時間です。場所は、美潮ちゃんの通う音大のカフェテラス。
幡ヶ谷美潮:わお
幡ヶ谷美潮:課題の楽譜など見ながら、なんとなく時間を過ごしています。
GM:広く採光窓が取られていて、夏の西日が差し込んできます。
GM:そんな楽譜を読む美潮ちゃんの向かいに、誰かが無遠慮に座ります。
幡ヶ谷美潮:(……眩しいけど、わりと嫌いじゃないな、こういう時間……)カフェオレを飲みながらのんびりしていたところ。
幡ヶ谷美潮:「……?」顔を上げる。
GM:そこには、ホワイトボードに謎の書き置き(ホワイトボード註:「ごめんなさい、しばらく帰りません」)を残して以来、ひごろも荘に帰ってきていない洋征が座っていました。
洋征:「ええと、なんだかちょっと、変な感じだね。こんにちは」
幡ヶ谷美潮:「洋……!」
幡ヶ谷美潮:「な、何やってんの? こんなところで……」みんな心配してたよ、との言葉を飲み込む。
洋征:「ごめんね、急に。美潮ちゃんに話したいことがあるんだけど、時間あるかな」
幡ヶ谷美潮:「時間、ある、けど。て、手短にね。外でまで見慣れた顔見てたくないし」口をへの字にする。
GM:洋征はうなずいて、美潮ちゃんに泣きそうな顔で言います。
洋征:「あのね、ぼく、ひごろも荘を出ていこうって、思ってるんだ」
幡ヶ谷美潮:「えっ」さすがに顔色を変える。
幡ヶ谷美潮:「ええっ、なんで? あんたなんかトラブルとかあったっけ?」
幡ヶ谷美潮:「そ、そりゃあ私もちょっと部屋の壁蹴ったことはあるけど……その」
洋征:首を横に振ります。「……ぼく、自分で決めたルールを破っちゃったから」
幡ヶ谷美潮:「ルール」
洋征:「あのね、ぼく、ひごろも荘のみんなの夢には入らないようにしてるんだ」
洋征:「前のところ、それが原因で追い出されちゃったから、今度は失敗しないようにしなくちゃって、思ってたのに」
幡ヶ谷美潮:「……やっちゃったのか」
洋征:テーブルの上に置いた手をギュッと握りしめます。
洋征:「ぼく、家にいると、毎晩リサさんの夢に入っちゃうんだ」
幡ヶ谷美潮:「リサさんの?」まあ、美人だし、そういうものなのかなあと思います。
洋征:「ぼくもすごく気をつけてるのに、毎晩、毎晩。そんなにお腹が空いてないのにさ」
幡ヶ谷美潮:「それ、洋征が悪いっていうよりは、なんか変なことになってるんじゃないの?」
幡ヶ谷美潮:「な、なんか、解決方法、とか見つければ……出ていかなくたって」小声になる。
洋征:「……ぼく、リサちゃんと丈二さんに、どんな顔していいのかわかんないんだ」
幡ヶ谷美潮:「うー……」それもなんとなくわかる。
洋征:「美潮ちゃんがそう言ってくれるの、ぼく凄く嬉しいけど」
洋征:「……サイテーだなって思ってくれていいけど、美潮ちゃんには言うね」
GM:意を決した様子で、洋征は顔を上げます。
洋征:「リサさんは、ずっと、大きな怪物に首を絞められて殺されてる夢を見ているんだ」
幡ヶ谷美潮:「怪物……?」目を見開く。
洋征:頷く。「それで、その、リサさんの首を絞めているのが」
洋征:「ぼくには、丈二さん、に、見える」
幡ヶ谷美潮:「……!」
幡ヶ谷美潮:丈二さん。頼り甲斐のある、今はとても幸せそうなあの人が。
洋征:「誰にも言えなくて。美潮ちゃんなら、きっと落ち着いて聞いてくれるって思ったんだ」
幡ヶ谷美潮:「よ、よくわかんない。私、夢のこととか詳しくないし」首をぶんぶん振る。
幡ヶ谷美潮:「でも、洋征が思い切って話してくれたのは、わかる」
幡ヶ谷美潮:「それに……」夫婦の様子を思い出す。「うん、それは混乱する」自分が現にしている。
洋征:「ぼくが入る夢は、だいたい悪い夢なんだ。その人の不安とか、昔あった、つらいいこととか、そういうのが形になる」
幡ヶ谷美潮:「不安……」
洋征:「でも、丈二さんたち凄く幸せそうでしょ? ぼく、どうしたらいいだろう」
幡ヶ谷美潮:「うーーー」
幡ヶ谷美潮:頭を悩ませる。
洋征:「ぼく、すごくあそこが好きなんだ。みんなぼくに優しいし、楽しいから」
幡ヶ谷美潮:「もうちょっと静かな方が私は好きだけど」口を尖らす。
洋征:「美潮ちゃんらしいね」やっと、弱々しいながら笑顔を見せます。
洋征:「美潮ちゃん、さっき言ってくれたけど、ぼくのせいじゃないなら、どうしてこうなったか、ぼくは知りたい」
幡ヶ谷美潮:「……」
洋征:「ぼくがおかしくなったなら、また人の夢の中に戻ればいいだけだけど、そうじゃないなら」
洋征:「ぼくを、助けてほしい」
幡ヶ谷美潮:「私……」目を伏せ、絞り出すように言う。
幡ヶ谷美潮:「私に何か、できること、あるの」怒ったような口調で。
幡ヶ谷美潮:「心配とかそういうのじゃないから。なんかよくわかんない話をよくわかんないまんまでされて、怒ってるんだから、私」
洋征:「……そうだよね。ごめんね。ぼく、あんまりちゃんと説明できなくて」
幡ヶ谷美潮:「このまんまじゃ、私だってあの二人のこと変な目で見ちゃうじゃん。だから」
幡ヶ谷美潮:「ムカつくから、た、助けてあげようって言ってるの」
幡ヶ谷美潮:むーっとした顔でそっぽを向く。
GM:目を大きく開いて、きょとんとします。
洋征:「ありがとう」
GM:洋征は泣き笑いみたいな顔で、美潮ちゃんにお礼を言います。
幡ヶ谷美潮:「やめてよ! 違うんだから! ついでなんだから!」
幡ヶ谷美潮:大きく顔の前で両手を振る。
幡ヶ谷美潮:「引っ張りこまれたんだから、解決しないとモヤモヤするばっかりでしょ。ついでにあんたのことも助けるって言ってるの。そういうことなの」
幡ヶ谷美潮:「……だから、まだ出てくのは保留にしろってこと」
洋征:「美潮ちゃあん……」丸い目からボロボロ涙をこぼしながら「いいの? ぼくまだ出て行かなくていいの?」
洋征:「ありがとうぅ……」
幡ヶ谷美潮:「お家賃払ってるんだから、あそこはあんたの場所でしょうが!」
幡ヶ谷美潮:「泣くな! もう!」
幡ヶ谷美潮:鞄からティッシュペーパーを取り出して渡す。
幡ヶ谷美潮:「……わかったことがあったら、知らせるからさ」少しだけ眉の険を緩めて、そう伝える。
幡ヶ谷美潮:(でも、あの二人。ほんとに……ほんとに幸せそうで、いいなって思ってたのに)
幡ヶ谷美潮:(何が起こってるんだろう……)
GM:美潮ちゃんには〈SA:洋征を助ける〉をお渡しします。
GM:エゴの申請はありますか?
幡ヶ谷美潮:いただきます
幡ヶ谷美潮:「エゴ:人と付き合いたくない」を最初の方の態度で。
GM:わかりました。では、罪を1お渡しします
幡ヶ谷美潮:いただきます!
GM:では、美潮ちゃんのOPは以上です

◆PC間絆の取得◆
GM:オープニングがひととおり終わったところで、今回のPC間絆を取って行きます。
GM:ハンドアウト順に、丈二さん→銀二くん→美潮ちゃん→九郎くん→丈二さんで絆の内容を決めていただければと
堂島丈二:銀二くんにはビジネス、あたりでどうですかね。
GM:だいたい初回のセッションからセッション内時間も結構経っているので、最初の印象から変わったり、今はこんな感じかなっていうのがあれば
幡ヶ谷美潮:九郎くんは幼子で取りたいですね
霧尾九郎:じゃあ丈二さんには家族で取っておこうかな。
堂島丈二:ひごろも荘の仲間であるけど、独立した事業主でもあるんで、仕事絡みならプロとして扱うという感じのビジネス。
GM:銀二くんは美潮ちゃんにどういう内容の絆にしますか?
木崎銀二:うーん。どうしましょう
木崎銀二:[興味]くらいで取っておきたいです
木崎銀二:あとビジネス了解ですー
GM:了解です。丈二さんは銀二くんにビジネス、銀二くんは美潮ちゃんに興味、美潮ちゃんは九郎くんに幼子、九郎君は丈二さんに家族、ですね


◆ミドルフェイズ◆シーンプレイヤー 木崎銀二
木崎銀二:もうダイス振って大丈夫な感じです?
GM:ダイスどうぞです!
木崎銀二:52-1d6
BeastBindTrinity : (52-1D6) → 52-1[1] → 51

GM:時間的には大家さんを連れ帰った日の夜になります。
木崎銀二:もう連れ帰ったあと?
GM:ですね。今はひごろも荘の住民かかりつけのお医者さんに、具合の悪そうな大家さんを診て貰っているところです。
せんせい:「あのー……コレ、本当に動物にやられたんだよね」
せんせい:「どうにも、そういう感じの症状じゃないんだけどもねえ」
木崎銀二:「そうだよ、デケエ犬っころがいきなり出てきて」
木崎銀二:「それじゃ、何にもわかんない?」
せんせい:「うーん、それがね、感染性の人狼化でもないのよ」
せんせい:「いやいや、儂だってダテに90年医者やってないよ。これはね、猩紅熱」
GM:どっちかっていうと白衣のサンタクロースみたいな体型のおじいちゃん先生は、そう言って顎髭をねじります。
木崎銀二:「猩紅……なに?」聞いたことのない病名に首を捻る。
せんせい:「今じゃ珍しい病気だよ。ワクチンで治せるぐらいの。溶連菌の方が通りがいいかね?」
堂島丈二:45-1d6
BeastBindTrinity : (45-1D6) → 45-4[4] → 41

幡ヶ谷美潮:50-1d6 出ます
BeastBindTrinity : (50-1D6) → 50-6[6] → 44

木崎銀二:「……それって犬に噛まれて掛かるもんなの?」わからないので適当に頷きながら
霧尾九郎:54-1d6 そーっと出る
BeastBindTrinity : (54-1D6) → 54-6[6] → 48

堂島丈二:「流石は年の功、か。遅くなったが、一服つけてくれ」
堂島丈二:トレイに、いくつか湯気の立つカップを乗せて持って入室。
幡ヶ谷美潮:「ちょ、ちょっと。大家さん大丈夫なの?」丈二さんの後ろからそっと入ってきましょう。
堂島丈二:「リサが淹れてくれた。疲労回復に効果のあるハーブティー、だそうだ」
せんせい:「犬に咬まれてこうなるこたぁ、普通ありえん」
堂島丈二:各々の前に、ぬるめの茶が入ったカップを置いて、自分も着席。
霧尾九郎:「ときえさん…」弱々しく呟いて、中の様子を見ながらそろっと後をついてくる。
幡ヶ谷美潮:ちらっと丈二さんの方を見て、とりあえずお茶をいただく。
GM:大家さんは皆さんが入ってくる気配で目を醒ましたようです。
木崎銀二:「犬の形をした呪いとか、式神の類だったってことか……?確かに、犬にしちゃ妙にデカかったような」
木崎銀二:先代の手帳を捲って、それっぽいのがないか探しながら。
せんせい:「それか、傷口を媒介に呪いを掛ける類の――おっと、起きたかい」
ときえ:「んん、なんとかですけど。……あら」
ときえ:「みんな、心配してくれたのかな。ごめんね」
霧尾九郎:「と、ときえさん! 大丈夫? 大丈夫?」そわそわそわそわ。
幡ヶ谷美潮:「し……」反射的に、心配なんてしてないし、と言おうとして、病人にそれは良くないなと思い直し。
幡ヶ谷美潮:「……具合悪いんだから、ちゃんと休んでなきゃ」と言い直す。
堂島丈二:「もう少し横になっていた方がいい。正体が何にしろ、動き回って良いことは何もないだろう」
堂島丈二:「…と言っても、流石に診断と治療よりも深いところは、先生も専門外か」
せんせい:「病気は治せるが、病気のような呪いになると、儂もお手上げだ」
木崎銀二:「っし!となればここからは、この怪異探偵の出番だな!任せとけ!」
GM:大丈夫よと言いながら九郎くんを撫でていた大家さんですが、銀二くんに視線を向けて、頼もしそうに微笑んでいます。
木崎銀二:「つっても、わっかんねえことばっかだしとりあえずは探りからだけど……九郎ちゃん、いつもの資料整理頼める?」
幡ヶ谷美潮:「……頼りになればいいけど」少し冷たい目で銀二くんを見ている。
ときえ:「そういえば、ちゃんとお礼言ってなかったっけ。助けてくれてありがとう銀二くん」
霧尾九郎:「やる! おれも頑張って犯人みつける!」銀二の言葉に頷く。
木崎銀二:「んだとテメエ」美潮ちゃんにガン垂れてから「何言ってんだよ大家さん。助けるのはこれからだっての」
堂島丈二:「――ま、仮にも自分で探偵と名乗ってるんだ。相応の期待をかけられるのは覚悟してるだろうさ」
堂島丈二:試すような、そして期待するような視線を銀二に向けてから、カップの茶を啜る。
幡ヶ谷美潮:「ならいいけど……というか、大家さんが良くなるならなんでもいいんだけど」そわそわしながらお茶をすする。
GM:そのやりとりの間に、せんせいはテキパキと抗生剤や解熱剤などの薬を鞄から取り出したり、計った熱や血圧を記録しています。
せんせい:「傷の方は、ウチの秘伝の塗り薬ですぐ塞がるだろうけど、熱が下がらないときには飲ませるようにね」
せんせい:「とりあえず今夜は失礼するけど、しばらくは立ち寄らせて貰うからよろしく頼むよ」
堂島丈二:「ああ。ありがとう、先生。…ひとまず、こいつで足りるか?」
堂島丈二:先生に診療費を払う…ついでにみんなにも小遣いを配りたいのですがよいですかGM!
GM:なるほど! 大丈夫です!
霧尾九郎:ジャラジャラタイムだぜー
幡ヶ谷美潮:イエーイ
堂島丈二:では《頼もしき住人たち》→《黄金伝説》で財産点を7点配布。流石に《魔獣化》する流れじゃなかったので前回より少なめだ!
堂島丈二:そして人間性は37へ。みんなにお小遣いを渡す時、静電気がバチっと。
木崎銀二:あ、それじゃあ《汚れた金》を使ってさらに財産点肥やしに挑んでいいですか
霧尾九郎:wwwwwww
GM:OKです! その前に、丈二さん変異第1段階に入ったので、絆を1つエゴにしてくださいませ
堂島丈二:ひでぇアーツ名だ!
木崎銀二:それでは
木崎銀二:51-1d6
BeastBindTrinity : (51-1D6) → 51-3[3] → 48

木崎銀二:3点の財産点を入手して人間性マイナス3と。
堂島丈二:では銀二(ビジネス)を「ときえを治療したい」に。
GM:わかりました!
木崎銀二:丈二さんの財産7と併せて10点に持ち前の社会ぶんの財産と合計で15点の財産点だ!
幡ヶ谷美潮:おかねもちー
堂島丈二:「――ともあれ、ときえはまず、体を休めることだ。家のことは、俺たちに任せておけばいい」
幡ヶ谷美潮:「私、できるだけ看病とかするから」下を見てぽつりと。
幡ヶ谷美潮:「女同士の方がいろいろいいこと、あるでしょ。だから」
木崎銀二:スマホを取り出して何やら調べ出す。
霧尾九郎:「みんなで頑張ってときえさんを助けるからね!」
ときえ:「ありがとう。みんな頼もしいね」
木崎銀二:「悪い。それじゃこっちは任せた!九郎ちゃん!俺の部屋にある封してるダンボール、いつも通り勝手に開けていいから」
木崎銀二:「それっぽいのあったら耐性ありそうな奴に読んでもらっといて!俺は……聞き込みに行ってくる!」
霧尾九郎:「わかった! それっぽいの探す!」やるぞ!ってな勢いで銀二に頷いて見送った。
幡ヶ谷美潮:「ちょっと、ほんとに聞き込みしなさいよ!」一応声を掛けておく!
堂島丈二:「…まあ、あれできっちり成果を持ち帰ってくれれば結果オーライなんだがな」
木崎銀二:自転車ですっ飛んで行きますね。チリンチリンとベルで返事していく。
ときえ:「銀二くんなら大丈夫だよ」
GM:というところでシーンカットしますが、絆の取得やエゴロールプレイの申請はありますか?
木崎銀二:パチンコでラクして稼ぎました!エゴ[ラクして稼ぎたい]ロール申請します!
堂島丈二:変えたばっかりのエゴは後々ロールしていくので、今回は無しで。
幡ヶ谷美潮:とりあえず保留しておきます
霧尾九郎:こちらもありませんー。
GM:わかりました。では銀二くんに罪1をお渡ししてこのシーンは終了とさせてください
木崎銀二:はい、了解です
GM:次のシーンは丈二さんのシーンになります
堂島丈二:はーい。

◆ミドルフェイズ◆シーンプレイヤー 堂島丈二
堂島丈二:37-1d6
BeastBindTrinity : (37-1D6) → 37-3[3] → 34

GM:時間的には先程のシーンから数時間経った、夜中のことです。リサとふたりでいる所です。場所はひごろも荘の共有スペースか自室になります
堂島丈二:では、夜中の居間で。
リサ:「……大家さん、治ってくれるかしら」
GM:リサは不安げに丈二さんに身を寄せています。
堂島丈二:「俺は、生きている人間については専門外だ。まずは銀二や九郎が何か拾ってきてくれることを祈るしかない」
リサ:「そうなの……私のおかあさまも、病気で亡くなったから、心配」
堂島丈二:「ときえには、美潮やヤマモトさんが交代でついてくれるだろうし…やれることをやるしかないのさ、皆」
リサ:「お兄様は、本当に治せないの?」
堂島丈二:――では、自分は何をするべきなのか。
堂島丈二:「死人や亡霊に、生きた人間を救うことはできない」
堂島丈二:リサの肩に手を回し、抱き寄せながら、何かを確認するように応える。
リサ:「でも、だって」
GM:リサはだだをこねるような顔で丈二さんを見上げます。
リサ:「『人体から病気を駆逐して、人間を暴力による死以外は不死身にすること』って、お兄様言ってたじゃない」
堂島丈二:「ああ。そして、その先に生まれたのが――」
堂島丈二:空いた方の手を開き、その手のひらを見つめる。金属製のボルトが埋まった、つくりものの手。
木崎銀二:48-1d6
BeastBindTrinity : (48-1D6) → 48-6[6] → 42

木崎銀二:「ウェーイ!帰ってきたぞォ!」紙袋片手に引き戸を開けて。
GM:リサは何か言いかけましたが、銀二くんが帰ってきたことで口に出すことをやめたようです。
木崎銀二:「……あ、お邪魔しちゃいました?」
幡ヶ谷美潮:44-1d6 出ます
BeastBindTrinity : (44-1D6) → 44-5[5] → 39

堂島丈二:「…上手く行ったんだな、ということだけはよくわかるよ、お前のその様子からな」
リサ:「おかえりなさい、木崎さん。聞き込み、どうでした?」
幡ヶ谷美潮:「ちょっと、うるさい……何時だと思ってるの」二階の部屋から下りてくる。
堂島丈二:別段怒っている風でもなく、仕方ないな、と言いたそうな声で。
堂島丈二:手はリサの肩に回したままである。
幡ヶ谷美潮:「……あ」丈二さんとリサさんを見て、瞬きをする。
幡ヶ谷美潮:(すごく仲良さそうだし……洋征の夢の話はなんなんだろ)
木崎銀二:「いや~~~~もうバッチシ!この通り上手いこと行きましたよって」
堂島丈二:「ああ、悪い、もう少ししたら部屋に戻るつもりだったんだが。…ああ、部屋といえば」
木崎銀二:「よかったらこれ、お二人でどうぞ」とかなんとか言って日本酒を丈二さんたちの方に
堂島丈二:美潮の視線を、居間に居っぱなしなことへの抗議と捉えて返事してから。
堂島丈二:「九郎も、お前の部屋で随分頑張っていたみたいだからな。菓子のひとつでも、ボーナスで出してやってくれ」
堂島丈二:礼を言って酒を受け取りながら、銀二に。
木崎銀二:「さすが九郎ちゃん!それじゃこの食べっ子は置いておこう」
リサ:「あの、うるさくしてごめんなさい。私が無理を言って、お兄様に付き合っていただいたの」
木崎銀二:「いいじゃねえか夫婦なんだから多少イチャついたって。新婚だぞ」
幡ヶ谷美潮:「いや、別に、楽しそうでいいと思いますけど」(二人に言ったわけじゃないので気にしないで下さいという意味)
リサ:「大家さんが心配で、落ち着かなくて。みなさんの方がもっとお辛いのに」
堂島丈二:「…改めて言葉に出されると、どうもな。浮かれてる場合じゃないのは確かなんだが」
堂島丈二:「俺らしくないところを見せてる気が、しないでもない。…まあ、独り身が長かった分の反動とでも思ってくれ」
リサ:「あの、私もお手伝いしますので、」
リサ:「遠慮なくおっしゃってくださいね」
GM:リサは丈二さんの寝間着の裾をつかみながら気丈に振る舞います
リサ:「お兄様ならきっと、大家さんのことも助けてくれます」
幡ヶ谷美潮:「あ、はい。何かあったらお願いします」ぶっきらぼうに。
幡ヶ谷美潮:「……? 丈二さんが?」
リサ:「ええ」
GM:リサは自分の事のように誇らしげに頷きます。
堂島丈二:「おいおい、さっきも言ったがな、俺は――」
堂島丈二:苦笑いを浮かべて、否定の言葉を返そうとして。
幡ヶ谷美潮:「丈二さん、何か掴めたの?」すがるような目で丈二さんの顔を見る。
リサ:「お兄様は死んだ人を新しく作り直せる人なんです。だから、生きている人だってきっと助けられます」
リサ:「そうでしょう? お兄様」
GM:きらきらした顔で、リサは丈二さんを見つめる。
木崎銀二:そんなリサさんをちょっと胡乱な目で見ましょう
堂島丈二:「――そう、だったな。確かに俺は、かつて――」
堂島丈二:「――いや、すまん。兎に角、全力は尽くす。なに、こう見えても、俺は頭脳派でな。じっくり考えれば、案も浮かぶさ」
堂島丈二:かつて、自分が何をしたか。それは、誰にも語るべきではないと。残った自制心で、口を閉ざす。
幡ヶ谷美潮:「お願い。私もちゃんと看病するけど……大家さんほんときつそうだし」
GM:ここで、登場している人は、〈感情〉で目標値11の判定をしてください
幡ヶ谷美潮:「丈二さんなら頼れ……ええと。うん。その」ちらりとリサさんを見て口ごもり、一歩下がる。
GM:どうしても成功しなきゃって判定ではありませんので、気楽に振って下さいませ
堂島丈二:感情は…弱い…!
堂島丈二:2d6+4
BeastBindTrinity : (2D6+4) → 6[3,3]+4 → 10

堂島丈二:あっ惜しい。
幡ヶ谷美潮:2d6+9=>11
BeastBindTrinity : (2D6+9>=11) → 6[2,4]+9 → 15 → 成功

幡ヶ谷美潮:やった
木崎銀二:2d6+7=>11
BeastBindTrinity : (2D6+7>=11) → 8[4,4]+7 → 15 → 成功

GM:丈二さん以外には、先程のリサの言葉や眼差しに、明らかに愛情以外の感情が籠もっていることが分かります。
GM:それは、何というか、憎悪のようなものに思えます。
GM:でも丈二さんには分からない……!
幡ヶ谷美潮:はがゆい!
堂島丈二:わぁい!
幡ヶ谷美潮:(……でも、気のせいかな。なんかリサさん……ちょっとやな感じが)眉をひそめる。
リサ:「まだこのお家のことは詳しくないので、色々教えて下さいね」
GM:リサは二人にぺこりと頭をさげます。
木崎銀二:「ウイッス。っても、俺もまだ来たばっかなんスけどね」
幡ヶ谷美潮:(いや、こういうこと考える私がやな感じだけど……でも)洋征の話を思い出す。看過してはいけない気がする。
堂島丈二:「こんな時…でなくても、皆、同じ家に住む家族みたいなものだろう。頼り頼られ、多いに結構じゃないか」
幡ヶ谷美潮:「……まあ、できることは」もごもごと。
木崎銀二:「そんじゃ、後はお若いお二人でごゆっくりということで。……オイ、行くぞ」美潮さんに。
堂島丈二:微かに不穏な空気を感じながらも、それを気にするという発想自体が、今は浮かばない。
幡ヶ谷美潮:「なんであんたに指示されてるのか意味わかんない」
幡ヶ谷美潮:「……おやすみなさい」二人に軽く頭を下げる。
堂島丈二:おやすみ、と二人に応えて、手を振る。
木崎銀二:(いいから来い。大事な話がある)小声でボソッと。マジなトーンですね。
幡ヶ谷美潮:では声に何か感じ取って、銀二さんに大人しくついていきましょう。
木崎銀二:それでは、階段の踊り場から居間の方をチラッと二度見して。
木崎銀二:ついでにもう一度、三度見して。様子を伺います。
GM:リサがふたりをうかがう様子はないです
幡ヶ谷美潮:(ねえ、大事な話って何よ)下に聞こえないような声で。
木崎銀二:「……いや、やっぱ明日でいいわ。またな」
幡ヶ谷美潮:「何それ」憮然としながらも、なんとなく予想がつくような気もした。
木崎銀二:「あ、忘れてた。これやるわ」菓子パンを投げ渡しておやすみー、と自室に戻る。
幡ヶ谷美潮:「寝る前に食べたら太るっての」でもありがたく受け取る。
幡ヶ谷美潮:もう一度居間の方を見て……なんだか、とても幸せそうに思えた光景が、別のものに見えてきたような気がした。
GM:それでは、このシーンは以上となります。絆を取りたい相手やエゴの申請があればどうぞ!
堂島丈二:「ときえを治療したい」でエゴロールの申請を。
GM:OKです、罪を1お渡しします
幡ヶ谷美潮:第一変異入ったので、「絆:日数豺蔵」を「エゴ:大家さんを助けたい」に変更します。
木崎銀二:こちらは特に申請なしで
幡ヶ谷美潮:エゴロールと絆はなしで
GM:わかりました。ありがとうございました。
GM:【舞台裏】
GM:九郎くんはお買い物したいものがありますか?
霧尾九郎:いろいろ見たのですが、うーむ
霧尾九郎:とりあえず大丈夫です!
GM:では、次のシーン。美潮ちゃんがシーンプレイヤーです。
幡ヶ谷美潮:はーい

◆ミドルフェイズ◆シーンプレイヤー 幡ヶ谷美潮
幡ヶ谷美潮:39-1d6
BeastBindTrinity : (39-1D6) → 39-5[5] → 34

幡ヶ谷美潮:なんか今回減りが早い
GM:翌朝、場所はお庭あたりがいいかなあ。いつも大家さんがしてくれていたお洗濯を代わりにやっているところです
幡ヶ谷美潮:では、洗い終わった洗濯物を干している感じでしょうか。
GM:そんな感じですね。お手伝いとか冷やかしとかで出たい人はどうぞ
木崎銀二:51ー1d6
霧尾九郎:じゃあ居間に降りてこようかな。
木崎銀二:51-1d6
BeastBindTrinity : (51-1D6) → 51-3[3] → 48

霧尾九郎:48-1d6
BeastBindTrinity : (48-1D6) → 48-3[3] → 45

木崎銀二:ごめんなさい、さっき42になってたから-3で39ですね。第一変異突入
GM:銀二くんどの絆をエゴになさいますか?
木崎銀二:師匠への絆をエゴ→[事件を解決する]に。
霧尾九郎:「美潮ねーちゃんおはよ~」あふー、とあくびをしながら、居間から声をかける。
木崎銀二:第一変異が「服がボロボロになる」なので、美潮さんが洗濯物をしていると二階の銀二の部屋から閃光が迸ってきます。
霧尾九郎:wwwww
GM:きっとこの光景も日常になりつつあるんだろうなあ
幡ヶ谷美潮:「おはよ。暇ならあんたも手伝ってよ」と言ったあたりで光にびくっとなったりする。
木崎銀二:「よう、おはようさん」黒焦げになった銀二が降りてくる。
堂島丈二:ボロボロになる(物理)
霧尾九郎:変異とは…
幡ヶ谷美潮:美潮も鱗が生えたりしてますが、だいたい服の下なのでしょう。
霧尾九郎:「銀二また爆発してる」おはよ、と言って笑って。
幡ヶ谷美潮:「……おはよ」呆れた目で見ながら。
幡ヶ谷美潮:(普段お任せしちゃってたけど、洗濯物とか結構大変なんだなあ)タオルを干していく。
GM:ここではイベントがあるのですが、美潮ちゃんと銀二くんのお話が終わってからにしましょう
幡ヶ谷美潮:(良くなったらもっと手伝ったりしないと。その前に、良くなってもらわないと)
木崎銀二:「うっせ。あー畜生、また服買い直しだよ」冷蔵庫を漁ってビールを持ち出してくる。
幡ヶ谷美潮:「この時間から呑むの!?」信じられない!
霧尾九郎:「昨日すげー大変だったんだからな~。なんか箱のテープはがしたら変な声とかするし」あー、と思い出したように銀二にクレームを入れる。
GM:いつも叱らない大家さんが寝てるものだからここぞとばかりに朝酒
木崎銀二:「このザマ見ろよ、呑まなきゃやってらんねえっての」
幡ヶ谷美潮:「それより、昨日何か話したがってたみたいだけど、あれは?」近づいて、一応小声で。
木崎銀二:「マジ?ごめんごめん、事務所から片っ端から持ってきたやつだからどうなってんのかわっかんねえんだよなあ」あとでお礼弾むからさ、と九郎ちゃんに謝って。
木崎銀二:「……ぶっちゃけた話、あのリサさんってどう思う?」
霧尾九郎:なんかあったのかなーって顔で二人の話を聞きながら、洗濯籠からタオルを引っ張り出したりしている。
幡ヶ谷美潮:「どうって……」少し考え、顔をしかめる。「あのさ、これはここだけの話ね」
幡ヶ谷美潮:「昨日の夜、なんかすっごく嫌な感じがした。あんたが話があるって言ってたのも、その辺かなって思ってたんだけど」
幡ヶ谷美潮:「……でも、勘違いだったらなんか……二人に妬いてるみたいで嫌でしょ」
木崎銀二:「やっぱり?……あの人のさぁ、たまに丈二さんを見る目がジトーッっとしてるっつーか」
幡ヶ谷美潮:「あの人、ほんとに丈二さんのこと好きなのかな」ぽつりと。
木崎銀二:「それにさ、フツー旦那のことお兄様なんて呼ぶか? 呼ばねえだろ」
木崎銀二:「なーんか引っかかるんだよなぁ」
幡ヶ谷美潮:「そうだよね……。なんか、一度おかしいなって思うとどんどん嫌な感じに思えてきちゃって」
幡ヶ谷美潮:「あんたと意見が一緒なのは悔しいけど、私も引っかかる」洋征のこともあるし。
幡ヶ谷美潮:「……あのさ」この際思い切って洋征の話を少ししてしまいましょうか。
GM:しますか。了解です。どの辺まで話しますか?
幡ヶ谷美潮:「洋征、今いないでしょ。一度会ったの。その時、あいつもあの二人のことなんかあるって思ってたみたい」くらいで。
幡ヶ谷美潮:夢の話とかの詳細はお口チャックします。
GM:わかりました
霧尾九郎:「丈二にーちゃんとリサさん、仲わるいの?」首をかしげ。タオル干したー。
幡ヶ谷美潮:「悪くないんだよね……そこが謎だ」腕を組みます。
木崎銀二:「……ますます引っかかる」
GM:美潮ちゃんは九郎君手助けにもう一回庭の方へ出て行ったりしますか?
幡ヶ谷美潮:あ、じゃあ庭に行きましょうか
幡ヶ谷美潮:全部は任せられないな、みたいな感じで。
霧尾九郎:薄手の衣類や下着はやめておいたほうがいいぜ
GM:ありがたい。それじゃあ美潮ちゃんは【肉体】で難易度11の判定をしてみてください。今回は失敗するとFPが-1d6されます
幡ヶ谷美潮:わお
幡ヶ谷美潮:2d6+7=>11
BeastBindTrinity : (2D6+7>=11) → 3[1,2]+7 → 10 → 失敗

幡ヶ谷美潮:ぎゃー!
霧尾九郎:いちたりない…!
幡ヶ谷美潮:うう、FP減らします
幡ヶ谷美潮:39-1d6
BeastBindTrinity : (39-1D6) → 39-2[2] → 37

GM:美潮ちゃんが庭に出たところ、上から鉢植えが振ってきて頭にクリーンヒットします。
幡ヶ谷美潮:「ぶぎゃ!?」当然予測などできない! もろにヒット!
霧尾九郎:「み、美潮ねーちゃん!?」
木崎銀二:「うおッ!?……大丈夫か!?」
木崎銀二:近づいて様子を見ます。ついでに鉢植えが降ってきた方を見上げてみる。
幡ヶ谷美潮:「いたあ……何これ……」頭を押さえながら地面に転がる鉢を見る。
GM:ガシャンと音を立てて芝生に散らばったのは、住民のひとり、常磐木まつえが兄弟のように大事にしている黒松の盆栽でした。
幡ヶ谷美潮:「これ、まつえさんの……!」
GM:美潮ちゃんにぶつかったからか、その前からかは分かりませんが、枝が折れてしまっていますね
霧尾九郎:「救急箱…あっ、あとなんか入れ物……」あわあわ、と居間をあさっていろいろ持ってくる。
木崎銀二:「やっべ」証拠隠滅せねば
幡ヶ谷美潮:頭の方はまあ血とかは出てないけどたんこぶができてしまっています。
GM:銀二くんが見上げた視線の先には、顔を真っ青にしたリサがいました。
霧尾九郎:居たぁ!?
リサ:「ご、ごめんなさい……! 大丈夫ですか?!」
リサ:「いやだ、私ったら……! 幡ヶ谷さんごめんなさい!」
幡ヶ谷美潮:「……リサさん」さっきあんな話をした後なので、疑わしいやら気まずいやら。
木崎銀二:事故……か?いや、それにしてもさっきの今でこれはなあ。
GM:ちなみに、まつえはお仕事に出かけてひごろも荘には不在です。
霧尾九郎:とりあえず盆栽はもってきたボウルに土ごと保護しておこう…それでいいのか分からないけれど…
幡ヶ谷美潮:「一応、大丈夫です」嫌な気分になりながら声を返す。
GM:ですが、出先で兄弟の木の一部が破損したので、帰ってこられる状態じゃなくなったのでは……という感じです。
幡ヶ谷美潮:ひええ
霧尾九郎:これアカンやつなんじゃ…
GM:パタパタと足音がして、リサが涙目で庭まで駆け足でやってきます。
幡ヶ谷美潮:「ただ、まつえさんが……」
リサ:「あ、あの」
GM:胸の前で両手を組み、オロオロしながら美潮さんに頭を下げます。
リサ:「怪我させてしまってごめんなさい」
リサ:「常磐木さんが帰っていらしたら、ちゃんと謝ります。どうしましょうそんなつもりは無くって」
幡ヶ谷美潮:何か言おうとするけれど、謝られてしまうと何を言えばいいのかわからなくなる。
木崎銀二:「……とりあえず、まつえさんには俺から連絡付けてみる」
霧尾九郎:「リサさん、なんでまつえさんの盆栽なんかさわってたの?」氷のう持ってきつつ、ただ疑問という感じでたずねる。
幡ヶ谷美潮:「お願い」氷のうを受け取り、銀二さんに。
幡ヶ谷美潮:「私は大丈夫ですけど、本当に気をつけてください。まつえさんの大事な木なんだから」
リサ:「あの、常磐木さんからお部屋のお掃除をお引き受けして、それで、せっかくだからお日様に当てようと思ったんですけれど」
幡ヶ谷美潮:(うー、なんか嫌な小姑みたいな言い方になってる……)
リサ:「ごめんなさい」
GM:謝るリサはほとんど泣き声です。
霧尾九郎:「そっかあ」さっきの二人の話は気になるけど、目の当たりにしてないのでつられてしょぼん顔になっている。
GM:銀二くんは電話してみます?
木崎銀二:この場でしたほうがいい感じなら一応連絡してみましょう
GM:連絡を取るなら、まつえは連絡に応じます。
木崎銀二:「あ、もしもし!?さっきこういうことがあったんだけど、そっちは?」
まつえ:『……どうもこうもあるか』
まつえ:『人間で言うと、骨折したような状態と言えば分かるか。人目のない所で幸いしたわ』
まつえ:『手近な神社で匿ってもろうている。ある程度回復させるまでは戻れぬな』
まつえ:『……しかし、妙よの……部屋を任せた覚えはないが』
木崎銀二:「……わぁーった。鉢植えの方は後でそっちに届けるわ」
まつえ:『貴様にこう言うのも癪だが、恩に着る』
木崎銀二:それじゃあ、電話を切ってから美潮さんたちに「ババア、大したことないってよ」
幡ヶ谷美潮:「口の利き方……」まだちょっと痛いので抗議が弱い。
木崎銀二:「つっても、それそのまんまにしとく訳にもいかねえし。とりあえず本人に渡して来るわ」というわけで九郎ちゃんちょっとそれ貸して
霧尾九郎:「まつえさんに殺されるよ」うわー、って顔した。ボウルは手渡そう
堂島丈二:では出ましょう。買出しから戻ったのだ。
堂島丈二:34-1d6
BeastBindTrinity : (34-1D6) → 34-2[2] → 32

木崎銀二:「バレなきゃ大丈夫だって。弱みも握ってるしな」ウシシ、と悪い顔して鉢植えの枝を指でツンツンしましょう
霧尾九郎:悪いやっちゃで
木崎銀二:それじゃあ、車出してくるついでにリサさんにボソッと。
木崎銀二:「アンタがどういうつもりか知らねえが」
木崎銀二:「ここの連中に手ェ出すつもりなら承知しねえぞ」
リサ:「……はい。常磐木さんにごめんなさいと伝えてください」
GM:リサは曖昧な返事をして、申し訳なさそうに謝罪します。
木崎銀二:「そんじゃ、次から掃除するときは気ィつけてくれよな」バシっと背中叩いて駐車場の方に行こう
GM:じゃあ、リサは銀二くんが出て行ったあとにその場で泣き崩れましょうか。せっかく登場していただいたので丈二さんに慰めて貰おう
堂島丈二:うす、では。
霧尾九郎:泣き崩れられるとどうにもできないのでアワワ…となっているぞ!
堂島丈二:「悪い、遅くなった。顛末はさっき、表で銀二とヤマモトさんから――」
堂島丈二:「…聞いたのとはちょっとばかり違ってるな、これは」
幡ヶ谷美潮:頭に氷のうを当てて、口をへの字にしている。
霧尾九郎:「じょ、丈二にーちゃ~ん…」弱りきった声を上げる。
GM:リサは丈二さんの姿を見ると、無言で飛びつくように丈二さんの背中に手を回します。
GM:丈二さんにだけ聞こえるように、しゃくり上げる声の隙間からこう言います。
堂島丈二:「まずは――美潮、済まない。リサが迷惑をかけた。九郎も、気苦労をさせたみたいだな」
リサ:「木崎さんに誤解されてしまって……私、そんなつもりなかったのに、ここの人に何かしたら、容赦しないって」
幡ヶ谷美潮:「別に平気」むすっと言う。
堂島丈二:片手をリサの背中に回して、軽く撫でてやりながら、頷く。頷きながらも。
リサ:「お兄様まで誤解されたらと思うと……」
幡ヶ谷美潮:(なんか……なんだろ、やっぱりこのタイミングでこれはおかしいよ)警戒レベルを上げる!
霧尾九郎:丈二の言葉には緩く首を振る。丈二たちと美潮を交互に見て、おろおろするばかりになっている。
堂島丈二:「…二人とも、思うところはあるだろうが、ここは――リサのことは、俺に任せてくれないか」
堂島丈二:銀二がそこまで強く言い切ったことに、些かの驚きと、何か引っかかるものを感じる。
幡ヶ谷美潮:「それは別に構わないけど。夫婦なんだし」つんとしてから、不意に不安になる。
幡ヶ谷美潮:「……あの、丈二さん。その……」声をかけて、それから何を言えばいいのか迷う。
幡ヶ谷美潮:「ええと、なんでもない。なんていうか、気をつけて」それだけ言いましょう。
堂島丈二:「――ああ。分かってる。分かっているさ、俺だって――」
堂島丈二:おかしいことを、おかしいと思えない。それが“おかしい”、ということは。
堂島丈二:そして、それを言葉に表せないことが、何よりも――。
GM:では、ここでシーン終了といたします。絆やエゴの申請はございますか?
幡ヶ谷美潮:「エゴ:大家さんを助けたい」を申請します。
GM:了解です。罪1点お渡し致します
幡ヶ谷美潮:いただきます!
堂島丈二:このシーンはどちらもなし、で。
霧尾九郎:こちらもありません。
GM:銀二くんは今回申請ありますか?
木崎銀二:絆/リサ(懐疑)で。
GM:わかりました!
GM:では舞台裏なし、次は九郎くんのシーンです

◆ミドルフェイズ◆シーンプレイヤー 霧尾九郎
霧尾九郎:45-1d6
BeastBindTrinity : (45-1D6) → 45-5[5] → 40

霧尾九郎:減って参りました
GM:変異入りましたねー
霧尾九郎:おっとそうか。
霧尾九郎:[絆:居場所]を[エゴ:ときえさんを治す]にします。
GM:はーい。九郎くんのシーンは、先程のシーンから少し経って、一応学校に行ったていで家を出て、バイトまでの時間を潰しているぐらいの時間帯です。
霧尾九郎:お昼よりちょっと前とかそんなところか…
GM:そんなぐらいでしょうか。九郎くんはいつもどんな感じで時間潰してますか?
霧尾九郎:銀二の荷物からそれっぽいものを見つけられていないので、なんとなく落ち着かない。
霧尾九郎:ぶらぶら散歩したり、ちょこちょこお店を覗いたり…しているのではないかなと。
霧尾九郎:人間の街を覚えたいので、ひごろも荘とバイト先の他の行動圏を少しずつ増やしていってる感じです。
GM:勉強熱心……!
霧尾九郎:故郷の仲間も探したいし……しかしひごろも荘とかときえさんとかが大変なのでそれどころではなくなりつつある。
霧尾九郎:「やっぱり普通の本屋じゃダメかあ」何か手がかりないかなと思ったのだが、そもそも難しい本はタイトルも読めないのだった。とぼとぼ。
GM:登場したい方がいればここで合流して情報収集などを行えますよ
幡ヶ谷美潮:登場したいです
木崎銀二:登場します。
幡ヶ谷美潮:34-1d6
BeastBindTrinity : (34-1D6) → 34-1[1] → 33

木崎銀二:39-1d6
BeastBindTrinity : (39-1D6) → 39-6[6] → 33

霧尾九郎:「リサさんのことも気になるし、ユーゴにーちゃんもあれから見つからないし…」いろんな事がいっぺんに起きてぐちゃぐちゃだ。頭がしがし。
木崎銀二:そんな九郎くんの耳に、聞き覚えのある声が聞こえてきます。
木崎銀二:「お兄さーん、ちょっと寄ってかない?カワイイ子いるよー」
霧尾九郎:「……うぇ?」
木崎銀二:[懺悔60分15000円~]と書かれた看板を手に教会の前で呼び込みを掛けてる。
霧尾九郎:「なにやってんの銀二」
幡ヶ谷美潮:じゃあ、こちらもちょうどそこに通りがかりましょうか。
幡ヶ谷美潮:看板と教会を交互に見て。「……何これ」
木崎銀二:「お、九郎ちゃん。何やってんのってバイトだよバイト。ここ払いが良くて」
霧尾九郎:「きょーかいって入るのにお金いるの?」へー、と看板を見た。
堂島丈二:32-1d6 では俺も出よう。
BeastBindTrinity : (32-1D6) → 32-4[4] → 28

木崎銀二:「まぁ場所によって色々かな。ここは特別」ちょっと目を逸らしながら。
幡ヶ谷美潮:「ちょっとこれ合法的な教会なんでしょうね」
堂島丈二:「……何だこれは」
堂島丈二:ベニヤ板やら何やらで満杯の、ホームセンターの袋を手に通りがかって開口一番。
木崎銀二:「なにバチアタリなこと言ってんだよ、神の家が犯罪の温床なワケないだろ!?」
霧尾九郎:「特別?」興味津々だ!
幡ヶ谷美潮:「絶対九郎に聞かせたらダメなやつだ……」
シスター:「ちょっと銀二くーん。仕事サボってると給料出さないよー?」
木崎銀二:ナムサン!明らかにシスター服を羽織っただけの夢蝕みだ!
木崎銀二:「あ、ちょっと今出てきちゃヤバいって!」
堂島丈二:「俺も人に何か言える稼業じゃあないが、その、何だ。…仕事は選べよ、銀二」
幡ヶ谷美潮:「やっぱりダメなやつだ! もう! バカ!」だいたい察して顔を赤くするぞ
木崎銀二:そんなこんなで揉めた後どこか落ち着けるところに移動しましょうか。
霧尾九郎:「ダメなのか……」そっかあ、とやや残念そうにしてた。
GM:では、コーヒー屋さんとかファーストフード屋さんあたりで、適当に頼んだ物を適当につつきながら、情報収集フェイズだ
堂島丈二:金ならあるぞ!
GM:現在調べられる項目については共有メモを作成しており、全部で3つあります。
霧尾九郎:勇五にーちゃんについてはまだ九郎が特にピンときてないので話してないのだよなあ。
GM:特定のPCさんだけが調べられる項目があるので、現時点で共有しないようなら、指定されたPCさんだけが判定するようになります
堂島丈二:「――しかし、こうして落ち着くと…というわけじゃあないが」
堂島丈二:アイスコーヒーを半分ほど飲み干してから、口を開く。
堂島丈二:「家を離れてみると、なんとなく違和感…と言っていいのか。夢の中で暮らしているような気がしてならない」
幡ヶ谷美潮:「……」アイスカフェオレを飲みながら、少し考える。
木崎銀二:「ウチの子に診てもらいます?安くしときますよ」
幡ヶ谷美潮:「あの。ちょっと変な話してもいい?」おずおずと切り出す。「あれだったらほんとに気にしないでほしいんだけど。特に丈二さん」
堂島丈二:「変な話を言い出したのはこっちだ、遠慮は要らない」
幡ヶ谷美潮:「夢、で思い出したんだけど」と、洋征から聞いた話を夢の話まで含めて共有します。
堂島丈二:銀二の合いの手には、苦笑いで返しながら。
幡ヶ谷美潮:「……っていう夢をリサさん、何度も見てる、みたい。丈二さん、心当たりある?」
幡ヶ谷美潮:「……私や洋征が何か取り越し苦労してるなら、それはそれでいいんだ。それなら……えっと、リサさんを安心させてあげてほしい」
霧尾九郎:「丈二にーちゃんが……そんなこと、しない、よね」夢だし…と丈二の様子をうかがう。
堂島丈二:「…そう、か。よく話してくれた。心当たりは――」
堂島丈二:「…いや。今の俺じゃ、あやふやな答えしか出せないな。ともかく、心に留めておく」
幡ヶ谷美潮:「うん。お願い」何もないなら、それが一番いいのに、と思う。
木崎銀二:それじゃあその夢についてこっちで調べてもいいでしょうか
幡ヶ谷美潮:お願いしたい!
GM:では、判定どうぞ
霧尾九郎:お願いします!
木崎銀二:【アクセスコード】使用します。人間性-2。
木崎銀二:2d6+7=>17
BeastBindTrinity : (2D6+7>=17) → 6[5,1]+7 → 13 → 失敗

木崎銀二:財産点4点投入。残り財産11。
GM:マネーのちからで全てが分かった1
堂島丈二:したら、こちらでリサについて調べましょうか。
GM:【洋征の夢】
15 ヨーロッパ風の意匠をこらした部屋で、夜半、リサが、魔獣化した堂島丈二によく似た姿の怪物に首を絞められ殺害される夢。リサの断末魔によって男が部屋の扉を開ける。その男性はリサを見つけると慟哭し、その場で気を失って倒れてしまうのだという。

GM:17 これによく似た場面を描く「物語」が現存する。「フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス」である。洋征が見ているのは、そこで主人公の花嫁が「怪物」によって殺害されるシーンである。
GM:以上です
堂島丈二:では、リサの情報収集の判定を。
GM:お願いします
堂島丈二:2d6+5=>14
BeastBindTrinity : (2D6+5>=14) → 2[1,1]+5 → 7 → 失敗

堂島丈二:アーッ!
GM:ファンブルー!
幡ヶ谷美潮:ファンブル
霧尾九郎:アーッ!?
GM:完全に目が曇っているやつだ
堂島丈二:ウッ頭ガ
霧尾九郎:さっきから丈二さんが美味しすぎる件
幡ヶ谷美潮:じゃあリサさんについて調べたいです
GM:どうぞ!
幡ヶ谷美潮:2d6+4=>14
BeastBindTrinity : (2D6+4>=14) → 11[6,5]+4 → 15 → 成功

幡ヶ谷美潮:うお 素でいった
堂島丈二:ワオ…
GM:あれこれクリティカルでは……?
霧尾九郎:疑念が高まっているだけある
霧尾九郎:あ、そっか。
幡ヶ谷美潮:あっそういえば
GM:全抜け+ボーナス情報!
GM:12 堂島丈二の妻。孤児だったところを養父母に育てられた。長らく丈二を慕っており、彼を捜してひごろも荘までやって来たという話をしていた気がする
GM:15 ひごろも荘近くの児童公園で、大きな黒い犬と一緒にいるところを見かけられている
GM:ボーナス 彼女によく似た半魔が、最近メルキセデクのラボから何者かの手引きにより脱走したという情報が入る
GM:以上です
幡ヶ谷美潮:すごいボーナスきた
GM:クリティカルだからね……達成値+20だから……
霧尾九郎:じゃあ勇五について振ってみよう。お小遣いを握りしめて。
GM:がんばれ九郎くん……! 判定お願いします!
霧尾九郎:では《種族の伝承》を使います!
堂島丈二:おばあちゃんの智恵だ!
霧尾九郎:2d6+9 肉体で判定だ
BeastBindTrinity : (2D6+9) → 11[6,5]+9 → 20

霧尾九郎:あっ
GM:きみもクリティカルか!
霧尾九郎:さすがばっちゃん にーちゃんの行動パターン読めてる
GM:では開示します
GM:10 ある山間部の隠れ里に棲んでいた人狼。数年前に里が襲撃され、そこにいた人狼たちは様々な機関に引き渡された。勇五はメルキセデクへ移送され、動物実験の被験体として利用されていた
GM:14 数週間前、収容されていた施設を他の半魔の手引きで脱走したという。次のシーン以降で【現在の勇五】を調査可能
GM:ボーナス 現在の勇五は、堂島リサと共に行動しており、追っ手の殺害や彼女の命令に従って動いている
GM:以上です
霧尾九郎:ボーナスぅ~!
GM:クリティカルだから【現在の勇五】についても抜いてしまおうね
GM:という感じです。
霧尾九郎:了解です! めっちゃわかった!
GM:現在調べられることは以上です。もっと調べたければイベントを回したりしよう
幡ヶ谷美潮:では、あちこちで話を聞いてきた後という感じで。
幡ヶ谷美潮:「……丈二さん、あの。ちょっと気になって、リサさんの話、いろいろ聞いてきたんだけど」硬い表情で話しかけます。
幡ヶ谷美潮:「"大きな黒い犬"と一緒にいたって。それって、大家さんのあの時の犬と関係……ないと思う、けど」とても言いにくい。
堂島丈二:「遠慮は要らない、と言っただろう。…よく教えてくれた。他に何か、仕入れた話があったら、聞かせてくれ」
堂島丈二:テーブルの上で手を台形に組み、美潮の話を落ち着いて聞いている。
幡ヶ谷美潮:「あと。リサさん、メルキセデクのところから脱走してきたのかもしれない。似た半魔を見たって人がいる」
幡ヶ谷美潮:思い切って全てを話し、丈二さんの様子を窺う。
幡ヶ谷美潮:落ち着いているように見えるが、なんだか悪口を言っているようで心苦しい。
堂島丈二:「なるほど、それで“お兄様”、か。それなら、合点がいく」
木崎銀二:銀二のスマホに[from:$P00X7]と書かれたメールが届いてくる。「お、来たか」
木崎銀二:「ついでにこっちも、その夢について調べてもらったぜ」
木崎銀二:「こいつは知り合いでさ。パチンコ屋に雇われて、バレないように台の調整弄ってる電霊。本職はハッカーの使い魔らしいんだけど詳しいことは知らね」スマホに届いたメールの送り主を指して。
木崎銀二:「こいつに頼むと結局台の儲けより上前のが高く付いちまうんだよなぁ。ま、いいや」
堂島丈二:「何か咎めるべき話があったような気はするが、この際それは横に置いておこう」
堂島丈二:相変わらずブレない銀二の言動に、おかしみを感じて笑みを漏らす。
木崎銀二:「えーっと、なになに。“ググれカス”だって。うるせぇ!」
幡ヶ谷美潮:(……やっぱり丈二さん、こんな話しても普段通りだなあ……。大人だ)パチンコの話は聞かなかったことにする。
木崎銀二:メールには煽り文句と一緒に通販サイトの商品リンクから一冊の小説へと転送されるようになってました。
木崎銀二:というわけで「フランケンシュタイン」の名前が出てくるぞ。
霧尾九郎:「……」グラスに残ったカフェオレが、ず、と音を立てる。大きな黒い犬、と聞いて、勇五のことが今更気になり始めた。彼の毛色。
堂島丈二:「…そうか、そういう形でも広まっているのをすっかり忘れていた」
堂島丈二:「ヴィクトル・フランケンシュタインは確かに“いた”。九郎と美潮にとっちゃ、今更説明する必要もないと思うが」
霧尾九郎:※プレセッションをご参照ください
幡ヶ谷美潮:こくりと頷く。
霧尾九郎:一拍遅れて、こくこく。
堂島丈二:「となれば、彼とその所業をモデルにした小説にも、一片の真実が含まれている」
堂島丈二:「己の技術に驕り、怪物を作り、怪物により全てを失った。そんな男がいたことは、紛れもない、現実の出来事だ」
堂島丈二:「もっとも。21世紀の日本で、怪物が再現されようなどと、その男は想像していなかっただろうがな」
幡ヶ谷美潮:「そのお話の1シーンと、リサさんと、何か関係があるかもしれないってこと……?」
堂島丈二:「少なくとも、俺がその話の片割れ…“フランケンシュタインの怪物”に連なる者であることだけは、確かだ」
堂島丈二:「…“怪物”と犬に縁があるなんて逸話は、とんと聞いたことはないが、な」
霧尾九郎:「な、なあ。銀二。ときえさんを怪我させた犬って……どれくらい、でっかかったんだ、っけ…?」スマホいじってる銀二の袖をちょいちょいして。
木崎銀二:「どんくらいったってなぁ。……たしか、大体このくらいだよ」席を立って、店内の柱を指してだいたいの背を示して見せよう。
幡ヶ谷美潮:「うわ、ほんとに大きいんだ……」
霧尾九郎:「……」明らかに青い顔をして黙る。
幡ヶ谷美潮:「九郎?」
堂島丈二:「…九郎。話して解決しそうなことなら、話した方がいい」
霧尾九郎:「い、いや、でも、そんなはず、ないから」びく、と身を竦ませて、ひとしきり視線を泳がせたあと。
霧尾九郎:「でも…………人狼、なら、それくらい大きい」先日同郷の仲間にあったこと、ひごろも荘がもうすぐ壊れると言われたことを話してしまおう。
幡ヶ谷美潮:「それって……!」
GM:事実、大家さんは倒れる、住民ひとり離脱、ひとり大けが、ひとり軽傷、みんながどことなく気まずい思いをしながら過ごすことになっている……
堂島丈二:物理的に壊れるとは言っていない。
霧尾九郎:「リサさんと同じところに連れて行かれたなら、一緒に行動してる、の、かも、って…」
木崎銀二:「……どうする?メルキセデクが絡んでるなら、死霊課にかければ一発だと思うぜ」
木崎銀二:電話帳開いて。
堂島丈二:「裏取りを進めて損は無いだろう。銀二、頼む」
幡ヶ谷美潮:「……」怒ったような顔をして黙り込む。
木崎銀二:「あ、もしもし? お忙しいところすいません、私堂島と言うものなんですけれども」鼻をつまんで声を絞って電話してる。
木崎銀二:「少しご相談したいことがありまして、史料編纂科の長沢さんはそちらにいらっしゃいますでしょうか」
堂島丈二:「………」 笑顔のまま首をかっ切るジェスチャーを銀二に。
GM:銀二くんが後でしこたま叱られそうな電話をしている脇で、九郎君が大家さんから借りている携帯電話に着信が入ります
霧尾九郎:「…? えーと、もしもし?」使い慣れない感じで電話を取る。
勇五:『九郎か……勇五だ』
霧尾九郎:「ユーゴにーちゃん!?」思わず叫んでから、外だったことを思い出して声をおとす。
霧尾九郎:今まさに話してたのでそわそわしてしまうおれ!
勇五:『お前、今外か。周りに誰かいるんだな』
堂島丈二:九郎の様子に一瞬いぶかしげな顔をするものの、静かに一度頷くのみ。
霧尾九郎:「う、ん。外。喫茶店」
幡ヶ谷美潮:む、と視線を九郎に向けたまま黙っている。
勇五:『……そうか。それなら良い』
霧尾九郎:「にーちゃんは、今どこに……」勇五の言い方にひっかかって、言葉がとぎれる。
勇五:『今日家に帰って、あの女に何か言われたら、適当に誤魔化しておけ』
勇五:『俺のことはいい、九郎』
霧尾九郎:「あの女、って、リサさんのこと? ねえ、にーちゃん、なんでこんな」
勇五:『いいから、九郎。お前にとって、あの家は今、どういう場所なのか教えてくれ』
霧尾九郎:「どういう、って」
霧尾九郎:「俺の家だよ。大事なところ」
GM:勇五は電話の向こうで深く息を吐いたようでした。
勇五:『なら、お前は大事な物をもう無くさないようにしろ。やれるな?』
霧尾九郎:「や、やれる……けど」
霧尾九郎:「にーちゃん、ねえ、どうしたんだよ。どうするつもりなんだよ」
勇五:『……詫びを入れたいこともあるが、あまり長話もまずいだろう。それはまた会った時な』
霧尾九郎:深いため息、相手の語り口、嫌な気配がわき上がってきて、焦ったように言葉を募らせる。
勇五:『俺は、もう俺の意思ではどうしようも出来なくなった。あいつに使われた薬品の耐性が切れかかってるんだ』
勇五:『近いうち、俺は本当にただの獣になる。そうなる前に会えればいいが、そうでなかったら』
霧尾九郎:「待って、待ってよ、にーちゃん!」
勇五:『俺はお前にも牙を剥くだろう。だから、その時はお前は今の居場所を守る為に戦え』
GM:電話はそこで切れてしまいました。
霧尾九郎:「やだよ、待って、にーちゃ……」追いすがるような声も届かず。切れた電話を呆然と見て。
木崎銀二:「だァからァ!木崎じゃなくて堂島だって!善意の通報者ですよ、おれは!」ええい、と電話を切って九郎ちゃんの方を見る。
木崎銀二:「そっちは何て?」
霧尾九郎:「ど、どうしよ…。ユーゴにーちゃんが……」
霧尾九郎:「“あいつに使われた薬品の耐性が切れかかってる”って言ってた。自分ではどうしようも出来ないって…」
堂島丈二:「…話は繋がったな。少なくとも、リサが一緒にいたという犬、それは――九郎の知り合いで、ほぼ間違いはないワケだ」
霧尾九郎:「リサさんのこと知ってるのは、多分間違いない」頷く。
幡ヶ谷美潮:「ムカつく」コップの水を飲み干して、だん、と机に置く。
幡ヶ谷美潮:「物理的にやられるのもアレだったけど、今回はもっとひどいよ」
堂島丈二:「――そうだな。本当は、怒りを抱くべき時なんだろう。あるいは、九郎のように戸惑い、慌てるべきか」
幡ヶ谷美潮:口を曲げたまま、丈二さんの方をじっと見る。
堂島丈二:「もちろん、俺とて憤りはある。ひごろも荘は、俺の…俺達の家だ。だが」
堂島丈二:「俺は、リサを妻として愛している。そう、言い切れる。きっと、これは――」
堂島丈二:その続きを口にしかけて、首を横に振る。
幡ヶ谷美潮:「丈二さんは、それでいいよ」
堂島丈二:「…済まない。俺が自分でケリをつけるべき話だな、これは」
幡ヶ谷美潮:「怒れないなら、私が丈二さんの分まで腹立てるだけだから」
木崎銀二:「とりあえず、だ。九郎ちゃん達は一旦帰りな。今ここであれこれ考えても、すぐ結論の出ることでもないっしょ」
幡ヶ谷美潮:「洋征、べそべそ泣いてたんだから。あんな顔全然見たくないっていうの」
堂島丈二:「ああ、そうだな。あまり悪い夢ばかり食わせると、洋征に申し訳ない」
木崎銀二:「とりあえず、ここで会ったことは丈二さんの奥さんには内緒ってことで」
堂島丈二:美潮の怒りを、好ましいものとして感じ、こわばっていた表情が緩む。
霧尾九郎:「でもおれ、ユーゴにーちゃんのこと探さないと」言ったものの、どこを? と脳裏に過ぎる。
幡ヶ谷美潮:「わかった」
幡ヶ谷美潮:これは銀二さんに。
木崎銀二:「しょうがねえ。それじゃ、兄ちゃん探しは俺も手伝うよ」九郎ちゃんにはいつも仕事手伝ってもらってるしな
霧尾九郎:「ほんと? 銀二、ありがとう!」ぱっと表情を明るくして、飛びつかん勢いで銀二の手を持ってぶんぶん振る。
木崎銀二:「よし、それじゃここを出たら後はバラバラに動くっつーことで。帰る時間はバラした方が良いだろうしな」
堂島丈二:「言っておくが、俺の名前を使うのは勘弁してくれよ、銀二」
堂島丈二:銀二に釘を指してから、席の伝票を持って立ち上がる。
木崎銀二:「わかってますわかってます。滅多にすることじゃありませんって」
木崎銀二:「それじゃ、各自解散。九郎ちゃんは先に探しに出ててくれな。何かあったら連絡する」
木崎銀二:休憩っつって抜け出してきてるので。このまま出ると仕事をクビになっちゃう!
霧尾九郎:「わかった」待ちきれない、という感じで店を飛び出していく。
幡ヶ谷美潮:「はーい。九郎、あんまり無茶するんじゃ……行っちゃった」肩を竦める。
霧尾九郎:早く見つけて、戦わないで済むようにしないと。
霧尾九郎:そうでなきゃ……自分は勇五を殺してしまう。それがたまらなく嫌なのに、心の奥で「そうしたい」と求める気持ちがあるような気がして、ぐちゃぐちゃになりそうな頭を振って、とにかく走った。
GM:では、各自解散したところで一旦シーンを切って、諸々絆やエゴの申請してもらおうかと思います。
霧尾九郎:[エゴ:殺したい]のロール申請します~
GM:ぜひぜひ。罪1点をお渡し致します
霧尾九郎:いただきます!
幡ヶ谷美潮:絆:リサ(憤懣)で取得したいです。
堂島丈二:美潮に「感銘」、九郎に「慈愛」で取得を。
霧尾九郎:それから絆:銀二(信頼)を取得したいです。
木崎銀二:絆/九郎(友情)で取得します。
GM:わかりました。絆を取得了解です
GM:次のシーンは銀二くんがシーンプレイヤーです。

◆ミドルフェイズ◆シーンプレイヤー 木崎銀二
木崎銀二:31-1d6
BeastBindTrinity : (31-1D6) → 31-5[5] → 26

GM:なんとか夢蝕みに魂の減給を勘弁して貰ってバイトを終えた頃合いです。
木崎銀二:ティッシュ配りしながら池袋の街中を勇吾にいちゃん探して歩き回ってます。……と、気づいたように立ち止まる。
木崎銀二:「……しまった。犬っころの姿しか見てねえぞ俺!」
GM:勇五にいちゃんについては、死霊課に当たってみるなら【社会】で情報収集してみることが可能です。難易度は18
彼の姿を知っている九郎くんが一緒だと、九郎くんが【肉体】で判定することができます。難易度は15です

霧尾九郎:そういうことなら電話一本かけつけるぞ
木崎銀二:九郎ちゃん人間性にまだ余裕あるし減らすのも兼ねて呼びましょうか
霧尾九郎:39-1d6
BeastBindTrinity : (39-1D6) → 39-2[2] → 37

木崎銀二:「あ、もしもし九郎ちゃん!?……大事なこと聞き忘れてた、勇五にいちゃんって見た目どんな感じなの?」
霧尾九郎:『ええとねー、なんか全体的に黒いよ!』
木崎銀二:「全体的に黒い。それから?」メモ取り出して特徴を書き始めます。
霧尾九郎:『顔はなんかシュッとしてて賢そうなかんじ!』
木崎銀二:「シュッとしてて賢そう……他に何か特徴ある?」
霧尾九郎:『髪はみじかくて、うーん……』
木崎銀二:「……ごめん、ちょっと直接来てもらっていいか?」書いてた人相書きをグリグリと塗りつぶして。
霧尾九郎:『わかったー』ということでダッシュで合流した
木崎銀二:「よし。もし見つけたら教えてくれよ」というわけで判定します
霧尾九郎:しよう。
GM:判定どうぞです
木崎銀二:といっても肉体は低めだからわからんが……ええいままよ
霧尾九郎:a,
木崎銀二:2d6+3=>15
BeastBindTrinity : (2D6+3>=15) → 9[6,3]+3 → 12 → 失敗

木崎銀二:くっそう、惜しい。これ財産は使えないですよね
霧尾九郎:あ、肉体で判定するのはこっちかな?
木崎銀二:あ、九郎くんがか。では九郎くんにお任せ
霧尾九郎:2d6+9=>15 どっせい
BeastBindTrinity : (2D6+9>=15) → 8[4,4]+9 → 17 → 成功

GM:九郎くんが勇五の匂いを嗅ぎ取ることに成功しました!
霧尾九郎:くんかくんか
霧尾九郎:「にーちゃん、近くにいるかも!」
木崎銀二:「よし、どっちだ!?」
霧尾九郎:「こっち!」周囲を嗅ぎつつふらふら~っと匂いの方へ進んでみますよ!
GM:跡をたどっていくと、入り組んだ飲み屋街の路地に入り込んでいきます。
木崎銀二:「今度は逃がさねえぞ……!」というわけで入り組んだ路地を駆けていきます
GM:銀二くんが九郎くんと走る路地、その突き当たり、室外機の裏側に隠れるようにして、勇五は座り込んでいました。
GM:体が黒い狼の毛でまだらに覆われ、手先足先はほとんど狼のそれです。
霧尾九郎:「にーちゃん!」いた!と声を上げ、銀二を一度見てから、駆け寄る。
勇五:「九郎、お前どうして」
勇五:「……そっちは」
霧尾九郎:「どうしてじゃないよ! 探してたんだって!」
GM:勇五は後ろの銀二をみとめて、表情を硬くします。
木崎銀二:「探偵だ!」ティッシュを詰めた紙袋を両手に。
勇五:「あんた、この前も袋抱えてなかったか」
霧尾九郎:「最近ひごろも荘に来た銀二だよ。一緒に探してくれた」
木崎銀二:「うるせぇ!俺のことはいい、それよりお前この前噛み付いた時に移した毒か呪いか、ともかくアレの解き方を教えろ!」
勇五:「……そのことか。それなら、堂島リサを殺せ。あれは、あいつのものだ」
GM:どこか捨て鉢に銀二くんに答えます。
勇五:「俺のつけた傷を通じて、あの女が呪った。お前に言っても詮無い話だが、済まなかったな」
木崎銀二:「よし、殺せばいいんだな……殺せば!?」立ち去ろうとして二度見。
霧尾九郎:「……ときえさんは、それで助かる?」丈二のことを思うと一瞬うっと言葉に詰まった。
霧尾九郎:二度見wwww
勇五:「助かる。あの女の力は、死後も通じるような強さじゃあない」
霧尾九郎:「にーちゃんは、なんでリサさんに協力してるの? それに…さっき言ってた、薬ってなんのこと?」
勇五:「俺のことをどこで知ったのか、協力すれば家族に会わせると言ってな」
勇五:「こんな形でとは思わなかった。俺が馬鹿だった」
GM:苦しそうに壁に体をもたせかけます。
勇五:「俺に使われている薬は、メルキセデクで作られたものだ。ネイバーを、強制的に手懐けるようなものらしい」
霧尾九郎:気遣うように体を支えて。
霧尾九郎:「そんな…」ひどいよ、と呟く。
霧尾九郎:「おれ、ひごろも荘のこと大切だし、ときえさんにも助かってほしいけど……でも、できればにーちゃんと戦いたくない」
霧尾九郎:「もう、どうにもなんないの? 本当に……」
GM:勇五は首を横に振ります。
勇五:「お前に電話した時な。あの女からお前や他の奴らもひとりずつ片付けるように言われていた」
勇五:「だからなるべく、あの家から離れたってのに、お前は……」
勇五:「なあ、あんた。探偵さん」
霧尾九郎:「ごめん」そういうことを全然考えていなかったのだ。ちょっとしょんぼりする。
木崎銀二:「……なんだよ」
勇五:「あの女について知ってること、全部教える。こいつの――あんたたちの居場所を救ってやってくれないか」
勇五:「これで、俺のしでかしたことが清算される訳じゃないが」
木崎銀二:「チッ、仕方ねえ。特別にタダで引き受けてやるよ。今回ばっかりは他人事でもねえしな」
勇五:「恩に着る」
木崎銀二:「いらねえよ、これから死ぬ奴の恩なんて。どうせなら生きて金で返せ」
勇五:「あんた、良いヤツだな」
GM:そう言って小さく笑います。
GM:そして、何らかの衝動と戦うように時折顔を歪めつつ、勇五はリサの事を話しだします。
木崎銀二:「言ってろ、バカ野郎」
勇五:「あいつは、前にメルキセデクが失敗した『怪物』を、新たに作り直したモンだ。後継機、って言えばいいか?」
勇五:「前のやつも同じ失敗をしたらしいが、リサも、器は充分だったらしいが、コアの――魂の固定が上手くいかなかったらしい」
勇五:「前はどうしたか知らんが、リサは、物語からその魂を引っ張ってくることにした」
勇五:「選ばれたのが、よりによって物語で怪物に殺された花嫁だったのさ」
木崎銀二:「ひっでえ話だ」
勇五:「あの女は、自分を殺した怪物を何より憎んでいる。同時に、物語の中で愛した男を今でも愛している」
霧尾九郎:「あの夢の話は、物話の内容だったんだ……」
勇五:「あの女の魂の均衡をなんとか繋ぐために、羽根まで持ち出す始末だ。どうなったかは――お前らも知っての通りだろう」
木崎銀二:「羽根!?っていうと確か……」先代の手帳をパラパラ捲って該当項目を見つけ出す。
木崎銀二:「なんだこれ。劇物じゃねえか」
勇五:「だから、あの女を殺せと言ったんだ。羽根の力さえ失せれば、俺の襲った女は元に戻る」
GM:勇五はこれ以上の事は知りません。
木崎銀二:「……それで、このバケモンを退治するにはどうすりゃいい。銀の弾丸とか、嫌がる呪文とか、なんか無いのかそういうやつ」
勇五:「そういう都合良い物はない」
木崎銀二:「んだよ、仕方ねえな。それじゃそっちは自分でなんとかするさ。……九郎ちゃん」
霧尾九郎:泣きそうな顔して勇五の話を聞いてたが、呼ばれて顔を上げる。
木崎銀二:「俺が夕方働いてた教会、わかるよな?あそこまでこいつ連れてって、銀二が三ヶ月タダ働きするって言ってたって伝えてくれ」
木崎銀二:「こいつそのまんまにしとくわけにもいかねえしよ。寝床くらいなら貸してくれるだろ」
霧尾九郎:「銀二~~!」一瞬きょとんとしてから、うええ~と半泣きになって。
霧尾九郎:「おまえ本当はいいやつだな…!」
木崎銀二:「本当は余計だ、本当は……拭うならこれで拭ってくれ。ノルマ減るし」苦笑しながらティッシュを渡す。
霧尾九郎:「うっうっ……ありがど…」ちーん
霧尾九郎:「じゃあにーちゃん、つかまって……」涙などなどをぬぐってから、勇五に肩を貸そうとふり返る。
GM:ドミネーターが〈資産:支配〉を使用します。対象は雨宮勇悟。
GM:彼はこのシーンが終了した以降、完全にドミネーターの配下となって行動を開始します。
勇五:「……気持ちは、ありがたいが」
霧尾九郎:ゆるせないぜ
勇五:「悪いな。ここまでだ」
GM:勇五の姿が、徐々に人間の物から離れて行きます。マズルがせり出し、耳が尖り、背中が丸まり、四つ足の生き物へ。
勇五:「探偵さん。九郎のこと頼むな」
木崎銀二:「ア?おい待て……」
勇五:「九郎、会えて良かったよ。駄目な兄貴ですまないな」
霧尾九郎:「にーちゃん? やだ、待って」
GM:最後にちらりと優しい目を向けて、狼の姿になった勇五は高く鳴き、ビル壁を蹴って姿を消してしまいました。
木崎銀二:「……クソッ」とてもじゃないが肉体3の俺には準備なしには追跡不能だ
霧尾九郎:「にーちゃん!」頑張って追いかけてしまってまかれて戻ってくるんだな…
木崎銀二:だが、行き先はわかる。先ほどの会話から見ても、間違いなく……
木崎銀二:「行くぞ、九郎ちゃん。家に残ってる連中がやべえ」
霧尾九郎:「……そうだ、リサさん」しょげている場合ではない。
霧尾九郎:頷いて……あ、銀二背負って走って行くと速い
GM:大家さんもいるし、まつえさんはまだ帰ってきてないし、ヤマモトさんはヤマモトさんだから早く戻らないと大変だ
霧尾九郎:ヤマモトさんはヤマモトさん
木崎銀二:そっちは別に心配いらなさそう。もう死んでるし。
霧尾九郎:下手すると成仏させられてしまうので急ごう
GM:では、ここのシーンは以上となります。絆やエゴの申請はありますか?
霧尾九郎:[エゴ:ときえさんを治す]を申請しておきます。
GM:OKです! 罪1点どうぞ!
霧尾九郎:あと絆:リサ(憎悪)で取得したく。
GM:絆も了解です。銀二くんはどうしますか?
木崎銀二:絆/勇五(憤怒)で取得します
GM:わかりました!
GM:【舞台裏】
GM:丈二さんと美潮ちゃんはお買い物やFPの回復ができますがどうしますか?
幡ヶ谷美潮:あっ回復もできるんでした。どうしようかな……。
堂島丈二:買い物…は特になりかな。欲しいものがあれば、代理で購入を試みますぜ。
幡ヶ谷美潮:む、じゃあこちらは一応回復したいので、神経加速剤を買ってもらってもいいでしょうか
堂島丈二:あいさー。
幡ヶ谷美潮:ではFP回復します。
堂島丈二:2d6+5
BeastBindTrinity : (2D6+5) → 6[5,1]+5 → 11

堂島丈二:財産点9を突っ込んで成功に。
幡ヶ谷美潮:わー、ありがとうございます!
幡ヶ谷美潮:37+2d6
BeastBindTrinity : (37+2D6) → 37+6[5,1] → 43

堂島丈二:そして美潮に譲渡します。以上で!
幡ヶ谷美潮:FP上限が39なので全快!
幡ヶ谷美潮:ありがてえ……いただきます。
GM:ではお二人とも万全の状態になったところで舞台裏は以上で!
堂島丈二:はーい!
幡ヶ谷美潮:はい!

◆ミドルフェイズ◆シーンプレイヤー:堂島丈二
堂島丈二:28-1d6
BeastBindTrinity : (28-1D6) → 28-4[4] → 24

GM:時間的には、全員で情報収集をした後、丈二さんが帰宅したところです。時間によっては全員登場出来ます
GM:丈二さんがこのシーンを九郎くんと銀二くんのシーンの裏で進める形にするかどうかで、お二人が登場できるかどうか変わる感じです。
幡ヶ谷美潮:じゃあとりあえずこちらは出たいです
堂島丈二:ほいさ。時間的には、別れたあと多少時間が経ってる感じで。ダッシュすれば間に合うよ多分!
GM:わかりました! 美潮ちゃんは人間性を減らしてください
幡ヶ谷美潮:33-1d6
BeastBindTrinity : (33-1D6) → 33-2[2] → 31

GM:丈二さんが帰宅すると、リサちゃんがリビングダイニングでご飯を作っているところです。
GM:美潮ちゃんはリビングにいるかんじでしょうか
幡ヶ谷美潮:そうですね。ちらちらと様子を窺っています。
リサ:「お帰りなさいお兄様! お買い物は済んだのね?」
GM:丈二さんの持っているホームセンターの袋を見て。
堂島丈二:「ただいま。…ああ、だが目当てのものは結局見つからず仕舞いでな」
堂島丈二:荷物を下ろしながら、後半は声が美潮にも届くように。――調査の収穫、こちらではなし、と。
リサ:「お兄様、私もお手伝いできるかしら?」
リサ:「一人で探すよりは、見つかりやすいと思うのだけど……」
幡ヶ谷美潮:リビングで勉強をしている体で、その声を聞く。
GM:リサは大変そうにチンしたジャガイモをポテトマッシャーでポテトを潰しています。音がすごい。
堂島丈二:「気持ちだけ有難くいただくよ、リサ。むしろ、そっちの方が大変そうだが――」
堂島丈二:「…任せておいた方が良さそうだな、これは」
堂島丈二:大変さよりも、楽しさの方が上回っている。そんな雰囲気を感じて、笑う。
幡ヶ谷美潮:(あーもう、うるさい!)こちらは不機嫌になっている。
リサ:「そうだ! 幡ヶ谷さん。帰りに大きな犬がいませんでした? 前からお家の周りにいるんだけど、ちょっと怖くて」
幡ヶ谷美潮:あ、これいなかったってことでいいですよね?
GM:大丈夫ですよー。
幡ヶ谷美潮:「……うん。いなかった。大丈夫」
幡ヶ谷美潮:(怖い? 一緒にいたはずなのに、なんでよ)
リサ:「……?」
GM:リサは一瞬不思議そうな顔をしますが、それなら良いんですとにっこり笑います。
堂島丈二:「…ときえの件もある。用心に越したことはない。無用の外出は控えた方がよいんだろうな、こういう時は」
堂島丈二:手を台形に組んで、壁の時計をちらりと見る。
リサ:「そういえば、他の皆さんまだ戻っていないの」
GM:まつえは数日神気を養うので不在、洋征も不在、まではいいとして、ヤマモトさんもいません
幡ヶ谷美潮:「……こんなに人がいないの、あんまりないよね」と言ってから「静かでいいな! 勉強もはかどるしね!」と言い足す。
堂島丈二:「確かに、やけに静かだな…ジャスミンがいないからこんなものか、とも思っていたが、それにしたって」
GM:ホワイトボードを見るんだ
  ホワイトボード:お家の淀み、確かに掃除しました。請求書はこちらに貼っておくので後日入金をお願いします/クズノハ清掃サービス
木崎銀二:除霊されてる
堂島丈二:祓われてる。
GM:見覚えのない清掃業者が入ってべらぼうにお高い請求書を貼り付けてかえった後がある
幡ヶ谷美潮:あっ
霧尾九郎:ひでえ
堂島丈二:「…これは」
幡ヶ谷美潮:「ちょっ、ちょっと待って。なんで?」
GM:リサにとっては、特に不思議な事ではないようです。ただただポテトを潰す音だけがリビングダイニングに響いています。
リサ:「どうかしましたか? 幡ヶ谷さん」
幡ヶ谷美潮:「リサさん、この清掃業者のこと何か知ってる……?」
リサ:「皆さんがお出かけになった後に、お呼びしたんですけれど……いけませんでした?」
GM:めちゃくちゃ悪意のない笑顔だ
幡ヶ谷美潮:「わ、私が聞きたいのは……この業者が『何を』掃除してったのかっていうことなんだけど」嫌な予感がする。
幡ヶ谷美潮:「そんなに酷い汚れ、あった? 大家さんが綺麗にしてたよね?」
リサ:「他の方からうかがったんですけど、大家さんのご病気、ただの病気じゃなかったって」
堂島丈二:「…なるほどな。確かに“掃除”されている。さぞ、人にとっては居心地の良い空間なんだろう」
リサ:「だから、きっとお家のエクソシズムをすれば大家さんも良くなるんじゃないかと思って」
リサ:「色んな悪い物があったとかで、たくさん瓶を持って帰って行かれました」
幡ヶ谷美潮:「あの、あのね。それやったらすごくまずい人がここにはいるんだけど……いた、かな」
GM:(ツナギ姿のお兄ちゃんに抱えられる瓶の中にいるヤマモトさん)
幡ヶ谷美潮:「ど、どうしよう丈二さん。ヤマモトさん、多分……」
GM:何がいけないのか分からない顔で二人を見ています。
堂島丈二:「…ヤマモトさんほど強い未練…ああ、残ろうという意思があるなら、一時追い出すのが精々だろうさ。だが、戻れないとなると、拙い」
堂島丈二:「リサ。各住人の部屋には、手をつけていないな?」
リサ:「『私は』なにも」
リサ:「業者の方が、もしかしたら何かなさったかも」
GM:銀二くんの私物とか危険物認定した可能性高まる……!
堂島丈二:法的に拙い!
木崎銀二:後ろに手が回っちゃう
霧尾九郎:ガサ入れが
幡ヶ谷美潮:「ちょっ、私の部屋とかいつも入らないでって言ってるのに!」これは素。
リサ:「……ごめんなさい」
リサ:「でも、幡ヶ谷さんも他の皆様も、いずれこのお家からいなくなられるんですし」
リサ:「お引っ越しのお手伝いと思えば宜しいのでは――」
GM:にこにこしている
幡ヶ谷美潮:「……なっ」絶句。
堂島丈二:「――お前、それは」
堂島丈二:本気か、などと問うまでもなく。
木崎銀二:26-1d6
BeastBindTrinity : (26-1D6) → 26-4[4] → 22

幡ヶ谷美潮:口をぱくぱくさせて言い返そうとするが、あまりのことに言葉が出てこない。
リサ:「……あら?」
霧尾九郎:39-1d6
BeastBindTrinity : (39-1D6) → 39-4[4] → 35

GM:玄関の方から入ってくる人の気配に、困った表情をします。
木崎銀二:「ただいまーッス。……ウオッ、清らか!?」浄化された空気にビックリする。
霧尾九郎:HPと間違えた。人間性33です。
GM:九郎君人間性了解です
霧尾九郎:「ときえさん! みんな! 生きてる!?」ガラッ
木崎銀二:「すっげー、ヤニ臭かったのも消えてるよ。クズノハね。今度俺も頼もっかなあ、いやでも高いわこれ。たっかい」
堂島丈二:「よく戻った、銀二、九郎。だが、ちょっとばかり――雲行きがな」
幡ヶ谷美潮:「……!!」何も言えない状態のまま、怒った顔とちょっと涙目で二人の方を見る。
木崎銀二:「あー、大丈夫大丈夫。探偵っぽく言うと、謎はすべて解けましたんで。ここはひとつ俺に預けてもらえません?」
霧尾九郎:キッチンに立っているリサさんを思わず睨んでから、縋るように銀二を見る。
木崎銀二:「っつうワケで解決編に行きたいわけなんですけど、リサさん。いきなりで悪いんだけど、アンタこの家出てって来れねえすか」
リサ:「わたしが?」
GM:不安げに丈二さんを診ます。
GM:見ます
木崎銀二:「そ。……わかんねえ?この家から消えるのはてめえの方だって言ってんの」
堂島丈二:無言で、銀二の言葉を聞く。何か反論すべきだ、という衝動を抑えながら。
木崎銀二:「こっちはアンタのこと、ここの連中と一緒にメルキセデクに売ってもいいんですよ?」
木崎銀二:スマートフォンの画面をわざとらしく見せつける。ボタンひとつでメルキセデク社にコールがかかるぞ
木崎銀二:「でもそうすると次の家探すの面倒でしょ?だから消えてくれっつってんの」
リサ:「……?」
リサ:「木崎さんが、メルキセデクに連絡して、ここの皆さんが全員連れて行かれる?」
リサ:「私は構いませんけれど」
リサ:「だって、お兄さまと一緒にいられるのでしょう?」
木崎銀二:「そっか。残念」
リサ:「木崎さんこそ、ご自分のお荷物を大事になさった方が良いのでは?」
リサ:「何とは言いませんが、その……粉とか」
GM:丈二さんの腕を掴んでいる。
木崎銀二:「あー、ごめん。完全に負けたわ。わかった。その前にツイッターいい?」
堂島丈二:「…リサ、そこまでだ。人には、踏み込んではいけない領域ってのがある」
リサ:「お兄さま! だって」
木崎銀二:言うやいなや、スマホを弄ってボイスメモを取り出すと、勇吾の証言を引っ張り出そう。
霧尾九郎:「そ、そうだよ! ユーゴにーちゃんにひどいことしたの、おれ知ってるんだからな!」
GM:リサの目が一瞬ぴくりと動きます。
ボイスメモ-勇吾:「あいつは、前にメルキセデクが失敗した『怪物』を、新たに作り直したモンだ。後継機、って言えばいいか?」
ボイスメモ-勇吾:「前のやつも同じ失敗をしたらしいが、リサも、器は充分だったらしいが、コアの――魂の固定が上手くいかなかったらしい」
リサ:「お兄さま!」
GM:リサが怯えながら丈二さんに縋り付く仕草を見せます。
ボイスメモ-勇吾:「前はどうしたか知らんが、リサは、物語からその魂を引っ張ってくることにした」
ボイスメモ-勇吾:「選ばれたのが、よりによって物語で怪物に殺された花嫁だったのさ」
幡ヶ谷美潮:「……!」
堂島丈二:「――それが真実なら、俺はお前を守り、導き、幸せにする義務がある。…いや」
堂島丈二:「あったんだ。かつては――そして、物語の中では」
堂島丈二:自分に縋るリサの両肩に手を置く。
リサ:「……この人達のおっしゃることを、信用なさるの」
リサ:「お兄さまは、わたしのお兄さまでいてくださらないの?」
GM:ここでGMが丈二さんに対して《バインド》を宣言します
堂島丈二:家族。…家族、か。
GM:リサが貴方に要求するのは、自分の伴侶となることです。
GM:それを是とするなら、貴方は愛を1手に入れ、別の道を進むなら、即座にリサとの絆をエゴとして、罪1が手に入ります
堂島丈二:「――リサ。お前が、“怪物”の器に“物語の魂”を持つ存在なら」
堂島丈二:――現実に存在し、“怪物”に殺された女。ヴィクトル・フランケンシュタインの伴侶となるはずだった者でないならば。
堂島丈二:「お前は確かに、俺の家族だ。愛すべき者だ。だが――それは、伴侶としての愛ではない」
堂島丈二:バインドを拒否。リサの絆を「愛したい」のエゴに変更します。
GM:では、丈二さんに罪を1お渡しします
??:『……貴方はそんな事が許されると思っているの?』
??:『愛したいだなんて、虫のいい話が、通じると思っているの?』
GM:リサが丈二さんを見上げます。悲しそうな顔をしていますが、貴方が今まで聞いたことのない、深い憎悪の籠もった声で丈二さんに告げます。
木崎銀二:「えぇー……アンタがそれ言う? 人の弱みに付け込んだ陰湿な立ち退きは許されるんスかね?」
堂島丈二:「…昔話だ。神を気取り、禁忌に手を伸ばし、神の真似事をしでかした男がいた」
堂島丈二:リサの肩に置いた手に、一度力を込め、そして離す。
堂島丈二:「そいつは、確かに神の御業――生命の創造を実現したが、ただひとつ、欠けていたことがあった」
堂島丈二:「――醜さを恐れるばかりで、愛さなかった。創造物――己の子から、逃げ出した」
堂島丈二:「だから、これは俺の罪(エゴ)だ。お前への押し付けだ。それを良しとしないなら――」
堂島丈二:リサから身を離し、再び視線を合わせて。
堂島丈二:「――物語(エゴ)の続きを望むなら。現実(おれ)は、それを阻む」
GM:リサは、両手で自分を抱きしめながらガタガタと震え始めます。
GM:物語の存在を受け入れられなかったことで、リサと怪物の間で、自我の奪い合いが始まったようです。
リサ:『どうしてあの時、愛してくれなかったの』「お兄さま、お願い私を止めて」『五月蠅い! こいつが幸福に暮らしていい道理がない!』
怪物:『私は! 永遠の戦いを宣言したのだ! 人類に、そしてとりわけ、自分を創り、このしのびがたい苦悩のなかへ送りだしたその男に!』
堂島丈二:「――そうだ。お前の怒りは、正しい。愛されることも、生まれることすらもなかった“怪物”は――何かに怒る権利がある」
堂島丈二:「その怒りを受け止める男は、もういない。ここに居るのは――」
堂島丈二:「出来損ないの、複製品(レプリカ)だ。その怒りを受け止めるには、役者不足であることこの上ないが――」
堂島丈二:笑う。自嘲と、後悔と、そして――やっとこの時が来た、という喜びと。多くの感情が混ざった笑み。
堂島丈二:「――それが、俺が“物語”から課された最後の役割だ」
堂島丈二:銀二に、九郎に、そして美潮に視線を送る。普段なら、巻き込んですまない、とも口にしているだろうが。
幡ヶ谷美潮:頷く。丈二さんの事情は、言葉は、全てはわからない、わかるはずもないけれど……。
木崎銀二:「んじゃ、やりますか!」野球帽を目深に被ると、首に巻いたバンダナで口元を覆い隠す。
GM:リサの傍らに、いつのまにか一頭の狼が侍っています。勇五が追いついてきました。
GM:というかんじで、このシーンは以上です。
GM:絆を申請したい、エゴのロールプレイ申請をしたい方はいらっしゃいますか?
堂島丈二:絆の枠は上限一杯、エゴロールも完了しております。
霧尾九郎:ありませんー。
幡ヶ谷美潮:大丈夫です!
幡ヶ谷美潮:あ、すいません絆まだ取ってなかった
幡ヶ谷美潮:絆:堂島丈二を信頼で取得します。
木崎銀二:リサに絆:軽蔑で取っておきます
GM:美潮ちゃん銀二くんの絆了解です。

◆クライマックスフェイズ◆ 全員登場
木崎銀二:22-1d6
BeastBindTrinity : (22-1D6) → 22-1[1] → 21

幡ヶ谷美潮:31-1d6
BeastBindTrinity : (31-1D6) → 31-1[1] → 30

霧尾九郎:33-1d6
BeastBindTrinity : (33-1D6) → 33-1[1] → 32

木崎銀二:ンンー惜しい!
幡ヶ谷美潮:うげー下がらない
霧尾九郎:1だらけ
堂島丈二:24-1d6
BeastBindTrinity : (24-1D6) → 24-2[2] → 22

堂島丈二:ワオ
GM:そうだ、これ誰かアレナを張らないとひごろも荘が大変になるのだ
堂島丈二:そんな発想はリサにはなかったか…
霧尾九郎:アレナ忘れてた
GM:ドミネーターは全然気にしないから
堂島丈二:演出的には自分が…?
霧尾九郎:していただいても構いませんぞ…!
幡ヶ谷美潮:お願いいたす!
堂島丈二:ほんとはマイナーアクションですが、今アレナ展開してもよいでしょうかGM…!
GM:大丈夫です!
堂島丈二:では《アレナ展開》!
堂島丈二:見た目はいつものリビングと変わらない。しかし、埃臭さと、かすかに化学薬品の香りが漂う。
堂島丈二:(以上で)
怪物:『懐かしい匂い』
GM:そう呟いたリサが、香りの記憶に喚起されたように、体の内側から膨れ上がっていきます。
木崎銀二:「わからねえけど……イヤな予感がする!」
幡ヶ谷美潮:「……リサ、さん」
GM:ボコボコと沸騰するように彼女の体が波打ち、白く縫合後が目立つ巨大な人型の何かに変貌しました。
霧尾九郎:「う、わ……」さすがに怯えた顔をした。
GM:彼女自身の持つ黒い羽根のパワーが四人にすさまじい重圧として襲いかかる! 堕落判定の時間だ!
堂島丈二:「――あれこそが、世界で最も有名な”怪物”だ。気を張れ。でなければ――」
堂島丈二:「幾億人が描いた物語に、押しつぶされるぞ」
堂島丈二:目標値は10でよいでしょうか!
GM:エゴ化していない絆の数を判定値に、難易度10で判定して下さい
堂島丈二:2d6+4
BeastBindTrinity : (2D6+4) → 10[6,4]+4 → 14

堂島丈二:よし成功。
霧尾九郎:2d6+5
BeastBindTrinity : (2D6+5) → 3[2,1]+5 → 8

霧尾九郎:あっ
幡ヶ谷美潮:2d6+5=>10
BeastBindTrinity : (2D6+5>=10) → 7[5,2]+5 → 12 → 成功

木崎銀二:2D6+6=>10
BeastBindTrinity : (2D6+6>=10) → 6[5,1]+6 → 12 → 成功

木崎銀二:よしよし。
霧尾九郎:39-2d6
BeastBindTrinity : (39-2D6) → 39-7[1,6] → 32

幡ヶ谷美潮:31-2d6
BeastBindTrinity : (31-2D6) → 31-12[6,6] → 19

幡ヶ谷美潮:!?
霧尾九郎:また間違えた…32-7で25です。
幡ヶ谷美潮:そ、そこまで下がれとは言ってないぞ!!
木崎銀二:22-2d6
BeastBindTrinity : (22-2D6) → 22-4[2,2] → 18

霧尾九郎:出目が極端だな…!
堂島丈二:22-2d6
BeastBindTrinity : (22-2D6) → 22-5[3,2] → 17

木崎銀二:よし、第二変異
GM:皆さん変異が1段階ずつ進みましたので、各自絆をエゴに変えて下さいませー
木崎銀二:取得したリサとの絆を「エゴ:“魔物”を狩る」に変化させる。
幡ヶ谷美潮:絆:リサを「エゴ:ひごろも荘を元に戻したい」に変更します。
堂島丈二:人間性が20を下回ったので第二変異。絆:ヴィクトル・フランケンシュタイン(悔悟)を「罪を償いたい」に。
霧尾九郎:僕はあともう一息なのだった…。(堕落判定は失敗している)
GM:あっ本当だ。九郎くんがまだでした。すみません
堂島丈二:こめかみや拳に、電光を纏うボルトが打ち込まれる。同時に、裾が赤黒く汚れた白衣を纏う。
GM:堕落判定に失敗した九郎くんは《BS:暴走》を受けます。
霧尾九郎:魔獣化で第二変異になるので準備しておこう。
霧尾九郎:BS了解です。
幡ヶ谷美潮:ふわりと髪や身体から潮の香りが漂う。
GM:《BS:暴走》の効果は、即座に魔獣化し、カバーリングとガードが行えなくなるというものです。マイナーアクションかメジャーアクションを消費して回復することができます
木崎銀二:第二変異で[武器が手放せなくなる]。
霧尾九郎:おっと、即座に魔獣化か。じゃあどのみち変異かな。
木崎銀二:九郎と一緒に勇吾を追ってひごろも荘に戻る間に、いろいろ調達してきている。
GM:九郎くんは変異入りますね
木崎銀二:よく見ればジャケットの裏地にはありったけの護符が縫い付けられているし、ズボンにはリボルバーが挿されていることがわかる
霧尾九郎:“怪物”の姿に怯んだ瞬間、強い衝動が走る。怯えとは真逆のそれ。……ああ、こいつは、おれが殺さなくちゃ。だって、あいつは許せないやつじゃないか。
霧尾九郎:うう、と苦しそうに低く唸って、身震いするように身体を丸める。バキバキと嫌な音を立てて、その姿が獣へと変わる。《魔獣化》を宣言。
霧尾九郎:人間性が20になるので、リサへの絆をエゴ:リサを殺すに変更します。
GM:堕落判定の処理は以上となります
GM:あと特に演出などなければラウンド開始です
GM:◆1ラウンド◆
GM:【セットアップ】
GM:あっその前にエンゲージ
GM:リサと勇五は同一エンゲージ、皆さんとは近距離です
GM:あらためてセットアップで行動する方はいらっしゃいますか?
霧尾九郎:ありませんー。
幡ヶ谷美潮:ないです
木崎銀二:《超発明》使用して武器を準備します。
GM:どの武器を選ぶだろうなあ……
堂島丈二:セットアップはありません。
木崎銀二:購入点15点のギア専用装備を《機動魔道書(DCDページ118)》を《超発明》の効果で取得・装備条件を無視して入手・装備します
木崎銀二:[機動魔道書]の効果、取得時に選択する敵種族は《機械》で。これにより《機械》を持つ相手へのダメージは+5点加算されます
木崎銀二:以上で。
GM:敵NPCはどちらもセットアップで行動しないのでセットアップは以上です
木崎銀二:あ、装備アイテムの効果で行動値4下がって6になります
木崎銀二:今度こそ以上!
GM:了解です!
GM:【イニシアチブ】
GM:イニシアチブでアーツを使う方いらっしゃいますか?
幡ヶ谷美潮:イニシアチブで《魔獣化》します。人間性2低下。
堂島丈二:ありません。
霧尾九郎:ありません。
幡ヶ谷美潮:突然床に座り込むようにする。ロングスカートの裾からは尾びれが覗く。脚が尾に変わっているのだ。
GM:ここで怪物が《世界律:神速》を使ってメインプロセスを行います
GM:ムーブなし、マイナーなし。シーン攻撃の《世界律:抹消》を使います。命中したらFPが半分になるアーツです
GM:11+2d6
BeastBindTrinity : (11+2D6) → 11+4[2,2] → 15

GM:怪物の達成値は15です
木崎銀二:攻撃に対して《弱点分析》発動。
木崎銀二:このシーン中、“怪物”のアーマー値とガード値は-5される。
GM:つらい
堂島丈二:ナイス。そしてまずは各自(暴走してる九郎以外)リアクション、ですかね。
木崎銀二:でもってリアクションはドッジ。
幡ヶ谷美潮:ドッジします。
木崎銀二:2d6+5
BeastBindTrinity : (2D6+5) → 2[1,1]+5 → 7

GM:ファンブル……
木崎銀二:ファンブル!
霧尾九郎:ドッジはできそうかな…? ってああっ!
幡ヶ谷美潮:ワンモアします?
木崎銀二:いえ、食らって《死んでたまるか》で距離をとりたいのでこっちは大丈夫です
幡ヶ谷美潮:オッケー!
幡ヶ谷美潮:2d6+5=>15
BeastBindTrinity : (2D6+5>=15) → 5[2,3]+5 → 10 → 失敗

堂島丈二:2d6+5
BeastBindTrinity : (2D6+5) → 9[4,5]+5 → 14

幡ヶ谷美潮:ぬー
堂島丈二:惜しいが失敗。
霧尾九郎:《獣の身こなし》で人間性を下げていくかー
堂島丈二:あ、これカバーリングしたらどうなりますかね。半分×半分の25%か、そのまま50%か。>GM
霧尾九郎:2d6+9+2
BeastBindTrinity : (2D6+9+2) → 5[4,1]+9+2 → 16

霧尾九郎:避けた!
幡ヶ谷美潮:すごい!
堂島丈二:GJ…!
GM:そのまま半分ですねー
GM:あっ九郎君すごい
霧尾九郎:これが《強化処置》の力(ドッジ達成値も+2)
堂島丈二:では、必要であれば美潮をカバーしたく。どうでしょう。>美潮
幡ヶ谷美潮:いただけるとうれしい!
堂島丈二:では、《守護の盾》で美潮をカバーリング。そして同時に《ガーディアンフォーム》で《魔獣化》。
堂島丈二:そしてダメージではないので軽減はできない…!
GM:怪物が悲鳴のような声を上げると、体から暗い紫色の雷光が走り、四人を襲います。銀二くんと丈二さんはFPを半分に削ってください
堂島丈二:FPは46へ。
木崎銀二:FP19、攻撃を受けたので《死んでたまるか!》を使用して離脱移動、隠密状態になります。
木崎銀二:一同のエンゲージを離脱して距離は[遠隔]状態に。
木崎銀二:「いってぇ!……くっそう。化物だとは聞いてたけどやっぱ分が悪いな!」
堂島丈二:「――そうだ。雷鳴こそが産声。電流こそが血潮。それを糧に、俺たちは――」
GM:怪物のメインプロセスは以上です。イニシアチブ終了となります
GM:【メインプロセス】
GM:そのまま立て続けにリサの手番です
GM:失礼しました。マイナーで〈高速戦闘〉〈パワーチャージ〉〈範囲攻撃〉
GM:狙うのは丈二さん、美潮ちゃん、九郎くんのいるエンゲージです。
霧尾九郎:ギャー
幡ヶ谷美潮:ヒー
堂島丈二:では《きらめきの壁》で対象を自分ひとりに。
GM:〈貫通撃〉を使用した射撃攻撃が行きます
堂島丈二:ガード値ゼロ扱いか。来るがいい…!
GM:11+2d6
BeastBindTrinity : (11+2D6) → 11+4[3,1] → 15

GM:あっ低いぞ
堂島丈二:どうせガード値が無意味なら、ドッジを試みよう。
堂島丈二:2d6+5
BeastBindTrinity : (2D6+5) → 7[4,3]+5 → 12

堂島丈二:ダメでした!
GM:振り直しとか大丈夫そうですか?
幡ヶ谷美潮:ワンモアしてもいいですよ!
堂島丈二:分の良い勝負ではないので、このままでいきましょう。
GM:ダメージ振ります。〈世界律:絶望〉+武器〈漏電する愛憎〉の威力+2d6ぶん
GM:50+2d6
BeastBindTrinity : (50+2D6) → 50+6[3,3] → 56

堂島丈二:ぎょわー
GM:肉体属性56ダメージです
霧尾九郎:固定値がヤバイ
堂島丈二:だが軽減は効く。
堂島丈二:《イモータルボディ》を使用します。
堂島丈二:1d6+9
BeastBindTrinity : (1D6+9) → 5[5]+9 → 14

堂島丈二:14点軽減して42点、HPは4に。
堂島丈二:生きてる…!
霧尾九郎:ギリギリ…!
怪物:『耐えた……?!』
GM:表情は分からないけれど、声から驚愕がにじみ出ています。
幡ヶ谷美潮:「丈二さんっ!」
堂島丈二:「この程度――と言うには激しすぎたがな。受け止め切れもしないのに、大口を叩くわけがないだろう」
GM:怪物の手番は以上です。
GM:美潮ちゃんどうぞ
幡ヶ谷美潮:はーい
幡ヶ谷美潮:ムーブで後退。銀二さんと同じエンゲージに入ります。
幡ヶ谷美潮:マイナーで《ナワバリ》同時に《海神》。エンゲージ封鎖。
幡ヶ谷美潮:エンゲージ内の味方の判定達成値を+1。また、シーン間自分の与ダメージに+8します。人間性8低下。
幡ヶ谷美潮:メジャーで《海の怒り》。肉体属性のシーン攻撃で、勇五とリサを攻撃。1点でもダメージを受けた場合+狼狽。人間性7低下。
幡ヶ谷美潮:判定します。
GM:どうぞ!
幡ヶ谷美潮:2d6+8
BeastBindTrinity : (2D6+8) → 7[6,1]+8 → 15

GM:まず怪物の回避
GM:7+2d6
BeastBindTrinity : (7+2D6) → 7+6[3,3] → 13

GM:失敗。
幡ヶ谷美潮:あぶなっ
GM:勇五の回避
堂島丈二:勇午のドッジ判定に《魔性の美》。達成値を-2してください。
GM:5+2d6-2
BeastBindTrinity : (5+2D6-2) → 5+5[3,2]-2 → 8

GM:失敗。
GM:ダメージください
堂島丈二:要らなかった…!だが結果オーライ。
幡ヶ谷美潮:ありがとうございます!
幡ヶ谷美潮:ダメージロール直前に《ガードブレイク》。1点でもダメージを受けた場合、シーン間アーマー・ガード値-10。人間性2低下。
幡ヶ谷美潮:ではダメージ。
幡ヶ谷美潮:3d6+15 肉体属性
BeastBindTrinity : (3D6+15) → 13[5,5,3]+15 → 28

幡ヶ谷美潮:うむ
霧尾九郎:おおっ。
GM:肉体はそのまま通るんだよなぁ
GM:で、今怪物はアーマー値-5されてる
GM:どっちも21ダメージもらいます
幡ヶ谷美潮:やった!
幡ヶ谷美潮:「……ひごろも荘、めちゃくちゃにして。あ、あんまり人がいないと、今度は静かすぎて気になるんだから!」
GM:で、更にリサは《世界律:不変》を使って《BS:狼狽》を治癒するのでFP-5されます。
幡ヶ谷美潮:おお
GM:勇五は《狼狽》もらったまま
幡ヶ谷美潮:強い潮の香り。背後から、幻の高波が立ち上がる。
木崎銀二:美潮さんがいつの間にか消えてた銀二を探して追ってくると、ひごろも荘の外に出てクーペのトランクを漁りながらどこかに電話してます。
木崎銀二:「だから超特急で……なに!?倍額!?仕事をタダで!?」
木崎銀二:「この野郎~~~~~覚えとけよ!」携帯に怒鳴りつけていると、出てきた美潮さんを見つけて。
木崎銀二:「いいとこ来た!ちょっと手伝え!」その足元には、消火ホースが転がっている。
幡ヶ谷美潮:「え、は、何!?」
木崎銀二:「あいつらに目にもの見せてやるんだよ」悪い笑顔で答える。
幡ヶ谷美潮:「……わかった。とりあえず、こっちもやりたいことやるね」敵二人の方を向き。
幡ヶ谷美潮:「ほんとにムカつく。みんなを戻せ。……お前なんか、錆びろ!」
幡ヶ谷美潮:高波はリサと勇五に向け大きくうねり、二人の頭上で実体化! 海水が叩きつけられる!
怪物:『Eeeeeeek!!!』悲鳴!
GM:勇五も甲高い吠え声を上げる!
幡ヶ谷美潮:「ふんだ。少しは懲りればいいんだ」
幡ヶ谷美潮:で、「エゴ:ひごろも荘を元に戻したい」のエゴロール申請をします。
GM:了解です。罪を1どうぞ
幡ヶ谷美潮:いただきます。以上です。
幡ヶ谷美潮:あ、あと人間性が0になったので第三変異かも。
GM:ですね。絆を1つエゴにしてください
幡ヶ谷美潮:絆:人間を「エゴ:敵を倒したい」に変更します。
GM:了解です。では美潮ちゃんは以上で
GM:九郎くんどうぞ!
霧尾九郎:響いた、悲鳴に近い吠え声に、突き動かされるように身体が動く。群れとしての本能で、害意のある対象へ向かう。
霧尾九郎:ムーブで敵のエンゲージへ入ります。
霧尾九郎:マイナーで《気力充填》、メジャーで《パーフェクトソルジャー》を使用して、リサに攻撃。
霧尾九郎:2d6+8+2+2+2
BeastBindTrinity : (2D6+8+2+2+2) → 9[5,4]+8+2+2+2 → 23

GM:回避無理では……?
霧尾九郎:血走った目で姿勢を低くすると、“怪物”へ飛びかかっていく。
GM:でもA値もG値もゼロだしドッジするしかないんだよ
GM:怪物の回避
霧尾九郎:弱体しゅごい…
GM:7+2d6
BeastBindTrinity : (7+2D6) → 7+4[2,2] → 11

GM:ダメージください
幡ヶ谷美潮:ダメージロール直前に《アタックアシスト》使用します。九郎くんの与ダメージを+1d6+8。《サポートフォーム》の効果も乗っています。人間性2低下。
堂島丈二:ではそのダメージに、愛と罪で+5D6ブースト。
霧尾九郎:ありがとうございます! 自前でも《魔獣の殺意》載せておこう。
霧尾九郎:11d6+11+4+2+8
BeastBindTrinity : (11D6+11+4+2+8) → 42[4,6,6,4,4,3,4,5,2,1,3]+11+4+2+8 → 67

幡ヶ谷美潮:つよっ
GM:67素通りしますが、こちらはまだ倒れないのだ
霧尾九郎:肉体で67!
霧尾九郎:なん…だと…?
霧尾九郎:駆け込みの勢いを載せて、思い切り牙を立てる。
GM:怪物はこれ以上食らいつかせると致命的と判断して
GM:厄介そうに九郎くんを引きはがします。噛んだ感じはそとは弾力があるけど中がドロッとしてる。
霧尾九郎:うわお…。
霧尾九郎:引きはがされ、地面に転がされると、勇五と似たような声を上げる。が、即座に起き上がって、まだ殺意に満ちた目で、相手を睨みつけた。
霧尾九郎:人間性は5下がって、13。以上です!
GM:それでは、丈二さんの手番となります!
堂島丈二:では行くぜー!
堂島丈二:ムーブアクションで前方エンゲージへ合流。
堂島丈二:マイナーで《能力移植:繁栄の地》。
堂島丈二:2d6+9
BeastBindTrinity : (2D6+9) → 7[2,5]+9 → 16

堂島丈二:PC全員のFPを16点回復、ならびにバッドステータスを全て解除します。
霧尾九郎:つよい
GM:回復スキル強い
堂島丈二:丈二がゆっくりと歩みを進めると共に、皆が見慣れたひごろも荘のリビングが歪んでゆく。
堂島丈二:壁や柱は、古びた屋敷のそれに。家具や調度品は、正体不明の薬液で満たされたシリンダーや実験器具に。
堂島丈二:そして、天井の照明は、雷光が迸る巨大な電球のような物体に。
堂島丈二:「――ここが、怪物が生まれた場所。お前が生まれるはずだった場所。――俺が、最初の罪を犯した場所」
堂島丈二:現実と虚構が交じり合った、ヴィクトル・フランケンシュタインの研究室。それが、一時のみ再現される。
怪物:『――最初の罪を犯した魂が、今救われたようにしていること。それ自体が罰されるべきだわ』
堂島丈二:「ああ、俺は罰されるべきだ。だがそれは、今じゃない。ましてや――」
堂島丈二:「――罰されるべき存在なのは、ここから生まれた全てだ。俺も、お前も――何もかも」
堂島丈二:“怪物”に応える声と共に、雷光が激しさを増す。それは魔物、取り分け機械に根ざす存在を活性化させ――。
堂島丈二:というわけで、メジャーで九郎に《彼の出番だ》。未行動状態になってもらいます。
霧尾九郎:いただきます!
GM:それでは九郎くん、再行動どうぞ!
霧尾九郎:迸る電光に、弾かれたように立ち、体勢を持ち直す。
霧尾九郎:血走っていた目が正気を取り戻し、近くに立つ丈二を不安げに見上げてから、決意したように前をむき直した。
霧尾九郎:「ごめん……そうだ、ちがう」
霧尾九郎:ムーブで《ウルフヘジーク》を使用。シーン中白兵攻撃ダメージ+4、効果中ガード不可
霧尾九郎:マイナーで《気力充填》、メジャーで《パーフェクトソルジャー》を使用して、“怪物”に攻撃します。
霧尾九郎:2d6+8+2+2+2
BeastBindTrinity : (2D6+8+2+2+2) → 5[1,4]+8+2+2+2 → 19

霧尾九郎:なん…だと…?
幡ヶ谷美潮:ワンモアしますか?
霧尾九郎:万物の打倒者あるのでそっちに頼ろうかなって…!
幡ヶ谷美潮:オッケーです!
霧尾九郎:なので通しで!
GM:ドッジだ!
GM:7+2d6
BeastBindTrinity : (7+2D6) → 7+6[2,4] → 13

GM:しっぱい!
霧尾九郎:やったぜ!
堂島丈二:ではダメージに、愛罪で+5D6ブーストだ。
GM:来るよね……!
霧尾九郎:それなら《魔獣の殺意》もオマケだ!
霧尾九郎:8d6+11+4+2+4
BeastBindTrinity : (8D6+11+4+2+4) → 26[3,2,1,5,2,3,4,6]+11+4+2+4 → 47

霧尾九郎:今日の出目から反逆心を感じる。肉体で47!
GM:47全部食らいます。まだまだ!
霧尾九郎:グヌーッ!
霧尾九郎:肩口に食らいつくと、同時にバチンとショートしたような音がする。…が、致命傷は与えられない。
GM:ただ、さすがにダメージは随分なものなので、噛み傷からドロッとした内容物がボタボタ零れています
堂島丈二:ヒェッ
霧尾九郎:噛みちぎって離脱すると、肉片を吐き出し、ぶるぶるっと頭を振った。
霧尾九郎:人間性は9下がって4へ。
GM:それでは、勇五の行動だ
霧尾九郎:以上で!
GM:勇五はムーブなし、マイナーで《高速戦闘》《パワーチャージ》《範囲攻撃》で同エンゲージの二人を狙います
GM:白兵で命中判定
GM:9+2d6
BeastBindTrinity : (9+2D6) → 9+11[6,5] → 20

GM:回った
霧尾九郎:今日の出目から(ry
堂島丈二:カバーリングは必要でしょうか。>九郎
木崎銀二:2度目の《弱点分析》を使用。勇吾のガード・アーマー値が-5される。
木崎銀二:消火ホースを車の後部トランクに積んだタンクに接続すると、ひごろも荘に向けてクラクションを3度鳴らす。
堂島丈二:「…ち、あの馬鹿…九郎、銀二がやらかすぞ!用心しろ!」
木崎銀二:「聞こえたら息止めてくれよ……!」
木崎銀二:「よし。……水操れるんだよな?制御頼んだ!」美潮に一声掛けると、口をスカーフで防護する。
幡ヶ谷美潮:「ちょっ、何やる気……?」こちらも手で口を押さえる。
木崎銀二:ホースに繋いだライフル型の筒先を、密閉した出入り口に差し込むと引き金を引く。
木崎銀二:荘内に夢蝕みの体液とトリカブトから精製した毒物を噴霧!
GM:危険すぎる!
堂島丈二:お前ーッ!
霧尾九郎:ギャー!
幡ヶ谷美潮:なんということを
霧尾九郎:「なにこれ! なに……あっなんか俺もすげー気分悪い!」息は止めたけどなんか気持ち悪いぞ!!
木崎銀二:トリカブトはウルフズベインとも呼ばれ狼男の弱点(とされている)のだ!
霧尾九郎:どのみち回避は出来そうにないので…けど、丈二さんもだいぶキツいか。
堂島丈二:ともあれ、カバー宣言はダメージ適用前までなので、まずはリアクションを。
堂島丈二:こっちはガードしておきます。
霧尾九郎:2d6+5+2
BeastBindTrinity : (2D6+5+2) → 8[2,6]+5+2 → 15

霧尾九郎:片方6は出たのになーッ!
霧尾九郎:ぬーん、カバーリングいただいてもいいでしょうか。攻撃がんばる。
堂島丈二:あい、では九郎をカバーリングします。
GM:了解です。それではダメージ出します
GM:10+2d6+5
BeastBindTrinity : (10+2D6+5) → 10+6[3,3]+5 → 21

GM:技術属性で21ダメージです
堂島丈二:(カキーン)
堂島丈二:アーマーで15、ガードで8軽減して0に。カバーで2倍しても0は0だぜヒャッハァ!
GM:アダマン爪が横薙ぎに丈二さんと九郎くんに襲いかかるけど弾かれてしまった
霧尾九郎:にーちゃんカッコいい!
:「GRRRRRR……!」
堂島丈二:白衣を切り裂かれるも、血で固まった包帯とボルトが爪を弾く。
GM:着地した勇五はトリカブト毒をマトモに食らって一度ぱったり倒れるけど、怪物の命令で再び起き上がる
霧尾九郎:なんてひどいことを
GM:今度こそこちらは以上で!
GM:特に演出なければ、そのまま銀二くんのターンになります
木崎銀二:うす。ではこちらの手番ですね。
木崎銀二:ムーヴなし、マイナーで《魔に挑む一撃》。
木崎銀二:メジャーで《バトルロジック》。対象は“怪物”。
木崎銀二:さらにここで愛を1点使って解放状態になります。
木崎銀二:命中判定。
木崎銀二:3D6+7
BeastBindTrinity : (3D6+7) → 15[6,3,6]+7 → 22

木崎銀二:やった!ダイスの中から6+6を選んでクリティカル。
霧尾九郎:すげえ!
GM:ってことは達成値27か
GM:つよい……!
GM:怪物ドッジする
GM:7+2d6
BeastBindTrinity : (7+2D6) → 7+7[3,4] → 14

GM:うっそだろ超越積んでもとどかねえ……
GM:ダメージください
木崎銀二:“怪物”って[種族:機械]ですよね?
GM:ですね。機動魔道書のダメージ+5追加効果入ります
木崎銀二:よし!
堂島丈二:では、愛罪ブーストでダメージ+5D6だ!
幡ヶ谷美潮:こちらも愛と罪1点ずつ使ってダメージを増加します。
霧尾九郎:こっちからも飛ばしますよー。愛と罪1点ずつで、同じくダメージ増加。
木崎銀二:自前の罪1点使用。さらに+5D6
木崎銀二:31+22D6
BeastBindTrinity : (31+22D6) → 31+81[2,2,5,4,4,3,3,4,1,3,6,3,6,3,1,6,5,4,5,6,3,2] → 112

GM:22dも振られると笑うしかないダメージ出るなあ……
GM:これはさすがにFPがゼロになります。
GM:ので、FP無くなると使えるエネミーアーツ《道連れ》を使いますが、銀二くんの演出の後にします
木崎銀二:毒霧を噴霧していると、ひごろも荘前に巨大なトレーラーがやって来る。
堂島丈二:!?
GM:トレーラー
木崎銀二:「来た来た来た!」
木崎銀二:トレーラーに載った式神たちはヒト一人入れるサイズのポッドを庭先に置くと、受け取りサインを求めてくる。
木崎銀二:「悪い、サイン代わりに書いといてくれ!」美潮に相手を任せると、ポッドの動力ケーブルを無理やり車のエンジンに繋げる。
幡ヶ谷美潮:「えっ、えっ、サインって……えっここですか……?」わたわた
木崎銀二:サインを受諾して帰っていく式神たちを尻目に懐から小瓶を取り出すと、毒々しい色の薬剤を一気に煽ってポッドの前に。
木崎銀二:「よし。……それじゃあ今からケリつけてくるけど、もし帰ってこなかったらこいつ思いっきり蹴り飛ばしてくれ」
木崎銀二:目の前の巨大な機械式瞑想機(アイソレーション・タンク)を指して。
幡ヶ谷美潮:「……オッケー……。今蹴るの結構難しいけど……」
木崎銀二:「パンチでもなんでもいいよ!とにかくこっちは頼んだ」
幡ヶ谷美潮:「わかった。……でも! 帰ってきなさいよ!!」
木崎銀二:タンク内に入ると、暫くして幽体になった銀二が蓋を透過して飛び出してくる。
木崎銀二:「……よし、まずは成功!ここからだな」
木崎銀二:そのまま丈二のアレナ展開により異界と化したひごろも荘に乗り込むと、毒で弱った“怪物”の頭部めがけて鉄パイプを振り下ろす!
木崎銀二:「ッハハァーッ!この状態なら身体能力は関係ねえもんね!そんでもって……こうだオラァ!」
木崎銀二:代行者が対転生者用の武器に刻む聖句が掘り刻まれた鉄パイプで殴打すると、前蹴りで突き飛ばし銃撃!
怪物:『Eeeeeek!』
GM:聖なる鉄パイプのちからで怯んだような甲高い悲鳴があがる!
GM:からだの弾痕からズルズルと中身をこぼしながら銀二くんへ腕を振り回すが、当然幽体には当たらず!
GM:せめてお前だけはと《道連れ》を使用! 至近距離の範囲攻撃を行います
GM:対象は丈二さんと九郎君です。命中判定いきます
GM:8+2d6
BeastBindTrinity : (8+2D6) → 8+5[1,4] → 13

GM:《世界律:超越》を使用して達成値+20して33って言うね
堂島丈二:ガードで。
霧尾九郎:それは使っておきたい《万物の打倒者》
GM:では達成値は元に戻って13だ
霧尾九郎:13ならなんとかなりたい!
霧尾九郎:2d6+5+2
BeastBindTrinity : (2D6+5+2) → 12[6,6]+5+2 → 19

霧尾九郎:ここでクリティカル
幡ヶ谷美潮:おお
GM:おー
霧尾九郎:打倒者いらなかった!けどまあよし!!
GM:丈二さんガードでいいですか?
堂島丈二:うす、OKです。回避は弱い!
GM:了解です。ダメージ出します
GM:最も高い能力値+2d6に《世界律:絶望》乗せます
GM:43+2d6
BeastBindTrinity : (43+2D6) → 43+6[1,5] → 49

GM:肉体属性49ダメージ
堂島丈二:死にたくないでござる!なので《エゴを阻む者》で消したいのですが!
GM:了解です! 
GM:Dアーツ打ち消しでダメージは-30され、肉体属性19となります
堂島丈二:そして、そのダメージならばアーマーとガードで弾くのでダメージは0です。
GM:最後の力でふたりを抱え込みベアハッグ殺しようとしましたが、九郎くんには躱されてしまった……
霧尾九郎:正気にもどっていなければ危なかったぜ(気分的に)
GM:丈二さんだけ抱え込み、空洞のような両目で睨み据えるが締め上げようとする両腕はそれいじょう動かない。
堂島丈二:「――悪いな。罰されるためにも――ここでお前と一緒に死んでやるわけには、いかない」
霧尾九郎:『丈二にーちゃん、あぶな……!』予感に身を退いてかわし、咄嗟に叫ぶ。
堂島丈二:肉塊に半ば埋もれながら、“怪物”に触れる。
怪物:『折角、捕まえたんだ。もう逃がさない……』
GM:そう言いながらも、不可に耐えきれなくなった体がぶちぶちと音を立てて千切れて行きます。
堂島丈二:「逃げやしない。俺もいつか、そっちに行く。だから――」
堂島丈二:「――俺の妻であり、妹であり、娘であった人。待っていてくれ。それが、俺の――最後の罪だ」
堂島丈二:もう一度、そっと“怪物”であったモノの肌を撫でて、手を離す。
リサ:「まっているわ……ヴィクトルおにいさま」
GM:怪物は崩れ落ちる。
GM:FP0、行動不能になりましたので、怪物は戦闘から脱落します
GM:とどめ刺します?
堂島丈二:ルール的にはメジャーアクションなのですよね。戦闘は続くのでしょうか。
GM:リサは真の死を迎えていないので、勇五にかけた《資産:支配》の効果が消えていません。
GM:勇五は次ターンでも戦闘継続しますので、いったんこのラウンドはクリンナップとなり2ラウンド目にうつります
堂島丈二:うす、ではトドメのルール的処理は次ラウンドで。
GM:勇五のターン来る前に倒されると思うんですが、戦闘は継続です。
GM:では、2ラウンド目です
GM:【セットアップ】
堂島丈二:セットアップはありません。
幡ヶ谷美潮:なしです
木崎銀二:超発明はシナリオ1回なのでこのラウンドはなし。
GM:九郎くんもなさそうだし、こちらも行動なしなのでセットアップは以上かな
霧尾九郎:はい、ありません。
GM:【イニシアチブ】
GM:これも皆様なしでしょうか
霧尾九郎:なしですー。
木崎銀二:なしで
幡ヶ谷美潮:なしです
堂島丈二:イエスイエス
GM:【メイン】
GM:美潮ちゃんからですね。どうしますか?
幡ヶ谷美潮:待機します!
幡ヶ谷美潮:(わかんないけど、見てるだけしかできないけど……私が無理やり介入するのは、違う気がする)
GM:わかりました。では次、同値で九郎くんか丈二さんですが、丈二さん先に動きますか?
堂島丈二:では、こちらが先に。
霧尾九郎:そうしてくださいな。
堂島丈二:メジャーアクションで“怪物”にトドメを刺します。
GM:わかりました。彼女は真の死を迎え。
GM:彼女は真の死を迎えます。演出があればお願いします
堂島丈二:何かに祈るように、倒れた怪物――リサの傍らに跪く。
堂島丈二:「…ああ言った手前だ。俺の仕事にさせてもらうぞ、これは」
堂島丈二:リサの左胸に指先を触れさせると、まるで何の抵抗も受けていないかのように、手が沈み――そして、何かを掴み取り、抜き出す。
堂島丈二:肉と機械が奇妙に混ざり合った、小ぶりな心臓。造りモノの、生命の根源。
堂島丈二:丈二の手の中で、小さく脈動していたソレは、ものの数秒で動きを止める。
堂島丈二:「今度こそ、本当に――さようなら、だ」
堂島丈二:そう呟いた後。仮初めの研究室が、音を立てて崩れ――次の瞬間には、普段どおりのひごろも荘の光景が戻ってくる。
霧尾九郎:不安げな顔で、リサの亡骸と、いまだ臨戦態勢をとる勇五を、交互に見ていた。
GM:リサの鼓動が止まったことで、勇五を縛る枷も無くなったようです。
GM:無理に戦闘態勢を取らされていたのですが、つらそうな泣き声を上げ、倒れて痙攣します。
霧尾九郎:トリカブt
GM:《資産:支配》の効果が切れたことで、勇五は皆さんに敵対行動を取らなくなります。戦闘続行の意思なし。この戦闘は終了です
堂島丈二:まだ漂ってたー!?
霧尾九郎:「ユーゴにーちゃん!」獣化を解き、勇五の傍へ駆け寄る。
霧尾九郎:毒効果がじわじわきてるんじゃないかなって…おもって…
GM:また、大家さんに掛かっていた《資産:告死》もその効果を失います。大家さんの命は助かるよ! やったぜ!
堂島丈二:やったぜ
霧尾九郎:やったぜ!
幡ヶ谷美潮:やったー
木崎銀二:やったぜ
GM:勇五は狼の姿のまま、薄く目を開け、大丈夫と言いたげに九郎の手に顔を寄せました。
霧尾九郎:その様子に、心底ほっとした様子で息を吐き。
木崎銀二:ひごろも荘の玄関先。
木崎銀二:エンジンが火を吹き、車から煙が上がる。同時に、ポッドの蓋が自動で開け放たれる。
木崎銀二:「ウー……死んだ」鼻血を流しながら、ずぶ濡れになってフラフラと這い出てくる。
幡ヶ谷美潮:「あ、戻ってきた」もうちょっとで体当たりをしようとしていたのだ。
霧尾九郎:「あっ、そうだ安心してる場合じゃなくって……えーと、……?」医者に診せた方が??ってわたわたしていると、すごい音がして外を見る。
木崎銀二:「おーう……終わったか?」そのまま庭先で大の字に寝転がって
幡ヶ谷美潮:「うん、そうみたい」
木崎銀二:「そっか……それじゃ」
木崎銀二:「……どうしよ、これ」火を吹いて故障しているア●ディ的な高級2ドアクーペ(借り物)を、ぼんやりと眺めて。
幡ヶ谷美潮:「……あんたもたいがい無茶するよね……」呆れた声で。

◆人間性の回復◆
GM:残っている絆の数d6の人間性が回復できます
GM:愛を使って絆を取り戻すことでダイスが増えますが、今回は増やさなくていいのではないかとGMは思います。
堂島丈二:人間性は6で、残る絆は3つ。無論、素振りで。
堂島丈二:3d6+6
BeastBindTrinity : (3D6+6) → 6[2,2,2]+6 → 12

堂島丈二:ひっく!
霧尾九郎:4d6+4 そのままでー
BeastBindTrinity : (4D6+4) → 11[1,1,4,5]+4 → 15

幡ヶ谷美潮:人間性-2、絆は3、素振りします。
幡ヶ谷美潮:-2+3d6
幡ヶ谷美潮:3d6-2
BeastBindTrinity : (3D6-2) → 11[3,5,3]-2 → 9

木崎銀二:残り絆4こ、人間性3。素振りで
霧尾九郎:っと、人間性4のところから、絆4つの、素振りです。(事後)
木崎銀二:3+4d6
BeastBindTrinity : (3+4D6) → 3+10[1,6,1,2] → 13

木崎銀二:よしよし。
GM:良い回復具合でよかった!
GM:それでは、このままエンディング入りましょう!
霧尾九郎:はーい!
堂島丈二:ういっすー!
幡ヶ谷美潮:はい!
GM:美潮ちゃん→九郎くん→銀二くん→丈二さんの順番で、今回は個別エンディングです。
木崎銀二:了解です
幡ヶ谷美潮:はーい
堂島丈二:あいさー。

ひごろも荘ホワイトボード 【今週のお風呂掃除】
隆くん  美潮ちゃん
【伝言】
ヤマモトさん買い戻しカンパご協力ありがとうございました/大家
有難うございました/ヤマモト
冷蔵庫の魚は早めに食べて下さい。実家の土産です/隆
人魔よろず相談事承ります 相談料1時間1万5000円~ 怪異探偵・木崎銀二
【不在】
一週間程度不在。ボイラー、屋根等の修理は帰宅後。悪しからず。/堂島

◆エンディング◆シーンプレイヤー 幡ヶ谷美潮
GM:洋征と話したり、次のお話の導入になったりする感じを想定していたのですが、美潮ちゃんやりたいことありますか?
幡ヶ谷美潮:それで大丈夫です!
GM:はーい!
GM:リサを退去(物理)させてから、一週間ぐらい経っています。追い払われた住民や、遠出していたみんなも戻って来て、大家さんもすっかり元気。ひごろも荘ににぎやかさが戻りました。
GM:美潮ちゃんとしては、有り難いような、迷惑なような感じでしょうか。
幡ヶ谷美潮:見た目はふーん帰ってきたんだ、という顔を貫いていますね。
GM:勿論その中には洋征もいました。表向き大学の友達宅で泊まっていたようなことを言っています。
GM:その洋征が、リビングにいた美潮ちゃんひとりの時を狙って声を掛けてきました。
洋征:「美潮ちゃん、今話して平気?」
幡ヶ谷美潮:「……ん」本から顔を上げる。「まあ、平気」
GM:洋征は神妙な顔つきでケーキの箱を美潮ちゃんの前に置きます。
洋征:「美潮ちゃん、ありがとうございました」
洋征:「ぼく、戻って来られてすごく嬉しいんだ」
幡ヶ谷美潮:「……わ、これ、美味しいお店のやつ……」箱と洋征の顔を見比べ。
洋征:「お礼、何が良いかなって考えたんだけど、このぐらいしか思いつかなくて」
幡ヶ谷美潮:「って、なんて顔してるのよ。嬉しいならもっとこう、ニコニコしなさいよね!」
洋征:「うん。そうだね! でも美潮ちゃん、大変だったんでしょ? その、丈二さんの……あれ?」
洋征:「丈二さんの……なんだっけ?」
洋征:「とにかく、大変だったんだぞーって銀ちゃんが言ってたから。ぼく、お願いするだけで、何もしてなくてさ。だから、今度なにか困ったら、ぼくに教えてね」
GM:洋征はそう言ってにっこり笑いました。
幡ヶ谷美潮:「私は別に、大家さんのこともあったし、流れでやっただけだし」
幡ヶ谷美潮:「あいつは特別大変っていうか、自分から大変にしてるのよ」
幡ヶ谷美潮:「…………うー、その」口ごもる。
幡ヶ谷美潮:「別に困ることなんてないし。自分で解決できるし……その」
幡ヶ谷美潮:「でも、もし、何かそんなことがあったら……た、頼ってあげないでもない」もごもご。
洋征:「うん!」
幡ヶ谷美潮:「……さすがに、一人だけでできることには限界があるって思っただけだから」
幡ヶ谷美潮:今回の丈二さんの傷も、皆で癒すことができたらいいのに、と思う。
洋征:「大丈夫だよ。ここは頼れる人沢山いるから」
洋征:「じゃあ、ぼく、バイト行くね。ほんと、ありがとね!」
幡ヶ谷美潮:「……おかげで騒がしいけどね」
幡ヶ谷美潮:「ん。行ってくれば」おざなりに手を振る。
幡ヶ谷美潮:(言わない。にぎやかなのも悪くないなんて、静かすぎると寂しかったなんて、絶対言わない)
GM:そこに入れ違うように、半竜の店子、隆が入ってきました。
GM:身の丈は丈二さんと同じぐらいですがやせ形。天然パーマのショートカットが相まって、豆モヤシとか試験官ブラシみたいなフォルムの人です。ギターで収入を得ており、インディーズアーティストやバンドのヘルプで留守がちの半魔です。
:「あー、美潮ちゃん、家いたんだね。良かった良かった」
幡ヶ谷美潮:「……何?」
:「美潮ちゃんさ、来月ライブ出てみない?」
幡ヶ谷美潮:「ラ、イブ?」変な顔になる。
:「知り合いのイベントで、歌ってくれる子探してるんだよ。せっかくだから、立ってみない?」
:「一人が心配なら俺も後ろつくから」
幡ヶ谷美潮:「え、え、え、だって私、声楽の方だし……」あわあわする。こんな勉強してるのに舞台は苦手だ!
:「だからさ。いずれ舞台は踏むことになるわけだし、今のうちに狭い所で慣らすのってアリだと思うよ」
幡ヶ谷美潮:「あの、その、あの、で、でも」息を吸い込む。でも。
幡ヶ谷美潮:「でも、あの、や、やってみたい……」チャンスがあるなら。
幡ヶ谷美潮:「詳しく、話、聞かせて」目を若干逸らしながら言う。
:「OK。美潮ちゃんがやる気でお兄ちゃんは嬉しいぞ」
幡ヶ谷美潮:「誰がお兄ちゃんよ」
:「同じ海のものだし、俺の方が年上だしねえ」
GM:ライブの日程や、練習に使えるスタジオや日程について色々話始めます
幡ヶ谷美潮:こくこくと頷きながら、その話を聞いている。少しずつ、目が輝きだす。
幡ヶ谷美潮:(……うん。どうせやるなら……がんばろ)ぎゅっと手を握る。

◆エンディング◆シーンプレイヤー 霧尾九郎
GM:勇五兄ちゃんとのシーンで想定しておりますが、ご希望ありますか?
霧尾九郎:それでお願いしたいです!>兄ちゃんと
霧尾九郎:元気なのだろうか。
GM:薬品耐性Aだし外傷はないからご安心だ!
GM:勇五はあの後数日、大家さんを診てくれた鎌鼬先生から世話されていましたが、すっかり元気を取り戻しました。
霧尾九郎:よかったよおお
GM:動けるようになった勇五から、会いたいという連絡がありました。
霧尾九郎:せっかくなので喫茶店などで落ち合うかしら。バイト上がって駆けつけるぞ。
GM:勇五は、大きめの旅行鞄を傍らに置いてあなたを待っていました。
霧尾九郎:「にーちゃん、お待たせ!」元気そうな様子に、尻尾を振らん勢いで声をかける。
勇五:「いいや。仕事終わりに悪かったな」
勇五:「発つ前に、お前には会いたかったんだ」
霧尾九郎:「ううん。へーきだけど…」旅行鞄に目をとめる。
霧尾九郎:発つという言葉に、見るからにしゅんとした様子になって。
霧尾九郎:「……にーちゃん、遠くへ行っちゃうのか?」
勇五:「行き先はお前にも言わない方が良いだろう」
勇五:「まだメルキセデクからは追われている。長居したくない」
勇五:「俺のことに、九郎を巻き込みたくはないんだ」
霧尾九郎:「な、なんで…」教えてくれないのか、と問おうとして、彼が追われていることを今更ながらに思い出す。
霧尾九郎:「でも、せっかく会えたんだし、連絡くらい、したいよ……」
GM:勇五は難しい顔でしばらく九郎から目を逸らしています。やがて、困った顔で頷きました。
勇五:「……分かった。たまにならな」
霧尾九郎:「ほんと!? よかった、ありがとう、にーちゃん!」
霧尾九郎:ぱあっと満面の笑みになって。
勇五:「そういう所は本当に……」
霧尾九郎:「?」
霧尾九郎:アホっぽくきょとんとした。
勇五:「誰かに似て、素直な奴だなと思ってな」
勇五:「お前がそうやってどこかで生きてることが分かれば、俺は充分だ」
霧尾九郎:誰のことだろー、と首をかしげつつも、褒められたと解釈しておいた。
霧尾九郎:「ほんとは、もっといろいろ話とか、したかったけど…」
霧尾九郎:「遠くでも、お互いちゃんと生きてるって思えたら、それだけですごく心強いよ」
霧尾九郎:よく考えたら、俺も多分追われてるし……と頬を掻いた。
勇五:「メルキセデクの連中だって、俺だけに構ってる訳にもいかないだろう。だから、ほとぼりが冷めればまた会える」
勇五:「それまで元気でな」
霧尾九郎:「うん。それまで、俺も俺の居場所を守って、生きるよ」
霧尾九郎:「にーちゃんも…元気で」
勇五:「ああ」
GM:そうして勇五は荷物と伝票を持って立ち上がり、そこで思い出したように動きを止めます。
勇五:「九郎、俺を止めてくれて、有難う。それから、あの探偵にも、礼を伝えてくれ」
GM:勇五は九郎くんの肩を叩き、出口へ向かいました。
霧尾九郎:「んーん。俺は……なんか、一杯一杯だっただけだから」銀二への言付けには、素直に頷く。
霧尾九郎:出口まで勇五を見送りに出、人混みに見えなくなっていく背中を、さすがに寂しいのかへにょっと眉を下げた表情で見届けた。
霧尾九郎:「……おれももっと、強くなんないとな」次、再会するまでには。もっと。
霧尾九郎:よし、と頷く。そして、勇五の去った方向へ背を向けると、気持ちを切り替えて、自分の住処へと歩き出した。
霧尾九郎:「今日はお刺身だー!」

◆エンディング◆シーンプレイヤー 木崎銀二
GM:銀二くんは外にいらっしゃる所からで宜しいですか?
木崎銀二:それじゃあ、東池袋の方で大家さんとばったり会ったというような感じで。
木崎銀二:「大家さーん!」電飾でホイールに五芒星を描いたママチャリがフラフラと走っている。
ときえ:「あら? 銀二くん?」
ときえ:「今日は何のお仕事?」
GM:どこか笑いをこらえるように、楽しそうに尋ねます
木崎銀二:「いやー、この前ので借りてた車ブッ壊れちゃったし。今日からバリバリ稼ぐぞ~ってとこで。本業再開ッス」
木崎銀二:「今は家出したペットの捜索と、あとマラソン少女のトレーナー代わりを」
ときえ:「それで自転車……精が出ますねえ」
木崎銀二:「そうなんすよォ。あーそうだ、大家さんこの辺でこのコ見ませんでした?」
木崎銀二:懐からゴソゴソとスマホを取り出すと、初老の男性に似た顔を持つ小型犬の写真を見せる。
ときえ:「……うーん……? 駅から来たけど、見かけなかったかなあ……?」
木崎銀二:「トイプードルの人面犬でイサオちゃん。濃い顔なのにぜんっぜん見当たらなくて困ってるんすよォ」
木崎銀二:「あー、この辺にはいないんスかねえ……。参ったなあ」
ときえ:「私も帰るまでには気にしておくね」
木崎銀二:「ウッス。あ、そうだ。その後体調どうすか?」
ときえ:「うん。おかげさまですっかり平気です。やっぱり銀二くんはやれば出来る子だったねえ。ありがとう」
ときえ:「それと、車のことだけど」
木崎銀二:「いやあ、大家さんには日頃お世話になってますからね!当然のことっつうか」
木崎銀二:「はい」
ときえ:「名義、たぶん私が保証人になってるから保険がきくよ」
木崎銀二:「マジっすか!?助かります!」
木崎銀二:「いや~、後で返すときどうしようかと困ってたんで。マジ助かります」
ときえ:「さすがに全額は無理かも知れないから、そこはお家賃に少し色付けてもらうとして、ね」
木崎銀二:「ですよねー」
木崎銀二:「……堂島さんの方も、早いとこ立ち直ってくれるといいんですけどねぇ」
ときえ:「丈二くんもね、案外さみしがりだから。しばらくひとりで居たいかもしれないけど、顔出して来たらまた元気づけてあげて」
ときえ:「銀二くんそういうの得意でしょう?」
木崎銀二:「ウッス。……大丈夫だとは思いますけど、こっちでもそれとなく気ィ回してみます」
ときえ:「ありがとう。きみもウチの店子さんと仲良くやってくれて嬉しいよ」
ときえ:「ほんとう言うとね、最初はすごく心配だったけど」
ときえ:「色々壊すし、キッチンでよく分からないもの煮詰めたりするし、びっくりしたんだから」
木崎銀二:「いやあ、それは……スンマセン」
ときえ:「でも、気遣いの出来る子で、人を助けることが出来る子なんだなって分かったから、安心してます」
GM:ときえは銀二くんを、少し頼もしそうに見て微笑みました。
ときえ:「銀二くんがそういう子だって分かったから、その内頼みたいお仕事があるんだ」
ときえ:「その時には引き受けてもらえるかな」
木崎銀二:「そりゃもう勿論!これでも探偵ですから」
木崎銀二:了承したところで、銀二の携帯に着信が入る。ときえさんに頭を軽く下げて断りを入れ、コールに応じる。
メリーさん:「ゼェ……ハァ……私メリーさん…………今どこぉ……?」
木崎銀二:「おれ?もうブクロ。そっちは?」
メリーさん:「ハァ……ゼェ……いま………?みずほ台にいるの……」
木崎銀二:「オイまだ埼玉抜けてねえぞ!しっかりしろ、今度は優勝目指すんだろ!?」
メリーさん:「うん……ところで急に気配消えたけど……ズルしてない……?」
木崎銀二:「うん?ズル?してないしてない!」自転車の電飾がピカピカとひかる。
GM:大家さんはその様子を口に手を当てて忍び笑いしながら見ています
木崎銀二:「しゃあねえな。とりあえず今から迎え行くから。うん、そんじゃ後で」
木崎銀二:「っつうわけで。すんません大家さん、そんじゃまた」
GM:銀二くんに手を振って見送ります
木崎銀二:「……あ!イサオちゃん見かけたら連絡お願いしますよ!?」
木崎銀二:というところで、踵を返して東武鉄道東上線の方へ走って消えていく。

◆エンディング◆シーンプレイヤー 堂島丈二
GM:《資産:忘却》の効果が切れたことで、丈二さんはひごろも荘にリサがやって来た日の事を思い出すことができました。
GM:――その日、呼び鈴を鳴らされたので出てみると、そこに見知らぬ女の子が立っていました。
リサ:「こんにちは。貴方はここの人?」
堂島丈二:「そうだが、君は…入居者が増える、という話は聞いてないが」
リサ:「私、ここにお兄さまを捜しに来たんです。大事な人なの」
堂島丈二:「人探しなら、探偵…のような何かを紹介してやれないこともないが、ともかく立ち話も何だ」
リサ:「今は、堂島さんっておっしゃるらしいのだけれど、ご存知ない?」
リサ:「探偵さんにお願いできるなら、その方が良いのかしら?」
堂島丈二:「…ああ、よく知ってるよ。他の誰よりもずっとな。話は中で聞こう」
堂島丈二:不信感と、僅かな既視感。奇妙な感覚を覚える。
GM:リサは「お兄さま」の話を、沢山聞かせてくれました。それは、彼女の物語のお話でしたが。
GM:とても勉強熱心なこと、血の繋がらない自分を妹のように、それ以上に親愛を持って接してくれたこと、母を亡くし悲しみに暮れる彼を元気づけたいこと。
リサ:「お兄さまの傍にいたいんです。私。ひとりぼっちでいるなら、一緒にいてあげたい。死がふたりを分かつまで、ずうっと」
堂島丈二:――そんな話を聞いている間に。虚構と現実の区別がつかなくなっていたのは、一体どちらだったのか。
GM:多少危ない目つきをしていますが、心からそう思っているようでした。
GM:それから先のことは、知っての通りです。
GM:彼女の存在が消えた今、彼女のエゴに深く関わった住民以外は、何となく何かあったような気がするけれど、よく覚えていない。リサについては、ぼんやりとした記憶になりました。
堂島丈二:「…まあ、夢を見せられていたと考えれば。洋征が一番敏感だったのは必然か」
堂島丈二:徐々に元に戻りつつあるひごろも荘。その居心地の良さに、違和感を覚えてしまう自分も確かにいる。
堂島丈二:その違和感から逃げて…というわけでもないが。
堂島丈二:「――夢から覚めるには、このくらいが丁度良いかもな」
堂島丈二:ひごろも荘はおろか、日本からも遠く離れたここは――船上。
堂島丈二:冷たい風と海が人間の行く手を阻む、北の果て。
堂島丈二:「…もし、メアリー・シェリーの創作が、一片の真実を孕んでいるなら」
堂島丈二:「お前はここで何を思って、そして去っていったのか。…いざ来てみても、俺には分からん」
堂島丈二:「…まったく。酷い父で、兄で、夫であることだ。そう思わないか」
堂島丈二:手の中の、ガラスの円筒に語りかける。鼓動を止めた、機械交じりの心臓に。
堂島丈二:当然、答えが返ってくるはずもない。だがそれでも、どこか満足そうに――あるいは、何かを受け入れたように、穏やかに頷いて。
堂島丈二:その円筒を、北極圏の海に投げ入れる。
堂島丈二:「また、会いに来る。随分先のことにはなるだろうが――」
堂島丈二:ガラスの煌きが、波間に沈むのを見届けてから、踵を返す。
堂島丈二:「――フランケンシュタインの亡霊にも、まだまだやれることがある。あるいは、それこそが罪の償いか――」
堂島丈二:「――俺が何かを見つけらたら、その時は」
堂島丈二:最後の裁きか、或いは夢の続きか。
堂島丈二:「また、な」
堂島丈二:200年前、一人の男と怪物が消えた北の海。そこに一体、自分は何を見るのか。
堂島丈二:いつかそれを確かめるためにも、今は。
堂島丈二:さあ帰ろう、と。まるで、買い物を終えた時と同じように。
堂島丈二:一人で、歩き出した。

   シェアハウスBBT第2話「フランケンシュタインの花嫁」終わり




◆経験店算出◆
GM:皆様長らくお付き合い頂き有難うございました。
GM:以下、経験点配布のお時間となります
GM:まず、GMから
セッションに最後まで参加した 1
SAを達成した 5
最終人間性による経験点 5
Dアーツの数 9
セッションの進行を助けた 1
場所の手配、提供、連絡やスケジュール調整を行った 1

GM:の、以上22点を皆様にお渡しさせてください
堂島丈二:イタダキマス!
木崎銀二:いただきます!
幡ヶ谷美潮:いただきますー
霧尾九郎:いただきまーす!
GM:「良いロールプレイをした」と「他のプレイヤーを助ける発言や行動をした」についてはみんな自薦他薦して感想戦をしよう
堂島丈二:両方ともみんなに他薦ですよもちろん。
木崎銀二:みなさんに。
幡ヶ谷美潮:全員!
霧尾九郎:みんな…よかった……(余韻に浸っている)
堂島丈二:九郎くんと美潮ちゃんからそれぞれの表現の仕方で気遣ってもらったし、銀二くんはもうホントいつも通りで安心したし。
幡ヶ谷美潮:丈二さんはもう本当に話の中心として心理描写がすばらしかった
幡ヶ谷美潮:九郎くんもすごく一生懸命に頑張ってるところがとても良かったです。
霧尾九郎:丈二さんのパワがすごかった。繊細さと寛大さ…。
GM:銀二くんはいつも通りなんだけど、今回特に横からロールプレイでアシストするのが凄く格好良かったですね
幡ヶ谷美潮:銀二さんはもうアイデアが素晴らしくて……本当に。かっこいいところも多かった。
堂島丈二:今回の“ああ、これがひごろも荘だ…”感、銀二くんの与太話が概ね担ってた気がする…与太話なのに…
霧尾九郎:銀二くんはめちゃくちゃ格好良かったし助けてもらったのでありがたい。
霧尾九郎:わかる…シリアスだったから…>与太話の安心感
木崎銀二:美潮さんにはつっこみ役というか、ガンガン投げつけてたのを捌いて頂いたので有難かったです #お世話になっております
幡ヶ谷美潮:こちらこそ出番をいただけてありがたかった!
霧尾九郎:美潮ちゃんがいちいちかわいい ツンデレをすごく使いこなしていると思いました!
幡ヶ谷美潮:助けられた方は、丈二さんにカバーリングしていただいたのがすごくありがたかったし頼もしかった!
幡ヶ谷美潮:銀二さんには先の通り絡んでもらえたり、シーンを引っ張ってもらえたりしましたし
GM:美潮ちゃん、銀二くんとのやりとりでツッコミ役担いつつ丈二さん心配したり、戦闘では先制デバフで大変に大変でした(あれで怪物のAとGが全部溶けた)
幡ヶ谷美潮:九郎くんも、アタッカーとしていつも通りガンガン攻撃してくれてありがたかったー
霧尾九郎:戦闘、丈二さんの鉄壁ガードに助けられたのはもちろん、後衛二人のデバフが本当にすごかったのでいいぞいいぞーしていました
幡ヶ谷美潮:デバフ楽しかったですね……
堂島丈二:凄い勢いで防御が削れていった… #毒で
霧尾九郎:毒と…錆と…
木崎銀二:人類の知恵ですよ
GM:九郎くんのストレートな感情表現はいつもなごむ……今回みたいな殺伐としたセッションだとありがたい……
GM:何より今回GMは丈二さん絶対殺すウーマンを投入してメタ張りしたのを、丈二さんがしっかり受け止めてくださったの嬉しかった……
堂島丈二:刺しにきてたので真正面から刺されてみました。(グッサリと)
堂島丈二:設定してた秘密をガッツリ活用できて楽しかった…。
GM:そう言っていただけると何よりです
GM:では、皆様にそれぞれ1点ずつ合計2点お渡しします
GM:これで合計24点かな
幡ヶ谷美潮:いただきます……
木崎銀二:いただきますー
霧尾九郎:いただきます!
堂島丈二:頂きます!
GM:では、皆様に合計24点の経験点を! お渡ししますので!
GM:24×4÷3=32+1点ぶん、GMがハゲタカしてゆきます
幡ヶ谷美潮:どうぞどうぞ!
木崎銀二:どーぞ!
堂島丈二:イエース!
霧尾九郎:ありがとうございました!どうぞ!
GM:ありがとうございます!

→第3話「君の声」