シェアハウスBBT第3話「君の声」


雑談窓のようす

◆今回予告
思っていることをちゃんと伝えるって、難しいね
ぼくはばくで、人の夢でしか喋らなかったから
うつつは大変だなあってすごく感じてる
でも、この前のことでぼく思ったんだ
大変でも、言わなきゃダメなことはあるって
でないと苦しくなって
言葉の前に気持ちが破裂しちゃって
大変なことになっちゃうからさ

「ひごろも荘のこもごも」第3話
君の声

こんどは、ぼくが美潮ちゃんのちからになれるといいんだけど


◆登場PC&ハンドアウト◆
幡ヶ谷 美潮
キャラクターシート:
シナリオ絆:大事な物(愛着)
隆から誘われたライブも近づいて、スタジオリハーサルを終えた翌朝。
あなたが目をさますと、大事なものが無くなっている事に気がつきました。
このままでは大変です。なんとか取り返さないといけません。

堂島丈二
キャラクターシート:
シナリオ絆:常盤木まつえ(任意)
血相を変えたまつえから、失せ物の相談がありました。
先日の花嫁騒動が落ち着いてから部屋を改めたところ、自分の部屋から無くなったものがあると言うのです。
心当たりがないかと尋ねられますが、丈二さんには覚えがありません。
素人の手に渡るとあぶない代物のようで、まつえは銀二くんを疑う始末です。

木崎 銀二
キャラクターシート:
シナリオ絆:ヤマモトさん(ヤバい)
ある朝、銀二くんにヤマモトさんからお願いしたいことがある、と言われました。
いつもの、くどいぐらいの言い回しはどこへ行ったのかと思うようなフワっとした話から推察するに、
ヤマモトさんの大事なものが失くなったようなのです。

霧尾 九郎
キャラクターシート:
シナリオ絆:裏見草 シノ(かわいそう) バイト先の常連、シノくんがお店でとても落ち込んでいます。
この春就職した仕事で大変な失敗をしてしまったというのです。
シノくんが話しだしたその愚痴、どうも九郎くんは、聞き覚えがあるような……?

◆PC間絆◆
GM:ハンドアウト順で伺ってゆきますが、美潮ちゃんは丈二さんとの絆はどういう種類にいたしますか?
幡ヶ谷 美潮:では信頼で
GM:ありがとうございます!
GM:丈二さんは銀二くんの絆はどうしますか?
堂島丈二:こちらから銀二くんには、仲間意識ですかね。
GM:了解です。ありがとうございます!
GM:銀二くん、九郎くんのことを今はどうお考えでしょう?
木崎 銀二:それじゃあこっちからは信頼で。
GM:わかりました。ありがとうございまーす!
GM:最後になりますが、九郎くんは美潮ちゃんにどういう絆を取得しますか?
霧尾 九郎:信頼でもいいけど…好意のほうが近いかな。
GM:かわいいな……ありがとうございます。


◆オープニング◆シーンプレイヤー:堂島丈二
GM:まずはドミネーターが《資産:感情操作》を使用、何人かのNPCの、特定の感情がブーストされます。
堂島丈二:しょっぱなから!
GM:《資産:感情操作》は、PC以外の人物に任意の感情を与えたり、増幅させたりするドミニオンアーツです。
霧尾 九郎:ほうほう
GM:このドミニオンアーツで感情操作されているキャラクターには絆を取得できないので、そのつもりでお願い致します
堂島丈二:了解です。
GM:というわけで、丈二さんは人間性低下ダイスをお願い致します
堂島丈二:51-1d6
BeastBindTrinity : (51-1D6) → 51-2[2] → 49

GM:お盆を過ぎましたが暑さいや増すばかりのある日。
GM:丈二さんが自室にいると、ノックの音がします。
堂島丈二:「空いてるよ。手が離せないから、開けて入ってくれ」
まつえ:「邪魔するぞ」
堂島丈二:誰かから頼まれたのか、机に向かい、古めかしい壁掛け時計の修理を続けながら。
GM:遠慮無く入ってきたのは、同じ住民、森の(自称)乙女こと、常磐木まつえです。
まつえ:「作業中に済まぬが、尋ねたいことがある」
堂島丈二:「ああ、こいつを付けたら終いにするからちょっと待て…待てない、って感じだな」
堂島丈二:振り返り、苦笑い。小さな部品を、丁寧に小箱に仕舞い、蓋をする。
まつえ:「探している物があってな。このぐらいの竹筒で、鹿革で封がしてあるのじゃが」
GM:まつえは、指で15センチ~20センチぐらいの長さを作って、尋ねます。
まつえ:「先ごろ、誰かが我(わたし)の部屋に入った覚えがあってな――確か、お前の縁者だったかと思うのだが」
まつえ:「心当たりは無いかえ」
堂島丈二:「ああ、そいつぁ…そうだな。確かに、そういうこともあった」
堂島丈二:大部分の住民にとって、そういう認識になっている。そのことに、少しだけ寂しさを覚えながらも。
堂島丈二:「だがな、その失せ物に心当たりは無い。探すなら、いっそ銀二あたりに頼むのも手なんだが」
まつえ:「あの小僧にか?」
GM:まつえは丈二さんの言葉に、あからさまな難色をしめしています。
堂島丈二:「むしろ盗る方だ、とでも言いたげだな。まあ、気持ちは分からんでもない」
まつえ:「そなたの縁者でないとすると、あの小僧が一番疑わしい」
堂島丈二:あれはあれで優秀なんだが、とフォローらしきものも入れておく。
まつえ:「まこと、そう思うか? こうではないのか?」
-------ほわんほわん(想像する音)--------
木崎 銀二:『しめしめ、こいつぁ売れば大層な金になるに違いない!』
木崎 銀二:『これをしかるべき筋に流せばその金で毎日焼肉にしゃぶしゃぶに牛すき……』指折り
木崎 銀二:『毎食貧乏ラーメン生活ともおさらばだ!ヒャッホォウ!』
--------------------------------------------
堂島丈二:「……すまん。銀二の奴なら、場合によっちゃやりかねん」
まつえ:「であろう?」
GM:完全に目がすわっている。
堂島丈二:「しかし、お前さんがそこまで言うとなると、手元を離れると拙いのか、それは」
GM:まつえは深く深く首肯しました。
まつえ:「あれは、もとの住処に封じられていた『なりそこない』ゆえな」
堂島丈二:「…ああ、そうか。お前さん、元は確か」
堂島丈二:いつぞや、何かの機会で本人から聞かされた、まつえの出自を思い起こす。
GM:まつえは怒りと焦りのなかに、少しの悲しみを混ぜ込んだ目で頷きます。
堂島丈二:「分かった。そういうことなら、探してみよう。最優先の取り組みだな、これは」
まつえ:「よろしく頼む。心ないものの手に渡って、銭金に変えられるだけならまだ良い方じゃ」
まつえ:「半可通の手に渡って、なりそこないの力を使われる方がまずい」
堂島丈二:「そういう事情なら、尚更だな。それに—」
堂島丈二:お前さんには大きな借りが、あるいは負い目がある、と言いかけて。
堂島丈二:「…まあ、兎に角。吉報を待ってくれ」
堂島丈二:覚えていないのなら、わざわざ掘り返すこともない。ただ、こちらが覚えていればそれでいい、と。
堂島丈二:自分に言い聞かせるように、心の中だけで口にする。
GM:では、丈二さんには〈SA:まつえの探し物を見つける〉をお渡しして、オープニングを〆とさせていただきます。
堂島丈二:はーい。
GM:なお、まつえさんに対してはデフォルトで絆を持つ丈二さん以外は、現在絆が取得できません。ご了承下さい。
GM:続いて九郎くんのOPです!
霧尾 九郎:はーい

◆オープニング◆シーンプレイヤー:霧尾九郎
霧尾 九郎:52-1d6
BeastBindTrinity : (52-1D6) → 52-1[1] → 51

GM:丈二さんがまつえさんからの頼みを引き受けた、ちょっと後ぐらいの昼下がり。
GM:バイト先の中華料理屋さんはランチタイムがそろそろ終わりそうで、お客さんも、今入ってきたツナギの若者で最後です。
霧尾 九郎:「いらっしゃーい!」食器を下げ、ふり返って声をかける。
シノ:「ちわっす」
GM:入ってきたのは、キツネのロゴが背中に入ったツナギの青年で、ここの常連の裏見草シノです。
シノ:「Bランチ、大盛りで、ギョーザもつけてください」
GM:いつもは朗らかで、九郎くんにも冗談のひとつふたつ飛ばすようなシノですが、今日はなんだか世界が終わったような様相です。
霧尾 九郎:「はーい、B大盛りとギョーザひとつ!」厨房にオーダーを通したら、シノくんとこにお冷やを持って行くぞ。
霧尾 九郎:「シノくんいらっしゃい~。今日なんか元気ない?」首かしげ。
シノ:「実は……仕事クビになりそうでさぁ」
GM:テーブルに財布とスマホを置いて、がっくりと頬杖をつきます。
霧尾 九郎:「えええ!」クビはわかるぞ。
霧尾 九郎:「……なんかやっちゃったの? 爆発させたとか?」
シノ:「いや~それがさぁ~」
シノ:「俺さ、清掃関係の仕事してるって前にも言ったでしょ?」
シノ:「そんで、7月の終わりとか8月の頭だったかな、下宿屋さんみたいな現場に入ったのね」
霧尾 九郎:うんうん、と頷く。
シノ:「クライアントからは、危険物は全部回収してほしいって言われて、色々回収したんだけどさ」
シノ:「その時に、回収しちゃダメだったものまで引き取ったり」
シノ:「回収して、ウチじゃ取り扱えないから、別の処理業者に預ける筈だった物までどっかやっちゃって」
シノ:「社長からははちゃめちゃ叱られるし、先輩にはもう向いてないから辞めろって言われるし……」
シノ:「誤回収したものは、下宿屋さんが買い戻す騒ぎになっちゃうし……」
霧尾 九郎:「それは……」こういう時なんて慰めれば良いのだろうか。困った顔になりつつ。
霧尾 九郎:買い戻しといえばうちでもあったな~と思い出し、そうそうあれもちょうど7月で…。
ヤマモトさん(回想):『面目ない、いくら住民だと言っても若者が聞いてくれなかったのだ……』
GM:よくよくシノくんのユニフォームを見ると、「KUZUNOHA CLEAN」という文字も見えます。
GM:先月ホワイトボードに貼られていた請求書で見かけたような。
霧尾 九郎:「もしかして、幽霊のひとがはいってるツボとか……」
シノ:「……?!」
霧尾 九郎:「なんかすごいお札の貼ってある本とか、そういう……?」
シノ:「そうそうそう! そういうの!」
霧尾 九郎:やっぱりか~~、という顔をする。
シノ:「もしかして、あの家知ってる?!」
霧尾 九郎:「それ、俺ん家かもしんない」あはー、と頬を掻く。
霧尾 九郎:「しんないっていうか多分そう」
シノ:「マジで! めちゃくちゃ可愛い金髪の女の子とか、眼鏡で七三の幽霊とかいる?」
霧尾 九郎:「金髪の女の子……は、今は居ないけど眼鏡の幽霊の人はいる」こく。
シノ:「助かった……」
GM:シノは天井をあおいで、両手を合わせます。
霧尾 九郎:「うちになんか忘れ物?」
シノ:「無くなったものの詳しい聞き取りとか、俺がやることになったからさ」
シノ:「ああいう関係の物って、実際どれだけヤバイかは専門家にちゃんと聞かないとじゃん?」
シノ:「専門家か、元の持ち主か。それで、この後お宅に行く所だったの」
シノ:「霧尾くんの家なら安心だ! 一緒に来てくれないかな!」
霧尾 九郎:「なるほどな」ヤマモトさんの生態とかわかんないもんなー、と勝手に納得した。
霧尾 九郎:「いいよ−。バイト終わったらときえさん……えっと、大家さんに電話してみる」
シノ:「うおー! ありがとう!」
GM:シノは九郎くんを拝みます。ちょうど厨房から「B大盛りあがったよー」と、九郎君を呼ぶ声。
シノ:「じゃあ、バイト終わるころまた来るから! ほんと、よろしく!」
霧尾 九郎:「シノくんが元気出してくれるなら、えーと、お安いご用! だー」えっへん。
霧尾 九郎:「わかった!」返事をしつつ、注文を取りに行こう。
霧尾 九郎:さっきより元気になった様子のシノに、自分も嬉しくなったのだった。
GM:それでは九郎くんには〈SA:シノに手を貸す〉をお渡しして、オープニングは以上となります
霧尾 九郎:はい。シナリオ絆は…友情、かな。
GM:友情、了解しました!
GM:続きまして、銀二くんのオープニングです。

◆オープニング◆シーンプレイヤー:木崎 銀二
木崎 銀二:55-1d6
BeastBindTrinity : (55-1D6) → 55-3[3] → 52

GM:炎天下の中バイトを終え、ひごろも荘に帰ってきた銀二くんを出迎えたのは、封筒を握りしめたヤマモトさんでした。
木崎 銀二:「ヴァァーーーーーっち”い」
木崎 銀二:「おー、ヤマモっさん。どったの?」
ヤマモトさん:「木崎銀二くん、ちょっと話がある」
GM:そう言って、ヤマモトさんは銀二くんに「おねがい料金」と書かれた15,000円の入った茶封筒を渡します。
木崎 銀二:その場で封を開けて、中の現金を確認する。
ヤマモトさん:「1時間のお話で、このお金だったと思った。違っているかな」
木崎 銀二:「ったく水臭いなあ!同じ屋根の下に住んでるんだ、悩みがあるなら気軽に言ってくれよ」
ヤマモトさん:「違うんだ。お仕事をお願いしたい」
木崎 銀二:両目が¥マークになってる。胸ポッケに封筒をねじ込むと、肩に手を回す。
木崎 銀二:「それで仕事って?」
ヤマモトさん:「無くしたものを探すのは、銀二くんの仕事だろう」
ヤマモトさん:「私から無くなったものを探してほしい」
ヤマモトさん:「とても大変なのだ。困っているのだ」
木崎 銀二:「なるほど失せ物探し……と」スケジュール帳を取り出すと何やら書き込みながら。
GM:ヤマモトさんは、弱り果てた顔で銀二くんにタブレット端末の画面を見せます。中身は彼が書いている小説らしいです。
タブレット画面:『夜半、湊人は逢瀬の為に夜具を抜け出した。諾々と両親の言い付けを守ってきた湊人にとって、其れは初め ての反駁であった。胸が早鐘を打つのは、駆けている為か、心の昂ぶりか、湊人には分からぬ。』以下略。
木崎 銀二:中卒なので目が滑りまくる。
ヤマモトさん:「今朝がたから、ここに出てくる漢字がほとんど読めなくなってしまったのだ……」
木崎 銀二:「はぁ。……ハァ!?」
ヤマモトさん:「自分で自分の書いた物が読めない……続きを書こうと思ったのに、言葉が続かないんだ」
木崎 銀二:「なるほどそれは確かに面倒な……」
GM:そういえば、ヤマモトさんはいつもより言葉が簡単です。誰かに配慮して話し方を変えるようなタイプではないのに。
ヤマモトさん:「銀二くん、探せるかな。とても無理な話なことは分かっているけれど、ないと困る」
木崎 銀二:「言葉を盗む……どういう魔物なんだ?この場合は知識か?」眉をうねらせながら、先代の残した手帳をパラパラと見て。
木崎 銀二:「うーん……やってみましょう!相談料貰っちゃったし」返すという選択肢はない。
ヤマモトさん:「そうか……そのお金は相談料というんだったな……」
木崎 銀二:「……!」暫く不憫そうな、胡乱なものを見る目でみていたが、なにか閃いた顔で。
木崎 銀二:「ところでヤマモトさん。この前貸したカネ、幾らだったか覚えてます?」
木崎 銀二:肩に回した手に力を込めて、もう片方の手で円マークを作る。
ヤマモトさん:「いや、お金を借りたおぼえは……」
木崎 銀二:「あれ、っしいなー。知識以外も盗まれてんじゃないすか?」
GM:いや、そんな……お金は借りないようにしていたはずだが……と唸るヤマモトさん。
GM:そこに突然、2階から大きな音がします。
木崎 銀二:「なんだ?」
GM:しばらくして、上から別の住民の声。
真堂 隆:「ごめんー、誰か片付け手伝って-! ドア破っちゃった!」
ヤマモトさん:「それは大変だ! 助けてあげようではないか」
GM:これ幸いとヤマモトさんは、銀二くんを促し向かいます。
木崎 銀二:チェー、という表情
木崎 銀二:「いや、俺はさっそく当たれるだけ足で回ってきますんでそっちはヤマモトさん頼んます」
木崎 銀二:ついでに昼メシ食ってくるんでー、と足早に後にしよう。
木崎 銀二:相談料を再度覗き見ると、どうやってあs………もとい、調査に割くか皮算用しながら、ぽつりと呟く。
木崎 銀二:「にしても記憶を盗む魔物か……なんか、どーっかで聞いたような……?」
GM:銀二くんには〈SA:ヤマモトさんのお願いを聞く〉をお渡しして、このオープニングは以上です!
木崎 銀二:了解です
GM:最後、お待たせ致しました、美潮ちゃんのオープニングです

◆オープニング◆シーンプレイヤー:幡ヶ谷 美潮
幡ヶ谷 美潮:はーい
幡ヶ谷 美潮:56-1d6
BeastBindTrinity : (56-1D6) → 56-3[3] → 53

GM:時間的には、丈二さんがまつえさんから依頼を受けた日の夜になります。
GM:隆に誘われたライブの話は順調に進んでいます。持ち時間30分のセットリストも決まって、今はスタジオで通しのリハーサルをした帰り道。
幡ヶ谷 美潮:心なしかいつもより足取りがうきうきしているようにも見えます。
真堂 隆:「楽しかった?」
幡ヶ谷 美潮:(最初は大丈夫かと思ったけど、やっぱりまとめて歌うと気持ちいいな……)
幡ヶ谷 美潮:「た……う……その……」言葉では言いよどむ。
幡ヶ谷 美潮:「まだまだ直さなきゃならないところあるし……ふわふわしてらんない」
真堂 隆:「しっかりしてるなあ。流石」
真堂 隆:「美潮ちゃんは、今後どうするの? 歌で食うつもり?」
幡ヶ谷 美潮:「……そのつもりで勉強、してるけど」
真堂 隆:「そっか。偉いなあ」
真堂 隆:「そういう進路なら、機会はたくさんあった方が良いか。俺の知り合いで良きゃ紹介できる人いるから、まぁ考えといて」
幡ヶ谷 美潮:「私にはこれくらいしか取り柄がないし」
幡ヶ谷 美潮:「……あ、うん。その……うん。わかった」頷く。
真堂 隆:「取り柄を生かして、人間の世界(こっち)で生きていけるならさ、それに越したことないよ」
幡ヶ谷 美潮:「そうかな……そうなのかも」
真堂 隆:「そうだよ。言っちゃなんだけど、あの家に住んでるやつら、ほぼほぼまっとうに社会と関わってないからね?」
幡ヶ谷 美潮:「それは言えてる」
幡ヶ谷 美潮:「あの、今回は……」もごもごと口ごもる。
真堂 隆:「俺もそうだし……って、話の腰折ってごめんな。どうした?」
幡ヶ谷 美潮:「な、なんでもない。しっかりやるからって言おうとしただけ」
幡ヶ谷 美潮:本当は、ありがとうって言おうと思っていたけど、なんとなく言いそびれてしまった。
幡ヶ谷 美潮:「ほんと、私くらいはしっかりしないとどうしようもないよね」
真堂 隆:「しっかりしてくれるのは有り難いけど、あんまり気負わないでね」
幡ヶ谷 美潮:「リラックスするの苦手」
真堂 隆:「美潮ちゃんらしいや。まあ、せっかくだから楽しくやれればいいね」
真堂 隆:「ただいまー」
GM:隆は笑いながら、ひごろも荘の玄関をくぐっていきます。
幡ヶ谷 美潮:「楽しく、か……」それに続く。
幡ヶ谷 美潮:「……ただいま」
GM:――そうして、明くる朝。特に差し迫った予定のない夏休みの1日です。
GM:美潮ちゃんって毎朝のルーチンとか日課ってありますか?
幡ヶ谷 美潮:えーと、部屋に防音室があるので、そこでちょっと発声練習したりとか
幡ヶ谷 美潮:そんな感じですかね
GM:そしたら、その発声練習をしようとしたところ、美潮ちゃんはいつもと違うおかしなことに気がつきます。
GM:どんなに喉を絞っても、おなかに力を入れても、口からこぼれるのは声ではなく、ただの呼気なのです。
幡ヶ谷 美潮:(……?)
幡ヶ谷 美潮:(……あ、あれ? なんで?)
GM:歌い込み過ぎたわけではないし、喉が痛いとか、調子が悪いということもないのです。
幡ヶ谷 美潮:(えっ、嘘、おかしい。何これ)何回もすうはあと息をしながら青ざめる。
GM:あなたから、「大事なもの」が無くなってしまいました。
幡ヶ谷 美潮:(…………)
幡ヶ谷 美潮:(どう、しよう……)狭い防音室の中でへたり込む。
GM:美潮ちゃんには〈SA:大事な物を取り戻す〉をお渡しします。
幡ヶ谷 美潮:いただきます

◆【ミドルフェイズ】シーンプレイヤー:霧尾九郎 誰でも登場可◆
霧尾 九郎:51-1d6
BeastBindTrinity : (51-1D6) → 51-5[5] → 46

GM:バイト終わりにシノくんと合流して、ひごろも荘に帰ってきたところです
シノ:「やっべえ、きんちょうしてきた」
霧尾 九郎:「あはは。みんな優しいから大丈夫だよ−」
GM:一応ツナギからスーツに着替えて羊羹屋さんの紙袋を提げたシノくんが、九郎くんをすがるように見ます。
シノ:「ほんと? この家ヤバイもん沢山あったから、余程のものが居ると思ってたけど、大丈夫?」
シノ:「と、とりあえず砕けない感じで当たってこう……」
霧尾 九郎:「うーん、怒ると怖い人もいるけど、ちゃんとしてたら許してくれると思う」まつえさんとか。
霧尾 九郎:「おれもいるし!」頑張れシノくん!と励ます。他人事なので暢気なのだ。笑いつつ玄関を開けるぞ。
シノ:「こ、コンにちは……お邪魔します!」
霧尾 九郎:「ただいまー。お客さんつれてきたよー」
堂島丈二:では出ましょう。
堂島丈二:49-1d6
BeastBindTrinity : (49-1D6) → 49-6[6] → 43

堂島丈二:「ああ、お帰り。丁度一服しようとしてたところだ」
堂島丈二:ツナギを着て首にタオルを巻いて、台所でコップに麦茶を注いでいた。大掃除か、さもなくば探し物でもしていたかのような恰好。
霧尾 九郎:帰る前にときえさんには電話しといた
シノ:「す、すみません、クズノハ清掃サービスの者ッす。先日はお騒がせしました」
霧尾 九郎:ので、何か聞いていてもいいし、いなくてもいい。
堂島丈二:なるほど。
巻野 ときえ:「いらっしゃい。この前の業者さんでしたっけ」
堂島丈二:「…ああ、あの時の。むしろこっちが迷惑をかけたようなもんだが…」
GM:ときえは暑かったでしょうなどと言いながら、客間ではなくリビングに通します。塩対応だ!
堂島丈二:人数分のコップに、冷えた麦茶を注いで配りながら、苦々しい表情。
木崎 銀二:52-1d6
BeastBindTrinity : (52-1D6) → 52-6[6] → 46

シノ:「あっ、そうだ、これその、この前間違って住民の方連れ帰ったお詫びで」
霧尾 九郎:「あの時持って行っちゃったものとかについて聞きたいんだって」丈二にーちゃん、大掃除? とか聞きつつ一緒にリビングへ。
木崎 銀二:「ウィーッス!帰っシャッシャーッス!」
幡ヶ谷 美潮:出ようかな
幡ヶ谷 美潮:53-1d6
BeastBindTrinity : (53-1D6) → 53-5[5] → 48

堂島丈二:「ああ、まずは家の中から、と思ってな」
木崎 銀二:後半微妙にろれつが回ってない状態で、赤ら顔でリビングの扉をスパーン!と開ける。
霧尾 九郎:酔っ払いだー!?
木崎 銀二:というところでGM、マイナータイミングを消費して《汚れた金》の効果使いたいんですが構いませんか
堂島丈二:九郎に応え、銀二にお帰りと声をかけてから、麦茶を2カップ追加。
GM:《汚れた金》了解です。
幡ヶ谷 美潮:人が来たのを察知してそーっとリビングの方を窺っている。
霧尾 九郎:「銀二お酒くさーい」わー、と鼻をつまむジェスチャー。
木崎 銀二:では1D6振って出目だけ財産点追加します
木崎 銀二:1D6
BeastBindTrinity : (1D6) → 5

木崎 銀二:ヤッターーーーーーー!!!!!ボロ儲け!!!!!!!!!!!
幡ヶ谷 美潮:そのタイミングで現れた銀二くんにすごい嫌な顔をする。
霧尾 九郎:儲けた金で飲んできたな…。
堂島丈二:ほんとは6点入ったけど、1点は飲み食いに使ったのか…
木崎 銀二:「いやあもう、聞いてよ九郎ちゃん!それがメッフィーんとこの競タウルスで大勝ちしちゃってさぁ!」
堂島丈二:「ああ、丁度いい。暇なら話を聞いていけ、銀二。この前の件の、清掃業者だそうだ」
木崎 銀二:「ホントもう、ヤマモッ先生様サマっス」かんぱーい、と7割からになったチューハイ缶を掲げる。
巻野 ときえ:「こら、お客さんの前でしょ」
GM:ときえが銀二くんを「めっ」します。
堂島丈二:「…美潮も。せっかく降りてきたんなら、こっちに来て座ったらどうだ?」
堂島丈二:美潮の方に声を飛ばして。
霧尾 九郎:シノくんがぽかーんとしている気がする
幡ヶ谷 美潮:「……」少しまごまごして、それでもリビングに入っていく。軽く会釈。
木崎 銀二:「んあっ、アー…… どうも!」シノくんに顔をグイっと近づけて。
シノ:「えっと……ど、どうも」
木崎 銀二:「清掃……清掃!ちょーどいいとこに!」懐からよろよろと酔い覚ましの霊薬を取り出し、グイッと煽る。
木崎 銀二:「うう。最近ここから色々ものが消えたらしくてさ。おたくが回収したものでまだ帰ってきてないものとかない?」
シノ:「うっ……そ、それっす! 俺、ちょうどそのお話を伺いに来たんです」
GM:お酒の匂いにちょっと顔をずらしながら、シノが尋ねました。
堂島丈二:「お前もか…?」
堂島丈二:銀二の言葉に、眉間に皺を寄せる。
シノ:「あの、このぐらいの長さの筒で、動物の革で口を止めてた物なんです」
霧尾 九郎:「この間持あったヤバいやつって、ほとんど銀二のじゃないの?」何かなくなってたのか、と二人の顔を交互に見た。
シノ:「仕分けしてたらだいぶヤバいから、本格的な払い屋に頼むつもりでいたんすけど」
堂島丈二:「…俺が探してるのはそれだ。正しく言えば、まつえの…ああ、ここの住人の持ち物なんだが」
シノ:「それが、俺の不注意でどっかいっちゃって」
堂島丈二:「なんだと」
堂島丈二:こめかみに拳を当て、ため息。
シノ:「すんません!」
シノ:「原チャで払い屋に持ってく途中で、どっか鞄から落ちたみたいで……」
堂島丈二:「…まあ、いい。いや、良くないが。曰く、”使い道”を分かっている奴の手に渡ると拙いらしいが…」
シノ:「中身、何なんすかね? ウチの社長でも扱いに困るブツなんか初めてなんすよ」
木崎 銀二:「長筒ねえ」自分の所持品にはないものだ、ということを目録で確認する。
堂島丈二:「わからん。が、こうして話してくれただけでも助かる。…ん?そういえば…」
堂島丈二:「銀二。色々ものが消えた、と言ったな。その言い方だと、お前のはまた別件と見たが」
堂島丈二:「…あるいは。俺と銀二が関わってるやつの他にも、まだ消えたものがあるのか」
幡ヶ谷 美潮:「……」とりあえずじっと話を聞いている。睨んでいるように見えるかもしれない。
霧尾 九郎:「おれはあんまり心当たりないけど……美潮ねーちゃんはなんかなくなったりした?」
木崎 銀二:「あー……こっちはアレっす。ヤマモっさんの頭がちょっと」
霧尾 九郎:頭がちょっとwwwwww
幡ヶ谷 美潮:「……」首を横に振りかけたところで、はたと気付く。何もなくなったものが物とは限らない。
幡ヶ谷 美潮:辺りをばたばた探して、メモ帳とペンを引っ張り出す。
幡ヶ谷 美潮:『関係あるかわからない、けど』ちょいちょい、と手で皆を招く。
木崎 銀二:「なんで筆談」
霧尾 九郎:「?」美潮の様子に首を傾げつつ。
幡ヶ谷 美潮:『声が出なくなった、かもしれない』メモ帳で顔を隠すようにしながら。
堂島丈二:「…成程な。人魚と歌声は、縁深いと聞く」
霧尾 九郎:「美潮ねーちゃんは、声がなくなっちゃったのか……」
幡ヶ谷 美潮:『早く戻さないとこまる』うんうん、と頷く。
木崎 銀二:「確かに!それは困る!」
堂島丈二:「美潮の声。まつえの…なりそこない、と言っていたか。そして、ヤマモトさんの………」
堂島丈二:どう呼んだものやら、言葉を探すこと数秒間。
木崎 銀二:「語彙力ね!」
堂島丈二:「お前が「頭がちょっと」とか言うから何かと思ったぞ、俺は。…ともかく。それぞれの「大切なもの」がなくなったわけだ」
幡ヶ谷 美潮:こくこく。
木崎 銀二:「なーに、この探偵に任せとけ!ヤマモっさんのも、美潮の声も俺がバッチリ取り戻してやるからな!な!」
木崎 銀二:美潮の手を取り、真摯な顔で見つめる。
幡ヶ谷 美潮:銀二の手をはいはい、という感じで振ってやります
真堂 隆:「アー……そこに俺の両手とギターも足して貰っていい?」
幡ヶ谷 美潮:ぱっとそちらを向く。
堂島丈二:「ギターはともかく、両手ってのは…」
霧尾 九郎:「隆にーちゃんも?」
堂島丈二:声の主の方を向き、再び眉間に皺を寄せる。
GM:話を聞いていたらしい隆がリビングに入ってくるのですが、両手の肘から先がすっぱり「消えて」います。
霧尾 九郎:ギャー
堂島丈二:「…ここまで直球で来るか」
霧尾 九郎:「ええええ!?」
真堂 隆:「昼寝して起きたらこうでさ。お手上げだよね。手、ないけど」
木崎 銀二:「うわーすっごい。どうなってんだこれ」
木崎 銀二:まじまじと肘先を見て。
真堂 隆:「痛くないし、切れてるわけじゃないんだよね」
木崎 銀二:「試しに指先がどうなってるかわかります?どこにあるか手がかりになるかも」
真堂 隆:「それが、神気を逆探してみたんだけど、ヘンに妨害されてダメだった」
木崎 銀二:「ダメかぁー!」肩を落とす
シノ:「あの、なんか、すみません、俺の不注意で……
霧尾 九郎:「その筒がなくなったせいで、いろいろ起きてるのかな…」
堂島丈二:「ここまで重なると、そうとも言い切れんかもな。…何はともあれ、探してみる他ないだろうさ」
幡ヶ谷 美潮:『さがす!』
木崎 銀二:「そうそう。こういう時はみんなで一致団結がいちばんってね」
霧尾 九郎:「おれも探すよ!」
木崎 銀二:「ところで君その……シノくんったっけ?ものは相談なんだけど」
堂島丈二:「銀二、九郎。それに、悪いが美潮も手伝ってくれ。なに、調査費用は心配するな」
堂島丈二:GM!お金を!ばらまきたいです!
GM:丈二さんどうぞ!
木崎 銀二:「その失せ物の筒見つけてさ。然るべき筋に持ってくのも代行した場合、謝礼って検討頂ける?」
幡ヶ谷 美潮:『手伝うっていうか、私だって困ってる』
堂島丈二:わーい!《頼もしき住人たち》→《黄金伝説》で報酬点7をPC全員に配るぜ。
霧尾 九郎:お小遣いの時間だー
幡ヶ谷 美潮:いただきます!
シノ:「会社からはダメかもっすけど、俺のポケットでよければ……」
木崎 銀二:「よし!そんじゃよろしく!」肩をバシっと叩く。
堂島丈二:「…よし、方針は固まったな」
シノ:「アッ……は、はい……」咳き込みながら頷きます。
堂島丈二:確認するように言いながら、どこか腑に落ちない表情。
堂島丈二:「…まあ、細かいところは追々確認するしかないか。ともかく、皆、頼んだ」
木崎 銀二:「よーし、それじゃ頑張って失せ物を探すぞー!おーっ!」まだ酔ってるのか、えらく調子がいい。
堂島丈二:軽く頭を下げてから、自分の分の麦茶を一気に飲み干した。
霧尾 九郎:「その筒見つかったらシノくんもクビにならなくてすむかもしんないし、頑張ろー」おー。
幡ヶ谷 美潮:喉元に手をやって、ほうっと一息。こくんと頷く。
GM:では、ここでシーンを閉じますが、エゴや絆の申請があればお願いします
木崎 銀二:エゴ[とにかくラクして稼ぎたい。一生遊んで暮らしたい]の申請
霧尾 九郎:エゴロールすっかり忘れていた
幡ヶ谷 美潮:あっエゴロール
幡ヶ谷 美潮:ひとまず保留で
霧尾 九郎:このシーンでは諸々無しでー。
GM:銀二くんのエゴ了解です。罪1どうぞ!
堂島丈二:うす、エゴロールはひとまず無しで。絆も…これ、シナリオ枠用も使っていいのですかね。>GM
木崎 銀二:やったー!いただきます!
木崎 銀二:絆は「絆:シノ(金ヅル)」で。
GM:丈二さんはシナリオハンドアウトでまつえの絆を指定していたので、丈二さんが取得している分についてはDアーツの影響を受けておりません
堂島丈二:なるほど、そういう扱いで。了解です。
堂島丈二:このシーンではひとまずなしで。以上です!
GM:銀二くんの絆についても了解しました
GM:それでは、予定時刻には早いのですがシーンの区切りが良いので本日はここでいったん中締めとさせていただきたく
幡ヶ谷 美潮:はーい
霧尾 九郎:はい。お疲れ様でした!
木崎 銀二:了解です。お疲れ様でしたー
幡ヶ谷 美潮:お疲れ様です。楽しかったです!
GM:今回も皆さんとても良い……
霧尾 九郎:お疲れ様でしたー。次回もがんばろう…。
堂島丈二:はーい、次回も楽しみにしております!
堂島丈二:果たして銀二くんの財産は目減りせずに済むのか。
木崎 銀二:積極的に消費していく……!

◆【ミドルフェイズ】シーンプレイヤー:木崎銀二◆(誰でも登場可)
GM:清掃業者のシノが帰って、失せ物探しに取りかかるため解散したあとのことです。
木崎 銀二:46-1d6
BeastBindTrinity : (46-1D6) → 46-3[3] → 43

GM:銀二くんがシェアハウスを出てブラブラしていると、道路の影から突然、何かしなやかな物が足に巻き付きます。
木崎 銀二:「うおっ!?」
GM:足に巻き付いたものはミシミシ音を立てて勢いよく銀二くんを宙に逆さづりにしてしまう!
GM:銀二くんに巻き付いたものの正体は木の枝のようです。
木崎 銀二:「いだだだだだだだだ!なに!?触手!?」
GM:あっという間に蓑虫みたいな格好にされた銀二くんの眼前に、ボッと松葉が生えます。目に入ったら痛そう。
木崎 銀二:「あいたぁー!」サミングを食らって悶絶する。
まつえ:「おい小僧、聞きたい事がある」
木崎 銀二:「あ!テメこらババア!仮にもひとつ屋根の下に住む仲間になんてことしやがる!この!この!」
まつえ:「ほう……」
木崎 銀二:逆さ吊りにされた状態でシャドーボクシング。酔っ払いに恐怖心はない!
まつえ:「我(わたし)の物を掠め取った不埒物、まこと小僧では無いんだろうな?」
木崎 銀二:「死霊のはらわたごっこなら余所でやれってんだ!万年行き遅れ!樹齢10D100!」
まつえ:チクチク。
木崎 銀二:「あたたたたた!ギブ!ギブ!」
GM:タップされたので松葉だけはどかしてくれました。
木崎 銀二:「知らねーっつーの!俺の最近を振り返ってみなさいよ!贅沢してた覚えある!?」
まつえ:「信用ならん。どうせ遊興で派手にスっただの、元からあった借金だので右から左であろうが」
木崎 銀二:「あ、これ最初から信用する気ゼロのやつじゃん!?詰んだ!?」
GM:まつえは はなしを きかない!
堂島丈二:ならば!
堂島丈二:あ、人間性減らして出ます。
堂島丈二:43-1d6
BeastBindTrinity : (43-1D6) → 43-5[5] → 38

まつえ:「しかもしおらしくなるどころか人の齢を肴に酔いつぶれるとは……盗人猛々しいにも程があるわ!」
堂島丈二:ちょっと漏電するようになった!
幡ヶ谷 美潮:私も出ようかな……出ます
幡ヶ谷 美潮:48-1d6
BeastBindTrinity : (48-1D6) → 48-2[2] → 46

GM:丈二さんは絆のエゴ化をお願い致します
霧尾 九郎:出ない理由はないので出よう(解散とはなんだったのか)
霧尾 九郎:46-1d6
BeastBindTrinity : (46-1D6) → 46-1[1] → 45

堂島丈二:ときえさんの絆を、エゴ:皆を元に戻したい、に。
堂島丈二:「聞きなれた騒ぎ声がすると思ったら、何をしているんだお前たちは…」
堂島丈二:静電気で少し髪を逆立たせながら、呆れ気味に歩み寄る。
幡ヶ谷 美潮:『まつえさん』『やめたげて』『気持ちはわかるけど』とメモ用紙をぱらぱらと頭上に掲げる。
木崎 銀二:「助けてロボコップ!このままだとR-18G卓になっちゃう!」
GM:ロングスカートの下から根を生やしたまつえが険しい顔で皆さんを睨んでいます。
霧尾 九郎:「銀二がまつえさん怒らせた~」二人についてくる。
木崎 銀二:「知らないよ最初からキレてたの!更年期障害なんじゃないの!?」
堂島丈二:「まあ、なんだ。途中から話は聞こえてたが…まつえ。お前の探し物に関しちゃ、銀二はシロだ。それは保証する」
堂島丈二:「あと銀二、そろそろ庇い切れない感じになってきたからステイ、ステイ」
幡ヶ谷 美潮:『バカ』『弁護してやろうと思ったのに』『それはない』銀二くんに。
霧尾 九郎:「なくなっちゃった筒だったら、なくしちゃったのは銀二じゃないよ」
まつえ:「……それはまことか、丈二、九郎」
堂島丈二:「本当だとも。だからこうして、総出で探してるわけだ」
霧尾 九郎:「ほんとほんと。シノくん……えっと、こないだ来てた掃除屋さんが居たでしょ。あそこの人がなくしちゃったって」
GM:まつえは猜疑心に満ちた眼差しで銀二くんと丈二さんを交互に睨んでいましたが、ややあって銀二くんを解放します。
霧尾 九郎:「見つからないと大変だからおれたちも探すよ」
木崎 銀二:いたっ、という声と一緒に着地。
堂島丈二:「…言っておくが、その清掃業者を締め上げても何にもならないぞ。話を聞く限り、どこかで落とした、というのが最後の手がかりだからな」
まつえ:「落とした?」
霧尾 九郎:「あっ、うん。シノくん反省してるから怒らないであげて!」
GM:まつえは枝と化していた長い髪を手櫛で整えながら、しばし考え込む表情。
まつえ:「九郎と丈二に免じて、その者へは何もせずおくが」
まつえ:「我(わたし)は我で探すこととする。あれが手元にないとどうにも、心が静まらぬでな」
霧尾 九郎:よかったー、とホッとした顔をする。
まつえ:「ただし! 小僧! お前を信用した訳ではない! せいぜい身の証を立てることだな!」
木崎 銀二:キッと睨みつけて去っていくまつえさんの背中にあっかんべーしてやる。
霧尾 九郎:懲りてない
幡ヶ谷 美潮:『バカ』『ほんとバカ』
まつえ:「ああ、いかん。丈二、なりそこないの話がまだであった――懲りぬ小僧だな!」
GM:振り返ったまつえに松ぼっくりを投げつけられる。
堂島丈二:「後で適度にシメとくから安心してくれ。…ああ、そうか。ここまで大事になるとは思っていなかったから、詳しくは聞いていなかったな、そういえば」
まつえ:「我(わたし)の社に長く封じられていた話はしたな。奴はそもそも、我がまだ生まれて間もない頃捕らえたあやかしのものなのだ」
まつえ:「奴はキツネでの。主の願いを何でも叶えるが、代償に命を喰らう輩じゃ」
堂島丈二:「なるほど。確かに、封じられて然るべきだ、それは」
まつえ:「キツネにもあやかしの位階があるのは知っておるか。細かいことははしょるが、奴は神格を得る間際でさる陰陽師に捕らえられ、クダとして使われておった」
まつえ:「クダは神には至れぬ邪道のキツネよ」
まつえ:「神にもなれず、さりとて悪神にもなれず。故に『なりそこない』と我は呼んでおる」
まつえ:「万が一にも奴に出くわしたら、倒そうなどと思うな。死ぬぞ」
堂島丈二:「力だけなら天狐、空狐クラスと見るべき、か。分かった。肝に銘じておく」
GM:そして今度こそまつえはシーンから退場します
堂島丈二:「…とまあ、そういうことらしい。なんとか、ただの失せ物探しに収めたいところだが…」
幡ヶ谷 美潮:『そんなのが外に出たら大変』思ったよりも大事で顔が引きつっている。
霧尾 九郎:「そんなに大変な物だったんだ…」神妙な空気に黙っていたから、口の中が乾いてる。ごくり。
木崎 銀二:「はー……狐ねえ……」いてて、頭に刺さった松ぼっくりを抜きながら。
堂島丈二:「ともあれ、なんとか丸く収めなければならん。事が事だけに、まつえが気を立たせるのも分かるんだが…
堂島丈二:「銀二の言動がアレなことを差し引いても、少しばかり意固地すぎる気がしないでもない。まあ、気にしても仕方ないことかもしれんが」
幡ヶ谷 美潮:『あれは銀二が悪い』主張!
GM:確かに、まつえはいつにも増して融通が利かな0い状態になっていますね。
GM:普段から、からかわれるとすぐ怒る松ではあるんですけれども
堂島丈二:ひごろも荘のあちこちに、投擲された松ぼっくりが。
木崎 銀二:「えぇー!?アレは過重暴行でしょ」
霧尾 九郎:「早く見つけないと、銀二ころされちゃうんじゃないの」まつえさんはこわいぞ。
堂島丈二:「4割くらいは正当な報復だ。…ともあれ、ますます大事になりつつあるな、こいつは」
GM:まつえも知らない「なりそこない」の何らかのちからが存在するのかもしれない……そんな謎を含ませ、そろそろ〆に向かいたい感じです。
堂島丈二:うす、こちらはOKであります。
木崎 銀二:それじゃあこっちもこんなところで。
幡ヶ谷 美潮:OKです!
霧尾 九郎:OKですー。
GM:それでは、エゴや絆の申請はありますか?(ただし、まつえに対する絆は現在取得出来ません)
木崎 銀二:エゴロール忘れてた!今回は申請なしで。絆もちょっと待機。
堂島丈二:「皆を元に戻したい」でエゴロールの申請を。
幡ヶ谷 美潮:今回は両方なしですね。
GM:丈二さんエゴ了解です。罪1どうぞです
霧尾 九郎:どちらもなしで。
堂島丈二:はいな。罪1点を得て、以上です。
GM:ありがとうございます。
GM:それでは次のシーンです。

◆【ミドルフェイズ】シーンプレイヤー:堂島丈二◆(誰でも登場可)
GM:イベントなど特にないフリーのシーンとなります
GM:情報収集をしたりお金を配ったりできるぞ
堂島丈二:38-1d6
BeastBindTrinity : (38-1D6) → 38-1[1] → 37

堂島丈二:ヤスーイ
堂島丈二:なお、お金はもう配り終えているので、主に情報収集ですかね。
幡ヶ谷 美潮:出ましょう
GM:そうですね、失礼をいたしました
幡ヶ谷 美潮:46-1d6
BeastBindTrinity : (46-1D6) → 46-3[3] → 43

木崎 銀二:43-1d6
BeastBindTrinity : (43-1D6) → 43-5[5] → 38

GM:銀二くんが変異入った! どの絆をエゴにしましょう
木崎 銀二:えーっと、ちょっと待ってね……どれにしよう
木崎 銀二:「絆:夜の世界」を「エゴ:生き残りたい」に。狐を見つけないと命が危ない!
GM:了解です。銀二くんはこの先生きのこれるか……!
GM:【情報収集】
GM:現在皆様が調べられるのは以下の情報です。
GM:ひごろも荘から消えた物品について(8、12、15)
GM:「なりそこない」のちからについて(19)
GM:現在は以上2点です
堂島丈二:これは…金の力が求められている…!
木崎 銀二:じゃあなりそこないについてはこっちで調べます
堂島丈二:では、物品についてはまずこちらで。
堂島丈二:2d6+5
BeastBindTrinity : (2D6+5) → 11[5,6]+5 → 16

幡ヶ谷 美潮:おお
堂島丈二:お、クリアした。
GM:ウワーックリティカル!
GM:おめでとうございます!
木崎 銀二:こっちはアクセスコードを使用して技術で調べます。
木崎 銀二:2D6+8=>19
BeastBindTrinity : (2D6+8>=19) → 9[5,4]+8 → 17 → 失敗

木崎 銀二:財産点を2点消費で達成
GM:それでも17までいくのか……すごいな
GM:じゃあ、判定した順番に情報を開示します

【ひごろも荘から消えた物品について】
8 現時点で判明しているものは以下の5つ。
 ・ヤマモトさんの語彙
 ・「なりそこない」入りの竹筒
 ・美潮の声
 ・隆の両腕と、一点もののアコースティックギター
 ・洋行のハンドメイド抱き枕
12 竹筒は裏見草シノが紛失させた以外、全て本人達が寝ている間になくなっている。
時系列としては、竹筒が無くなったあと、語彙→枕→声→腕とギター。
隆も美潮も身体的な痛みはともなっておらず、ひたすら不便で困っているが、実害はそれだけである。
15 洋征の抱き枕をオークションサイトで見つけることができた。
「☆獏の形の手作り抱き枕☆洗浄済。やや使用感は残るものの輪奈織(パイル)の肌触りはすこぶる良。
手作り品、一点物につき現品限り」とのこと。買い戻す場合は財産点を2点支払うこと。

【「なりそこない」のちからについて】
19 平安時代から生きているキツネであり、単純な霊格はちょっとした神様とタメを張れるが、
まつえが過去施した封印のちからと、半魔が暮らすシェアハウスが持つ場所のちからによって辛うじて封じられていた。
「なりそこない」は、持ち主とさだめた相手に己への並みならぬ執着を植え付け、そのエゴを増大させる。
その執着により、なりそこないは持ち主が移り変わるときに小競り合いや争い事を起こす。

GM:以上です。
堂島丈二:「まさか、俺が抱き枕を落札することになるとは…」
堂島丈二:しかめっ面でスマホをポチポチ操作。
堂島丈二:あ、というわけで財産点2点払います。
GM:取引が成立したので、後日オークションサイトから抱き枕が届くことでしょう
GM:その際、出品者からお礼とかのやりとりが発生するのですが、その文面に丈二さんはなんだか既視感があります。
堂島丈二:ほほう。
くじら(出品者です):「前略 当節は迅速な即決金額にてのご入金、誠に有難う御座居ます。商品は後ほど委託業者よりご尊宅へと発送されることと存じますので、心待ちにしておいで下さい 草々」
GM:そのほか、妙に見覚えのあるヤマモト文体的なものを使う出品者である……!
堂島丈二:「…妙なところで繋がったんじゃないか、これは」
GM:【「くじら」について(15)】がリサーチできるようになりました
幡ヶ谷 美潮:では調べたいです
GM:了解です。お願いします
幡ヶ谷 美潮:2d6+4=>15
BeastBindTrinity : (2D6+4>=15) → 3[2,1]+4 → 7 → 失敗

幡ヶ谷 美潮:うわー、財産点使っても届かないww
GM:おう……
霧尾 九郎:手が足りないとあらば出よう
幡ヶ谷 美潮:おねがいいたす……
霧尾 九郎:46-1d6
BeastBindTrinity : (46-1D6) → 46-1[1] → 45

霧尾 九郎:やっすい
霧尾 九郎:《種族の伝承》でリサーチしてみます。
GM:了解です。どうぞ!
霧尾 九郎:2d6+9
BeastBindTrinity : (2D6+9) → 6[2,4]+9 → 15

霧尾 九郎:ジャストだ!
GM:ジャスト! すごいぜ!
霧尾 九郎:(人間性1を払う)
【「くじら」について】
15 ネットオークションに洋征の抱き枕を出品していたアカウント。
他にも、楽器のエフェクター、アンプ、色々なバンドのスコア、筋トレ器具を出品している。
プロフィールに紐付いていたURLから、「HiShark」(ひしゃく、と読むらしい)というバンドのページに飛んだ。

そこのメンバーの白長、というのが、プロフィールから鑑みてくじらの中の人らしい。

GM:以上です。
霧尾 九郎:「ねっとおーくしょんに出してる人はだいたい他にもいっぱい出品してるってばっちゃが言ってた!」
GM:おばあちゃん知恵袋すごい
堂島丈二:コンピューターおばあちゃん…!
堂島丈二:「なるほど、こいつか…。洗う先の目星は、これでついたワケだ」
霧尾 九郎:「でもなんでこの人がみんなの物を持ってるんだろ」
木崎 銀二:「よし、発送確認次第この垢通報しとこう」
幡ヶ谷 美潮:『どっちにしても、人の物を勝手に売るとか意味わからない』
堂島丈二:「それには賛成だが、九郎の言うことも確かめないといけないからな。…そういえば、例のキツネ、なりそこないについてはどうだ」
堂島丈二:酔っ払いに調査任せて大丈夫だったのか、と若干不安になりつつ。
幡ヶ谷 美潮:(私の声はどうなってるのかなあ……)気を揉む。
木崎 銀二:「ちょっと待って、いまググって……よし、来た」メール着信音。
木崎 銀二:「うーん。だいぶヤバい」電子使い魔を介して調べた情報を一同に見せます。
堂島丈二:「…ああ、つまり、まつえの様子が変なのも、これで説明がつくわけか」
木崎 銀二:「たぶん」
GM:放って置いて新しい持ち主に接触したら(何をしでかすかわからなくて)とても危険
霧尾 九郎:「取り戻すまであのままなのは、困るよなあ」
堂島丈二:「…バンド、か。ひょっとしたら、ここでカッチリ繋がるかもしれん」
堂島丈二:「銀二、通報は保留だ。繋がりかけた線を切るワケにはいかん」
霧尾 九郎:「バンドって、隆にーちゃんがやってるやつ?」彼のギターもないんだった。
堂島丈二:「この家からなくなったモノ全て。元に戻してカタに嵌めるまで、な」
木崎 銀二:「はいはい、了解」
幡ヶ谷 美潮:(バンドかあ……ライブ、どうなるんだろ。このままだと……)ぎゅっと手を握る。
霧尾 九郎:美潮の気配を察知して、そちらをちらっと窺った。「早くなんとかしよう」
GM:ありがとうございます。エゴや絆の申請があればお願い致します!
堂島丈二:エゴロールはひとまず無しで!絆も保留します。
幡ヶ谷 美潮:なかなかエゴロールができないので保留です!
霧尾 九郎:どっちもなしですー。
木崎 銀二:こちらも両者保留で

◆【ミドルフェイズ】シーンプレイヤー:幡ヶ谷美潮◆
幡ヶ谷 美潮:43-1d6
BeastBindTrinity : (43-1D6) → 43-1[1] → 42

GM:先程のシーンが終わった、夜半のできごとです。美潮ちゃんのイベントシーンなので、GMがGO出すまではちょっとお控え頂けると助かります。
GM:>登場判定について
霧尾 九郎:あいさー。
堂島丈二:見守ろう。(台形)
GM:晩ご飯終わりのシェアハウスで、美潮ちゃんがリビングか自室にいらっしゃる感じを想定していたのですが、いかがでしょう?
木崎 銀二:はい
幡ヶ谷 美潮:オッケーです。じゃあ早々と自室に帰ったところがいいかなと思います。
GM:もやもやした気持ちなのかな。そんな美潮ちゃんの部屋のドアを、控えめにノックする音がします。
幡ヶ谷 美潮:(あんまり今は皆と話したりしたい気持ちじゃないな……)などと思いながら部屋にいたところ、ノックに気づきます。
幡ヶ谷 美潮:はい、と言いかけて声が出ないのに気付き、ドアの方へ。開けます。
洋征:「あ、ぼくです。洋征。入ってへいき?」
幡ヶ谷 美潮:頷きます。
洋征:「ありがとう。おじゃまします」
幡ヶ谷 美潮:部屋はわりと綺麗に片付けてあるし、かわいいぬいぐるみとかは隠してあるのだ。
幡ヶ谷 美潮:『何かあったの』ホワイトボードを持ち出してきて筆談。
洋征:「ごめんね、遅くに。メールとかで喋る方がよかったかもだけど、同じ家にいるのにヘンだなって思ったから」
洋征:「あの、ぼくも何かちからになれないかなって、調べたんだ」
幡ヶ谷 美潮:ちょっとびっくり。
洋征:「枕をオークションに出してた人のバンドのこととか。そしたら、動画、みつけたんだよ」
洋征:「それで、まず美潮ちゃんに聞いてからの方がいいかなって……」
幡ヶ谷 美潮:『私に?』
洋征:「美潮ちゃん、歌とか、ネットにあげてた?」
幡ヶ谷 美潮:『上げてるわけない』恥ずかしいし……。
洋征:「それじゃあ間違いないのかなぁ……あの、びっくりしないでね」
GM:前置きして、洋征はスマホで動画サイトを開いて、ある動画を流します。
洋征:「これ、美潮ちゃんの『声』じゃない?」
幡ヶ谷 美潮:(びっくりって何が?)と思いながら、画面を覗きこむ。
幡ヶ谷 美潮:(……)
幡ヶ谷 美潮:(!!!)
幡ヶ谷 美潮:大声を上げようとするけど、声が出ない。
GM:ライブで歌うはずだったカバー曲を丸々歌った動画が、4桁再生数をたたき出している動画です。
幡ヶ谷 美潮:結構いってるな
幡ヶ谷 美潮:『何これ、ちょっと、何これ!!』洋征に詰め寄る。
投稿者コメント:「大好きな歌を歌いました。8月20日ライブあります。詳しくは~~」
GM:美潮ちゃんが出るライブハウスへのリンクも張ってあるのだ
幡ヶ谷 美潮:『何』ぐしゃぐしゃとペンで消して。『ひどい』
洋征:「……うん。ぼくも、そう思う」
幡ヶ谷 美潮:ぽつりとホワイトボードに涙が落ちる。
幡ヶ谷 美潮:(嫌だ。ひどい。何これ。人のものを勝手に……)
幡ヶ谷 美潮:涙をぐしゃぐしゃと拭う。『ごめん。変なとこ見せた』
洋征:「ご、ごめん、ぼく、そのう……ごめん」
幡ヶ谷 美潮:『誰にも言わないで』
洋征:こくこく頷く
幡ヶ谷 美潮:『ありがと』洋征は信頼できると思う。
幡ヶ谷 美潮:(とにかく、これは多分、私だけの問題じゃない。皆にも伝えないと)
幡ヶ谷 美潮:洋征に動画のアドレスを教えてもらいたいです。検索したら出るのかな。
洋征:「それじゃあ、他のみんなにも話すなら、サイトのアドレス送るよ」
幡ヶ谷 美潮:『お願い』
幡ヶ谷 美潮:あの動画を見られるのはたまらなく悔しいけど、そうも言っていられない。
GM:洋征から動画のURLを貰いました。
幡ヶ谷 美潮:いただきました。
洋征:「ぼく、一緒に行かなくてだいじょうぶそうだね」
幡ヶ谷 美潮:『うん。でも』少し躊躇ってから文字を書く。
幡ヶ谷 美潮:『ありがとうね』声に出すより、少し素直になれた気がした。
洋征:「ううん。この前助けてもらったもんね」
洋征:「じゃあ、ぼくタカさんの頭洗いに行かなきゃだから。おやすみなさい。いい夢、見てね」
幡ヶ谷 美潮:『おやすみ』手を振る。
GM:GMが用意したイベントは以上です。ここで一旦切って、動画の話をするシーンを作ったほうがキレイかな
幡ヶ谷 美潮:そうですね!
GM:じゃあ、美潮ちゃんの方で〆の動きがあればどうぞ。なければシーンを終了しますので、エゴや絆の申請があればどうぞ
幡ヶ谷 美潮:ロールは以上で。エゴロール「人と付き合いたくない」を申請します。
GM:わかりました。ではこのシーンは以上です。
GM:舞台裏で何かしたい人はいますか?
幡ヶ谷 美潮:あ、あと洋征くんに絆を取りたい!
GM:おっと了解です。どうぞ
木崎 銀二:舞台裏はどうしようかなー
幡ヶ谷 美潮:「好意」で取りたいです(恋愛ではない方の)
木崎 銀二:うーん、特にナシで。
堂島丈二:舞台裏は特になしで。
GM:美潮ちゃん絆、銀二くん丈二さん舞台裏ナシ了解です
霧尾 九郎:アイテムが欲しいとかもないので、舞台裏は特にないですー。
GM:はーい、では舞台裏もなしで以上ですね

◆【ミドルフェイズ】シーンプレイヤー:霧尾九郎◆(誰でも登場可)
霧尾 九郎:44-1d6
BeastBindTrinity : (44-1D6) → 44-1[1] → 43

霧尾 九郎:なぜなのか
GM:へらないなあ
幡ヶ谷 美潮:流れ的には出た方がいいですかね
堂島丈二:出ておきませう。
GM:このシーンは、先程の美潮ちゃんのシーンの続きになるので多分みんな出ることになると思います
幡ヶ谷 美潮:じゃあ普通に出ます
堂島丈二:37-1d
BeastBindTrinity : (37-1D6) → 37-5[5] → 32

幡ヶ谷 美潮:42-1d6
BeastBindTrinity : (42-1D6) → 42-4[4] → 38

幡ヶ谷 美潮:やっと減った
GM:(シーンプレイヤーが九郎くんなのは持ち回りでシーンプレイヤーを振っているアレです)
木崎 銀二:38-1d6
BeastBindTrinity : (38-1D6) → 38-4[4] → 34

霧尾 九郎:イエスイエス
幡ヶ谷 美潮:変異入ったので日数豺蔵さんへの絆をエゴ「声を取り戻したい」に変更します。
GM:了解です。シーンの時間はそのままで続けてしまって良いかな
幡ヶ谷 美潮:こちらは大丈夫です
霧尾 九郎:OKです~
GM:シェアハウスのリビングで酒とか背徳的な夜の甘味タイムとかをしているところ、美潮ちゃんが携帯端末握りしめてやって来たのだな……
幡ヶ谷 美潮:ではばたばたと階段を下りてきた感じで
霧尾 九郎:「美潮ねーちゃん?」どしたの?と首を傾げる。
幡ヶ谷 美潮:『たいへん』『見てこれ』ホワイトボードを振りかざす。
幡ヶ谷 美潮:で、携帯で先の動画を見せましょう。
堂島丈二:「そういう繋がり、か。…ボーカルだけじゃなく、ギターも確認した方が良さそうだな、これは」
霧尾 九郎:「なんだよこれ……」動画に、開いた口がふさがらなくなっている。
幡ヶ谷 美潮:『早く取り返さないと。ライブまで盗られちゃう』
木崎 銀二:「空き巣の次はライブ泥棒だと~~~~~~?」
木崎 銀二:「ゆ……許せん!軽犯罪はどうでもいいとして、人様に罪を被せておいて自分たちはバンギャに囲まれていい思いしようとしているところが許せん!」
幡ヶ谷 美潮:『そういう問題じゃない』
堂島丈二:「…まあ、エゴが強いのも悪いことじゃあない。で、だ」
堂島丈二:全く軸がブレない銀二の様子に苦笑いを浮かべつつ。
木崎 銀二:「まぁ細かいところはともかく!ヤマモッさんのこともある。そいつらをコテンパンにするっていうなら乗った!」
霧尾 九郎:「美潮ねーちゃんの声盗っといて、“大好きな曲”とか絶対おかしいよ!」
霧尾 九郎:「やっつけないと!」
GM:では、ここでどなたか【技術】か【加護】で判定していただいてよろしいでしょうか。難易度は9です
堂島丈二:「まさしくそういう話、と行きたいが、まつえの件もある。美潮たちには悪いが、さあ今すぐ、というワケにはいかん」
堂島丈二:技術なら自分か銀二くんですなー。とりあえず振ってみます。
幡ヶ谷 美潮:む、弱いあたりだ
霧尾 九郎:ぐるる、と思わず低く唸る。ムカムカしているぞ。
堂島丈二:2d6+7
BeastBindTrinity : (2D6+7) → 6[5,1]+7 → 13

堂島丈二:クリア。
霧尾 九郎:さすがの丈二さんだぜ
木崎 銀二:おっと、こっちで振るまでもなかった!
幡ヶ谷 美潮:やったぜ
GM:動画を投稿したアカウントは「Marine_HS」となっていて、彼女が投稿者コメントに乗っけている「バンドやってます!」のURLが、九郎くんのたどりついたバンド「HiShark」と一致しました。
GM:また、先程見た時からページが更新されており、新曲の動画が再生できるようになっています。
堂島丈二:確認してみましょう。
霧尾 九郎:携帯を覗き込む一同。
GM:淋しいアコースティックギターのイントロから始まる和風オルタナティブロック。昭和幻想小説めいた妖しげな世界観を漂わせる難解な歌詞に乗る、美潮ちゃんの歌声。
GM:中高生に人気が出てヴィレ○ジ○ァンガードで推されそうな作風だ
霧尾 九郎:写植風の文字で歌詞が大写しになるPVなどがありそうである
幡ヶ谷 美潮:フィルム風のエフェクト入りのやつ……
堂島丈二:「いい声だ。…だが、なんというかな…」
霧尾 九郎:「もしかしてこれ、歌詞はヤマモトさんの……?」
堂島丈二:「覚えがあるよ、こういうのは。他所から持ってきたもの同士を継ぎ接ぎにして、見た目は立派に整える。そういう類だ」
堂島丈二:例えば、どこぞの怪物のように。
幡ヶ谷 美潮:『ムカつく』『ムカつく』何度も書き散らしている。
霧尾 九郎:「にーちゃん、こいつらすぐやっつけに行っちゃいけないの?」じれったそうに丈二を見る。
木崎 銀二:「ムリムリ。こいつらの顔も知らねえし」
堂島丈二:「もしこいつらが、まつえのとこの「なりそこない」を拾ったタダの人間なら、力任せには出来ん。確認のためにも、それなりの下調べが要る」
木崎 銀二:「アカウント情報だけじゃなー。おれ本職じゃないからこれだけの情報だとそこまで強い呪詛飛ばせんし」
木崎 銀二:「SNSに個人情報つぶやいてないかな。顔本とか出てない?」
堂島丈二:「それにな、九郎。俺たちは、この家で元通りの暮らしをするために動いている。誰かをぶちのめしたい、だから戦う、ってワケじゃあない」
GM:メンバー個人のはなかったのですが、バンドのアカウントならありますよ。
霧尾 九郎:「そっか……こいつらこんなに堂々と出回ってるのに、どんな奴か分かんないんだ…」ねっと、むずかしい。
幡ヶ谷 美潮:見たいぜ<アカウント
堂島丈二:「…もちろん、お前が感じた通りに動くことも大事だ。その辺りの折り合いをつける…頭を冷やす時間も、必要だと思ってな」
堂島丈二:ぽん、と九郎の頭に手を置く。
木崎 銀二:「お、バンドのアカウント発見。どれどれ」
霧尾 九郎:「でも、絶対こんなのおかしいよ」丈二に諭されて、しゅんと俯いた。
ふぇーすぶっこ:「高円寺打ち上げ! 今日も楽しかったー。レコ発ライブ来てくれたみんな、ありがとう!」
GM:ライブ情報、リハーサルや打ち上げの写真、新曲のURLなどの最低限オフィシャルアカウントとして機能する感じです。
木崎 銀二:「俺も自信あるほうだけどなんて厚いツラの皮だ」
木崎 銀二:「それはそれとしてHP自体は普通な感じだねこれ。すげー普通のグループ宣伝サイトっぽいけど」
GM:どっかの居酒屋で、背が高くて手足の長い男性、筋トレの好きそうな体格の男性が、目の大きな女の子のセルフィーに写っています。
堂島丈二:「これだけ見ると、ごく普通の宣伝サイトという風にしか見えんが…」
GM:ボーカルが鞠音(まりね)、ギターが紋甲(もんごう)、ドラムが白長(しろなが)というようです。
GM:ここでもう一回、どなたか【技術】で難易度15の判定をお願いします。
木崎 銀二:ここは俺が行こう……!
木崎 銀二:2D6+8
BeastBindTrinity : (2D6+8) → 5[3,2]+8 → 13

木崎 銀二:グワーッ!?
堂島丈二:金の力も…無力…!
GM:ワンモアかな
霧尾 九郎:惜しい…!
幡ヶ谷 美潮:ワンモアしますか!
木崎 銀二:ワンモアお願いできます?
幡ヶ谷 美潮:了解です。人間性2消費してワンモアチャンス。
堂島丈二:あ、じゃあそれに《魔性の美》乗せましょう。
堂島丈二:達成値を+2で。
木崎 銀二:いくぞ!
木崎 銀二:2D6+10
BeastBindTrinity : (2D6+10) → 6[5,1]+10 → 16

木崎 銀二:あっぶねえ
幡ヶ谷 美潮:いったー
GM:おお!
霧尾 九郎:やったぜ!
GM:その写真ですが、拡大してノイズを取ると、映り込んでいる鞄に、ドラムスティックと一緒に、まつえから聞いた「なりそこない」の竹筒が突っ込んであることがわかりました。
木崎 銀二:「うん?……おい、ちょっとこれ」タップとドラッグで写真をズームして。
堂島丈二:扱いが雑ゥ!
幡ヶ谷 美潮:そんな風に……
霧尾 九郎:あぶないwwwww
木崎 銀二:「このドラムスティックと一緒にはみ出てる棒、例のやつじゃないの?」
堂島丈二:「まあ…もし拾ったものなら、こういう扱いもあるとは思うが…それにしても、もっとこう、それらしく扱う発想は無いのか…」
霧尾 九郎:「呪われそ~…」
幡ヶ谷 美潮:『また落としたらどうするの……』
堂島丈二:「まつえが、また違った意味で怒りそうだ。仮にも神社に封じられていた、曰くつきの品だぞ」
木崎 銀二:「そのときは、この狐が別の飢えてる連中のところに転がり込んだりして……」
新着ふぇーすぶっこ記事:「新曲の動画がすごく伸びてて、みんなで喜んでます! 録って出しだったのですが、ニュー機材のおかげで音もキレイで良かった~!」
木崎 銀二:「とにかく!持ち主がわかってる今が、こいつを取り返すチャンスってことだな!」
新着ふぇーすぶっこ記事:「写真は、ミックスで疲れ果てたモンゴウくんです(笑」
GM:むしろ憑かれてそうな顔をした細身の男性、ギターのモンゴウくんが長椅子で寝ているところの写真がアップロードされました。
霧尾 九郎:憑かれてそう
幡ヶ谷 美潮:ギター……
堂島丈二:と、腕か…
GM:このまま取り返しにいくなら一度シーンを切って、翌日あたりの時間軸でカチコミするよう段取りますが、いかがしますか
木崎 銀二:そうですね。それじゃあさりげなくスクショ取って、あとは記事をいくらか見ておきましょう
堂島丈二:うっす、こちらは異存なく。
霧尾 九郎:僕もそれでいいですとも!
幡ヶ谷 美潮:それで良いかと!
木崎 銀二:同じく。
GM:銀二くんが記事を見てると、例の動画を上げるまでのこのバンドはロキノン系の路線だったみたいで、あまりに突然作風が変わったことでファンがややざわついていた様子があります。
木崎 銀二:「ふーん?急な路線転換でファンの間じゃ賛否両論っつー感じなのね。ふむふむ……」
GM:尖っていて雰囲気はあるけど、上手いかと言われたらちょっと首をかしげる感じの歌、フワフワした世界観で少女性を抉ろうとして失敗した痕跡のある歌詞、演奏はふつう、という感じです。
木崎 銀二:うーん。ポップスはよくわからん。とりあえず動画サイトにあげられてたのをスマホから再生しつつ。
霧尾 九郎:ヤマモト文体フルボッコじゃねーか!と思ったけど剽窃だからだな、うん、そうだな
木崎 銀二:まぁ、突くとしたらここかなーと思いながら記事と曲を漁っておこう。こっちとしてはこんな感じですかね。
GM:他の方もシメのムーブがあればどうぞー
幡ヶ谷 美潮:ムカムカとしながら絶対こいつらから諸々を取り戻す!と決意を固めましょう。
堂島丈二:「…いや、これはこれでアリ…なのか…?」
堂島丈二:正直ヤマモトさんは小説よりもこっち方面の方が…と若干思いつつ。
霧尾 九郎:バンドの情報を見れば見るほど頭に血が上りそうで、深呼吸して難しい顔をした。
GM:では、ここでシーンをしめますが、エゴや絆の申請はありますか?
霧尾 九郎:「殺したい」のエゴロール申請します−(マイルドな表現)
堂島丈二:「平穏に過ごしたい」でエゴロールの申請を。
GM:なお、くだんのバンド「HiShark」は、バンドへの絆は取得出来ますが、メンバー個人に対する絆は取得出来ませんのでよろしくおねがいします。
幡ヶ谷 美潮:「声を取り戻したい」でエゴロールを申請します。
GM:九郎くんのマイルドなエゴ申請、丈二さん、美潮ちゃんのエゴも了解です。罪をそれぞれ1ずつどうぞ
霧尾 九郎:じゃあせっかくなのでバンドに絆をとろう。憎悪かな。
幡ヶ谷 美潮:バンドにも絆を取りましょう。憤懣で。
木崎 銀二:絆・エゴともに待機で。
GM:了解しました!
◆【ミドルフェイズ】シーンプレイヤー:堂島丈二◆全員登場
堂島丈二:32-1d6
BeastBindTrinity : (32-1D6) → 32-5[5] → 27

霧尾 九郎:43-1d6
BeastBindTrinity : (43-1D6) → 43-3[3] → 40

幡ヶ谷 美潮:36-1d6
BeastBindTrinity : (36-1D6) → 36-2[2] → 34

木崎 銀二:38-1d6
BeastBindTrinity : (38-1D6) → 38-3[3] → 35

GM:九郎君やっと変異1入った……よかった……
霧尾 九郎:変異第一段階なので、絆:居場所をエゴ:泥棒を懲らしめたい にします。
GM:了解です。
GM:HiSharkの公式ふぇーすぶっこアカウントから、色々な意味で「こいつら早くなんとかしないと」と感じたみなさんは、接触アンド「なりそこない」を奪還することにしました。
GM:彼らの居場所は隆が知り合いからツテを頼って聞き出して、みなさんに知らせてくれます。
GM:美潮ちゃんがライブのリハーサルで使っていたのと同じ、池袋の雑居ビルにある、練習スタジオです。
:『俺からできるのはこの辺までだ。あとよろしくな』
堂島丈二:「十分だ、助かるよ。吉報を待っていてくれ。…さて」
堂島丈二:通話を終えて、一呼吸。
堂島丈二:「一応確認だ。ベストなのは、平和的に取り戻すこと。相手が普通の人間なら、問題は何もない」
霧尾 九郎:「わ、わかってる」
幡ヶ谷 美潮:こくりと頷く。腹は立つけど。
堂島丈二:「が、そうでない可能性は十分ある。…というよりも、そうでないと考えておいた方がいい。よって」
堂島丈二:「多少強引な“お願い”になる。いいな?」
幡ヶ谷 美潮:こくこくと頷く。
霧尾 九郎:「“お願い”」こくこく。
木崎 銀二:「まぁまぁ、まずは話し合いで。ね?」
木崎 銀二:珍しくスーツにネクタイまで締めて、サラリーマンっぽい服装で。
堂島丈二:「その格好の時点で一欠片も信用ならんのは俺だけか…?」
堂島丈二:「…まあ、いい。確かに、住人の中でこの手のやり取りに一番慣れてるのはお前だ、銀二」
霧尾 九郎:強引な“お願い”の時はこういう格好が良いのか~、といらぬ知識を増やす九郎だ。
木崎 銀二:「オッケー。ま、ここはひとつ任せときなよ」
幡ヶ谷 美潮:声が出ない以上任せるしかないのだ……。
堂島丈二:よし、と頷いて突撃しようか…!
木崎 銀二:それじゃあスタジオの扉を開けて。
木崎 銀二:「ドーモ、失礼しまーす」
GM:銀二くんが扉を開けると、演奏の音が止まります。
GM:中では、HiSharkの三人が練習をしています。
木崎 銀二:「いやあ練習中のところを失礼。ドーモドーモ!実は私、こういうものでして」
鞠音:「えー? 誰? この時間、ウチらが使ってるんだけど」
木崎 銀二:バイトで培った営業スマイルを全開にして、HiSharkの面々に懐から取り出した名刺を指し渡す。
木崎 銀二:[株式会社ひごろも出版 Silver Music編集部 来崎 吟次]
鞠音:「モンちゃん、これどこの雑誌の人?」ひそひそ。
紋甲:「どこだろう……聞いたことないけど……」ひそひそ「えーと、キザギさん……は、俺達にどういう用で?」
木崎 銀二:「はい。うちはインディーズで活動してるバンドの発掘に力を入れてるんですけど」
鞠音:「もしかして! 取材?!」
木崎 銀二:「このところ池袋を中心に話題沸騰中のバンドであるところの“HiShark”さんに是非お話の方伺えればなと思いまして!」
鞠音:「きゃー! やったやった! あーでも取材の人来るならメイクとかしてくれば良かったあ」
鞠音:「とりあえずどうぞどうぞ!」スタジオの椅子を持ってきて座らせるよ
木崎 銀二:「ありがとうございます。では早速ですがご質問の方、いくつかさせて貰ってもよろしいでしょうか?」
鞠音:「はい! どうぞ!」
木崎 銀二:「はい。ではえー……実は私もですね、ライブの方をはじめ幾つか楽曲を拝聴させてもらったんですけれども」
木崎 銀二:「中高生の間で特に人気の源になっているというあの独特の世界観、あれはどちらの方が作詞してらっしゃるんでしょうか」
白長:「……」のそっと手を上げます。
木崎 銀二:「ッへぇー!そうでしたか!」
木崎 銀二:「作詞のほうは以前から?」
白長:「……」頷く。
紋甲:「あー、ごめんなさいコイツあがってやがる。前から、コンセプチュアルな事はしたいなって話はしてたんですよ」
木崎 銀二:「ほうほう。なるほどなるほど!」わざとらしい程大仰なリアクションで手帳に筆を滑らせる。
紋甲:「で、白長が前からあっためてたっていう世界を持ってきて、それなら俺達もそれに合わせてスタイル変えようってことで」
木崎 銀二:「ファンの間では論議の的になっていた作風の転換については、そういった事情があったわけなんですね!」
GM:しまったGMお伝えし忘れましたが鞠音は美潮の声で喋っています。
霧尾 九郎:ですよね……
木崎 銀二:了解。
木崎 銀二:「ところでHiSharkといえばvoの鞠音さんの持つ歌声も、その人気の源ということですが」
幡ヶ谷 美潮:ではかなり眉を吊り上げていることでしょう。
鞠音:「ホントですかぁ! 雰囲気が良いよって言われてるんです!」
木崎 銀二:「いや実際、素晴らしい歌声ですよね!さながら現代の人魚姫、というところでしょうか」
木崎 銀二:「そこで少しお聞きしたいんですが……いや!これは聞いてもいいのかなあ!」ここでわざとらしく手を打つ。
鞠音:「?」
木崎 銀二:「……実際のところ、記者である私個人としてはかなりぶっちゃけたところまでお聞きしたいところではあるんですが」
木崎 銀二:「でもなあ、これは聞いちゃうと僕が編集長に怒られちゃうかもしれない!うーん困った!」
紋甲:「ぶっちゃけたところ?」
GM:鞠音の口を押さえて紋甲が尋ねます。
木崎 銀二:「ああいや!すいませんつい!今のは忘れてください!」これまたわざとらしく。
鞠音:「ふがふが……ぷあっ」紋甲の手をふりほどいて「えー、なんですー?気になっちゃうじゃないですか」
木崎 銀二:「じゃあ聞いちゃいましょうか。ここだけの話、オフレコってことで!」
GM:紋甲が長い前髪の下で「余計なこと言いやがった」って顔をしています
木崎 銀二:「……鞠音さん。以前のヴォーカルの方って、どこへ行っちゃったんです?」
鞠音:「は?」
鞠音:「やだなあ! HiSharkのボーカルはずっとウチですよー!」
木崎 銀二:「あれ?そうするとおっかしいなぁ!だってほら」
木崎 銀二:懐からスマートフォンを取り出して、ひとつの動画を再生する。
木崎 銀二:それはHiSharkが動画をあげてブレイクする以前、ファン違法に過去のライブ活動をアップロードしたものだ。
木崎 銀二:「ぜんぜん違う人の声じゃないですか」
鞠音:(あっ)
紋甲:「オフレコにしても言いがかりが過ぎませんか? 俺達は別にメンバーを入れ替えたり、別録りで違う声を使ったりはしないですよ」
木崎 銀二:「そうですか?……ここからは少し不思議な話になるんですが」
紋甲:「なんです?」
GM:紋甲はやや警戒した様子です。白長は何か言いたそうですが黙っています。
紋甲:「俺らもライブが近いんで、取材は有り難いんですけど、あんまり長引くようなら、また後日改めてもらって良いです?」
木崎 銀二:「ご存知ないです?最近、池袋のあるおうちから清掃業者が間違っていろいろ貴重品を持ち出しちゃったって話」
紋甲:「……? 知ってる?」ひそひそ
鞠音:「知らない」ひそひそ
白長:「……」黙って首を横に振る
紋甲:「それが、俺達とどう関係あるんです?」
木崎 銀二:「その貴重品の中に、一本の管……パイプのようなものがありまして。そのパイプの中には世にも恐ろしい悪魔がいるって噂があるんです」
木崎 銀二:「まぁ、たわいない都市伝説みたいなもんなんですけどね。その悪魔はあなたたちみたいな音楽家の願いを叶える代わりに、とんでもないものを差し出せと迫ってくるそうですよ」
鞠音:一瞬、メンバーの荷物をまとめた一角に目を向けます。
木崎 銀二:「例えば、命とか。これも伏せられてる話なんですが」
木崎 銀二:「実は以前、その管の力で成功したっていうあるミュージシャンの若者がですね。最近亡くなったんですよ」
紋甲:「……まさか、そんなオカルト信じてるんです?」
木崎 銀二:「それもひどい最期でしてね。全身がありえない方向に捻じ曲げられて、ぐしゃぐしゃになったとか」
鞠音:「……もう! めんどくさいなあ!」
鞠音:「話したいことあればさっさと話せばいいじゃん! モンちゃんも記者さんも!」
木崎 銀二:「それじゃ。ぶっちゃけて」すっくと椅子から立ち上がって。業務用スマイルも消して、無表情に。
木崎 銀二:「盗んだもの、ここにあるよな?俺に渡しちゃくれないか」
鞠音:「ぬっ……! 盗んだんじゃないもん! 『かみさま』から貰ったんだよ!」
木崎 銀二:それだけ聞ければ十分、とばかりにニヘラ、と笑ってみせて。
木崎 銀二:「へえ。それじゃそのカミサマは、人から盗んだもんを横流ししてるってわけか。ひでえ神様もいたもんだ」
鞠音:「そうだよ。ウチらは願いを叶えて貰って、もっと有名になるんだから」
木崎 銀二:「……おい、美潮!来いよ。こいつに言いてえことあんだろ」
幡ヶ谷 美潮:「……」非常に険しい顔をして入ってくる。
幡ヶ谷 美潮:『返せ』ホワイトボードに一言。
堂島丈二:「邪魔するよ。…ああ、そう怖い顔をしないでくれ。用件は、その男が言った通りだよ」
霧尾 九郎:その後ろから入ってくるおれたち。
木崎 銀二:「あー……非道いといえば俺ね、皆さんに幾つか嘘をついてるんです」
木崎 銀二:「記者じゃなくて、ホントは探偵」
木崎 銀二:「で、この人たち。さっき話した盗難被害にあった人」
幡ヶ谷 美潮:『みんなに』その後に書き足す。
木崎 銀二:「で、あなた。あなたが今喋ってる声の本来の持ち主が、この人」鞠音を指さしたあと、美潮を顎でしゃくって示して見せる。
幡ヶ谷 美潮:こくりと頷く。鞠音をじっと睨み付けている。
木崎 銀二:「で、アンタたちふたり。犯人への手掛かり。ついでに危険物所持の疑いアリ」ギターとドラマーを指して。
木崎 銀二:「あとそっちのデカいの!盗品をオークションに流すのは規約ではセーフでも法律では違反だから」
木崎 銀二:「というわけ。おわかり?」
GM:鞠音は美潮ちゃんを睨み返しています。紋甲は明らかに苛立った様子、白長はなお無言です。
鞠音:「あんた、あんなガチガチのつまんない歌。声がかわいそう」
鞠音:「歌える奴が歌ってあげる方がいいじゃない」
幡ヶ谷 美潮:さっと顔色が変わる。ホワイトボードを投げつけそうになり、ぐっと我慢する。
霧尾 九郎:「神様にもらったとか言って、元は別の人の声だって知ってたんじゃん!」
紋甲:「鞠音頼むから黙れ。これ以上ケンカ売るな」
幡ヶ谷 美潮:『それでも、私の声だ。私の歌だ!』
堂島丈二:「理屈以前の話なんだよ、これは。…まあ、あんたらに一つだけいい話があるとすれば、だ」
幡ヶ谷 美潮:『バカにするな! どろぼう!』
紋甲:「返せというなら盗まれたものは返す。でも、『かみさま』は別だ」
堂島丈二:「銀二の話はほぼ全て嘘っぱちだが、真実が一つある。その『かみさま』がとんでもない厄ネタってことだ」
紋甲:「厄? とんでもない。あれは俺達にとっては疫病神どころか、福の神様だ」
紋甲:「俺達の願いを、なんでも叶えてくれる。『貰った物は返す』から、代わりに帰ってくれないか」
木崎 銀二:「いつもの俺ならそれでもいいんだけどねえ」
木崎 銀二:「悪いね。こっちも人の命がかかってるんだわ」
木崎 銀二:具体的には俺の命が!
堂島丈二:だと思ったよ!
霧尾 九郎:せやった
幡ヶ谷 美潮:安定……
霧尾 九郎:「そーだそーだ!クビもかかってるんだぞ!」
???:《資産:願望》を使用。ひごろも荘で盗まれたヤマモトさんの語彙と洋征の抱き枕、隆の両腕とギターが持ち主に返ります。
鞠音:「ウチのはだめ! ぜったいだめ!」
鞠音:「返さないで!」
木崎 銀二:というわけで、インタビューについて書いてるフリをしてノートにしたためた人払いの術式を発動させます。《アレナ展開》。
白長:「っていうか、命が掛かってるとか言うけど、結局俺らからあれ横取りしたいだけなんだろ?」
堂島丈二:「生憎だがな。そいつは然るべきところに祀られてなきゃいけないシロモノなんだ。…世のため人のため、とは言わんが…」
堂島丈二:「あんたらのような若い連中が、食い潰される前に。—返してもらうぞ」
霧尾 九郎:「シノくんのクビがかかってなかったら、おまえらが呪い殺されたりまつえさんに何されるか分かんなかったりとかなんか、ほんとはどうでもいいんだからな…!」
GM:あと言葉や物品を投げつけたい人はいらっしゃいますか?なければ一旦シーンを切って、クライマックス1に入ります
堂島丈二:物品。
堂島丈二:あ、こちらは大丈夫です!
霧尾 九郎:ホワイトボードとか。
霧尾 九郎:僕はOKです~。
木崎 銀二:こっちも大丈夫です
幡ヶ谷 美潮:ホワイトボード投げたいけどコミュニケーションができなくなるので大丈夫です!
GM:では、ここでシーンを閉じますが、エゴや絆の申請はありますか?
幡ヶ谷 美潮:こちらはありません。
霧尾 九郎:「泥棒を懲らしめたい」でエゴロールを申請しておこうかな…
堂島丈二:うす、このままでOKです。
GM:九郎君エゴ了解です。罪1どうぞー
霧尾 九郎:いただきますー 絆はここでは無しで。
木崎 銀二:エゴ「生き残りたい」使います
GM:まさにそういう状況だったので罪1どうぞです!
木崎 銀二:絆は「HiShark」に「ビジネス」で。
木崎 銀二:以上
GM:わかりました!

◆【クライマックスフェイズ その1】全員登場◆
堂島丈二:27-1d6
BeastBindTrinity : (27-1D6) → 27-2[2] → 25

霧尾 九郎:40-1d6
BeastBindTrinity : (40-1D6) → 40-5[5] → 35

幡ヶ谷 美潮:34-1d6
BeastBindTrinity : (34-1D6) → 34-1[1] → 33

木崎 銀二:35-1d6
BeastBindTrinity : (35-1D6) → 35-6[6] → 29

GM:だいぶ開きがあるな……
GM:エンゲージは、鞠音と白長が皆さんと近距離でエンゲージ、そのひとつ離れた距離に紋甲が「なりそこない」の竹筒を持っている感じです。
GM:それでは、特に演出など無ければこのまま戦闘入ります。

【セットアップ】
GM:セットアップでやりたいことがある人はいますか?
幡ヶ谷 美潮:特にないです
堂島丈二:こちらはありません。
GM:アタッカーのみんなはここで魔獣化とかしておくと人間性が減って良いかもしれない
霧尾 九郎:今ナチュラルに節約することを考えていた そうだ減ってないんだ
霧尾 九郎:じゃあお言葉に甘えて魔獣化しておきます!
GM:了解です!
木崎 銀二:この段階で《超発明》しておこうかな
霧尾 九郎:ぐる、と唸って、半獣半人の姿に。
GM:《超発明》了解です。今回は何を……
木崎 銀二:うーん。どうしよう
木崎 銀二:すいません、やっぱり超発明は様子見で!
木崎 銀二:《魔獣化》だけしておこう。
木崎 銀二:人間性-28
GM:オッケーです。次のターンでも問題ないと思います。
GM:NPCですが、紋甲が動きます。
紋甲:俺がセットアップで《召喚:キツネの分霊》。
紋甲:「俺達にちからを貸してくれ!」
キツネの分霊:そして召喚に応じて登場します。
キツネの分霊:分霊だから強くはないよ。でも《瘴気》の効果で、我にエンゲージした相手は《BS:放心》と《BS:邪毒3》を即座に受けるよ。
霧尾 九郎:ギャー
幡ヶ谷 美潮:めんどくさい!
GM:分霊は召喚酔いがあるので、このターンでは行動出来ません。次のターンから動きます。
堂島丈二:三簾メテオで爆殺しないと…(GE脳)
GM:セットアップは以上だ!

【イニシアチブ】
幡ヶ谷 美潮:イニシアチブで魔獣化します。人間性2低下。《水棲種族》の効果でアーマー値+2。
GM:NPCは動きません。
堂島丈二:こちらも、今はありません。
霧尾 九郎:こちらもなしです。
木崎 銀二:イニシアチブはなし

幡ヶ谷 美潮:座り込むようにすると足がみるみるうちに魚の尾に変わります。

【メインプロセス】
GM:美潮ちゃんからどうぞ!
幡ヶ谷 美潮:はーい
幡ヶ谷 美潮:ムーブなし、マイナーで《ナワバリ》使用。エンゲージ封鎖、同エンゲージの味方の判定達成値を+1。人間性4低下。
幡ヶ谷 美潮:メジャー、《ワイルドボイス》で射撃攻撃します。感情で命中判定。対象は鞠音。
幡ヶ谷 美潮:2d6+10
BeastBindTrinity : (2D6+10) → 10[4,6]+10 → 20

鞠音:うわっウチだ! 避けるよ!
鞠音:回避 5+2d6
鞠音:5+2d6
BeastBindTrinity : (5+2D6) → 5+8[5,3] → 13

鞠音:むりだよ!
幡ヶ谷 美潮:やったぜ!
幡ヶ谷 美潮:ではダメージ出します。
幡ヶ谷 美潮:1d6+17
BeastBindTrinity : (1D6+17) → 4[4]+17 → 21

鞠音:感情属性かー
幡ヶ谷 美潮:あ、属性忘れてた。感情です。
鞠音:感情なら実ダメージは10点!
幡ヶ谷 美潮:ぐぬぬ
鞠音:「うわあ! バケモノお?!」九郎くんや美潮ちゃんの姿を見てアワアワしている!
幡ヶ谷 美潮:(うるさい!)と言い返そうとして、声が出ないのを思い出す。
幡ヶ谷 美潮:(絶対に! 返してもらう!)歌の代わりに、鋭い殺気を鞠音に向け放つ!
幡ヶ谷 美潮:(私の声で、私はともかく九郎のこと、そんな風に言うな!)
木崎 銀二:「こいつら、ホンッッットに一般人かよ!?……カミサマとやらのご加護か?クソッタレ!」
霧尾 九郎:『素直に返さないからこういうことになるんだぞ!』慌てている鞠音をがるる、と威嚇してやる。
堂島丈二:「一時的な守護者、ということだろうさ。つまり…全力を振るって問題ない、ってことだ」
鞠音:それじゃあ今度は私の番かな
鞠音:それじゃ行くよー! 「かみさま! あいつらぶっ飛ばせる格好いい武器ちょうだい!」
堂島丈二:大雑把だ!
鞠音:ムーブで美潮ちゃんにエンゲージ! 「そっちがいなくなれば、いいんじゃん!」
鞠音:マイナーで《パワーチャージ2》判定直前に《貫通撃》で、ダメージを+9、防御側のガード値を0にする!
鞠音:対象は美潮ちゃんだ。判定!
鞠音:9+2d6
BeastBindTrinity : (9+2D6) → 9+8[5,3] → 17

鞠音:唸る電源! 回転する刃! チェーンソーだー!
幡ヶ谷 美潮:こええ!
幡ヶ谷 美潮:ぬう、ドッジします
幡ヶ谷 美潮:2d6+5
BeastBindTrinity : (2D6+5) → 10[4,6]+5 → 15

幡ヶ谷 美潮:たりなかった……
堂島丈二:人間性が20を割ってさえいれば…!
堂島丈二:あ、カバーリング入ります。
幡ヶ谷 美潮:感謝!
紋甲:《支援能力》。鞠音のダメージに3+1d6する
鞠音:よし、ダメージ出すよ!
鞠音:30+3d6
BeastBindTrinity : (30+3D6) → 30+11[5,5,1] → 41

鞠音:くらえー!
鞠音:肉体属性だよ!
堂島丈二:あ、《守護の盾》と同時に《魔獣化》しておきます。
堂島丈二:そして《イモータルボディ》でダメージを軽減。
堂島丈二:1d6+9
BeastBindTrinity : (1D6+9) → 6[6]+9 → 15

堂島丈二:あ、《貫通撃》で無視されるのはガード値だけでよかったですかね。
GM:そうですね。ガード値だけです。アーマーは適用されるのだ
GM:アーマーとイモータルボディで30は止まるのかな
堂島丈二:ではアーマーで15、軽減で15弾いて11点受領、FP91に。
鞠音:「うおーっ」威勢良くチェーンソーに振り回されている
幡ヶ谷 美潮:(そんな危ないものぶん回して……!)
堂島丈二:「本物だの偽物だのって話じゃないんだよ。あるべきものを、あるべき処へ。…そういう話をしに来たんだ、俺たちは」
堂島丈二:包帯に包まれた拳で、チェーンソーの横っ腹を殴りつけて勢いを逸らす。
幡ヶ谷 美潮:(丈二さん……!)魚の脚では上手く避けられなかったところを助けられる。
鞠音:「うわああっととと」よろけてたたらを踏む。
鞠音:「ウチだってお説教ききたいんじゃないもん!」
GM:ネクストですが、九郎くんと銀二くん、どっちが先に動きます?
GM:多分アタッカーお二人のどっちかが動いたあとに丈二さんが追加行動っていう感じですよね
霧尾 九郎:どうしましょ。僕は鞠音行くか、動いて紋甲をなんとかしようか、と思ってるところですが…。
木崎 銀二:こっちは魔狩人軸なんで人間相手には強く動けないんですよね
木崎 銀二:なので、先に九郎くんが動いてくれれば
霧尾 九郎:了解っす。
GM:じゃあ九郎くんの手番でー!
霧尾 九郎:じゃあそうだな…キツネが動いてこないうちに
霧尾 九郎:あ、キツネの分霊って紋甲と同じエンゲージなんですっけ?
GM:紋甲と同じエンゲージですね
霧尾 九郎:よしやめよう
霧尾 九郎:というか鞠音がPCのエンゲージにいるならそっちに行くしかないかな。
霧尾 九郎:ムーブで《ウルフヘジーク》、マイナーで《気力充填》して、
霧尾 九郎:メジャーで《パーフェクトソルジャー》だ!
霧尾 九郎:2d6+8+2+2+2+1
BeastBindTrinity : (2D6+8+2+2+2+1) → 8[6,2]+8+2+2+2+1 → 23

GM:相変わらず絶対当ててくるウルフ……
霧尾 九郎:23で白兵がおー。
鞠音:ガード値低いしワンチャン回避するもん
鞠音:5+2d6
BeastBindTrinity : (5+2D6) → 5+11[5,6] → 16

鞠音:ダメーッ
堂島丈二:出目がコワイ!
霧尾 九郎:セーフ!
鞠音:かみさま! どうして妖怪1足りないを駆除してくれない!
鞠音:ダメージくださいな
霧尾 九郎:2d6+13+4+2+4
BeastBindTrinity : (2D6+13+4+2+4) → 5[4,1]+13+4+2+4 → 28

霧尾 九郎:肉体で28!
鞠音:うー! 18もらった! へろへろー
霧尾 九郎:一応一般人相手なのでチェーンソーの持ち手くらいをガブガブ
鞠音:「きゃー! だめ! 顔はだめー!」
霧尾 九郎:『人のものをとると怖い目に遭うぞ−!』
霧尾 九郎:人間性23で。
GM:了解です。じゃあ次は銀二くんかな。
木崎 銀二:はい
木崎 銀二:それでは、ムーヴなし
木崎 銀二:マイナーで《魔に挑む一撃》。ダメージ+4点。
木崎 銀二:メジャーで《バトルロジック》。キツネの分霊を対象に拳銃で射撃攻撃。
木崎 銀二:判定直前に《魔物知識》を使用。対象が「人間」以外を持つ魔物の場合は命中判定の達成値+2
木崎 銀二:2D6+9
BeastBindTrinity : (2D6+9) → 8[5,3]+9 → 17

キツネの分霊:こっちもワンチャン回避狙っていくしかねえ……
キツネの分霊:4+2d6
BeastBindTrinity : (4+2D6) → 4+6[5,1] → 10

キツネの分霊:ならねえ! ダメージください
木崎 銀二:ダメージ直前に《魔獣の殺意》起動。
木崎 銀二:21+2D6
BeastBindTrinity : (21+2D6) → 21+4[2,2] → 25

木崎 銀二:25点ダメージ、属性は[技術]で。
キツネの分霊:8点止まってダメージは17点。なんとか半分切るのは免れたぞ
木崎 銀二:スーツの下に潜ませていた回転拳銃を取り出す。
木崎 銀二:鈍く乾いた音がスタジオルームにこだまし、銃口が火を噴くぞ。
キツネの分霊:「ゲッ」と詰まったような悲鳴を上げてのけぞる。
木崎 銀二:およそ現実離れした光景ではあるが、銀二の放った銃弾が半透明の分霊狐を貫いていく。
木崎 銀二:「玩具じゃねえぞ!頭ブチ抜かれたく無けりゃ大人しくそのクソッタレパイプを寄越しやがれってんだ!」
紋甲:「!」驚いた様子で、右手に持った筒を握りしめる。
白長:「馬脚をナントカするって奴だ。地元の先輩と大して変わんねえや。渡すんじゃねえぞ」
紋甲:「わかってる」恐怖か消耗か、真っ青な顔で白長に頷いています。
木崎 銀二:こっちは以上なんで次どうぞ!
GM:丈二さんですねー
堂島丈二:うす、待機で!
GM:NPC側は分霊が先に動きます。
GM:嘘です動けません。
GM:このターンは動けないの。
霧尾 九郎:そういえば召喚酔いだった
GM:丈二さん、ほんとに待機でいいです?
堂島丈二:あ、そうだった!
堂島丈二:なら待機せずに行動を。マイナーなし、メジャーで《彼の出番だ》。九郎くんに動いてもらいましょう。
GM:了解です!
霧尾 九郎:やったるで!
堂島丈二:人間性は16まで低下、変異2段階入ります。
堂島丈二:銀二の絆を「エゴ:バンドの連中を反省させたい」に。
堂島丈二:「そうだ、それで正しい。お前たちから見れば俺たちはバケモノで、それを怖れるのは当然のことだ」
堂島丈二:「だがな。人もバケモノも、魂の在り様に変わりはない。要は—自分が為すべきことは何か、ということだ」
堂島丈二:拳から電流を迸らせ、鞠音が持つチェーンソーを殴り飛ばす。
堂島丈二:(というわけで追加行動どうぞー)
霧尾 九郎:ではマイナーで《気力充填》、メジャーで《パーフェクトソルジャー》の、いつものやつ!
霧尾 九郎:2d6+8+2+2+2 鞠音にドーン
BeastBindTrinity : (2D6+8+2+2+2) → 10[4,6]+8+2+2+2 → 24

堂島丈二:強い…
鞠音:く、クリティカルなら避けられるもん……
鞠音:5+2d6
BeastBindTrinity : (5+2D6) → 5+4[3,1] → 9

鞠音:こういうとき嘘だろじょうたろう! って言うと良いってネットで見た
幡ヶ谷 美潮:《アタックアシスト》使います。ダメージに+1d6+4。
幡ヶ谷 美潮:人間性2低下。
霧尾 九郎:ありがとうございます! せっかくなので《魔獣の殺意》も載せる。
鞠音:うわあ殺意が上乗せされるう
鞠音:こ、こい!
霧尾 九郎:4d6+13+4+2+4+4
BeastBindTrinity : (4D6+13+4+2+4+4) → 12[3,2,4,3]+13+4+2+4+4 → 39

霧尾 九郎:肉体で39
鞠音:アーマーで止めて28……
鞠音:だめだあ! やられたー!
GM:鞠音のFPが0を切りました。戦闘脱落です
霧尾 九郎:今度こそチェーンソーを奪い取って鞠音を引き倒すぞ!
霧尾 九郎:人間性18で変異第二段階。HiSharkへの絆をエゴ:なくなったものを全部返させたい に変更します。
霧尾 九郎:『大人しく全部かえせ! わかったか!』
鞠音:「うわああ!」
鞠音:「か、かえすー! かえすから食べないでー!」
鞠音:「……きゅう」
鞠音:怖くて気絶してしまう。
霧尾 九郎:『よし、かえすなら食べない』うむ、と頷いて鞠音から離れた。
霧尾 九郎:『……いや、人間は食べないけど!』気絶しちゃったけど言っておいた。
霧尾 九郎:以上です!
紋甲:こちらが動く。ムーブ無し、マイナー無し、狐火(偽)で射撃攻撃。
どどんとふ:「堂島丈二」がログインしました。
紋甲:対象は実銃を発砲したりして怖いから銀二
紋甲:8+2d6
BeastBindTrinity : (8+2D6) → 8+9[3,6] → 17

紋甲:達成値17
木崎 銀二:ドッジしてみよう
木崎 銀二:5+2d6
BeastBindTrinity : (5+2D6) → 5+7[4,3] → 12

木崎 銀二:失敗。ダメージどうぞ
堂島丈二:カバーリングに入ろうと思いますが、よろしいですかね。
GM:OKです
紋甲:ダメージ出します。
紋甲:10+1d6
BeastBindTrinity : (10+1D6) → 10+6[6] → 16

紋甲:加護属性16点
木崎 銀二:カバー入ってもらってもいいですかね
堂島丈二:アッハイ、加護だとアーマー、ガード含めて18です…。
紋甲:紋甲の握りしめた筒の先端に青白い狐火が点り、銀二へすさまじい速さで飛んでいきます。
堂島丈二:人間性は15へ。
堂島丈二:その狐火を、素手でぐわしと掴む。
木崎 銀二:こちらを対象にした攻撃が終了した時点で《死んでたまるか》を使用。人間性-4して移動。
堂島丈二:「すまんな、これでもウチの住人なんだ。やらせるわけには、いかんよ」
堂島丈二:そのまま、包帯を焦がしながら握り潰し、爆発。煙が晴れた時、すでに銀二の姿は―。
木崎 銀二:いつの間にかスタジオ内から銀二の姿が忽然と消えている。
木崎 銀二:というわけで、一同のエンゲージから一段階下がったところに移動。
紋甲:「駄目か……」息を切らして悔しげな顔を見せる。憔悴の色が濃い。
GM:紋甲は以上、次は白長です
白長:よっしゃ、じゃあこっちも動くぞ。
白長:ムーブでエンゲージ。狙うのは鞠音をブッ倒した狼だ
白長:マイナーで《パワーチャージ2》、《痛打》つけて殴る。そっちのアーマー値は0になるぞ。
白長:9+2d6
BeastBindTrinity : (9+2D6) → 9+12[6,6] → 21

霧尾 九郎:来るが良い #ガードできない
霧尾 九郎:クリティカルやめていただきたい
白長:クリティカルだオラー!
堂島丈二:なん…だと…
霧尾 九郎:どうせラウンド1回だし《獣の身こなし》じゃーい
木崎 銀二:あ、アーツ使ったので《弱点分析》使いますね。
木崎 銀二:そのガードとアーマー値に-5点入る
霧尾 九郎:2d6+9
BeastBindTrinity : (2D6+9) → 6[5,1]+9 → 15

霧尾 九郎:5は出たのに 無念
堂島丈二:FPが不安であればカバー入りますぜ。
GM:弱点分析了解です。白長のガードとアーマーがー5ずつされます。
霧尾 九郎:アーマー値0はちょっとまずいかな…。
霧尾 九郎:お願いしても!いいでしょうか!
堂島丈二:では、こちらで引き受けましょう。《守護の盾》でカバーリングを。
白長:しゃらくせえ! ぶっこ抜いてやるぜー! ダメージ算出します
紋甲:《支援能力》。そのダメージロールに3+1d6。
堂島丈二:来いやオラァ!
白長:24+2d6
BeastBindTrinity : (24+2D6) → 24+8[5,3] → 32

白長:肉体32ダメージのジャーマンスープレックスだオラァ!
堂島丈二:ガードで8点引いて24点、FPは67まで減ったぞ!
堂島丈二:「くじら、というのもあながち間違っちゃいないみたいだな…!」
白長:「ヌオーッ!」重さを支えきれずフォームが乱れる! ダメージが乗せきれない!
霧尾 九郎:鞠音を倒して油断していた。『にーちゃんごめん、ありがと!』
堂島丈二:気にするな、と言わんばかりに口の端を釣り上げて笑う。
GM:全員行動しましたので、このラウンドは終了です

【クリナッププロセス】
GM:特にないと思われますがいかがでしょう
堂島丈二:うす、ありません。
霧尾 九郎:ありませんー
幡ヶ谷 美潮:ないです
木崎 銀二:クリンナップはナシ!

2ラウンド目
【セットアップ】

堂島丈二:ありません。
幡ヶ谷 美潮:なしです
木崎 銀二:ナシ!
霧尾 九郎:なしです!
GM:NPCもなし!

【イニシアチブ】
GM:これも全員なしかな
GM:スキップしよう

【メインプロセス】
GM:美潮ちゃんどうぞー
幡ヶ谷 美潮:ムーブなし、マイナーなし。
幡ヶ谷 美潮:《ワイルドボイス》で射撃攻撃します。感情で命中判定。対象は白長。
幡ヶ谷 美潮:判定します。
幡ヶ谷 美潮:2d6+10
BeastBindTrinity : (2D6+10) → 8[6,2]+10 → 18

白長:回避低いからガード!
白長:ダメージを寄越せオラー!
幡ヶ谷 美潮:そして《ガードブレイク》使用。人間性2低下。1点でもダメージを受けるとシーン間アーマー値ガード値が-10。
幡ヶ谷 美潮:1d6+17 感情属性
BeastBindTrinity : (1D6+17) → 1[1]+17 → 18

幡ヶ谷 美潮:ぐげ
白長:《弱点看破》で減ったガード値で計算すると、実ダメージが15か
堂島丈二:結構通った…!
幡ヶ谷 美潮:よかった通った
霧尾 九郎:効いてる効いてる
幡ヶ谷 美潮:銀二くんありがとう!
白長:A値はこの時点でゼロ、G値も次から使えない……それがどうした……受けきって勝つ……それがストロングスタイルってもんよ……
堂島丈二:プロレスラーだ。
幡ヶ谷 美潮:(いい加減にしろーっ!)さらに殺気を飛ばす!
幡ヶ谷 美潮:(下手な力をふらふら振り回してるんじゃないよっ!)
白長:「ぬおっ」衝撃に吹っ飛んで倒れるぞ
GM:次は行動値10グループに入りますが、今度はどなたから行きますか?
堂島丈二:自分は最後でいこうかと。
霧尾 九郎:僕はいつでもー。白長を攻撃するのは変わらないかと。
木崎 銀二:じゃあ……フフ……行っちゃおうかな……
堂島丈二:やっちまえ…!
霧尾 九郎:消えた銀二が再び現れる…!
GM:銀二くんか……! どうぞ!
木崎 銀二:マイナー《魔に挑む一撃》、メジャーで《バトルロジック》対象のキツネ相手に射撃攻撃。
木崎 銀二:判定前に《魔物知識》。
木崎 銀二:2D6+9
BeastBindTrinity : (2D6+9) → 6[4,2]+9 → 15

キツネの分霊:ドッジ。
キツネの分霊:4+2d6
BeastBindTrinity : (4+2D6) → 4+6[4,2] → 10

キツネの分霊:失敗
キツネの分霊:ダメージをください
木崎 銀二:ダメージ前に《魔獣の殺意》。
木崎 銀二:21+2D6
BeastBindTrinity : (21+2D6) → 21+7[5,2] → 28

木崎 銀二:さっきと同じ技術属性、装甲有効。
キツネの分霊:8点止まって20か。ギリギリ!
キツネの分霊:だいぶ霊体キツネがすけてきてる!
霧尾 九郎:もうちょいか…!
木崎 銀二:それでは、防音設備のスタジオに外から唸り声のような音が聞こえてきます。
木崎 銀二:破砕音に続きスタジオの壁をブチ破って、傾らかな流線型フォルムの2ドアクーペが突っ込んでくる!
霧尾 九郎:車ーッ!?
紋甲:「正気か?!」
木崎 銀二:車体は呆然とするバンドマンに当たるか当たらないかのギリギリを掠めて、即席五芒星ヘッドライトでキツネの霊体を捉える!
堂島丈二:!?
キツネの分霊:甲高い苦痛の声を上げて悶絶する分霊!
木崎 銀二:凄まじい音と衝撃に併せて時速150km/hまで加速した鉄の塊が体当たりを決めると、そのまま壁に叩きつける!
白長:(いっそそのまま壁ぶち抜いて落ちてってくれねえかな……)
白長:(引くわ……)
木崎 銀二:停車した車から強盗じみた狩人装束で飛び出すと、装填した銃弾を喘ぐ精霊めがけてトドメとばかりに撃ち込む。
木崎 銀二:血走った目で管を握る紋甲を睨みつけると、できるだけドスの効いた声を絞り出して。
木崎 銀二:「これでもまだ譲らねえか」
キツネの分霊:悲しげな泣き声! 「我、もう駄目かも分からん」という目で紋甲を見るキツネ!
紋甲:銀二に向かって、ただかぶりをふる。すでに分霊のことは見ていない。
木崎 銀二:舌打ちして凄んで見せる。といったところでこっちは以上!
紋甲:「譲らなねえよ」前髪からちらりと見える目元は充血し、明らかにヤバイ雰囲気だ。
霧尾 九郎:『ちょ…銀二!あぶねーよ!』室内に現れた車に唖然としていたが、我に返って声を上げる。
GM:そのまま九郎くんのターンだ
霧尾 九郎:『あいつ放っとくと本当にヤバいんじゃないの』紋甲の様子をちらっと見てから、白長に向き直る。
霧尾 九郎:『おまえも話きかねーし!』どいつもこいつも! しらねーぞ!
霧尾 九郎:憤懣にまかせて白長にパーンチ 《気力充填》からの《パーフェクトソルジャー》!
霧尾 九郎:2d6+8+2+2+2+1
BeastBindTrinity : (2D6+8+2+2+2+1) → 4[1,3]+8+2+2+2+1 → 19

霧尾 九郎:あっ低い 19
白長:さっき受けきると言ったがあれは嘘だ。
白長:クリティカル狙えばなんとかなる……出ろクリティカル!
白長:3+2d6
BeastBindTrinity : (3+2D6) → 3+4[1,3] → 7

霧尾 九郎:どっこいどっこいだったようだな
白長:やっぱり人間は基礎値が低いから……! うおー! ダメージを寄越せー!
霧尾 九郎:《魔獣の殺意》載せるぞ!
白長:今の俺はアーマー値は0だから全抜けするのだ!
霧尾 九郎:3d6+13+4+2+4
BeastBindTrinity : (3D6+13+4+2+4) → 12[2,5,5]+13+4+2+4 → 35

霧尾 九郎:肉体35点!
白長:これは……オーバーキル!
霧尾 九郎:うおっマジか
GM:白長のFPが0を切りました。戦闘続行不可能につき脱落です!
GM:演出がありましたらどうぞ!
霧尾 九郎:噛みつくのはさすがにまずい。獣化した拳で右ストレートをキメて昏倒させた。
白長:「ちくしょう……ここで沈むわけには……いか……」
白長:沈んだ。
霧尾 九郎:『安心しろよ、“みねうち”だ』むん。
霧尾 九郎:あとは後ろのあいつらだけだ、と視線を上げた先に件の車。
霧尾 九郎:人間性11になって、以上です!
GM:丈二さん、どうぞ!
堂島丈二:マイナーなし、メジャーで《彼の出番だ》。銀二を未行動状態に。
堂島丈二:「これだけ派手にやらかしたんだ。きっちり始末をつけてやるといい」
堂島丈二:「そのくらいの隙は…作ってやるさ!」
堂島丈二:鞠音が使っていたチェーンソーを爪先で蹴り上げ、そのまま紋甲の方へ蹴り飛ばす!
堂島丈二:人間性は12へ。以上です。
GM:怯む紋甲の隙を突いて、銀二くんが動く……!
木崎 銀二:ムーヴ、マイナーなし。メジャーで《バトルロジック》。
木崎 銀二:対象はキツネ。お覚悟!
木崎 銀二:2D6+7
BeastBindTrinity : (2D6+7) → 6[2,4]+7 → 13

キツネの分霊:よ、よけるよ我! よける!
キツネの分霊:4+2d6
BeastBindTrinity : (4+2D6) → 4+8[6,2] → 12

キツネの分霊:嘘だろ承太郎
木崎 銀二:あっぶねえ!
木崎 銀二:《魔獣の殺意》起動、ダメージ判定。
霧尾 九郎:よっしゃよっしゃ
木崎 銀二:17+2D6
BeastBindTrinity : (17+2D6) → 17+6[5,1] → 23

木崎 銀二:23点、装甲有効
木崎 銀二:拳銃なんで技術ダメージです。
キツネの分霊:8止まって15
キツネの分霊:なにもしてないのに……消えてしまう……
キツネの分霊:引き寄せで無理矢理こっちにエンゲージさせて遠距離アタッカーぶん殴るはずだったのに……
木崎 銀二:シリンダーから銃弾を排出し、新たな銃弾を込める。
木崎 銀二:異なる移層からの来訪者を強制的に元の次元へ送り返す簡易呪文を唱えると、半ば以上身体が透けて見えるキツネに銃弾を撃ち込む。
キツネの分霊:銃弾が貫通した穴から渦を巻くようにキツネの体が萎み、霞のように消失しました。
木崎 銀二:「聞こえてるかい、カミサマ。次はお前の番だぜ」
木崎 銀二:挑発したところでこっちの行動は終了!
紋甲:俺か……
紋甲:かみさまに「美潮に声を戻す」よう頼んで行動終了。
???:ドミニオンアーツ《資産:願望》を使用。その願い、聞き届けた。
紋甲:「じゅうぶん、食ったろう。かみさま。俺の命も、こいつらの、ちからも」
紋甲:「だから……そろそろ……」
紋甲:「出てこいよ」血走った目で、筒の封を破る!
紋甲:「最後のお願いだ! こいつらを、帰すな!」
???:『おうとも。よかろう。聞き届けた』
堂島丈二:「馬鹿が。最後の願いを叶えてしまえば—」
幡ヶ谷 美潮:「なっ!」思わず声を出してから自分で驚く。
GM:管の中から現れた黒い霧が、紋甲の体を通り抜けて顕現しました。
幡ヶ谷 美潮:「も……戻った。けど、た、大変!」
???:『おう、おう! 外じゃ! 外だわい! はははははは!』
霧尾 九郎:『美潮ねーちゃん声もどった!』喜ばしい! しかし!
???:足元で事切れた紋甲の心臓を片手に、呵々と笑う。
霧尾 九郎:『まつえさんが、戦うなって言ってた、よな……』たらり、冷や汗が伝う。
???:霧はボンヤリとキツネのような形をとり、ぺろっと心臓をひと呑み。
???:『ふむ。不味い。……さて、帰すなとのことだったのう。獣と、魚と、人の子。それと、お前は何だ? 泥人形の紛い物か?』
堂島丈二:「お前と同じ、『なりそこない』さ」
堂島丈二:頬を伝う汗は、漏れる雷光で蒸発してゆく。
木崎 銀二:場の空気を震わせるような瘴気に、汗が頬を伝う。
なりそこない:『なりそこない! 面白い。気に入ったぞ。とまれ、久方ぶりに美味そうな連中(れんじゅう)が四匹』
なりそこない:『愉しまぬ道理がないなぁ?』
なりそこない:《資産:空間展開》《資産:閉鎖》を使用
GM:先程までいたはずのスタジオの景色が、上からまだらなペンキをかけられた様な空間に変貌します。
GM:みなさんと「なりそこない」の間に、永遠と思えるほどに続く鳥居の一本道だけが存在する。
堂島丈二:「魔物のアレナとは格が違う、か。—よほど、覚悟を決めないといけないかもな、これは」
なりそこない:『しばし、遊興につきおうてくれ』
GM:《資産:閉鎖》は、ドミネーターが真の死を迎えるか、GMが設定した条件をクリアしない限り脱出できないという効果があります
霧尾 九郎:『ど、どーすんだ、これ……』周囲をきょろきょろと見て、頼りなさげな鳴き声を洩らす。
GM:解除条件については次のクライマックスその2で改めてご説明します。皆様からリアクションをちょうだいして、このシーンはしめさせていただきたく
堂島丈二:それが…クライマックス2…!
堂島丈二:(自分はこれで締めてもらって大丈夫です)
幡ヶ谷 美潮:「遊びだなんてふざけないでよね!」倒れた紋甲を見る。取り戻した声は震えている。
幡ヶ谷 美潮:「絶対、帰してもらうから……!」
霧尾 九郎:(僕も以上でおkです)
木崎 銀二:「ハ」
木崎 銀二:「かみさま、なんて言われてるからどんなやつかと期待したが。ガッカリもいいとこだな」
木崎 銀二:「神様ってのは貧乏人に飯と宿を与えるようなやつのことじゃなかったのか?」
木崎 銀二:「人の夢を食い物にしねえとパンひとつ恵めないチンケなやつはカミサマとは呼ばねえよ」
木崎 銀二:「お前みたいなのは悪魔っていうんだ、クソ狐が」

GM:シーンが変わるので、ここでエゴや絆の申請をしたい方がいればお願いします。
幡ヶ谷 美潮:特になしですね
霧尾 九郎:「なくなったものを全部返させたい」のエゴロールを申請しておきます。
木崎 銀二:「なりそこない」に「嫌悪」を。
木崎 銀二:でもってさっきの戦闘で人間性が20切ってるんで第二変異。
木崎 銀二:なりそこないへの絆を「魔物を狩る」に変更。
堂島丈二:なりそこないに「食傷」で絆を。
GM:九郎くんのエゴ、銀二くんの絆取得と人間性低下処理、丈二さんの絆、了解しました。九郎くんと銀二くんは罪1どうぞー
霧尾 九郎:みんなめっちゃかっこよかった…。パワがある…。
幡ヶ谷 美潮:ありがとうございました!
幡ヶ谷 美潮:よかったですーー
堂島丈二:はーい、ありがとうございましたー!
堂島丈二:かわいさとかっこよさがそれぞれ違うベクトルで立ち上がっていて、すごくよい…。
GM:それぞれの良さをプレイヤーさんが要所で立たせてくれるので有り難いです……みんな格好いいぜ……
堂島丈二:あとやっぱり、モッズさんの与太話力とそこからのシリアスに舵を切る力はすごい。
GM:それです #それです
木崎 銀二:わわー ありがとうございます

◆【クライマックスフェイズ 2】全員登場◆
GM:今回は堕落判定無し、通常の登場判定で人間性を減少させて下さい。
木崎 銀二:8-1d6
BeastBindTrinity : (8-1D6) → 8-3[3] → 5

幡ヶ谷 美潮:23-1d6
BeastBindTrinity : (23-1D6) → 23-3[3] → 20

霧尾 九郎:11-1d6
BeastBindTrinity : (11-1D6) → 11-2[2] → 9

木崎 銀二:アツい
堂島丈二:12-1d6
BeastBindTrinity : (12-1D6) → 12-6[6] → 6

堂島丈二:ここでがっつりとは。
霧尾 九郎:刻んでいくぜ
GM:美潮ちゃんも20切ったか
幡ヶ谷 美潮:やっと第二変異に入りましたのでHiSharkへの絆をエゴ「帰りたい」に変更します。
GM:わかりました!
GM:どこまでも続く鳥居の一本道、炎のような揺らぎを見せながら「なりそこない」はあなたたちと対峙しています。
GM:異様な圧力と、底冷えするような恐怖が、マーブル模様の空間に、無限に広がっているようです。
なりそこない:『さあて、どう料理したものか……』
なりそこない:『……?』
なりそこない:頭に何か小石のような物がぶつかり、訝しんでぐるりと辺りを見回す。
堂島丈二:「…俺たち以外にも誰か居るのか。…ああいや、居て当然か」
GM:なりそこないにぶつかった物が、てん、てんと跳ねながらみなさんの足元に転がってきます。
霧尾 九郎:寒気を払うように、ぶるっと身震いする。転がってきたものを覗き込んだ。
幡ヶ谷 美潮:「何……?」
GM:転がってきたのは小さなまつぼっくりでした。
GM:そこから、聞き知った声がします。
まつえ:『……い! おい、誰ぞ無事か! 聞こえるか!』
霧尾 九郎:「まつえさん!」
幡ヶ谷 美潮:「まつえさん!」
霧尾 九郎:へたっていた耳がぴんと立つ。
堂島丈二:「おうよ。正直、ここがどういう場所かはよく分からんが…」
堂島丈二:「まずは全力で逃げる。それで間違っちゃいないな?」
まつえ:『よし、まだ生きておるか。皆の様子では小僧も無事そうだの』
まつえ:『そうじゃ。全力で逃げろ。こちらで我(わたし)と竜が出口をこじ開ける。そこまで一心に駆けてこい』
木崎 銀二:「わかった!……素直に逃がしてくれそうにはないけど!」

GM:◆これから始まる戦闘ラウンドについて◆
ここに49マスの道があります。ムーブアクションで1マス、マイナーアクションで1マス移動ができ、
更にメジャーアクション時【行動値】を使って行為判定をすることで、達成値分だけ移動が可能です。
皆さんの誰かひとりでもゴールのマスまで辿り着くことができれば《資産:閉鎖》は解除され、この空間から脱出することができます。


GM:◆「なりそこない」の動き
「なりそこない」はムーブアクションで5マス移動でき、10マス以内にエンゲージする相手へランダムで攻撃します。
エンゲージする相手がいない場合は行動を放棄します。
また、「なりそこない」に攻撃をすることもでき、ダメージが1点でも通った場合、次のターンで「なりそこない」はムーブアクションによる移動を行えません。


GM:クライマックスその2についての特殊ルールは以上ですが、ご不明点やご質問はありますでしょうか
堂島丈二:自分からは特にありませぬ。
霧尾 九郎:「なりそこない」にこちらから攻撃する場合の射程は何マス以内でしょうか?
GM:射程:至近のときは5マス以内、遠隔以上の射程のときは6~10マス以内なら届きます。
霧尾 九郎:了解です!
GM:あと、達成値増やすのに罪を使って頂いて構いません。むしろそこが使いどころになると思います。
幡ヶ谷 美潮:射程:シーンの場合も6~10でしょうか
GM:シーンの場合は10マス以上離れても攻撃が可能なものとします
幡ヶ谷 美潮:わかりました!
幡ヶ谷 美潮:エンゲージですが、というか《ナワバリ》を使った場合なんですが
木崎 銀二:こっちからは質問特にないです
幡ヶ谷 美潮:何マス動いたらそのエンゲージを離脱したことになりますか?
GM:《ナワバリ》は、美潮ちゃんが5マス動いたらエンゲージを離脱したとみなします
幡ヶ谷 美潮:了解しました!
GM:あとは大丈夫そうですか?
幡ヶ谷 美潮:こちらは以上です。
堂島丈二:あいさー。
霧尾 九郎:あ、前のクライマックスで使用したシーン中有効の効果は切れていていいですか?
GM:OKです。
霧尾 九郎:わかりました。僕は以上です。
GM:ありがとうございました。それではラウンドに入りましょう
【セットアップ】
堂島丈二:こちらはありません。
幡ヶ谷 美潮:なしです
霧尾 九郎:なしです!
木崎 銀二:《超発明》。業物:槍(ADV:P105)を取得。
GM:槍! 技術で殴れる強い武器だ!
なりそこない:こちらはセットアップで《巨大化》、【種別:巨大】となり、このシーン中のダメージが+5
堂島丈二:正しく雑コラ空間…!
なりそこない:『逃げるか? よい、よい! 逃げ切れるものならな!』霧の体が倍以上にふくれあがる。

【イニシアチブ】
堂島丈二:ありませぬー。
幡ヶ谷 美潮:なしです
霧尾 九郎:ありません。
GM:NPCも無しなので処理スキップ!
木崎 銀二:あ、すいません。《巨大化》に対応して《弱点分析》。
木崎 銀二:ガード・アーマー値-5修正をかけます。
GM:弱点分析了解です。A値とG値が5ずつですね
木崎 銀二:はい。

【メインプロセス】
GM:なりそこないの行動です。
GM:なりそこないは現在、みなさんと同一エンゲージにいます。
なりそこない:ランダムで攻撃対象を選ぶ。1:シーン 2:美潮 3:丈二 4:銀二 5:九郎 6:振り直し
なりそこない:1d6
BeastBindTrinity : (1D6) → 5

霧尾 九郎:ギャン
なりそこない:マイナーで《ターゲッティング》使用、14+2d6で命中判定
なりそこない:14+2d6
BeastBindTrinity : (14+2D6) → 14+7[2,5] → 21

霧尾 九郎:《獣の身こなし》で回避を試みる
霧尾 九郎:2d6+9+2
BeastBindTrinity : (2D6+9+2) → 4[3,1]+9+2 → 15

霧尾 九郎:目はあったのに!
堂島丈二:カバーリング、する、よ!
霧尾 九郎:お、おねがいします!
なりそこない:ならばダメージロール前に《世界律:絶望》を使用。ダメージ+30、防御側アーマー値ガード値を0とする
堂島丈二:よっしゃ来い、軽減が効くなら目はある…!
なりそこない:ダメージロール、63+2d6、属性は加護
なりそこない:63+2d6
BeastBindTrinity : (63+2D6) → 63+7[2,5] → 70

霧尾 九郎:こええ~~~
なりそこない:加護属性70ダメージ!
堂島丈二:ひぇっ…
堂島丈二:《イモータルボディ》で軽減!
堂島丈二:1d6+9
BeastBindTrinity : (1D6+9) → 4[4]+9 → 13

堂島丈二:57点通って、FPは10に。人間性は8まで低下。
なりそこない:『どれ、どこまで持ちこたえるかのう』小手調べといった雰囲気で巨大な尾を一振り。
堂島丈二:「…ち、流石に軽くいなすとはいかんか…!」
霧尾 九郎:『にーちゃん!』
堂島丈二:その尾を、正面からがっしりと掴む。軋む体のあちこちから、血と雷光が噴き出す。
なりそこない:『ほっほほ! そうでなくては!』
なりそこない:顔が喜色に歪む。こちらは以上。
GM:次、美潮ちゃんの番です
幡ヶ谷 美潮:はい。ムーブとマイナーでまず1マスずつ移動!
幡ヶ谷 美潮:メジャーで行動値を使った判定をします。
幡ヶ谷 美潮:2d6+12
BeastBindTrinity : (2D6+12) → 2[1,1]+12 → 14

幡ヶ谷 美潮:ぐげ
GM:ワンモア、自分にも使えるけどどうします?
堂島丈二:わ、ワンモアしていいと思う…!
幡ヶ谷 美潮:あ、よかった自分でも使えた
GM:あとあれだよ、罪を使うと良いよ
幡ヶ谷 美潮:使います……!
幡ヶ谷 美潮:《ワンモアチャンス》人間性2低下!
堂島丈二:そういえば罪で達成値ブーストできた…
幡ヶ谷 美潮:判定直後ですよね。とりあえず振り直します。
GM:振り直しどうぞー
幡ヶ谷 美潮:2d6+12
BeastBindTrinity : (2D6+12) → 11[6,5]+12 → 23

幡ヶ谷 美潮:極端なんだよ!!
GM:これは……クリティカルでは……?
GM:マジかよ
堂島丈二:達成値+20ということは…
幡ヶ谷 美潮:43ですね
GM:いっきに43進めてしまう
GM:待て待て
霧尾 九郎:43ってどこまで……?
堂島丈二:40マス目がゴールなのね…。
幡ヶ谷 美潮:oh
GM:49マス目がゴールすね……
霧尾 九郎:コレワ
木崎 銀二:やったぜ
GM:現在累計46マス進んでますので、罪積んだら終わる
堂島丈二:おっとそうだった。次ファンブルじゃなきゃいけるでこれ…!
幡ヶ谷 美潮:もし皆さんが良ければなんですけども
幡ヶ谷 美潮:罪積みます……?
堂島丈二:一向に構わぬ…!
霧尾 九郎:ここまで来たらやってしまうのも手だと思う
幡ヶ谷 美潮:銀二さんどうでしょう
幡ヶ谷 美潮:なお私はやる気満々です
GM:GMはどちらでも構わないのだ
木崎 銀二:はい。ではこちらからも罪1点出します
幡ヶ谷 美潮:うお、ありがとうございます!
幡ヶ谷 美潮:では罪2点分で達成値+6d6させます。
幡ヶ谷 美潮:6d6
BeastBindTrinity : (6D6) → 18[3,3,3,2,4,3] → 18

GM:+18マス! 勝利のオーバーランだ!
幡ヶ谷 美潮:やったぜ!!
堂島丈二:ぶっちぎった…!
GM:演出があればやろう!
幡ヶ谷 美潮:では、なりそこないから逃げるべく空間に身を躍らせる!
幡ヶ谷 美潮:「! ここ……泳げる!」魚の尾を軽やかにばたつかせ、すいすいと進んでいく。
幡ヶ谷 美潮:(速く……速く! 帰らなきゃ。私だけじゃない。みんなを助けないと……!)
なりそこない:『他を見捨てて逃げるか! ならばお前は最後に……』
GM:なりそこないの余裕ぶった声がどんどん遠くなる。
幡ヶ谷 美潮:「うるさい! 見捨てるんじゃない!」自分の声で叫び返す。
幡ヶ谷 美潮:「私はみんなを! 助けるために行くの! お前なんかの手の届かないところに!」
幡ヶ谷 美潮:(みんなを……)ぎゅっと手を握り締める。(大事なみんなを、大事な場所に、返す。一緒に帰る!)
GM:果てなく続くと思われた鳥居の道を弾丸のように泳ぎ抜いた先、紙を破ったような穴から光が漏れています。
幡ヶ谷 美潮:その穴に飛び込んでいきましょう。
GM:勢いよく飛び出した先は、最後にいたスタジオの中でした。
幡ヶ谷 美潮:「うわ、わ!」床に飛び出して転びかける。
幡ヶ谷 美潮:「みんなは……!」振り返る。
まつえ:「美潮! ようやった!」
GM:魔獣化したまつえが裂け目に向かって自分の枝を伸ばします。
幡ヶ谷 美潮:「まつえさん……!」
まつえ:「よ……し! お前ら掴まったな?! 引き上げるぞ!」
GM:中の三人が釣られた魚めいて吐き出されてきます
霧尾 九郎:『どわわわわーっ!?』ずべー。
堂島丈二:「ぬおっ…。…分霊はともかく、終いには本体も若干恨みがましい声を出してた気がするんだが」
堂島丈二:どさり、と床に身を投げ出されて苦笑い。
木崎 銀二:「へっ、ざまあ見ろってんだ。人間舐めんなバーカ」異空の彼方に中指を突き立てながら。
霧尾 九郎:『美潮ねーちゃんすげー早かった! すげー!』起き上がって興奮ぎみにまくし立てる。
幡ヶ谷 美潮:「よ、よかった……」ふう、とへたり込む。
幡ヶ谷 美潮:目を少し擦る。「本当に、よかった」
堂島丈二:「誰も帰さないというのが願いなら、誰かひとりでも出口に辿り着けば願いは破綻する、か。…よく、やってくれた」
霧尾 九郎:『あ、あいつは? どーなったんだ?』そうだ、と後ろをふり返って。
:「こっちは塞げた。もう大丈夫!」
GM:翠色の竜になった隆が方陣を張って空間の穴を塞いでくれていたようです。
:「どっかから出てくるかもしれないけど、別の連中に任せるい。俺もうだめ。しばらく鱗人間として余生を過ごす……」
霧尾 九郎:「そっか…とりあえず、よかった~」元の姿に戻って、美潮の隣に座り込んだ。
幡ヶ谷 美潮:「ほ、ほんとに……もう、大変だったんだから。喋れないし、歌えないし、ひどいこと言われるし、閉じ込められるし」
幡ヶ谷 美潮:「でも」
幡ヶ谷 美潮:「みんな無事で良かった。大事なものも戻って良かった」口を歪める。
幡ヶ谷 美潮:「あの。みんな。あのね。その……」顔を赤くして口ごもる。
幡ヶ谷 美潮:床に落ちたホワイトボードをちらりと見る。それからとても小さな声で。
幡ヶ谷 美潮:「ありがと」
霧尾 九郎:美潮の言葉に、きょとんとした顔をしてから、嬉しそうに笑ってみせた。
木崎 銀二:「ンなことより俺もうクタクタ。漢山軒のラーメン食いてえ」
木崎 銀二:「……ん?なんか言った?」ありがと、の部分は聞こえなかったらしい
堂島丈二:「…まったく、これだからな」
堂島丈二:呆れと安堵が混ざったような苦笑いをもう一度浮かべて、手をひらひらと振って。
堂島丈二:そのまま、床に大の字に倒れ。また、笑った。

【人間性の回復】
堂島丈二:…回復?(溢れている)
幡ヶ谷 美潮:回復……
GM:持っている絆の数だけダイスを振って人間性を溢れさせよう!
木崎 銀二:回復しないと死ぬ(死ぬ)
木崎 銀二:5個絆取って変異3階してるから残りダイスは2個かな?素面振り。
木崎 銀二:-1+2d6
木崎 銀二:2D6-1
BeastBindTrinity : (2D6-1) → 6[3,3]-1 → 5

幡ヶ谷 美潮:18+4d6
BeastBindTrinity : (18+4D6) → 18+14[5,2,1,6] → 32

木崎 銀二:イェア
幡ヶ谷 美潮:高いぜ
霧尾 九郎:7+3d6
BeastBindTrinity : (7+3D6) → 7+12[1,5,6] → 19

堂島丈二:絆のまま残ってるのは3つですね…
霧尾 九郎:ほどほどに
堂島丈二:3d6+8
BeastBindTrinity : (3D6+8) → 6[2,1,3]+8 → 14

堂島丈二:5点ラインに収まった。
幡ヶ谷 美潮:こちらは4点ですね
霧尾 九郎:5点だった!
木崎 銀二:5点!
GM:美潮ちゃん以外は経験点5点ですね

◆エンディング◆シーンプレイヤー:霧尾九郎
GM:九郎くんは、シノからお礼がしたいと誘われて、池袋駅の近くにある大きなファッションビルのバイキング屋さんにいます。
シノ:「ホントありがとね! おかげでクビもなんとかなったし、今日は一杯食べていいから!」
霧尾 九郎:「お……おおお……」目の前に広がるパラダイス(バイキングコーナー)に目を輝かせている。
シノ :「好きなもん食べ放題だよ」
霧尾 九郎:「い、いいの? 食べ放題??」おそらく来たことがないので事態が飲み込めない。
霧尾 九郎:が、飲み込めないながらもやんちゃに食事をお皿に盛ってきたのだった。
シノ:「食うねー! 育ち盛りだわー」
霧尾 九郎:「でも……もぐもぐ……シノくん、クビになんなくて、ゴクッ、本当にモグよかった」ぷはー!
シノ:「それは本当に助かったよ。霧尾くんのおかげだ」
シノ:「あのスタジオの掃除、一人でさせられてしんどかったけどなー」
霧尾 九郎:あの惨状を、一人で…
シノ:「そういや壁に穴開いてたけど、あれ何があったの?」
霧尾 九郎:「あーいやー……ちょっと、車がつっこんで…?」
シノ:「車……? いや、まあ、そういうこともある、の? ものすげえ世界だね……」
霧尾 九郎:「おれもめちゃくちゃびっくりした」こく。
霧尾 九郎:「でもそのおかげで……おかげで? 竹筒取り返せたから!」
シノ:「ん。その件なんだけど、ウチの社長が、あの筒の中身、鎮めるようなら手伝える神職手配するって」
霧尾 九郎:「ほんと?」
シノ:「うん。またあの家置いてても、何かあったら危ないじゃん? だから、どっかの社なりに置くほうが安心だろうって」
霧尾 九郎:「そだね……。また出てきちゃったら困るし」まつえさんが良いならそうしたほうが良いよな~、と腕組みする。
シノ:「持ち主の人にも、後で社長から連絡入ると思うけど、俺も霧尾くんたちが危ない目に遭うの嫌だし」
シノ:「そもそもこうなったのも、俺のウッカリのせいだし」
霧尾 九郎:「シノくん良い奴だけど、ドジだもんなあ」
霧尾 九郎:けろっと言って、お皿に残った最後のお肉を平らげる。
シノ:「そうなの。せめてドジをリカバーできるようになれって、秋から恐山研修だって……」
霧尾 九郎:「おれはそういうとこ好きだけど……」
霧尾 九郎:「けんしゅう? シノくん、秋からどっか行っちゃうの?」
シノ:「なんか、山で……修行……? みたいな? 二週間ぐらいだって。ずっとじゃないから、またお店行くよ」
霧尾 九郎:「修行……が、がんばれシノくん…!」修行は分かる。
霧尾 九郎:「そっか。ならよかった……あ、そうだ!」思い出したように、上着のポケットをごそごそする。
シノ:何だろうなと見守る。
霧尾 九郎:「秋じゃなければまだこっち居る? あのさ、もうすぐなんだけど」
霧尾 九郎:「うちに住んでる人がライブやるから、シノくんもよかったら行こう!」預かってきたチケットを出しつつ。
霧尾 九郎:「歌とってもきれーだから、きっとすごいよ!」
シノ:「あ、ありがとう……行っていいの?」
シノ:シェアハウスに行った時にいた、険しい顔の女の子を思い出しながらチケットを受け取ります。
霧尾 九郎:「うん。美潮ねーちゃんも喜ぶと思うし、修行のまえの思い出に」修行をやや誤解していなくもない顔で頷く。
シノ:「そうか。じゃあ、何か、差入れとか持ってお邪魔するよ」妙に神妙な九郎くんを訝りながら、チケットを財布に……
シノ:「財布……?」ズボンのポケットを叩く。
霧尾 九郎:「じゃあおれ、次のやつ取ってくるねー!」お皿を持って、いざバイキングへ…!
シノ:「あっ……あ、いや、うん……」手をひらひら振って、泡を食ってスマホで電話をかけ始める。「あっ、すんません、社長……何も言わずに池袋駅まで来て貰っていいすか……」
GM:ウッカリが直らない清掃員を後目に、沢山のご飯を前に目を輝かせる九郎君であった……

◆エンディング◆シーンプレイヤー:堂島丈二
まつえ:「相変わらず頑丈な作りしておるな、お前も」
まつえ:すっかり怪我の回復した様子の丈二に軽口を叩いて、カフェのテラス席に手招きする。
堂島丈二:「それだけが取り柄みたいなモンだからな。…それにしても」
堂島丈二:対面に着席して、喉を鳴らすように笑う。
堂島丈二:「一席設けると言うから、庭でハーブティーでも頂くのかと思ったが。なかなかどうして、馴染んでるじゃないか」
まつえ:「そういうのは、大家とか、あの娘の領分であろ。ほれ、お前の」
堂島丈二:「あいよ、有難く頂くとしよう。…ともあれ、災難だったな。お前も、皆も」
まつえ:「全くだ。人間が迂闊したと聞いた時には吊してくれようかと思ったわ」
まつえ:「いや……まあ……我にも非はあるが」
まつえ:「あれだけは野放しにしてはならんと手放さずにおいた、それそのものが彼奴の術中であった」
まつえ:「そこに気付けなんだのは、我の落ち度よ。苦労かけたな」
堂島丈二:「神様同士の化かし合いなら、狐に分があるのは当然だろうさ」
堂島丈二:「それに…結果はどうあれ、長年アレを封じてたのはお前だ。負い目を感じることは何ひとつない。違うか?」
まつえ:丈二の言葉に、くく、と笑い声を漏らす。
まつえ:「我が瞬きする間に生まれたような輩だというのに、お前という奴は」
堂島丈二:「…そうだな。いつも組んで動く連中の中じゃあ年嵩だから、忘れがちではあるが」
まつえ:「不思議な奴よの。何を見てきたのやら、うちの幽霊だの竜だのより余程頼れ……いや、その話は今は置こう」
まつえ:「あの『なりそこない』な、くだんの業者に預けることとした」
堂島丈二:「お前がそう決めたなら、俺がとやかく言えることは何もない。ない、が…」
堂島丈二:少しぬるくなったコーヒーを一口啜ってから。
堂島丈二:「アレを封じるのが、お前の…お前たちの役目だったんだろう。それを手放すことが、怖くはないのか」
堂島丈二:問い詰める風ではなく。教えてくれ、と尋ねるような口調で。
まつえ:「そう、よのう……役目というのは、何かの形で継ぎ木の如く後に継ぐのが良いと、そういう事じゃろうのう」
まつえ:「我がもといた所とて、社を継ぐ者がおり、役目を継ぐものがいた」
まつえ:「人間はそうやって、なにか繋いで来たのだろう。学ぶ事とした。過去を手放すことに淋しさはあるが」
堂島丈二:「…そうだな。自分以外の誰かに託すことは、悲しむことじゃない」
まつえ:「それは、淋しいという心持ちをそのままに、手放しても良いのでは?」
まつえ:「役目を守れぬこと、為せなかった己に思うところもあろう?」逆に尋ねるように。
堂島丈二:「痛いところを突く。伊達に年を食っちゃいないな。…ああ、すまん。銀二の軽口が伝染(うつ)ったか」
堂島丈二:茶化すように笑って、一転。水面のような、揺れない瞳で。
堂島丈二:「出来なかったことは変えられない。だが、それを理由に踏み止まるのは愚だ。いわんや、”やりなおしたい”と思うなど」
堂島丈二:「…ならせめて。若い連中が、繰り返してしまわないように」
堂島丈二:「…ああ、そうだ。そう思うことこそが、俺にとって「大切な何か」なのかもしれん」
まつえ:「何じゃ、若造。ようやく魂を得たような面構えをしおって」やり返すように茶化す。
堂島丈二:「まさしく。生ける屍は、ようやく人の入り口に立った、というわけだ」
堂島丈二:応えて、笑う。それは決して、朗らかな笑みではないが。
まつえ:「己で掴んだものなら、そんな顔をするな。誇れ。……ところで、これから美潮に花でも見繕おうと思うが、付き合うか?」
堂島丈二:「ああ、話を聞いてくれた礼だ。荷物持ちでも何でも、付き合うさ」
堂島丈二:「…そうだな。あいつがビックリするような、でっかい花束を渡してやるのも悪くない」
堂島丈二:そう言いながら浮かべた笑みは、ひどく人間臭いものに見えた。

◆エンディング◆シーンプレイヤー:木崎銀二
GM:庭で蝉がやかましく鳴いている。うだる暑さの中、銀二くんは見た目以上に容量の多い物置の片付けに奮闘している……!
木崎 銀二:「っだぁー!もう、うるせえ!」怒鳴っても仕方ないけど、あまりの五月蝿さに思わず。
木崎 銀二:「ったく。やってられるか!休憩、休憩!」
木崎 銀二:汗を肩から提げたタオルで拭うと、どこから持ち込まれたかもよくわからないフルメタルな物体に腰掛けてタバコをふかし始める。
木崎 銀二:と、そこに。
ヤマモトさん:「おお、励んでいるかね銀二君」ソーダ水のボトルを持ってやって来る。
木崎 銀二:「おお、ヤマモっさん。どもーっす」
ヤマモトさん:「ここに居ると聞いた為な、慰労がてら、報酬をと思ったのだが、宜しいかね」
木崎 銀二:「報酬!?ぜひぜひ!」両目が$マークになってる。
木崎 銀二:「座んなよ。あ、タバコやる?」
ヤマモトさん:「君の御陰で、無事コミックマーケット90に創作同人誌を頒布できたのでな。いや、煙草は結構」
ヤマモトさん:幾らか厚みのある茶封筒を銀二君に差し出す。
木崎 銀二:「コミ……なに?」
木崎 銀二:聞きなれない単語に耳をそばだてるようにヤマモトさんの方を見るが、差し出された茶封筒に即座に興味が移行している。
木崎 銀二:受け取ると、さっそく中身を確認。
木崎 銀二:「ひぃ、ふぅ、みぃ……こんなに貰っていいの!?マジで!?」
ヤマモトさん:「勿論。君の金銭苦の所為で、身に覚えの無い借金を背負わされるのは私も御免被る」
ヤマモトさん:「そうだ。借金と言えば」
木崎 銀二:「言えば?」
ヤマモトさん:「先だって車の修理代を立て替えた筈なのだが、今回の報酬から支払って貰えるかね」
木崎 銀二:「くるま」
木崎 銀二:初めて聞いた言葉とでも言わんばかりに呆けた顔で。
木崎 銀二:「車……ああ、車ね!ンだよもうヤマモっさん!いっつも難しい日本語使うからてっきりまた知らない言葉かと思ったジャン!」
ヤマモトさん:「無謀運転も大概にし給えよ。ビルに車で突撃だなど、漫画かアニメーションでもあるまいに……」
木崎 銀二:「立て替えてもらってた修理代ね。払う払う。でももーちょっとかかったよな、うん。待ってて、すぐ差額持ってくるから!」
ヤマモトさん:「幾ら君が頑健でも、斯様な無茶ばかりして居ると、その内命を落とすぞ」
木崎 銀二:じりじりと後ろに移動しながら、持ってくる、の叫びと同時に封筒を手にダッシュ!
木崎 銀二:「ヘヘッ!修理代はちゃんと返すぜー!このカネで今日の馬が勝ったどうわああああああああああああああ!!!!!????」
ヤマモトさん:「こら、待ち給え!」
木崎 銀二:ブレーキの音に続いて、なにかが跳ね飛ばされる音。
木崎 銀二:「ば……馬鹿な……こんなはずでは……」
ヤマモトさん:「嗚呼……」呻いて額を押さえながら様子を見に行くとする。
木崎 銀二:門を出たところで札束を撒き散らして気絶してます。
ヤマモトさん:「君は無謀では無く、後先考えないだけなのだな?」
ヤマモトさん:ぶつくさと口の中で文句を言いながら、諭吉を一人ずつ回収し、差額を封筒に入れる。
ヤマモトさん:「直裁に言うと頭が悪いのだな?」
木崎 銀二:周囲に車の影はない。ヤマモトさんの回収する札束に紛れて、ひらり、と木の葉が落ちる。
木崎 銀二:「う、うるせえやい……ガクッ」
木崎 銀二:どこか遠くから、そんな銀二を笑うように狐の鳴き声がこだました。

◆エンディング◆シーンプレイヤー:幡ヶ谷美潮
GM:大学の定演や試験での舞台とは全く違う舞台に、今美潮ちゃんは立っています。
GM:ステージは狭い、スタンディングの客は半分ほどの入りでも、屈んで手を伸ばせば届きそうなところで、見知った顔が楽しそうに自分を見上げている。
幡ヶ谷 美潮:カジュアルな服装でステージ上に立っている。
幡ヶ谷 美潮:心臓がどきどきする。照明が眩しい。でも、同時に、なんだかとてもわくわくしていて。
幡ヶ谷 美潮:突っ立っていたんじゃ駄目なんだっけ。歌いながら、演奏に乗って軽く身体を揺らす。
幡ヶ谷 美潮:あの時、鞠音に一度盗られてしまったカバー曲だ。今度は、取り戻す。
幡ヶ谷 美潮:ガチガチだなんてもう言わせない。自分の声で、自分の歌を歌い上げるんだ!
GM:すると、曲の大サビで数拍、わざとギターが止まります。美潮ちゃんの歌だけが、小さなライブハウスに、幸福な谺を響いていく。
幡ヶ谷 美潮:ああ、私、自分の声が好き。自分の歌が好き。ようやく取り返せた。
幡ヶ谷 美潮:軽くビブラートを利かせた声が、余韻を残して空気にほどける。
GM:その最後のひとかけらが溶けていってようやく、終わったことに気がついたような拍手の波が広がる。
幡ヶ谷 美潮:(私、ここに来てよかった。海から出て、街に来て、ひごろも荘に来て、それで、ここで歌えてよかった)
幡ヶ谷 美潮:ペットボトルの水を一口飲んで、それからマイクを握り直す。
幡ヶ谷 美潮:「あの」一言口にした途端、何を言っていいのかわからなくなる。少しだけ沈黙が流れる。
幡ヶ谷 美潮:客席、ライトで眩しい中に、何人かおなじみの顔を見つける。そして。
幡ヶ谷 美潮:「みんな、大好き!!!」
幡ヶ谷 美潮:一言だけ、叫んだ。

   ひごろも荘のこもごも第3話 「君の声」 おわり



【経験点算出】
GM:セッションに最後まで参加した 1
SAを達成した 各5
最終人間性による経験点 銀二くん、丈二さん、九郎君5点、美潮ちゃん4点
Dアーツの数 《資産:願望 10》《資産:空間展開 1》《資産:閉鎖 1》《世界律:絶望 1》《世界律:崩壊 1》《世界律:超越 1》 合計15
セッションの進行を助けた 1
場所の手配、提供、連絡やスケジュール調整を行った 1

GM:こちらの28点、または27点は皆様受け取って頂きたく……
幡ヶ谷 美潮:27点いただきます!
堂島丈二:28点いただきますー。
木崎 銀二:28点いただきます!
木崎 銀二:願望LV10ヤバい
霧尾 九郎:28点いただきますー。
GM:失せ物ぶんの5つと、チェーンソーのぶんと、ものを返したぶんと、予備のぶんで10取ってました
霧尾 九郎:まだまだ叶えられた
木崎 銀二:あーなるほど。そこで5つ使ってたんですね
GM:【良いロールプレイをした】は、毎度ですがみなさんに自薦他薦してもらえればと
堂島丈二:美潮ちゃんがひたすら…尊かった…。
霧尾 九郎:なんかね…もうね…みんなすごい格好良くてね…ブレなさ…。
幡ヶ谷 美潮:丈二さんは今回もまとめ役としてすごく頼りになりましたし、九郎くんは心の癒ししつつエゴの出方がまた良かったし、銀二くんはハチャメチャさと格好良さのギャップが!
幡ヶ谷 美潮:毎回みんなすごく好きです!
堂島丈二:九郎くんは前回も片鱗があったんだけど、仲間を直接害された時にエゴがざわっ…って出てくるのが実にコワカッコ良かった。
幡ヶ谷 美潮:そこいいですよねーー
霧尾 九郎:今回はマイルドな表現でお送りしました(やっつける)
木崎 銀二:今回ももちろんみなさん!
堂島丈二:そして銀二くんはもう、安心して色々任せられる…やってることは無茶苦茶なのにカッコいい。
GM:いずれ九郎君のそのへんもっと直接的に引き出していきたい……
霧尾 九郎:美潮ちゃんポイントポイントでたいへん可愛いしエンディングほんとファンになりました握手してください
木崎 銀二:美潮ちゃん声が使えないっていう縛りがある中で筆談って道具を使って最大限立ち回ってらしててすごく良かったですね。
幡ヶ谷 美潮:ぎゅっぎゅっ
霧尾 九郎:(わー)
木崎 銀二:あと歌とか住人に対する気持ちのブレなさっていうか、芯の強さがすごく素敵でした!
幡ヶ谷 美潮:ありがたや……
霧尾 九郎:銀二くんの立ち回り毎回楽しみに見てしまうし安定のまとまりの良さがあって安心感ありますね…。
GM:美潮ちゃんもなんですけれど、この卓のプレイヤーさんは全面的に信頼して無茶なシチュエーション振っても普通にやっていただけててありがたさしかない
幡ヶ谷 美潮:筆談楽しかったです!
木崎 銀二:丈二さんは本当に安定してみりき溢れる大人で格好いいし、九郎くんも陰と陽のギャップがすごい
GM:ミドルでインタビューする銀二くんで顕著だったけど、あんなちゃらんぽらんなのに探偵役としてクライマックス前には必ず格好良く犯人つきつけてくるのズルい
GM:ずるい(好き)
霧尾 九郎:丈二さんは状況と自分の持ってる物との絡めかたが絶妙でいつも見習いたいです! あとエゴロール周りでいつも制してもらっていて助かっております。
霧尾 九郎:あそこめちゃくちゃ格好良かった…>インタビュー
幡ヶ谷 美潮:インタビュー良かったですよねえ
堂島丈二:ザ・プロフェッショナルって感じでしたね。
木崎 銀二:セッションもこれで3話目なので、そっちの仕事ももう熟れてるんじゃないかなあって感じで動きました。
霧尾 九郎:あと狐へ啖呵切るところしびれたなあ…。
木崎 銀二:こち亀よろしく話の合間合間にちゃんと仕事をしている……たぶん。
霧尾 九郎:時の流れがある。
GM:では、みなさんに1点ずつ!
幡ヶ谷 美潮:いただきます
霧尾 九郎:いただきます~
木崎 銀二:いただきます!
堂島丈二:ありがたく!
GM:【他のプレイヤーを助けるような発言や行動をした】
GM:こちらも自薦他薦でほめよう!
幡ヶ谷 美潮:丈二さんは安定のカバーリングと、何より話をまとめて引っ張っていただけたので!
堂島丈二:美潮ちゃんの、マルナゲするでも抱え込むでもなく、感情をむき出しにして突っ走るロールが、いい導線になってくれてたと思います。
幡ヶ谷 美潮:九郎くんはアタッカーとして戦闘で大活躍でしたし、シノさん関連のシーンではパイプになってくれて良かったです
霧尾 九郎:丈二さん毎回カバーと、あとさっきも言ったけれどエゴロールのときにフォローありがとうございます!
木崎 銀二:これはもう丈二さんのロール力に。
幡ヶ谷 美潮:銀二くんも毎回戦闘ではお世話になってます! 何よりガンガンパワーで話を進めてくれるのがありがたいです。インタビューはよかった。
霧尾 九郎:銀二君にはCX1でキツネ分霊を無力化してもらったし、美潮ちゃんはCX2がすごかった
木崎 銀二:CX2の美潮ちゃんの大躍進はすごかった!ホームラン級のクリティカルヒット。
堂島丈二:銀二くんには、毎度ながら締めをビシっと決めてもらえる安心感がある。
幡ヶ谷 美潮:あのクリティカルはなんだったんですかね……w
霧尾 九郎:ファンブルからのクリティカルなのもすごかったw
GM:あのクリティカルはすごかった……
堂島丈二:そして九郎くんのロールのおかげで、パパ的立ち振る舞いがとてもしやすい…ありがたい…。
木崎 銀二:今回敵が人間でこっちが動けなかったんで、九郎くんが人間相手にアタッカー張ってくれたのかなり助かりました
堂島丈二:雑コラ空間を美しく泳ぐ人魚の姿が見えましたね、あのクリティカル。
GM:これもみなさま1点ずつで!
幡ヶ谷 美潮:ありがとうございます
霧尾 九郎:いただきまーす!
堂島丈二:はーい!
木崎 銀二:ありがたく
GM:では、皆様合計30点または29点の経験点をお受け取り下さい!
幡ヶ谷 美潮:29点頂戴します
霧尾 九郎:30点いただきます!
木崎 銀二:30点で。ありがたく頂戴いたします。
堂島丈二:30点、いただきましたー。
GM:あとは、皆さんの経験点を合算した119点を3で割った39+スケジュール調整の1点で系40点をGM経験点としてちょうだいします
幡ヶ谷 美潮:どうぞどうぞです
GM:以上をもちまして、シェアハウスBBT『君の声』全行程が終了致しました。おつかれさまでしたー!
堂島丈二:お疲れ様でしたー!
堂島丈二:いやもう…美潮ちゃんを拝むしかねえ…尊さがあった…
霧尾 九郎:お疲れ様でした!
霧尾 九郎:美潮ちゃんの「大好き」宝物ですわ…。
幡ヶ谷 美潮:ひゃー
GM:色んな美潮ちゃんが見られてよかったなあ
木崎 銀二:お疲れ様でした!
幡ヶ谷 美潮:まあ次回はそれなりにツン戻ると思いますが、今回の感じも活かしたいですね!
幡ヶ谷 美潮:お疲れ様です。
幡ヶ谷 美潮:多分美潮はライブ終わって部屋に帰ったらベッドで脚バタバタしてると思う
GM:かわいい……
堂島丈二:そしてリビングえは感想戦が。 #地獄
霧尾 九郎:かわいいww>ばたばた
GM:花束ももらってるしな!
幡ヶ谷 美潮:ありがとうございます!
GM:次回は来月ぐらいになってしまいますが、九郎くんお当番シナリオを考えておりますので、またよろしくおねがいします
木崎 銀二:これまで丈二さんと美潮ちゃんが当番回だったから次は九郎くんでしょうか
木崎 銀二:おお、やっぱり!
幡ヶ谷 美潮:たのしみです
堂島丈二:ついに九郎くんの秘密が…!?
霧尾 九郎:はうっ が、がんばります…!
幡ヶ谷 美潮:ファイトー
幡ヶ谷 美潮:今回はお当番すごく楽しかったです!
GM:よかった……そう言っていただけると本当に安心する……
GM:それでは、またもろもろタイムラインで良かった良かったなど言うと思いますが、GMはこの辺でログを取って失礼させていただきます。
幡ヶ谷 美潮:はい、お疲れ様です! 私も一度落ちます。
霧尾 九郎:お疲れ様でした!
堂島丈二:うっす、自分もそろそろ失礼します。
GM:お疲れさまでした!
堂島丈二:お疲れ様でした、ありがとうございましたー!

→第4話「その夜の獣」